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理想の理科教科書は検定の外に 116

ストーリー by Acanthopanax
科学するこころ 部門より

KAMUI 曰く、 "現在の学習指導要領に基づく理科の「検定教科書」の内容に危機感を感じた教師や研究者ら約80人が協力して理想の「検定外教科書」を刊行した事を河北新報の記事が伝えている。文一総合出版「新しい理科の教科書 — 親子でひらく科学のとびら」で,昨年にも中学生向けの検定外教科書「新しい科学の教科書」シリーズを同社から出した同志社女子大学左巻健男教授らが編集した。
なお,この科学の教科書を「おとなのやり直し教科書」として再構成した「新しい科学の教科書 — 現代人のための中学理科」なんてのもあるそうだ。参考までに。" (つづく…)

"さて,今回の検定外な「新しい理科の教科書」を出すに至った経緯が記事中にも書かれているのだが、「月の見え方は 2つか 3つに限定し,満ち欠けの仕組みも教えない」様な教科書では自然科学の基礎基本が身につかないとの事。確かに小学校・学習指導要領の第4節・理科 [第4学年]を読むと、「月の動きについては,三日月や満月などの中から二つの月の形を扱うこと」との記述がある。その他の記述も……(汗)
こりゃ理系離れとかプロジェクト ScienceXを言う以前の状況では?"

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  • by Anonymous Coward on 2004年06月14日 23時47分 (#569635)
    進学校:物足りないので、補助教材(教育委員会に届出が必要)やプリントを使用し、教科書を使用しない。

    準進学校(進学校になりたい学校):教科書は1学期の間に終了して、補助教材(教育委員会に届出が必要)やプリントを使用して2・3学期は教える。

    教科主任がうるさい学校:全てのクラスで完璧に同一の授業をやるように言うので、雑談等一切無い授業。でもそんな授業は塾で教わった内容なので誰も聞いていない。

    低学力校:難しすぎるので補助教材(教育委員会に届出が必要)やプリントを使用し、教科書を使用しない。

    まぁそういうことも結構あるので、教科書を変更しても意味が無いと思います。
    • 確かに、教科書とか指導要領が悪いってのは、理科離れの主な原因じゃないような気がする。

      自分が小学生の時の理科の授業には、お遊び的な要素が多分にあった気がする。
      月の満ち欠けとかは、先生がすごく明るい電球(太陽)とバスケットボール(月)を持ってきて、その電球を暗くした教室の真ん中に置いて、
      自分が地球になったつもりでぐるぐる回って、満ち欠けを実際に観察するようなことを結構やってたし。

      理科とか数学ってのも、それこそ国語とかと同じように身の回りにあふれているわけだから、
      それに気付かせて興味をチョットひきだしてやって突っついてやるのが、
      "良い"理科教育だと思うなぁ。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2004年06月15日 1時08分 (#569687)
    > 月の見え方は 2つか 3つに限定し,満ち欠けの仕組みも教えない

    「円周率が 3 になる」と同根の話ですね。こういう話はすべて現行指導要領
    による検定(1 年以上前)の段階でニュースとして出てきている話で、ちょっと
    調べれば次のような例があることがわかります。

        電気回路では、電池の数と豆電球の数は 2 個以下に限定。
        昆虫の例示も 2, 3 種類に限定。

    こういう理不尽な足枷により、もっとも大量の検定不合格教科書が出た科目が
    理科だったことも、検定当時の新聞記事等を読めばわかります。

    検定外教科書に話を戻すと、近々、ブルーバックスから高校用の理科の教科書
    も出す予定だそうで、本人がいろいろなところでアナウンスしています。
    • by basidium (22136) on 2004年06月15日 1時59分 (#569706)

      今は文科省も方針転換して,「学習指導要領は最低基準である」と言ってますよね.「少なくともこれこれについては教えなくてはならない」ということを規定したものが指導要領である,と.今後の教科書については「発展的な記述」も認めるということのようですし.

      # もっとも,文科省に言わせると,
      # 「これまでも指導要領は最低基準だった,
      #  ただ,その点について現場などに誤解があった」
      # ということだそうですけど.だから「方針を変えたわけじゃない」そうです.
      # しかし「○○については,××は取り扱わないこととする」とか,
      # 「○○については,××にとどめる」なんて規定が並んでいる
      # 指導要領を作っておいて,そういうことを言い張るというのも
      # 不思議なセンスです.

