教育現場へのLinux導入実験、中間報告 128
ストーリー by yoosee
たのしいべんきょう 部門より
たのしいべんきょう 部門より
Anonymous Coward 曰く、 "以前、/.Jでも
学校へのLinuxPC導入実証実験
として報じられたプロジェクト、その
成果の一部が公開されはじめています。
まずはいくつかの授業
「実践事例」を御覧あれ。
Linux PCを活用した授業の様子が紹介されています。
なお注意してほしいのは、ここで実践している教育とは
「ITを教える教育」ではなくて、
あくまで「ITを活用した教育」であるということ。
教育現場へのLinux PC導入の是非に関する詳細は実験終了後に出るレポートに期待するとして、
子供達はとくに違和感なくLinux PCを使っているようです。"
使う事より何をするか (スコア:3, すばらしい洞察)
教育の現場ならコンピュータを使って何をするかが重要で、コンピュータを使う事自体は重要じゃないはず。
Re:使う事より何をするか (スコア:2, 参考になる)
PCを使って「何をするか」というのが大切なのに、教師ですら
「PCに触れられればいい」「方針通り・マニュアル通りでいい」
って考えてる人が多すぎたからなぁ。
OSの使い方を教える目的ならいいんでしょうが、それはちとズレ
ているような気がする。
しばらくするとOffice系ソフトの操作は、先生より生徒のほうが
上手くなっちゃうのは感動とともに、焦りを感じさせられます。
Re:使う事より何をするか (スコア:1)
コンピュータを使って、計算機科学 [wikipedia.org]の演習を行うってのはどうだ。
Re:使う事より何をするか (スコア:1)
そんなのは重要ではないですよ。
どうすると教育効果が上がるのかが重要な問題です。
その上での選択肢としてパソコンが上がるかもしれないけれど、上がらないかもしれない。
まずパソコンありきで考えると大失敗します。
技術科や情報科のように、教科でパソコンについて教える必要があるというのであれば別ですが。
Re:使う事より何をするか (スコア:1)
中学理科1分野の最後にそういう内容があります。
プロの方がいろいろな実例を持ち込んで話をしていただけるのであればうれしいですね。
使用ソフト (スコア:2, 興味深い)
ってとこですか。
Linuxならでは、って感じはしませんが、Linuxでもいけますよ、というアピールにはなる、ということかな。
Re:使用ソフト (スコア:4, おもしろおかしい)
A 「Emacs 最高!」
B 「また Emacs 最強厨か……。君も、もう大人なんだから、シス管なら vi を使えよ」
C 「そこで、ee 最強伝説ですよ!」
A 「ところで、おまいさんの言うところの vi は vim のようだが、いつからすべての環境に vim が標準で入るようになったんだい?」
B 「ハァ? いまどき vim も標準で入っていないような環境を使うなよ。ないなら ports でもなんでも使って入れろよ。これだから池沼は……」
A 「vi と vim の区別もつかないなんて、おまいは消防か? 後から入れるんなら何使おうが同じだろう?」
C 「だからあれほど秀丸を移植しろと言ったのに」
AB「「消えろ!!」」
父兄「先生、止めなくていいんですか!? 子どもたちがケンカを……」
先生「(……ed の最強の座は変わらないわけだが。 『私は ED です』と公衆の面前で表明したときの一般人や逸般人から同情と哀れみの目で見られることを考えるだけで、 電車のドアに挟まれて時速60kmで大移動できるというのに……はぁはぁ)」
# というような授業風景が見られるまであと3年は必要だな。
## それには日本語入力周りの環境整備が必要そうだが。
Re:使用ソフト (スコア:1)
先生!
viとvimの違いが判りません!
