公共図書館に自動返却システム導入 82
ストーリー by nabeshin
端末解説員が必要です! 部門より
端末解説員が必要です! 部門より
bttf 曰く、
ITMediaが報じたところによると、11月29日に開館するさいたま市立中央図書館が、国内の公共図書館としては初となる、図書の自動返却システムを導入するという。記事によれば、図書を返却口に入れ、専用端末(タッチパネル)を操作して返却できる。図書に付けたICタグやバーコードを読み取り、図書ごとに決められた場所までベルトコンベアで搬送するとのこと。また同時に自動貸し出しシステムも導入し、図書館の窓口業務をほとんど無人で行えるようになるという。
狭き門といわれる図書館司書への採用の道がまた狭くなるのか……とみみっちいことをタレコミ人などは考えてしまったが、これが発展して24時間貸し出し、返却可能になれば図書館の利便性も上がろうというものだ。
本の汚れ・破損チェックは?CDは・DVD・ビデオは? (スコア:3, 興味深い)
それも機械がやるのかな?
機械でやるとして、返却時に人を小部屋に閉じ込めて本の汚れ・破損チェックがOKにならなければ出れないような仕組み?まさか。
CDは・DVD・ビデオの返却はどうやって受け付けるんだろう?
チェックはどうするんだろう?
Re:本の汚れ・破損チェックは?CDは・DVD・ビデオは? (スコア:1)
もしやるとしたら、タグをこっそり別の本に張り替えて(つまりすりかえて)
返却してこれがまた中々発覚しない、みたいな事件が起きそうな。
Re:本の汚れ・破損チェックは?CDは・DVD・ビデオは? (スコア:0)
Re:本の汚れ・破損チェックは?CDは・DVD・ビデオは? (スコア:2, 参考になる)
珍しい本とか価値の高い本、くらいの意味だったかな...。
大昔に書かれたちょー古い本とか。
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説明はたぶん国語辞典をひく方がいいと思う ID
Re:本の汚れ・破損チェックは?CDは・DVD・ビデオは? (スコア:1)
自分も実は字覚えてなくてRODと稀、本で検索してコピペしただけなんです(激汗)
コメント投稿した後から実際その語で検索したらRODの記事がいくつかヒットするだけだから
突っ込まれるだろうと思っていたけど。
いいんじゃない (スコア:3, すばらしい洞察)
もし、このシステムが無くて、その分人を採用したとする。
当然、その人の仕事は「貸し出しと返却の業務」ですよ。
司書としてやりたい仕事が「貸し出しと返却業務」ならばいいが、他の仕事がしたいのなら、このシステムは障害にはならない。
Re:いいんじゃない (スコア:3, おもしろおかしい)
本来の司書の業務とは本の貸し出しや整理なんて下らない作業ではありません。
文章に記された人類の英知を後世に伝え、そこに生命を吹き込む、そんな崇高な仕事なのです。
時に希少本や禁書を求めて世界中を飛び回り、各国の図書館司書と熱い戦いを繰り広げる・・
そんな夢のある職業!それが図書館司書なのです。
#何かの電波を受信している気がするのでAC
Re:いいんじゃない (スコア:1, 興味深い)
レファレンス業務などは本来重要なというかもっとも本質的な業務であるはずなのですが、行政サイドにその認識はほとんどないです。
#きっと図書館なんか試験勉強くらいしか使ったことないんでしょうね。
そういう人々を説得する方便としての価値はあるわけです。
図書館リテラシー (スコア:3, すばらしい洞察)
> 本の汚れ・破損チェックはどうするんだろう?
そもそも日本で図書館リテラシ? 教育がなってないのが問題です
小学校とか中学校とかで 図書館とはどういうものか と 利用方法や利用マナー をきちんと教えてないから(教えてても児童生徒が理解してないから)
余計なコストがかかるのです
その 余計なコスト を 自動貸し出し・返却システムの導入 という人件費削減でなんとかしようとしても焼け石に水でしょうし
また新しい問題が出てくるだけでしょう
教育ってのは結局のところ経済のインフラの一つなんですけどね
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米百俵とかエピソードの紹介は堂に入っていたのにその政策はアレだった人はまだ人気ですね
貸出返却受付なんて機械でも十分な気がする(若干オフトピ?) (スコア:2, 参考になる)
「誰でもできそうな」貸し出し受付業務なんかより、参考業務とかのほうに注力して
くれるのであれば、利用者としてはそのほうがいいです。
# で、そういう専門性を磨くことのできない方には図書館から去っていただく、と。
それに、貸し出し業務とかはすでに非常勤職員(資格の有無は問わない)にまわされている
のではありませんか?
