経産省と文科省が理科教育をサポートへ 103
ストーリー by mhatta
おもしろくても理科 部門より
おもしろくても理科 部門より
3^2+4^2=?曰く、"4/2付の読売の記事によれば、文部科学省は小学校の理科の授業の実験や教材作りを手伝う指導助手を、地域の大学院生や退職した技術者・研究者から募り1校あたり2-3人配置することで理科教育をてこ入れすることを決定した。一方、4/16付の読売の記事によると、経済産業省は理科教育に意欲ある研究者・技術者を「モノ作り博士」として地域の小中学校の理科の授業に派遣する人材バンクに乗り出すことを決定した。いずれも、小・中の教員に広く見られる理科嫌い・不得手をサポートするもので、子供たちの科学・技術への関心を高める目的の方策のようだ。
それぞれの省が独立して方針を決定するなど縦割り行政の弊害が見られるような気もするが、理科離れ・理系離れが指摘される時勢の中、ピタゴラスイッチのように見ていて面白味があり、かつ背景となる物理メカニズムへの関心を引き付けられるような実験で魅せれば、科学を志す子供たちも増えるかもしれない。/.Jの皆さんが理科や技術で、子供たちに伝えたい「これは面白い」と思った実験や経験があればお教えいただきたい。"
霧箱 (スコア:4, 参考になる)
http://www.jsf.or.jp/sln/fog/index.html [jsf.or.jp]
http://www2t.biglobe.ne.jp/~tatibana/kisaku1.htm [biglobe.ne.jp]
放射線が身近なものだということが実感できます。
私が作ったときはシャーレーにサランラップで線源(α線)は
ランタン用マントル(メーカーによってはα線を出さないもの
もあるらしい)を使いました。
実験用の小さな線源(Americium)よりも良く見えたときは驚いた。
ちなみにβ線源も試してみましたこのときは見えなかった。
宇宙線が見えるレベルのものを作ったらより楽しいと思います。
Re:霧箱 (スコア:1, おもしろおかしい)
液体窒素で金魚の冷凍もさせてもらえたし、
超伝導で浮かぶ磁石も見せてもらえたし、
マイナス196℃の世界でバナナつまみ食いすると舌を凍傷することも体験させてくれたし、
個人コレクションのφ100mm くらいのシリコン単結晶の柱とか、
コアメモリとかも触らせてくれた良い先生だった。
でも先生の書いた物理本プレゼントされたらトンデモだったよ…orz
結局教員の問題 (スコア:3, すばらしい洞察)
目的が一緒くたになっているようですが
1.教員の理科離れを何とかする
2.子供の理科離れを何とかする
文部科学省の方は1の問題を
経済産業省の方は2と言いつつも結局問題は1なので
一緒にやればいいのに見苦しい事この上ないです
教員も人間ですから得手不得手があるのでしょうが
バランスの取れた人間を採用していないのがどうかと思います
# 人材バンクといいつつ余ったポスドクを突っ込む所だったりして
Re:結局教員の問題 (スコア:2, 興味深い)
(1.)が直ぐに改善できる見込みも無いので、(2.)も平行して行わざるを
得ないと思います。
(2.)が卵で(1.)が鶏ではないでしょうか? 原因は受験教育。
で、負のスパイラルに陥ったのではないかと。
教員の養成課程は昔も今もそう変わらないと思うのですが、私ら古
い人間を教育した先生方は、不得手ながらもそれなりに理科を教えて
くれたように感じます。
今の先生だって思いは同じなのかもしれませんが、昔の先生が理科
を「教育の一部」と考えたのに対し、現在の先生は「数ある科目の一
つ」ととらえている、なんて穿った見方もしてしまいます。
# ま、理科に限った話じゃないんでしょうけどね。
抜本的対策 (スコア:3, すばらしい洞察)
研究職の問題として (スコア:1, 参考になる)
就職が著しく困難なのは気のせいでしょうか?
