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2015年8月のLinux人気記事トップ4
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ソフトウェア

ミュンヘン市議、市が支給するパソコンのOSをWindowsにするよう求める 133

ストーリー by headless
ミュンヘンでLiMuxいりのCDを拾って以来、 部門より
ドイツ・ミュンヘン市では行政機関の大半のパソコンでOSとしてLinuxを使用しているが、保守系の地域政党キリスト教社会同盟(CSU)の議員がWindowsへの移行を市長に要求しているそうだ(Heise Open Sourceの記事COMPUTERWOCHEの記事TechRepublicの記事Slashdotの記事)。

ミュンヘン市では独自に開発したLinuxディストリビューション「LiMux」を使用している。昨年、職員からのLiMuxに対する苦情が出ていると報じられた際も、議会はLiMuxに対する支持を表明していた。

CSUの議員2名が連名で市長に宛てた請願(PDF)では、議員に支給されるノートパソコンのLiMuxが使いにくいと述べ、互換性やユーザー権限の問題でワープロソフトやSkype、Officeなどをインストールできないため、用途が非常に限定されると主張。ハードウェアの購入に多くの費用をかけているのにもかかわらず、多くの議員が自前のノートパソコンを使い続けているなどとし、議員に支給されるノートパソコンをWindowsとMicrosoft Officeがプリインストールされた実用的なものにすることを求めている。

しかし、市が支給するLiMuxパソコンには基本的にLibreOfficeがプリインストールされており、どうしてもMicrosoft Officeが必要だと主張する理由は不明だ。また、請願提出者の1人、CSUのOtto Seidl議員はベテランのUNIXプログラマーでもあり、昨年はLiMuxの支持者を自認していたという。Heise Open Sourceでは議員の現在の考えを問い合わせているが、記事の公開時点では回答が得られていないようだ。
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携帯電話

Ubuntu Phoneは技術的に可能な限り、無期限にサポートされる 51

ストーリー by headless
永遠 部門より
Ubuntuのスマートフォン向けエディション「Ubuntu Touch」を採用したUbuntu Phoneのサポート期間について、Ubuntu Community TeamのMichael Hall氏が、技術的に可能である限り続けるとの見解を示している(Softpediaの記事質問者Blue Dragon氏のブログ記事YouTube動画)。

この発言は定例のQ&Aセッションで、Ubuntu TouchがBQ Aquaris E4.5をいつまでサポートするかという質問に答えたもの。Hall氏は、期限は定めないが50年先までサポートすることは不可能だと述べ、いずれはサポート終了時期が来ることは当然だとしつつ、現時点ではサポート終了時期の計画がないことを表明。技術的に可能である限りサポートを続けると述べている。

また、Ubuntu Touchではシステムがレイヤー化されているため、OEMレイヤーに影響を与えずに基本システムレイヤーだけを更新することが可能であることにも触れている。これにより、Androidよりも更新が容易になっており、比較的長期間にわたってアップデートを継続することができるとのことだ。

なお、現在のところUbuntu Phoneは3機種しか発売されていない。質問の対象になっていたAquaris E4.5はローエンドモデルであることから、サポート期間の考え方については他の2機種も同様に適用されるとみられる。
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ゲーム

Linuxベースの携帯ゲーム機「Smach Zero」、2016年11月に発売へ 25

ストーリー by hylom
来年のゲーム市場はどうなっているのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ゲーム配信サービスSteamを手がけるValveが、Linuxベースの携帯ゲーム機「Smach Zero」を来年11月10日に発売するという。価格は期間限定で299ドルだそうだ(Engadget Japanese)。

CPUにはAMDの組み込み向けSoCを採用し、RAMは4GB、内蔵ストレージは32GB。5インチ(720p)のタッチ対応ディスプレイを備えるという。

ただ、Linuxに対応しているゲームは増えているとはいえ、人気タイトルはまだ非対応のものが多い。さらにスペック的にも数年前のノートPCレベルとのことで、最新の豪華な3Dグラフィックスを使ったPCゲームが動くというわけではないという。

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Ubuntu

Canonical、Ubuntu Oneの主要部分のソースコードを公開 23

ストーリー by headless
公開 部門より
Canonicalは10日、昨年終了したクラウドサービス「Ubuntu One」のソースコードをAGPLv3で公開した。ソースコードはLaunchPadから入手できる(LaunchPad — A file synchronization serverReadme.txtUbuntu Insightsの記事Ars Technicaの記事OSDN Magazineの記事)。

CanonicalではUbuntu One終了の際、関連ソースコードをオープンソース化すると説明していた。公開までに時間がかかった理由として、コードのクリーンアップをUbuntu PhoneやSnappyプロジェクトの合間を縫って進めてきたためだとしている。

今回公開されたのはファイル同期サービスの主要部分で、デスクトップクライアントが同期の際に接続するサーバーサイドのソースコード。残りの部分も公開できるよう準備を進めていくという。時期は未定だが、Webサイト関連やREST API、連絡先、音楽ストリーミングなどのコードについても今後公開する計画とのことだ。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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