Re:使用ソフト (スコア:1, おもしろおかしい)
6は悪魔の数字である事はよく知られており、 vi とは悪魔(デーモン)
をシンボルキャラクターとする、BSD/OSが作られた時にsedを置き換える
目的で作られた物です。
対し、vimは vi(6) + m(1000) = 1006 ……と思われがちですが、
m は 1000 の2進数表記、つまり、8の事なので、6と8で68を意味します。
日本で10年以上前にパーソナルワークステーションとして一世風靡した
X68000上でBSD/OSを動作させた際に移植された日本語が、vimです。
今は、この際の国際化対応が認められ、viを置き換えるソフトとして公
に認められた物となっています。
#by キパヤシ
Re:使用ソフト (スコア:1)
#明日から吹き出さずにvim を使えるかどうか自信が無いのでG7
Re:使用ソフト (スコア:1, 参考になる)
Linuxを学校で使うことの利点 (スコア:2, すばらしい洞察)
これ、ネタのようで、生徒にコンピュータ使わせるような環境ではかなり大きなメリットではないかと……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:Linuxを学校で使うことの利点 (スコア:1)
結局コレにつきるのじゃないでしょうかね。
〜後悔先に立たず・後悔役に立たず・後悔後を絶たず〜
Re:Linuxを学校で使うことの利点 (スコア:1)
# 最近は依存関係に悩むことも少なくなったなぁ・・・だから、時々ドツボにはまるわけですが・・・orz
---にょろ~ん
Re:Linuxを学校で使うことの利点 (スコア:1)
やり過ぎくらいがちょうどイイ
Re:Linuxを学校で使うことの利点 (スコア:1)
Re:Linuxを学校で使うことの利点 (スコア:1)
同じ環境をそのまま持ち帰れるなら誰も困らないかと。
# 自宅にCD-ROMドライブのついたPCがない!っとか。
Re:Linuxを学校で使うことの利点 (スコア:2, 参考になる)
KNOPPIXの実験は5月まで続きますので、成果報告はもうちょっと先になりますが、同じようにwebで公開する予定です。
途中経過は、この辺でプレゼンもしますので、ご興味のなる方はどうぞ。
CEC 教育・学習へのIT活用シンポジウム:企業プレゼン [cec.or.jp]
パソコン利用技術研究集会:スポンサーセッション [pcua.or.jp]
電子通信情報学会2005年総合大会 パネル討論「オープンソース・フリーウェアを利用した工学教育のシステムデザイン」 [gakkai-web.net]
Re:Linuxを学校で使うことの利点 (スコア:1)
PC/AT互換機でも、CDブートをサポートしていないとか。
いや、別に好きでやってるからいいけどさ・・・。
ネットワークブート (スコア:1)
起動の時間とか、パフォーマンスも特に問題がない模様。
KnoppixはCD突っ込むだけで手軽かも知れませんが手抜きかも。
Re:ネットワークブート (スコア:1)
ネット経由だと初回起動は6~7バウンドくらいしますが、HDDだと初回起動でも大体2バウンド以下で起動しました。
レスポンスも違ってきます。特に、HDDでの速度を体感したあとならなおさら。
#NetBoot環境onlyだと、まあ1世代前のMacかなあ と思えた。
#100base-T(iMacが)なのでID
---にょろ~ん
Re:Linuxを学校で使うことの利点 (スコア:1)
せめてkHzくらいにしといてください。
それでも(大抵の)ポケコンより遅そうだけど。
PocketBSD(つまりDOSモバ)は何MHzだっけか?
それこそ2桁くらいだっけか?
で、vi(m)自体は問題なく動く感じっすね。というかDOS版vimも普通に動きますし。
吾妻中学校 (スコア:1)
指導できる教員がいるかどうかが問題になりそうなので、無作為とはいかんのでしょうが。
見当外れだとおもうが、、、 (スコア:1, すばらしい洞察)
そういう観点でOSも選択されてほしい。
Linuxを使うこと自体が目的になるのではなくて、Linuxを使うと、
Windowsより、こういうところで良かったです、とか、そういう意見があるのが
自然じゃないだろうか。
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:2, すばらしい洞察)
# Win95以後の世代と以前の世代ではやはり差ができてしまってると思うのです。
それならBSDでも (スコア:1)
一部では「WindowsはBuggy、Linuxなら安全」みたいな信仰を指摘しているようにも読めます。
もし「 見込みのある生徒にプログラミング環境を簡単に開放できる」が目的ならば
BSDでもいいわけですし、なぜLinuxが声高に叫ばれるかと言うと、
これからはLinuxの時代だという発想に基づくのではないか、と思います。
Windowsもきちんと運用すればさほど心配はないし、
Linuxも雑に運用すれば危険がたくさんありますし、
格別Linuxでないと困るといった使い方をしているわけでもない。
手段と目的が入れ替わっているような気がします。
Re:それならBSDでも (スコア:1)
Re:それならBSDでも (スコア:1)
私はむしろサーバマシンとしてLinuxを使います。
#ゲームがWindows物ばっかりなのでID
---にょろ~ん
蛇足ですが (スコア:1)
つ「なでしこ」 [nadesi.com]~日本語プログラム言語正式版
#日本語プログラム言語についての是非はいろいろあると思うが・・・
---------+---------+----------+
年をとるのは素敵なことです。