国公立の機関では2~5年の任期付きが常ですし、
地方では企業の研究機関は小数です。
地方に定住したい俺としては、
こういう流転の民のような生活スタイルは極力避けたいんですがね。
それから、これだけインターネットが普及して、
情報発信のコストが限りなくゼロに近づいてきているのに、
未だに、業績として評価される成果は、
学術論文誌への投稿一本やりなのも問題かと。
論文誌に投稿すると、
実質別刷り強制で一本10万からのコストがかかります。
成果主義の現場では、組織の予算で、
業績の粗製乱造したところでたいして腹も痛まんでしょうが、
自腹で業績積むしかない野良研究者には正直これは辛いです。
そもそも、学術論文誌という形態も不思議なもんです。
査読の付いた発表場所が必要なのはわかりますが、
論文投稿により生じる費用は査読料ですらない。
普通は寄稿すれば原稿料の一つも出そうなもんですが、
掲載料や別刷り代に加え論文誌の購読まで、
結局、原稿書く人間が金払って誌面維持してるんです。
穿った見方をすれば、
金で権威付けしてるようなもんでしょう。
野良なのでAC
Re:抜本的対策 (スコア:1)
上のような事情を子供たちに分り易く説けば、理科離れは解消できるという意見ですか?
Re:抜本的対策 (スコア:2, 参考になる)
技術者・研究者の待遇は「たぶん」とか「確か」とか「それほど」悪くないって言う人多いですが
止めてくださいよ、根拠が無くても信じる(信じたい)人多いんですから
今の、「本当の」技術者・研究者の待遇は「良くて」、人並み
悪い場合は、フリーター以下ですよ
Re:抜本的対策 (スコア:2, 興味深い)
英語教育の強化なんかして、レベルの高い奴は全員英会話に不自由しないなんてことになったら、
日本には誰も残らないんじゃないでしょうか。
Re:抜本的対策 (スコア:1)
>悪い場合は、フリーター以下ですよ
そうだ、そうだ。
本当に待遇がいい奴が居るなら例を出してみろ
待遇の悪い例なら俺が居るぞ。
去年の年収なんて200万だぞ。
これで、夫婦で暮らしているんだぞ。しかも、この中から年金や保険が取れれるんだぞ。
#しかも、同業者の中では月給が良い方なんだから泣けてくる。
ピタゴラスイッチの動画 (スコア:2, 参考になる)
Re:ピタゴラスイッチの動画 (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:ピタゴラスイッチの動画 (スコア:2, おもしろおかしい)
小学校の理科の時間。教室からもれ聞こえる声…
「ぷさいにふぁい! ぷさいにふぁい!」
……… orz
やっぱり見た目派手な実験は印象に残ってますね。 (スコア:2, 興味深い)
・各種炎色反応
・テルミット反応
・二酸化炭素雰囲気中での鉄の酸化
あとは大学でやった金属の凝固の実験だなぁ。耐熱手袋の上からとはいえ、融けた金属ぶっかけられたのは後にも先にもアレ一回きりです。
Re:やっぱり見た目派手な実験は印象に残ってますね。 (スコア:2, 興味深い)
自分の拳を水に浸し、次いでメタノールに浸して着火!というものなので、
インパクトは抜群でした。
ただこの実験は、「メタノールなら大丈夫だけどエタノールなら熱いよね」ってことを
実際には確かめられないことですか。
# ま、たまに確かめてしまう好奇心旺盛な人もいるらしいですが。
Re:やっぱり見た目派手な実験は印象に残ってますね。 (スコア:1)
因果関係は全然わかりませんが、次の日に近くの川のコイが数匹浮いた事件がありました(^_^;)
何の実験かさっぱり思い出せないんですが、ある意味派手だったので印象に残ってます(^_^;)
Re:やっぱり見た目派手な実験は印象に残ってますね。 (スコア:1, 参考になる)
あと、小学生の時にウッドメタル(低融点合金)を作るという実験をやって(合金を作るときは融点の低い順に坩堝に入れることを学んだ)、お湯の中で融けるのでこれもプニプニさわって遊びました。
水銀は常温で「融けてる」けど、まぁこれは言わない約束で。
Re:やっぱり見た目派手な実験は印象に残ってますね。 (スコア:1)
そのときは融点660℃のアルミニウムを100ccほどぶっかけられまして、さすがに教授が顔色変えてました。
Re:やっぱり見た目派手な実験は印象に残ってますね。 (スコア:1)
# 歳がバレる?
その制度、どっちでもいいので (スコア:2, 興味深い)
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:リンク見た (スコア:1)
「その“低レベルな科学”でさえインチキであると実証できてしまう『ニセ科学』」は
まったく別モノだと思いますよ。
Re:リンク見た (スコア:1)
現象の事実は信じますよ。
事実として認定できるだけの、きちんとした実験結果が足りないんじゃないですか?
低馬路レスをしていいものだろうか?