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2004年06月15日 3時15分 (#569728)
        > 今後の教科書については「発展的な記述」も認めるということのようですし

        既にこの方針による教科書検定が行なわれたわけですが、「発展的な記述」は
        指導要領で定めた内容の記述と明確に区別できる形 (ex. 別枠のコラムにする)
        でなければならないという制限があります。

        指導要領により不自然な形に分断されてしまった内容を自然な形で記述するこ
        とは、物理的に不可能になっています。
        親コメント
  • 『教科書で教える』のではなく『教科書を教える』のだそうです. これ以外のことはしてはいけないらしいのです. 私が「本当にそれでいいの?」と聞いたら「そう定まっているからいいんです!」と言われました. こんなのが教職につくと思うと, 今の学校教育は何かがヘンな様な気がする...
    --
    ★田舎に生息する時代遅れのFortran&COBOLガイなオタク★
  • トーマス・エジソンが常に「なぜ?」を生涯念頭に置いたように、これら理想の検定外教科書では理屈がわかるようになると思います。
    つまり今時の小中学生に関して、理屈で物を考えないようになったことを、作者の皆さんは憂えていると思います。
    またPCの発達で、自然に触れる機会が少なくなったのは残念でなりません。
    --
    Super Souya
    • とりあえず、小学校低学年の子を持つ親として一言。

      わたしは、学校なんてのは「なぜ?」という疑問を子供が
      抱いたまんま帰ってきてくれるところで十分だと思っています。

      そこから「なぜ?」に付き合い、一緒に答(らしきもの)を
      探すのは、余りにも時間がかかるし、「時間割」のある世界では
      とても対応できないので、当然親が担うべきところと理解しています。
      #理工学だけでなく、社会全般も同様。
      #そういう意味で論評及び解説の無いNHKニュースは、子供の
      #「なぜ」を誘発してくれるので、是非とも見せるべき。

      また、子供の探究心の深さや特に興味を持つ領域というのは
      個人差が大きいので、何十人も同時に相手をする学校では、
      掘り下げが足りなくて不満を感じる子と飽きちゃう子が必ず
      同時発生するので、探究心に付き合うのは非常に難しいでしょうね。
      #少なくとも、私には2人の子供を同時に満足させることは
      #不可能。どっちかが飽きちゃいます。
      #(例:四角い氷と丸い氷とカキ氷、どれが早く融けるか。
      #   飽きた方は「食べようよ」とウルサイ)

      結局のところ、学校(特に義務教育)というのはミニマム・リテラシの
      構築を担うべきものであって、子供の「とりあえず考えてみる意欲」
      を育てるのは、如何に「抱いた疑問は親にぶつける」習慣を
      幼年期(就学前)に構築するかにかかっていると思います。

      ただね、そうしようと思って育て、現にそうなってくれたのは良いけど、
      自分の休暇を全部つぎ込んでも時間が足りなくなることまでは予定して無かったよ…。

      そんなこんなで、近所の薬局とはすっかり顔なじみだけどID
      親コメント
      • >結局のところ、学校(特に義務教育)というのはミニマム・リテラシの
        >構築を担うべきものであって、子供の「とりあえず考えてみる意欲」
        >を育てるのは、如何に「抱いた疑問は親にぶつける」習慣を
        >幼年期(就学前)に構築するかにかかっていると思います。

        まさしくそう思います。
        しかも実践なさっているとのことで、すばらしいことだと感じました。

        私は子供がいないので、自分の子供時代のことを思い出して書きますが、学校の授業で「なぜ」なんて考えず、とにかく正解の導き方を暗記して答えることばかりやっていました。国語や、さらには音楽や図画工作でも、「正解」を探していましたね。

        正解を出すことにばかりこだわると、視野が狭くなって、社会におけるいろいろな問題解決に苦労する結果になりました。物事には正解があるという前提でいるから、正解がない問題に直面したときに困るのです。

        tucker さんのお子さんは、学校の試験ではトップクラスの成績を取るところまではいかないかもしれませんが、20年、30年後には大成しているだろうと楽しみにしています。
        親コメント
    • トーマス・エジソンが常に「なぜ?」を生涯念頭に置いたように

