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情報漏洩

EASA、エアバスA350型機の制御パネルにカバーを装備するよう命じる

タレコミ by headless
headless 曰く、

US航空安全機関(EASA)は7月21日、エアバスA350型機の制御パネルにカバーを装備するよう運航会社に命ずる耐航空性改善命令(AD)を発行した(ADThe Registerの記事)。

同型機では2つの操縦席の間にある制御パネルの組み込まれた台に液体をこぼした場合、運航中にエンジンが停止して再始動できなくなる可能性がある。エアバスは操縦室内の液体禁止ゾーンを定義する航空機運航マニュアル(AFM)暫定リビジョン(TR)を発行しており、EATAはAFM TRに従ったAFM修正を運航会社に命ずるADを2月に発行していた。

その後、エアバスは制御パネルを完全に液体から保護できる取り外し可能なカバー(mod 116010)を開発し、作業指示書(SB)を発行している。また、液体禁止ゾーンの定義に加えてカバーの使用方法や誤って液体をこぼしたときの対応などを含むAFM TRも同時に発行したという。エアバスはさらに、制御パネル自体を耐水化するmod 116038も開発したとのこと。

今回のADは2月のADを置き換えるもので、mod 116038を適用済みのものを除くすべてのA350-941/1041にカバーを装備し、AFMを更新するよう運航会社に命じている。

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