フランスでは博士課程の学生500人を企業に派遣 67
ストーリー by mhatta
インターンですな 部門より
インターンですな 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
フランス語の記事になるが、フランスの高等教育・研究担当省が 博士課程学生のためのポストを1000人分作り出すことを決定したそうだ(Google仏英翻訳)。 内訳は、半分の500人は特別研究員という教育実習、補助業務を行うポストで日本でもあるものだが、 残りの新しい措置の500人は、企業に派遣されコンサルティング業務を行うポストとのことである。 学生への手当は大学側が支給し、1,985ユーロ/月(約32万円)が与えられる。 企業は研究者の高い知識と能力を利用でき、博士過程の学生にとっても企業世界をよく知るための良い経験となることが期待 されているようだ。博士課程の学生の就職先がない日本でも有効な方策かもしれない。
大学院生への給与 (スコア:5, すばらしい洞察)
Re:大学院生への給与 (スコア:4, 興味深い)
一回で10~20万円かせぐのが医学研究科の院生(博士課程)でしょ。
それよりもさらに金が欲しいのか。
さらに言えば単著論文じゃなくても博士号が取れちゃったり(これは場所によって
まちまちか)症例報告で論文が通る学術誌でも学位基準として認められちゃったり、
まあ他の理系大学院からすれば「何ソレ」状態ですわな、うらやましい限りです。
奨学金もらっても医師として働いて一年で返還出来るしね(外科)。
というのが身近に医師を持つ理系研究者としての医学研究科観なのですが、間違い
などございましたら指摘よろしく :-)
Re:大学院生への給与 (スコア:5, 興味深い)
大学病院では往々にして医者を大学院生という身分にしようとする。そうすると給料を0にできるどころか授業料を年間数十万円も払ってもらえるからである。大学院大学における定員も充足できる。大学病院で大学院生が無給で診療に従事するのは悪しき慣習である。#1223798 において、大学病院で働く医学研究科の院生にも十分な所得を、というのは、恐らく大学病院において、通常の医師としての業務を行っているのに無給で働かされている医師にもまともな給料を払え、といっているのだと思われる。
これはタレコミの元となった文の主旨とはだいぶ論点が違うし、他分野の研究者からいらぬ誤解を受けることであろう。
私も昨年まで大学院医学研究科に所属し、大学病院で働いていた。その時に、大学病院で働く以上、無給で働くのは問題であると提起していた。その主張としては、
素行の悪い医師がいるのは事実であり、基礎研究室に属しながらアルバイトに明け暮れ、ろくな研究をせずに卒業してゆき博士号をもらい、その研究室員の反感を買うというのはよく耳にする話である。恥ずかしながら私の研究も博士号に足るべきものではないと思うし、研究成果・研究活動への対価を求めるなどは有り得ないが、しかし大学院生である医師が大学病院で悪しき慣習のもと、なあなあで大学病院で働くのは、これからの社会通念上はもはやありえないことだ考える。
ただ、これはタレコミの元となった文とは全然違う話である。
Re:大学院生への給与 (スコア:1, 興味深い)
のより高給取りな変な国。
まあ、博士で社会適応性のない奴もゴマンとい
ますがね。
Re:大学院生への給与 (スコア:2, 興味深い)
研究の成果が出れば報酬がもらえるべきだとは思います。でもこれは実現できていないかもしれません。
何らかの成果を出した経歴を持つ人ならば、すぐに成果が出ない研究を行っても期待に応じた報酬がもらえるべきだと思います。
こう考えると、少なくとも報酬に関しては何を研究するかが重要な気がします。
このフランスの話も、結局は博士課程の学生を実務で役立たせるわけですよね。
Re:大学院生への給与 (スコア:0)
研究室に留まって、お金払ってるのに指導教官にいじめられて疲れ果てるよりよりは、
同じく(もしくはそれ以上に)しんどいけど、お金もらえる方が良い。
ま、博士には、社会的にどうよ?っていう人が多いのも、また事実。
(ウチの会社の博士は・・・袈裟切りにしたい・・・)
なぜ??? (スコア:1, すばらしい洞察)
まぁ、資格持ってるのにそれとか、給料に比べて勤務時間が以下略とかそういった問題はあると思いますが。
しかも、研究の一方で、手に職をつけ、仮に研究者になれなくても進路はあるわけで。
収入がほとんどなくて、学費を払って、しかも進路は乏しい他の博士課程の院生に比べれば、
相対的に恵まれているわけで、この話の中で、取り立てて言う理由がわかりません。
#いや、言う理由はあるのかもしれないが、「すばらしい洞察」なのがわからない。
Re:なぜ??? (スコア:1)
いいんじゃないかと思うくらいですが。
> 給料に比べて勤務時間が
ならそれを振り分けられるくらいの数を確保すれば?