結晶の形を決めるものは (スコア:1)
一般に、結晶の形を決めているのは
結晶が成長する際に必要となる物質の濃度と、
成長時の温度であるというのが現在の理解である。
黒田登志雄著、結晶は生きている--その成長と形のしくみ--、サイエンス社(1984)
も一読されたい。
uxi
Re:リンク見た (スコア:1)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
Re:リンク見た (スコア:1)
> 動き始めましたね、精神世界が。
心とはいかなるものを言ふならん
一休宗純
ピタゴラスイッチといえば・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
以前、KOEIの「信長の野望」を、どこかの県の教育委員会が指定ソフトにしたことがあった。最近では、アメリカ軍が勧誘のためゲームを作ったとか。
ゲームというアプローチもありかもしれない。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
物理と数学の知識を最大限生かせるのは (スコア:2, 興味深い)
プログラミングは科学振興をする上で一つの選択肢だと思う。
また、プログラミングを通じて
コンピュータの仕組みを正しく理解する事は、
情報リテラシーの向上にも直結する。
uxi
Re:ピタゴラスイッチといえば・・・ (スコア:2, 参考になる)
>ゲームというアプローチ
ご存じでしょうが日本シミュレーション&ゲーミング学会 [jasag.org]のなかに授業と教材研究部会 [jyugyo.com]というのがあって、学校現場&大学&企業までまきこんでかなりマジで研究対象にしてます。ちなみにコーエー系の科学技術融合振興財団 [fost.or.jp]という組織もこれに一枚かんでいたりするのですが。
Re:ピタゴラスイッチといえば・・・ (スコア:1)
#今朝のピタゴラそうちはベルヌーイの定理でしたね。
Re:ピタゴラスイッチといえば・・・ (スコア:1)
「FRAMY」が大好きなわたくしはどうしたらよいでしょうか.
# 子供だからわかりませーんとは言えないし.
理科教育とニセ科学 (スコア:2, 参考になる)
「キーワードから探るこれからの理科教育」という日本理科教育学会が出版している本で
妙な相対主義がまかり通っているみたいで、理科教育という点ではかなり問題がありそうです。
科学と「ニセ科学」をめぐる風景(PDF)
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/events/JPSsymposium0306/tasaki.pdf [gakushuin.ac.jp]
理科系の基本は電子工作ですっ!(フレームの元:-1) (スコア:2, おもしろおかしい)
今も昔ももてない分野の裾野は狭い (スコア:2, 興味深い)
資本論を読んでもいないのに左翼運動に没頭する人がモテる時代もありました。
カフェーで文学論を戦わせることがかっこいい時代もありました。
科学の未来が明るかった頃は、寝食を忘れて実験に没頭する学者が尊敬されました。
過去にモテた分野は今ではひっくるめてオタク扱いです。
魅力のない分野に人が寄ってくるはずありませんよね
科学をかっこよくしなきゃ。
ちなみに今一番かっこいいのはお笑い芸人だそうです。
縦割り、無駄 (スコア:1, 興味深い)
グループで発表会をするようにすれば
自分たちで調べたり興味がわくと思うのですがね
そもそも何のための教育何だろうと。
#下手な藪医者の投薬治療のような感じだ
#次は漢字が書けない子供が増えているので漢字ドリルの授業が増えると思うんだけど
4000人 (スコア:1, すばらしい洞察)
そんなに人材確保できるんですかねぇ。
実際は1人2,3校のかけもちってことになるんじゃないの。
あとは給与がどのくらいかが気になるところ。
Re:4000人 (スコア:1)
ホント見苦しいったらありゃしない (スコア:1)
本来の小学校の現場からのニーズとしては、音楽や体育などだけではなく他の科目でも専門的に教えられる専科教員が求められている、ということなんでしょう。
でもこれじゃスーパー○○ハイスクールと同じ、英語と理科の意地の張り合いというか、目的がアドバルーン的というか、ともかく規模が中途半端なんですよねえ。。。
多分、小学校の授業で行なわれてる英会話レッスンと同じように、手品紛いの実験ができる人をパートタイムで雇い、たまに授業の中で実験ショーをやってもらっておしまいとみた。
Re:ホント見苦しいったらありゃしない (スコア:1, 興味深い)
なんといいますか、子供は好奇心の塊なので、目新しいものには興味が引かれるのは当然ですが、単純な好奇心と科学する心を一緒にされても困る。彼らは科学に目を輝かせているのではなくて、面白そうな手品に目を輝かせているだけ。そこから先になんの発展もない。むしろ詰め込み勉強のほうが役に立つ。
