杜撰契約？「性能不足フェリー」販売の韓国企業仲裁勝利で新潟県３セク子会社が大損失

あるAnonymous Coward 曰く、

http://www.sankei.com/politics/news/160707/plt1607070030-n1.html
http://www.sankei.com/politics/news/160707/plt1607070030-n2.html

> 仲裁判断では韓国企業が請求していた約４１２万ドルの約３８％にあたる金額を支払うよう示された。
> 昨年支払い済みの前金６２万ドル（当時の為替レートで約７４００万円）と合わせ、損失は２億３千万円を超す見込み。
> 船は韓国側が引き取る。

まあ第三セクターですから、余程杜撰な契約だったのでしょう。

http://www.jseinc.org/tomac/ 一般社団法人日本海運集会所海事仲裁委員会、こんな制度があったんですね。
一つ勉強になりました。

情報元へのリンク

だめだこりゃ

[yonghwi (38590)]

新潟国際海運が買ったこの船 [wikipedia.org]はもともと三菱重工下関造船所製で、リンク先にある通り建造時は21ノットの速力があった。
建造から27年経っていて、フェリーとしてはかなり古い部類。
しかし、通常のメンテナンスを受けていて機関がまともに動けば、せいぜい2ノット程度 [nmri.go.jp]しか船速低下しないはず。
それが、買取時には11～12ノットしか出ていないというのは、よほど途中の所有者によるメンテナンスが悪かったか、
船級協会（船舶を個別に検査して認証・登録する機関。ここに登録しないと事実上、商業運航や売買ができない）に隠した違法な改造をしたか。

途中の船主は、、、清海鎮海運 [wikipedia.org]てセウォル号のとこやないかーい！あれも違法に船室増やしてひっくり返ったんだっけ。。。
しかもこの船、もともと部品取りにしかならないような船 [recordchina.co.jp]だったらしい。。。

だめだこりゃ。