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Microsoft、OneDriveなどで著作権物を繰り返し共有・公開されないための特許を取得

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
Microsoftはクラウドホスティングサービスで繰り返し著作権侵害を行う人物に対処するための特許を所有しているそうだ。著作権物の共有が行われているのは海賊版サイトだけではない。Dropbox、Googleドライブ、OneDriveなどのクラウドホスティングサービスの共有システムも活用されることが多い(TorrentFreakBillboardslashdot)。

しかしクラウドホスティングサービスの場合は著作権物を削除して終わりというわけにはいかない。音楽アルバムを購入した場合、共有は禁止されているものの、個人のクラウドホスティングサービスにアップロードすることは認められているためだ。この場合、このファイルをサーバーに残したまま共有オプションを無効にする必要がある。Microsoftの特許は利用者の違反履歴(インシデントレコード)参照、繰り返し著作権侵害を行う人物を特定する。その上で特定した人物の共有関係のアクセス権を変更することができるというものだという。

米国のISPであるCox Communicationsがこうした繰り返し著作権侵害を行う人物への対処に失敗し、裁判所から2500万ドルの賠償を行う判決を受けたことからこの対処方法が注目されるようになったという。GoogleでもGoogleドライブにあるファイルに対してハッシュマッチングを行い、著作権物のような「フラグ付き」ファイルを共有しないように設定している。Dropboxでも同様の対策を行うとしている。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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