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司書資格のない図書館情報学修士
Re:貸出返却受付なんて機械でも十分な気がする(若干オフトピ?) (スコア:1, 興味深い)
Re:貸出返却受付なんて機械でも十分な気がする(若干オフトピ?) (スコア:2, すばらしい洞察)
今でさえ多いのに…
RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1, 興味深い)
経産省と総務省のガイドライン [impress.co.jp]には準拠しているのでしょうか。
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1, 興味深い)
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1)
#個人的には全部窃盗でいいじゃんと思うんですけど。
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:0)
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:0)
「は?」何ですか?
現状で主流の万引き防止タグはRFIDではなく個々に識別できませんし、
図書館で書籍の識別に用いるタグは万引き防止目的ではありません。
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1, 興味深い)
それには(記憶が不鮮明だがたぶんこれ)RFID のシール [soumu.go.jp]が貼ってあるんだ。
しかししかし、先日、先方の手違いで未貸出状態の本を持ち出しちゃったんだけど、反応しなかったなぁ。
あの手のゲートで、ちょっと距離があると RFID は反応できないってことなのかねぇ。
# 通常は自動貸出機を使うけど、予約した本を受け取る場合は、カウンターで処理してから渡される。
# その時、先方が一冊だけ処理しわすれた模様。
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1)
>RFIDタグの利用が図書館で率先して進められているのはどうしたことでしょうか。
え?
別に知られて恥ずかしい本を読んでるわけでもないですし
守らなきゃ駄目なプライバシーという認識はないですね。
# 登録されてる住所とかは知られちゃ困るけど、それとRFIDは関係ないし
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:2, すばらしい洞察)
本のRFIDって、ISBNのように単体で本が何の本かを特定する情報になるんでしょうか?
それとも、単にユニークIDで、それと本を関連づけるDBは図書館管理?
後者なら、何を借りたかという情報は、図書館のDBが流出しない限り
分からないわけで、それは図書館の管理する他の個人情報と同じくしっかり
管理されていなければ何の本かをすれ違った人が知ることにはなりませんよね?
今、実用化されてる使い方ってのはどちらのタイプかは気になります。
# 流通業者用なら前者でないと不便だと思いますが、
# 個人情報とリンクして使われる場所だと後者でないと不便ですよね・・・
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:2, すばらしい洞察)
あわせ技も考慮すると、本人の知らないところでスキミングされて、一意なIDが取得できる時点で問題ですね。単体では意味を成さなくても、関連を追っていけばいろいろ紐付けされてしまう恐れがあります。
参考:固有IDのシンプル・シナリオ [srad.jp]
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1)
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1)
>図書館を利用して独自にDBを構築してしまえばそれまでです。
ああ、そうか、手間はかかるけどサンプリングすればある程度できますね。
そうなると、スキミングされないように館外ではカバーに入れるとかの運用が必要か。
万引き(?)対策も考えると、
・・・レンタルビデオショップと同じようにカウンターを挟んで貸し出し手続き、になるのかな?
設備投資大変そうだなぁ
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1)
万引き防止用のタグは貸し出すときに取り外すタイプにするしかないですが。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1)
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1, 興味深い)
まあ「お子さん大丈夫ですか?」ぐらいの話だったらしいですが。
#「それほどのラインナップを誇る高校図書館がそもそも変だ」とは後で気づいた
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1)
Amazon は、おすすめが偏ってくる事で、このアカウントそろそろ .. と気づくことができるかも。
Re:RFIDのプライバシーはどうなった? (スコア:1)
閉架式なの? (スコア:1)
これって貸し出し時は必ず検索システムかなんかから探して、手続きをするってことかな?
書庫も通常は見れないところにあって司書の人に出してもらう閉架式みたいなもの?
まさか自動的にどの本棚の何段目に収めるって訳ないよね。
ジャケ買いじゃなかった背表紙見て、「あー、そういえばこれ読みたいと思ってたんだ」と思い出して借りるという開架氏の貸し出しは出来ないのかな?
