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CPUの脆弱性問題への修正パッチを当てるとIntel CPUで15〜16%の性能低下が発生

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
2018年1月にプロセッサの脆弱性問題として「Specter」と「Meltdown」が発覚した。この脆弱性を塞ぐためのセキュリティパッチを当てた場合、CPUのパフォーマンスに影響を与え、速度が低下することは確実だとされてきた。Phoronixは、このセキュリティパッチを当てた場合、どの程度性能が低下しているかを調査したという。

使用したCPUはIntel製のCore i7-6800K・Core i7-8700K・Core i9-7980XEと、AMD製のRyzen 7 2700X・Threadripper 2990WXの計5つ。それぞれ修正パッチをオンにした場合と、修正パッチをオフにした場合について測定し、パフォーマンスの下落について調べた。

グラフを見ると、修正パッチを適用したりSMTをオフにしたりすることでパフォーマンスが下がることがわかる。修正パッチをオンにした場合、パフォーマンス低下幅はIntel製CPUの方が大きく、SMTをオンにした状態でもおよそ15~16%、SMTをオフにするとCore i7-6800Kで20.5%、Core i7-8700で24.8%、Core i9-7980XEで20%ほどのパフォーマンス低下がみられた。一方でAMD製CPUのパフォーマンス低下はIntel製CPUほど大きくはなく、Ryzen 7 2700X・Threadripper 2990WXともに3%未満となっている(PhoronixGIGAZINESlashdot)。
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