一人一人に高度な医療を授けるより、医療ミスは減りそうです。
Re:なぜ??? (スコア:0)
Re:なぜ??? (スコア:0)
労働者としては労力の割には報われてなさそうですよ。
だから辞めていく医師も多い。
Re:なぜ??? (スコア:1)
やめる人が多いなら入り口を広げて(医学部定員増やら学費免除など)みれば?
必ずしも高給取りでなくても、仕事半分、給料半分でも、
生活に必要な程度はもらえるでしょう。
Re:なぜ??? (スコア:1, 参考になる)
いまのところ、医師は足りている、偏在しているだけだというのが厚生労働省の見解のようなので、その方向ではなさげです。
仮に、定員広げたり、奨学金出したりするという施策が実施されたとして、その結果で医師が増えるのはさらに10年ぐらい先の話ですかね。
一方で、過労死したり、休めなくて病んでいたり、廃業したりする医師が増えているらしいという話もあります。
そして、救急車を呼んでも搬送できる病院がない。ベッドが空いていても対応できる医師がいなければ、どうしようもない。
無理に受け入れると、訴えられるというおまけがつくこともある。どうしたらいいんでしょうね?
Re:なぜ??? (スコア:0)
あくまで「相対的」でしかない所に問題があるのでは。
Re:なぜ??? (スコア:2, おもしろおかしい)
注目すべきは博士課程学生の手当の支給 (スコア:3, すばらしい洞察)
月2000ユーロというのは、欧米の院生が毎月大学から支給されている平均的な額(もちろん日本の学生支援機構みたいなローンではなく、純粋な給料)で、それをもらい続けながら、企業でも実習できるというのが肝だととらえています。企業にしても、金銭面での問題はないですから、受け入れやすいでしょう。
日本では、多くの場合院生が大学にお金を払っているという本末転倒な状態ですから、インターンとして「働く」際の給与をどうするかというのが問題になると考えています。企業が金銭なしで受け入れるのであれば、学生は「無償での労働」となってしまい、労働基準法に違反した「勤務」になってしまいます。海外からの研修生制度のように悪用する企業もでてくるかもしれません。また、企業が給与を支給するとなれば、もちろん受け入れる企業は少なくなってしまうでしょう。
日本でも最近は (スコア:2, 参考になる)
日本でも、最近はGCOEなどをとれる大学院では優秀な博士課程の院生は大抵お金をもらってますよ。今の日本の院生は平均レベルが低すぎます。大学院重点化で人数を増やしすぎたせいですね。
Re:日本でも最近は (スコア:2, 参考になる)
> 日本でも、最近はGCOEなどをとれる大学院では優秀な博士課程の院生は大抵お金をもらってますよ。今の日本の院生は平均レベルが低すぎます。大学院重点化で人数を増やしすぎたせいですね。
確かにお金は出るようになりました。しかし、COEのRAで生活できる大学院生というのを聞いたことがありません。というのも、COEになっている大学院では学生の数が多く、私の知る限り、多くの大学院で月10万前後の支払いになっているからです。額が少なすぎます。
国立大学法人を仮定して、授業料月5万円、国民年金+国民健康保険月2万円を払うと住居費込みで月3万円前後で生活することになります。さすがにこれでは生活は不可能です。授業料免除になれば、東京、大阪の中心部でなければ生活できそうですが、各大学の財政は厳しく、確実ではないため、上記のお金は必要です。
# また、真偽のほどはわかりませんが、大学からの支給額が各大学月10万円前後で横並びなのは、支給額が年間100万円を大きくこえてしまうと、学生を労働者扱いする必要があり、大学での労働者ということで、健康保険、年金へ加入させなければならなくなる、ということを避けるためだという話を耳にしたことはあります。
Re:日本でも最近は (スコア:0)