Re:閉架式なの? (スコア:3, 参考になる)
棚から出したら手前の机の上に戻してくださいって言ってるのに、棚に戻しちゃう人とか。ちゃんと正しい場所ならいいんですけど順番どおりの場所に並んでいないとこっちでも管理できませんっ。
開架式の悩み
# 中の人
Re:閉架式なの? (スコア:1, 参考になる)
フロア図 [saitama.jp]みると自動返却機⇒自動書庫(左下隅)があって、そこから開架に手作業で移すのでは?
仕分けが自動化されるだけでもかなりの労力削減になると思う。
Re:閉架式なの? (スコア:2, 参考になる)
振り分ける仕組みに見えます。
そこから手作業で書架に戻すのでしょう。
Re:閉架式なの? (スコア:1)
だけの話なので、貸し出し時は関係ないですね。
すでに自動無人返却システムありますが・・・ (スコア:0)
↓↓↓
Re:すでに自動無人返却システムありますが・・・ (スコア:5, すばらしい洞察)
返却処理のセルフサービス (スコア:1, 興味深い)
今回のシステムは、自動返却システムというより、返却処理をセルフサービスで行うシステムですね。というか記事にも「図書自動返却・仕分けシステム」とありますが、これはプレスリリース [nec.co.jp]のタイトルにもありますし、説明にも「返却手続きと返却後の仕分け作業のほとんどを無人で行える」システムとあります。
以下、無人化システムには対面接客の温もりが無いと思う人のコメントです。
↓↓↓
もうね、どうせなら (スコア:0)
と、無理は承知で言ってみる。
Re:もうね、どうせなら (スコア:2, 興味深い)
Re:もうね、どうせなら (スコア:0, オフトピック)
全てではないですが、千代田区図書館で流行っているみたいです、に見えた人は多いと思う。
Re:もうね、どうせなら (スコア:2, 参考になる)
http://kindai.ndl.go.jp/
返却の返却は? (スコア:0)
ex.1) 上下巻で構成されている本の(上巻)を借り、(下巻)は自分で購入。→ 返却時に間違って(下巻)を投入
ex.2) 2冊以上の本を借り、うち1冊を読み終えたので返却。→ 読み終えていない別の本を投入(パネルでは読み終わった方の本として操作)
その他、投入されたのがそもそも本じゃなかったりとか、エラーケースはいろいろ考えられますね。
# 猫は入れないでください
Re:返却の返却は? (スコア:1)
#黒っぽいけどID
Re:返却の返却は? (スコア:0)
ホースつっこんじゃって大惨事というニュースが昨日ぐらいにあった?
Re:返却の返却は? (スコア:1, おもしろおかしい)
いやいや、さすがに馬は入らないでしょう。
Re:レンタルCD&DVD (スコア:1, 参考になる)
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20090023-4,00.htm
Re:レンタルCD&DVD (スコア:1)
> 適当に空いた棚へ戻してタイトルとその棚と位置をデータベースに登録。
> 貸し出すときはDBでタイトル検索して棚と位置を調べてピックアップ。
とはちょっと違いますよ。「適当」じゃなくて「積極的に分散」させてます。
出荷時には、「商品の名前と置いてる場所」の一覧を元に倉庫からピックアップするわけですが、
同じシリーズの上下巻などの「まぎらわしい商品」は別の場所に配置することで、出荷ミスを減らしてるそうです。
ちゃんと場所管理できてるのであれば、「似たような本を似たようなところにまとめる」のは、デメリットしか無い、と。
Re:RF-ID管理の図書館といえば (スコア:2, 興味深い)
某雑誌の某号が蔵書されていて閲覧中でもないのに、行方不明になっていて何年経っても元の棚に戻って来ない様子なんです。館外への帯出も行われた気配が無いので、おそらく棚を間違えて戻してそのままになっているのではないかと思われます。棚卸し(と言うのか?)でもやらない限り、行方不明のままかもしれません。
#一般の雑誌類は普通の図書館にほとんど所蔵されないので、国会図書館は実に有り難いのですよ~☆
#これのために税金払ってて良かったと思うくらい(笑)
Re:RF-ID管理の図書館といえば (スコア:1)
そんなあなたに大宅壮一文庫 [oya-bunko.or.jp]。
# いや、税金を払う意義については何も言いませんが。
Re:RF-ID管理の図書館といえば (スコア:1, 参考になる)
ご指摘の通り開架式でないのも難点ですが、何分床荷重が大変なことになるので、建物の新設時でないと導入は難しいでしょう。