      学習指導要領というのをあまり読んだことがなかったので、今回改めて読んでみて驚いたことが、まさにこの部分です。

      「目標」の項では、とりあえず「興味・関心をもって追究」と書いておけばいいや、って感じに見えるし (生物を愛護する、って理科の範疇なのか?) 、内容についてもとりあえず「考えをもつようにする。」で締めておけばいいや、って感じにも見えるのですが、それはともかくとしても、その内容の詳細において、

      1. 生物とその環境
        • 昆虫と植物を同時に扱うのはなぜか? (因果関係についての説明がない)
        • 一定の順序に従わない育ち方 (さなぎにならないカマキリとか) やつくり (茎の部分がほとんど縮退してしまっているスミレとか) をする昆虫や植物を取り上げ、とにかく「いろんなのがいて、それぞれ特長がある」ことを実感するのがもっとも大切なのではないか?
      2. 物質とエネルギー
        1. 光の性質
          • ア 日光は集めたり反射させたりできること。 … なんで?
          • イ 物に日光を当てると,物の明るさや暖かさが変わること。 … どうして?
          • 日光を反射させるものに日光を当てたら、反射させるものは暖かくなるの? (あるいは、黒いものに光を当てると暖かくなりやすいのは、なぜ?) また、日光を反射させるものによって (さえぎられた結果) 作られる影の特徴は?
        2. 電気
          • ア 電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があること。 … そのつなぎ方で電気が通るのはなぜ? 通らないのはなぜ?
          • イ 電気を通す物と通さない物があること。 … (この部分の「なぜ?」は、まだちょっと難しいかもしれないけど ^_^;)
        3. ……

      。。。きりがないのでこの辺までにしておきますが(汗、どれを見てもそのほとんどが、「○○とは××なんです。」という説明がひたすらあるばかりで、じゃあ「なんで○○は××なの?」という部分に踏み込んでいるものが一つもない。そこに踏み込むということが、一番重要なことなのに、です。

      「内容の取り扱い」についても、確かになるべく少ないサンプル数で理解させる、という方向性を感じます。これは筆記試験を意識してのことなのでしょうか? 普通に授業を聞き、ノートをまとめていれば、テストで点が取れるようにする。それだけのことの為に、このような授業要領が設定されているのだとしたら、あんまりにも本末転倒で、なんだか悲しくなってきてしまいます。

      それでも一部の優秀な先生方の努力によって、規定の授業要領ではまかないきれない質的な部分については補われているのかもしれませんが、そうした場合に児童たちにとってバイブルとなりうる教科書の存在がほしいところなのかもしれません (もちろん、学校の図書館で図鑑を広げさせるなど、対応方法はほかにもあるでしょうが)。そうした中で、今回のような検定外「教科書」の登場は、ホンキで理科を教えたい先生方にとっても、良き手助けとなるものなのかもしれませんね。

      --
      むらちより/あい/をこめて。
      親コメント
      • 「なぜ?」は難しい (スコア:2, すばらしい洞察)

        by NOBAX (21937) on 2004年06月15日 6時33分 (#569764)
        小学生に物事に興味を持ってもらうのはいいでしょうが、
        「なぜ」を教えるのはそう簡単ではありません。
        「なぜ」に対して説明できることがあまりにも少ないからです。
        例えば
        >日光を反射させるものに日光を当てたら、反射させるものは暖かくなるの?
        は、つい最近、女子高生が書いた論文が国際コンクールで入賞したような高度なテーマです。
        お稽古事では、昔から「守破離」が言われていて、まず、師匠から分かっていることを教えられます。
        「なぜ」に挑戦するのは最後の段階です。
        親コメント
        • おっしゃることは非常によくわかるのですが、「なぜ」の意識をもっている子供ともってない子供では、やはり学習意欲が違うと思いますよ。
          その「なぜ」の解決の仕方や道しるべをつけてあげるのが、大人の役割というものではないですかね。

          おっしゃる女子高生の論文にしても、彼女一人が独力で書いたものだとは思えません。きっと背後には道しるべをつけてくれた大人達がいたと思います。
          また、わかってないことをわかってないんだよと教える事も、大切なのではないですかね。
          親コメント
          • >また、わかってないことをわかってないんだよと教える事も、大切なのではないですかね。