社会貢献とか,説明責任とかを果たすために,教員が教育する時間がないことのほうがより深刻でしょう。
(数を増やしすぎて過当競争になっているからともいえますが・・・)
説明責任が不要だといっているわけではなく,
制度上聞いて判断する側にいる人たちが,社会的地位・収入にみあった科学リテラシを身につけてくれていればどんなにありがたいか・・・という話であります
Re:注目すべきは博士課程学生の手当の支給 (スコア:2, 興味深い)
研究も予算を組んで、まるで一般企業の開発プロジェクトのように運営しています。
私の先輩がドイツの大学に留学(という名の短期のプロジェクトアシスタント)に行ったときに、
院生がPM(プロジェクトマネージャ)、学生がそのプロジェクトのアシスタントという形態とっていたそうです。
大学から給与をもらってプロジェクトを進めるので生活費の心配もないと言ってました。
うちの研究室は「無償の労働」が多く発生する研究室だったんで、
ソレをおろそかにすると怒られ、ソレの対応していると研究しろと怒られ…と悪循環になり
限られた人だけがソレをして心が病んでいくというステキな環境でした。
ちなみに、「無償の労働」はサーバー管理等です。
でも、研究室(というよりグループ)の人数が半端じゃない(約60人弱)&留学生が多すぎで伝わらない、
教職員向けのサービスも一部していたので、マシントラブルがあると上からいろいろと…
と、半ば愚痴になったのでAC。
Re:注目すべきは博士課程学生の手当の支給 (スコア:0)
ソレをしない方が良いという知識の事ですが。
Re:注目すべきは博士課程学生の手当の支給 (スコア:0)
他人の立場を考えられないバカが上に立つとロクなことがない、の典型例ですね。
きちんと反論しないから、こんなバカがのさばるんだ、クソったれ!…と思いつつ、「もの言う株主^H^H学生」のごとく異論を唱えれば今度は学位をタテに脅されるからなぁ…
露骨に嫌がらせを受けた某院生(もちろんAC)より
Re:日本なら「一億2千万人、総学者化政策」が正しい答えだ (スコア:0)
Re:日本なら「一億2千万人、総学者化政策」が正しい答えだ (スコア:0)
企業世界をよく知るため (スコア:2, おもしろおかしい)
コンサル? (スコア:2, すばらしい洞察)
おいおい、学生が民間企業に対してコンサルできる部分ってどこ?
全然想像できないんだけど・・・。
民間の研究部門なんて、博士もごろごろいるし明らかにレベルが上だろ。
Re:コンサル? (スコア:2, すばらしい洞察)
例えば、優秀で人件費の高いお抱えコンサルは回したくないくらいギャンブル要素の強いプロジェクトにはもってこいなんではないかと。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:コンサル? (スコア:1)
博士課程の知識を社員教育に繋げられればコンサルと呼べなくはないのかなと思います。
Re:コンサル? (スコア:0)
そんなこと言っているから駄目なんだよ。
いくつかの経験からいくと「日本だと」明らかにレベルが低いぞ。
日本では論文博士が多いからか、多人数が纏まっても実戦で鍛えられている博士過程の 学生一人の方がよほど優秀だな。(企業は烏合の衆レベルなんだよ。)
企業の研究部門なんて極一部を除けば兵隊か良くて小隊規模 の指揮管程度の研究者が多くて、コンサルトみたいな事はできないだろうな。
欧米の事情はわからないが、知る限りではやはり実戦で鍛えられている院生の方が企業の 使えないヤツよりも優秀だな。ただ、欧米では優秀な博士が企業の研究部門に就職してるから 日本ほど「使えないヤツ率」は高くないと思うが。
以上あくまでも個人的感想でした。
Re:コンサル? (スコア:0)
査読者との戦い?