まぁ、小学生相手に・・・と考えるとなにが有効な教育か?というのは正直私もよくわからないというかイメージできないけど、中学・高校生くらいには、
[勉強] 勉強すること/思考すること
[研究] 大学での研究の実体/結び付き
[開発] 社会での技術・開発の実体/結び付き
のようなサイクルというか世界の全体像を"たまに"みせてやるのが、啓蒙活動としてはいいのではと思う。
「微分積分がなんの役に立つのか?」というのを知っている・イメージできるというのは、やる気に繋がるし、大学でどのようなことを学んで、どのような研究ができるのか?というのを知って、それに取り組むために何が必要なのか?というのを知るというのは重要だと思う。
もっとも、啓蒙活動だけでは、実体がないというか、科学オタクを何人か作り出すだけで、役に立たないので、結局コツコツ勉強できる人間が重要なんだけど、そのためのモチベーション作りをたまにしてやる必要がある。まぁ、たまにでいいんだけど。
基本はしっかりと基礎というか"勉強する"ことを教えれば良い。なんか、学問・研究・開発の実体としての基礎力の教育で、もっとも大切な「コツコツ勉強」というのがおいてかれてしまっている気がする。
まぁ、「やれ」と言われたことだけやる「勉強」もいかがなものかというのもあるけど、それと啓蒙活動とは又別のお話。
ちょっと、前に流行った物理実験といえば (スコア:1)
同じようなパーツで、同じようなマシンを組んでも、スピードがぜんぜん違うんだよなぁ。
"遊び"が無い? (スコア:1, 興味深い)
結局こういうものは勉強のためという明白な目的のために提供するわけで、とりわけ今の私には何だか「魂胆見え見えの」ヤラセ的なものを感じます。面白いパフォーマンスを行って上手い具合にモノにできればそれに越したことはありませんが、そうでなければ「ふ~ん、それで?」と思われて終わってしまうような気がします。
そういう意味では、教育の「押し付け」的な意味合いで使われているような...
良い教材を準備することはもちろん大切ですが、授業以外で意識的に触れられる機会(物事を自分のペースで考えて発見できる機会?)があるということは大きいんじゃないでしょうか?
また、学ぶ者が「科学や学問は『勉強』の中だけにある」と考えるようになるほど仕事や勉強以外での"遊び"に科学的なものや学問的なものを見つけるのは困難(「考えるのがイヤだ」と思う)になっていく、ということは考えられないでしょうか?
色々楽しい遊びが享受できるようになるにつれて、文理の云々に関係なく「考えて発見すること」が"遊び"の中から徐々に少なくなっているんじゃないか、と私なんかは思ったりするのです。(私の場合も友人とのコミュニケーションの中でそういう部分が減っているような気がするようなしないような...少なくとも同年代での飲み会のネタにはあまり無いかもしれない)
そういう意味でも子供には"遊ぶ"事が大切なんじゃないでしょうか?
「"遊び"に科学や学問の視点なんか要らん!」と言われればそれまでですけど。
Re:今の惨状の責任者は誰なの? (スコア:2, 興味深い)
茶々はおいといてタレコミの
>小・中の教員に広く見られる理科嫌い・不得手
そりゃ理科離れが進むわけだ。
実験や教材作りを手伝うどころか、
先生自身に面白い理科の授業を受講させ直すことすら
考える必要あるんじゃないか?
教師ばかりの責任でもないか (スコア:5, 興味深い)
興味ある事柄なら自分で探究するもんだよな、子供って。
信長の野望にハマって、歴史だけ無駄に詳しくなる奴なんてのもいたのだし。
思うに、今の子供を取り巻く環境で、
理科や科学が興味深くわくわくするものとして紹介されているかどうかも気にするべきじゃないのか。
具体的にいうと、テレビ番組のヒーロー・ヒロインが何で戦っているかだ。
俺の子供の頃だと、仮面ライダーやガッチャマンですら
敵の首領クラスならともかく、前線の戦いでは
敵も味方も科学技術を駆使して戦っていたと記憶している。
考証に難はあっても、少なくとも物語の中ではそういう設定になっていた。
俺は萌えオタだからヒーロー物はそれなりにしか見ないけれど、
どうも最近は、遠い過去や遠い異星や遠い別世界の魔法に類する技術で戦うものが多すぎないか。
それだけならまだしも、その人類の手に届かない技術に対し、
なぜその技術が成立するかという説明が根本的に欠けてはいないか。
あらゆる事象に対し、それがなぜ起こるのかという法則を問い、
その法則を以って別の事象を起こせないかと考えることが、
物理科学の基礎だと思うが、どうだろう。
ヒーローの活躍を華々しく演出することは構わない。
しかしその活躍がどのような技術の元に成立しているのか、
その説明を省いて全てを「不思議な力」で済ませてしまうことは、
子供達から、物事の原理や過程を問うための想像力を奪う行為といっても良いのではなかろうか。
昔、彼らが僕らに与えてくれたものは、夢と勇気だけでは無かったのかもしれない。
Re:教師ばかりの責任でもないか (スコア:3, すばらしい洞察)