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:2, すばらしい洞察)
教育現場にはたくさんの税金が投入されているのですから、学習効果に極端な違いがない限り、費用対効果の高いものを使うべきでしょう。
//Sinraptor
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:2, 興味深い)
これらはOSによる効果なんか、微々たるもの(あるいは全くなし)であって、使い易さや学習効果は「教育用のツールやアプリケーション」に異存しています。OS如きで何もかも違うわけじゃありません。生徒達が「OSレベルでの違いを実感する程、つっこんだ授業をする」場合は別ですが、タレコミ文にある通りこれは「ITを教える教育」ではなく「ITを活用した教育」であって通常の授業をサポートするツールとしてのPCとソフトウェアの利用という事になります。
今回の試験的導入は、ユーザー(この場合、教員と生徒)がLinuxを使う事を目的としているのではなくて「教育機関向けにLinuxを使ってみテスト」で「見込みがあれば"Linux"を使っていこう」というものです。その背景の大きな部分は「コスト削減」や既存のウィルス等の影響の少なさ、集中管理のしやすさにあるでしょう(もちろん技術者次第ですが)。
単純にタダだからという面だけで考えても、「Linuxを使おう」という動機としては十分です(数が要ればWindowsはバカ高ですから)。ただ現状では実績がないので、試験をする 使うために試験をするというわけです。実際に正式に稼働して、その結果どうだったかというのはまだ焦点を当てるべきところではなく。「不備なく使えたか」「教員と生徒は馴染めたようだったか」「改善点はどこだろうか」といった所に焦点を当て、今後に活かそうというのが今回のテストの狙いです。
正直なところツールの出来さえ良ければ、利用者(教員&生徒)はOSは何であっても構わないでしょう、ここでOSの信者論争をする意味は全くありません。前述の通り書いた通り「タダだから」「技術者がいれば有事の際の対応も細部まで手が行き届くだろうから」といった理由や「用途に特化させる事が可能であるから」等々、あえてLinuxを選ぼう(使おう)という理由は、教員や生徒側からの意見ではなく政府のご都合による部分が大きいのではないかと思います。政府は当然、今回のテストも含めて「Linuxを教育機関で使う事を目的」としているので、現状において生徒や教師の感想など大して問題ではないというわけです。そういった部分の評価は今後のステップ(実際に教育用のソフトウェアの開発が本格化してから)で行なわれるでしょう。
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:1, 参考になる)
「Xビル」は教育上問題がありそうだけど、「自分でも作れるんじゃないか?」と思わせられるような単純なソフトの方が「自分でも作って見たい!」と言う意欲を育むのにはよいと思う。
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:1, すばらしい洞察)
学校で生徒が使うPCが補助教材である以上、OSの種類なんか関係ありません。
それこそ、教育専用のラッパー(があれば)を被せて、見掛けを専用機に
してしまっても問題ないでしょう。
とにかく、親として小中学校に希望するのは、学習すべき項目の習得です。
それは国語・算数・理科・社会であり、PCの使い方や計算機科学ではありません。
もちろん、ワープロなどとして使うのは否定しませんが、せっかく
高価なPCが目の前にあるのだから使えるものは使え、というだけです。
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:1)
とりあえず今俺は、Squeakという単語が思い浮かびます。
あれ、まんまラッパーだよね。しかも得てして教育用の。
じっさいバリバリ教育用として使われてたりするそうだし。
ついでに、それでも難しいって思う人には、
Squeak Toysとかいう更なるラッパーが有るんでしたよね。
ん?
小学生はSqueak Toys、中学になったら一段剥して生Squeak、
高校になったらsh(linux のuserland)まで降りるって感じか?
#で、大学になったらカーネルっつーことで(^^;
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:1)
---- 6809
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:1, 興味深い)
参考になるかな?
http://homepage3.nifty.com/kmahoroba/Mr.K/tyoukanji/kasou/touron4.htm
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:1)
そうするとCECの思惑通りにいっていれば私も中学生ぐらいで
パソコン教育が受けられたのね…
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:1)
ソースコードが参考になるのは、初心者がアプリケーションを作るときだけではなくて、中級者が(OSの機能を一部移植するくらいの)より高度なプログラミング技術を習得する場合や、さらに上級者がカーネルをハックして、独自OSや特殊目的のOSなどを開発する場合など、様々な段階があります。その場合、上から下まで自由に閲覧できるものがある(またそれに親しんでいる)というのは、重要なのではないでしょうか?
