北海道に日本初の宇宙港を作る構想が立ち上がる
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
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太平洋に面した北海道大樹(たいき)町はJAXAやインターステラテクノロジズなどが活動する“宇宙の町”として知られている。今、同町で日本初の“宇宙港”構想が立ち上がっているという。既に町には太平洋に面した「多目的航空公園」が設けられ、長さ1000メートルの滑走路があるほか、付近にはインターステラテクノロジズが使う小型ロケットの射点も存在する。構想でまず行うのは、この射点の拡充だとされる。
衛星打ち上げ用ロケットの開発に使う新たな射点を建設し、早ければ19年11月に完成させる。整備費は3億~5億円を見込む。これに続くのが、東へ数キロの場所に21年の完成を目指す商業打ち上げ用の小型ロケット射点と、26年の完成を目指す中型ロケット向けの射点。射点の整備費は40億~50億円を見積もる。
同時並行で進めるのが滑走路の大幅な延長。22年に2500メートル、26年には3000メートル級まで延ばし、超音速無人機や、スペースシャトルのような航空機型の機体で宇宙を目指す「スペースプレーン」などの離着陸を想定する。重たい大型旅客機が何度も離着陸するわけではないため、整備費は200億円以内に収まるとしている。
特に地球観測を行う衛星で需要が多い南側に向けた打ち上げでは、鹿児島からよりも重い衛星を運べるなどのメリットもあるという。射場や滑走路の予定地周辺は人家がほとんどない点もメリットだとしている。
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