結構,本人の能力がなくても,代表著者の教授に,名前があれば,
そんなに厳しいことにならない分野も少なからずあるのではないかと・・・
僕も,個人的感想をいうと,
学会とかで討論をふっかけても討論にならない,
なんでかというと,その研究テーマやっていれば当然知っているべき
背景知識がごそっと抜けている
そんな,院生なんてざら。
結構その分野の大ボスの研究室の院生なのに・・・・だからこそ,
玉石石石石混淆ぐらいなのかもしれないが・・・
Re:コンサル? (スコア:1)
うちの会社の博士にロクなのがいないのはそういう理由なのか。
はくしが・・・ (スコア:2, 興味深い)
博士号を取得する前からこのような契約・競争社会は、日本では馴染まないでしょう。といっても、僅かの授業料を支払って、遊び放題というのもまずいとは思います。米国でやっていける日本人学生さんはほとんどいません。学力で中国人やインド人に全く歯が立ちません。さらに、実力もないのにアカポスに行きたがる学生やPDが多いようです(面倒を見るスタッフは大変だそうです)。最近、ある創作物にショックを受けたところでした。
http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/ [geocities.jp]
海外では、博士が企業に就職する割合が、日本よりも大変高いんです。少子化の時代、アカポスは減る一方です。
JSPSやJSTでもどこでもいいので、是非とも企業に行きやすい制度・環境をもっと作っていただけたなら幸いです。
ナイーブな博士たち (スコア:0)
とりあえず生存証明ぐらいしておかないと死んだことにされるという話かもね。
オーバードクター就業支援推進のための実態調査研究
http://www.sangakuplaza.jp/category/od [sangakuplaza.jp]
Re:ナイーブな博士たち (スコア:0)
周囲をみていると、年に一人から二人は死んでいる。
行方不明とかではなく、しっかりと葬式が執り行われるやつね。(香典払うからわかる。)
別に危険な細菌を扱うとか化学物質を扱うとかそういう分野でもないんですけどね。
歳よりの方に聞くと昔と比べて格段に増えているそうな。
やはりこの就職難で未来を悲観している博士持ちが増えていのだと思う。
自己責任の名の元に放置しておくと誰も研究をやらなくなり、本当の研究力を持った人材が欠乏し、 最終的には世界の工場程度にはなれるけど、それ上の国にはなれないだろうね。 欧米とか中国・韓国などのアジアの国々に特許料などを払い続ける器用貧乏な国になると思うがね。
自分の能力を冷静に省みないで、口先ばかり偉そうな事を言う国民が増えたんだろうな。
そんな大馬鹿者には「博士持ち」なんて気に入らないやつ(本当は僻んでるのに)だから虐めたいんだろうな。
Re:ナイーブな博士たち (スコア:1)
3月修了者の5月1日時点での調査 [hatena.ne.jp]ですから、たった一ヶ月の間に死んだ人がそうそう居るとは思えません。
Re:ナイーブな博士たち (スコア:0)
博士の本来的な価値は背景にあるもうちっと曖昧な教養であったり知性であったりするはずなんだが。
社会的に博士を扱うテクニカルな問題だけじゃなく、それを「見る目」が社会から無くなった気がする。
こういうのは文化に徐々にダメージが来る。
あえて乱暴に言うなら社会は博士は「飼っておけ」、そう言っておく。それをやるフランスは正解。
そういやCPE法案ってあったな (スコア:1)
日本のいくつかの業界の傾向とはえらい違い。
Re:そういやCPE法案ってあったな (スコア:1, 興味深い)
企業が新規採用を躊躇してるのが高い失業率に繋がってると聞きます。
CPEは若年層の労働者の解雇の条件を緩めることで、企業が人材を採りやすくすることを趣旨にしていたはずです。
この制度も実はやろうとしてることは同じで、大学からの派遣と言う形で企業にお試し採用してもらうことで、
CPE(初期雇用計画)が目指していた初期雇用の代用としている、というのは穿ちすぎでしょうか。
CPEにくらべて失業に対する影響は小さいでしょうがね。
# これができるのは、フランスの学生が自己表現やプレゼンの訓練を徹底的に受けてるためだと思います。
# 正直フランスの大学院生のほとんどは、即営業職につけるんじゃないかと感じることが多いです。
# その辺は日本人の博士取得者と事情は違うので、そのまま日本に持ってくるには修正が必要でしょうねぇ。
なんで (スコア:0, すばらしい洞察)
そんな発想が出てくること自体鼻持ちならない甘え意識と言うか勘違いと言うか..
