
LinuxをターゲットにしたCIAのマルウェア「OutlawCountry」 19
ストーリー by hylom
原理は分かるがインストールされるのは簡単ではなさそうだ 部門より
原理は分かるがインストールされるのは簡単ではなさそうだ 部門より
headless曰く、
WikiLeaksは6月29日、米中央情報局(CIA)が作成したLinuxを狙うマルウェア「OutlawCountry」のドキュメントをVault 7プロジェクトで公開した(Vault 7 — OutlawCountry、BetaNews、Softpedia)。
OutlawCountryはLinux 2.6系向けのカーネルモジュールで、ターゲットマシンに秘密のDNATルールを追加し、ネットワークトラフィックをCIAの管理下にあるマシンへリダイレクトするというもの。モジュールが読み込まれるとnetfilterテーブルが作成され、既存のルールに優先する新たなルールをiptablesコマンドで追加できる。ルールを確認できるのはテーブル名を知っている管理者のみで、モジュールをアンインストールするとテーブルも削除される。
互換性のあるターゲットはCentOS/RHEL 6.x(カーネルバージョン2.6.32)で、netfiliterルール「nat」が必要だ。インストールにはルート権限でのシェルアクセスが必要となるため、実際のインストールには別途CIAのエクスプロイトなどを使用するものとみられる。
Re:自爆 (スコア:2)
どれでもなく元コメントに対してだと思いますが…。