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:1)
コストにしても予算は決まっている以上安いに越した事はないわけで。
特に教育用途ならその気になれば好き勝手いじれる環境は思わぬ逸材を生み出す事もあるかもしれませんよ。
ただし、教育する側の質や前もっての十分な教育や効果的な利用法の検討は重要ですし、
現状のLinux系のUIでは普通に使う上で不完全なのは否めませんね。
このあたりは有志の方々に頑張っていただきたいものです。
(私はUI系全く理解無しですからオマエが創れってのはナシで…)
ちょっと極端な例ですが、先日ある事情で母校の高校にお邪魔したところ各教室に入っているのはLindowsでした。
どうせならもっとマシなディストロにして欲しいというのはひとまずおいておいて、
ロクな教育をしていないせいで日本語すらまともに打ち込めない生徒が大半で、
管理の先生にこれをお話ししたところ、イタズラされなきゃそれでいいというお返事を頂き唖然とした事がありました。
高校としてはコストが安い事しか考えて無くて利用法や教育計画を考えていない所為で
生徒からはLinux=使えねぇという意見ばかりで悲しくなりましたね。
一般的な高校だと現状では結構こんなものなのかも…
#
#この分ではITR立国への道はまだまだ先は長そうですね。
#
#状況はいつも最悪、でもそれが当たり前
ty(ry (スコア:1)
○IT立国
謹んで訂正させていただきます。
#
#何で気づかないかなぁ
#
#状況はいつも最悪、でもそれが当たり前
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:1)
上層(アプリ層)のライブラリとかにまで OS提供のAPIを
がんがん使う...という人々(「中級者」かな?「初級者」かな?)が多くて
へき易した記憶もまた、あります。
Delphi(のコンポーネント)畑で、ですが。
Delphでは、OpenSourceと呼べるかどうかはともかくソース公開の
コンポーネント(クラスライブラリ)を公開する文化は存在しました。
で、それらのうちの、妙に多くの割合の奴が、APIのラッパーだったんですよね(^^;
いわゆるアプリ(やそれ用のライブラリ)を作るときは、
下層にはあんまり手ぇ出さないで欲しい、そのほうが「きれい」なプログラムになるだろうよ、
と思ったものでした。
OpenSourceなOSには、いろんな利点や魅力が有るってのは同意しますが、
アプリを作る際に直接役立つ度合は、むしろ少くあってほしいと思っています。
で、
JavaとかRubyとかSmalltalk(などのOSとは切り離された世界)「で」いわゆるアプリを書くのが、いいんじゃねーかと。
いわゆるふつーの人々の多くが、実世界のシェルスクリプト [rubyist.net]ってなことをやる、
という方向性を目指すのが望ましいなあと思っています。
もちろんカーネルハッカーの卵も必要ですが、それは少数派...ですよね?
---
API云々については、たぶん、
Win系のプログラミング(?)雑誌とかの書き方が、まずい
ってのも有るんでしょうね。
つまり、「VBの次にチャレンジすべきはAPI叩きだ」みたいな論調の雑誌とかが。
何を呼び出すか「だけ」に対して、そんなに拘りを見せないで欲しいと思います。
プログラミングってのは、いろんな要素から成り立っていて、
何(どんなAPI)を呼ぶかなんてのは、そのうちのほんの一部の問題でしかないわけで。
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:1)
アプリを書く上でそういう階層性を守って欲しいというのには同意します。ただ、最近、あまりに下層のことを知らないと言うか、下層で起きていることに対する感覚がないプログラマ(素人ではない)が多いのには困っています。
常駐して動くサーバープログラム(by Java)を外注したのに、使っているうちにどんどんメモリを食い潰すプログラムを書いて納入したり、発注の目的はスピードアップですと明言しているのに明らかに GC おこしまくるようなプログラム書いてきたり。(どうもどういう時にメモリが無駄に消費されるかがピンと来ないらしい)
G7さんのいうようにプログラミングはいろんな要素からなっていて、優雅に水面を滑る白鳥も水面下では必死で漕いでいることも、(プログラマの教養として)知っておいて欲しいところ。