現実の科学が進みすぎて、今までは夢や空想で説明できていたジャンルまで『(とりあえず)出来ない』証明が進んでしまったためでは・・・
# 確か、ミンキーモモの第二期(海(林原)モモ)の中のエピソードで
# モモが子供に『魔法で空を飛びたいと思わない?』と聞いたら
# 『飛行機で飛べるからいいよ』と答えたシーンが妙に印象に残ってる・・・
# 後、特撮のミカヅキだったかな?
# そこに登場するやられ役の味方機の採用試験で
# 敵攻撃の防御試験時に光学フィールドを展開した
# のを見た時もある意味ショックだったorz
## 『夢は実現したらそれは夢ではなく現実』・・・とは翌言ったものだ
『今日の屈辱に耐え明日の為に生きるのが男だ』
宇宙戦艦 ヤマト 艦長 沖田十三氏談
2006/06/23 JPN 1 - 4 BRA
理科教師の素養 (スコア:2, 興味深い)
とは言え, まともな理科教師って, よっぽどのことが無いと見つからないと思うんですよ. だって考えてみると
なんていう要件があるので, 期待する方が無謀って気がします. もちろん優れた理科の授業をする教師はいるでしょうが, 特に小学校ぐらいじゃ宝くじをあてにするていどのものじゃないでしょうか.
Re:理科教師の素養 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:理科教師の素養 (スコア:4, 興味深い)
高校教員免許は理系の大学でも取れますが、
中学の免許は取得条件がかなり厳しく、教員養成系の学部でないと難しい。
そして教員養成系の学部に進むのは高校で文系を選択していた学生が多いでしょう。
#私の高校ではそうだっただけで、他の地方では事情が違うかも知れない
そして、入試科目によっては高校の物理/化学を勉強しないで大学に入って、
理系科目を勉強しないで小学校の教員になることだってある。
そんな教師に「理科の素養」を求めるのは難しいでしょうね。
Re:理科教師の素養 (スコア:2, 興味深い)
教科書2ページ程度の消化のためにかける手間としては割に合わない。 教師として他に時間かけなければならないことは山ほどあるわけですし。
自分は興味無い癖に子供に押しつけようとは (スコア:1, おもしろおかしい)
ネオ経済産業省は理科教育に意欲ある研究者・技術者を「モノ作り博士」として地域の小中学校の理科の授業に派遣する人材バンクに乗り出すことを決定した。いずれも、小・中の教員に広く見られる理科嫌い・不得手をサポートするもので、
教員たちの科学・技術への関心を高める目的の方策のようだ。
それぞれの省が独立して方針を決定するなど縦割り行政の弊害が見られるような気もするが、理科離れ・理系離れが指摘される時勢の中、ピタゴラスイッチのように見ていて面白味があり、かつ背景となる物理メカニズムへの関心を引き付けられるような実験で魅せれば、理科に興味を持ち勉強する教員たちも増えるかもしれない。/.Jの皆さんが理科や技術で、教員たちに伝えたい「これは面白い」と思った実験や経験があればお教えいただきたい。"
Re:今の惨状の責任者は誰なの? (スコア:1, 参考になる)
いいえ。
小学校は教育学部(教員養成系)が主ですが、中学校はばらばらでしょう。
工学部でも文学部でも音楽学部でも中学校と高校の免許は取れますし、
実際それで教員になっている例が多いように感じます。
> で、大学受験時に教育学部はいわゆる”文系”として扱われているわけで、
教員養成系も文系なのですか? 体育系とか芸術系とかのような"その他"扱いではなくて。
Re:とりあえず (スコア:2, 興味深い)
別教科として教えているため、進度が食い違って面倒くさいことこの上極まりないんですけどね。
ちなみに俺が高校で微分法を習ったとき、先生が間違えてうっかりテストに物理チックな問題を出してしまい、正解率が急降下したことがありました。どうやら数学のテストではややこしい関数の導関数を求めることだけを考えてた人間がしこたまいたようで。
曲がりなりにも県下で五本の指に入る進学校だった「はず」なんだけど、応用力と柔軟性が欠如した連中があまりに多いことに呆れ果てたのでID。