Facebookとハーバード大学、デジタル民主主義を守るためのプロジェクトを立ち上げ

taraiok 曰く、

アメリカ人の多くがロシアが2016年の大統領選挙に介入したと考えている。そんな中、ハーバード・ケネディスクールのBELFER CENTERは7月19日、デジタル・デモクラシー（DDD:Defending Digital Democracy）という超党派イニシアチブを開始した。このプロジェクトは超党派のチームを編成し、サイバー攻撃や情報攻撃から民主的な政治プロセスを保護するために活動を行う。チームにはサイバーセキュリティ関係者と国家安全保障に強い政治家や指導者が含まれる。初期助成金50万ドルはFacebookから提供されているという（diginomica、slashdot）。

DDDの具体的な目標としては、
・技術提供者、政府、政治組織間で重要な脅威情報を共有する環境技術開発
・選挙管理者、選挙インフラ提供者、キャンペーン組織にサイバーセキュリティを向上させる実践的な指南書の作成
・米国とその他の民主主義国が敵対的なサイバー情報操作をどう押さえ込むかについての戦略を作成
・選挙や民主主義システムを向上させる可能性のあるブロックチェーンなどの新興技術を評価
・市民、技術、メディアの各指導者などの参加させて公的談話を敵対的な情報操作から守る最善の方法を検討するとしている。