まあ、これらは中学・高校で教えるような話ではないのでオフとぴかもしれませんが、多少ともそちら方面に進もうとしているなら、自分が寄って立つ土台の下は、早めに覗けた方がよいような。(強制的に覗けというわけではない)
Re:見当外れだとおもうが、、、 (スコア:1)
「教育」といっても、別に先生が生徒に教えるだけが教育ではないでしょう。例えば学校の図書館のように、生徒が自主的にかつ安価(できれば無料)で調べることができる環境を用意するのも、立派な「教育」。(さらに調べた結果やそれを発展させたものを自由に発表できる環境があれば完璧)
「教育現場」=「教師の(経済的・技術的)都合」という意味なら、ソースが公開されていることはあまりメリットがないのかもしれませんが。
まあ、ねえ (スコア:1, すばらしい洞察)
最後のやつ以外は「教師が楽できるしくみ」以上になっていないのが気になるところ。
今時のこども、PCの操作自体に新鮮味を感じるほど無邪気じゃない気がするんだけど。
むしろご老人が公民館とかでやるナントカ講座とかに導入するといいかも。
普通にやってきた手段を敢えてPCでやる、というところにおもしろみを感じるのは
そういう人たちだと思う。
Linux云々については、教育現場でどうこう以前に、導入コストとか
そういう「大人の都合」によるところが大きいし、
正直子供たちに「これはLinuxなんだよ」といったところで
「で?」
くらいなもんでしょう。
それくらい違和感なく使えるようになってることは素晴らしいけど
それを素晴らしいと思うのは子供たちではない。
「PCを教室に導入したいのならLinuxでも十分使い物になりますよ」
とアピールできたのなら、それはそれでいいことだけどね。
Re:まあ、ねえ (スコア:1, 興味深い)
> 最後のやつ以外は「教師が楽できるしくみ」以上になっていないのが気になるところ。
効率よく教える事が出来るのはいけない事なのでしょうか?
楽できる=負荷が減る=他に労力を配分できる、ですよ。
それに、授業もプレゼンと同じで、理解してもらってナンボですから、
適切な機材、方法を用いるのは誤った方向性ではないと思います。
別に「苦労しないといけない」という事はないはずです。
「残業しない奴は仕事していない」というのと同じ事ですよ。
> Linux云々については、教育現場でどうこう以前に、導入コストとか
> そういう「大人の都合」によるところが大きいし、
予算が余れば他の教材や課外授業のための費用などに回せるのです。
コストは結局子供にとっても大事なのですよ。
> 「PCを教室に導入したいのならLinuxでも十分使い物になりますよ」
> とアピールできたのなら、それはそれでいいことだけどね。
逆にこれはどうでもいいのでは。
選択肢が増える事はいいことですがLinuxである必要はないですね。
PCではなく、MACで同じ事をしてもいいはずです。
Re:まあ、ねえ (スコア:2, すばらしい洞察)
Linux にしろ Windows にしろ、基本的に出来ることにはそれほど相違がないわけですから、それの感想を求められても困るんじゃないでしょうか。いわば、教科書を選ぶ際に、A出版社とB出版社のうち A を選んだけれど、(教える側の都合はともかく)教えられる側に、「この教科書の使い心地」といわれても感想の述べようがないように。
Re:まあ、ねえ (スコア:1)
「相違が無い」という点だけじゃなく、
「両方の選択肢をいっぺんに見る機会を与えられてない」という点も
ちょいと問題なのかも知れませんね。
教科書の例えにおいても、まさに同じことが言えますよね。
そう言われてみれば自分も、自分が習ったのとは違う教科書がどんな塩梅だったか?なんて
全然知らないで当時を過ごしたわけで。
#途中で転校したので、そのぶん少しだけ視野が広がりましたが。
Re:まあ、ねえ (スコア:1, 参考になる)
> あのWebサイトに
> 「生徒の感想がまるっきり掲載されていない」
> という事実が非常に気になったんだよ。
それは、中間報告だからです。
生徒の感想は、いま集めているところ。
実際のところ、生徒の感想はおおむね好評です。
実験終了後レポートに期待して下さい。
Re:まあ、ねえ(オフトピ:-1) (スコア:1)
> OSを含めた見積もりみたいなのはいらないのでしょうか?
まさかOS単独で見積もりするわけない。
むしろ、あらゆる導入コストから保守まで含めて見積もるはずですから、
OSが無料か有料かなんてジツは大差ない可能性すらあでしょう。
It's not who is right, it's who is left.
Linux (スコア:1)