Re:なんで (スコア:1, すばらしい洞察)
国立の学校の例だと、建前または理想では国が税金を使って先々のために人材に先行投資する、
ものだと考えれば、企業に対して目先の利益ばかりで人材見てないでこっちが育てた人材にも
目を向けろよ、というのはそれほど変でもなかろう。
Re:なんで (スコア:0)
優秀な人材なら引く手あまたです。労働「市場」なんだから当然ですね。
目を向けられない人材は、その程度の人材って事です。
自分の研究成果に自分ならいくら金を出すか、冷静に考えて見ましょう。
# ただ、「優秀」というのが金に結びつく必要が大きいのが厄介なところ。
Re:なんで (スコア:1, 興味深い)
Re:なんで (スコア:0)
それは採用担当が優秀な人材をきちんと判断できるという前提にたっていませんか?実際には必ずしもそうではないと思うけど。学部卒なら大量採用だから何社かにフラれても何とかなるけど、博士だともともと狭き門の上に変なバイアスかかって判断するから色々問題があるのが現状ではないでしょうか。
Re:なんで (スコア:0)
>実際には必ずしもそうではないと思うけど。
必ずしもというか、日本企業ではほぼ100%判断できないと思います。
理由は単純明快で、採用面接を人事部の人間が担当するからです。
三流の博士のスキル >>> 人事部の面接官のスキル
ですから、一流の人間のスキルなど判断できるわけがありません。
Re:なんで (スコア:1, 興味深い)
>理由は単純明快で、採用面接を人事部の人間が担当するからです。
博士で研究・開発職へと就職を行う場合は、学部生・修士生の就職活動と違って
現場の管理職(研究所であればその所長など)と連絡を取り合ったうえで面接を行うことが多いそうです。
Re:なんで (スコア:0)
前政権はそれを何とか打破しようとしましたが、お馬鹿な若者が利権左翼に騙されて頓挫してしまいましたし。
Re:なんで (スコア:2, 興味深い)
既得権益を守るために、声を上げるか、上げないかの違いでしょう。そうやって、自己の利益を守るのが民主主義。
>そもそも労働「市場」が成り立っていないのですよ。
労働者の流動性に関していえば、日本よりはるかに上。入社時期なんて決まっちゃいないから、雇用側は欲しいと思うときに求人をする。次の仕事を見つけるのが容易だから、労働者も簡単に転職する。会社によってはプロスポーツ選手のように契約更改も定期的にある。
ただ、辞めさせるのは日本以上に難しいので、雇用者にはそこが辛いところ。適当に仕事をしていれば、辞めさせられることは絶対にないので、頑張らない。そうやって、使えない労働者が増えると、企業にとってはマイナスだし、国家にとっても良くない。
>前政権はそれを何とか打破しようとしましたが、お馬鹿な若者が利権左翼に騙されて頓挫してしまいましたし。
国によっては右翼なんですがね。特に、旧社会主義国。どこの国でも歳出は削る方向なので、旧共産党が政権をとっていれば、学生は右翼と結びつきます。もっとも、もはや、左翼、右翼の区別なんてあまり意味がないですけどね。実際のところは保守主義と自由主義のせめぎ合い。変革を望むか望まないか。
フランスがこのような策に打って出るのは、優秀な人材を国内に囲い込むため。失業者対策なんかじゃありませんよ。そこを勘違いしないように。
Re:なんで (スコア:1)
これくらい、よくね?
結局は、能力とかやる気ではなく、人数の多いヤツ(等)が勝つのよ
建前上(かなり控えめな表現で)は、能力・やる気が一般ニートより、優れた人材が埋もれているなら、
何とかするのが、(へたなニートを救うより)正しい(マシな)税金の使い道と思うけど
少なくとも、科学技術立国で、努力した人が報われる、美しい国家
という理念に、完全にそった政策おもうよね -> 阿部さん!!!
あれ? 本人が真っ先に、ニートかよ、、、、、、、、、
Re:なんで (スコア:0)
一方 (スコア:0)
対象は? (スコア:0)