            向上心や向学心(進学理由)の一環としても、とても必要な教育だと考えます。
            今の「何故?」の存在自体を教えない/見せない教育方針は、
            「何故?」を教えられない事とは根本的に違う発想から生まれたように思えてしまうのです。
            親コメント
        • by esuyan (7005) on 2004年06月15日 11時28分 (#569873)
          >小学生に物事に興味を持ってもらうのはいいでしょうが、
          >「なぜ」を教えるのはそう簡単ではありません。
          >「なぜ」に対して説明できることがあまりにも少ないからです。

          すべての疑問に対し、用意できる答えは確かに少ないでしょう。し
          かし、「なぜ」という疑問を教えることはできます。そのうちのい
          くつかの「なぜ」に対し、「理科」(自然科学)で答えを導ける、
          と教えることが重要なのではないでしょうか?
          大事なのは答えをただ与えることではなく、疑問を持たせること、
          答えを導くことは難しいが、それでも合理的な手法によって答えを
          導くことは不可能ではない、ということではないでしょうか?
          親コメント
        • 本人達に「なぜ?」を考えさせるのは難しいことかもしれません。だけど、そこから先に考える、あるいは学ぶ/研究するべき余地があることを知っていてもらうのは、とても大切なことだと思います。興味ってのはそういう所からも湧いてくるものだと思うから。

          ところで、

          >日光を反射させるものに日光を当てたら、反射させるものは暖かくなるの?
          は、つい最近、女子高生が書いた論文が国際コンクールで入賞したような高度なテーマです。

          これこそ、授業の場において、参考として是非とも紹介して頂きたいものかと思われます。ていうか、おいらも読んでみたい(w。

          --
          むらちより/あい/をこめて。
          親コメント
  • by ruto (17678) on 2004年06月14日 23時01分 (#569593) 日記
    なんだ、俺たちが小学生の時に使ってた教科書と同じじゃないか。
  • by crouton (9) on 2004年06月14日 23時10分 (#569607)

    アリエナイ理科ノ教科書
    [amazon.co.jp]なんてどうです?
    --
    "Quidquid latine dictum sit, altum videtur."
  • 生活科(オフトピ-∞) (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2004年06月15日 0時55分 (#569681)
    #オフトピなのでAC.

    結局この「教科書」も3年生以上のものしか出さないみたいですけれど、
    『理科は2年生以下は必要ない』
    というのは、統一見解なんですかね。

    生活科という、曖昧な、高学年で学ぶ内容とのリンクが取れていないため、学習内容の継続性に疑問のある教科の問題性は、この枠組みでは扱いにくいんでしょうか。
    • by Anonymous Coward on 2004年06月15日 5時46分 (#569753)
      1・2年分の企画も検討中ですよ。
      まず、中学向けができた。
      じゃあ、次は小学向けだ。小学向けは理科の授業が3年以降にしかないから、3年以降で用意した。でも、この先1・2年用も用意しよう。
      というあたりです。
      高校用も進んでいます。別の出版社ですが。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2004年06月15日 3時31分 (#569730)

    習ったそばから,すべて理解する必要はないのです. あとから,「そうやったんか」と理解できればいいのです. 詰め込む分,その場で気軽に質問できる環境が必要だと思いますが.

    • 物理的にも論理的にも子供の視野は狭いので、
      いろいろと経験させてあげる必要があります。

      その中で興味を持ったものを子供自身が選んでいけばいいだけ。

      詰め込むという言葉には引っかかるけど、
      子供は損得抜きで自分の興味だけで物事を選ぶから
      多くの選択肢を提供するという観点では、賛成。
      親コメント
    • 多くの子どもはその場で取捨選択しちゃうだろうしね (w 。子どもの内から、得意科目、不得意科目ができてしまうのも、アリだと思う。

      進学においては、子ども達に得手・不得手があることを前提として欲しいと思う。大学受験では、得意とする科目だけを選択する受験方式が用意されている所も多いけど、高校受験でもそういう考え方ってアリなんじゃないかなぁ。

      試験科目も多様化されると面白いんだけどね。体育とか、音楽とか、図画工作とか。。。

      --
      むらちより/あい/をこめて。
      親コメント
  • なぜ書籍の形を? (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2004年06月15日 10時14分 (#569827)
    もちろんコストの問題があったり、話題性を狙ったりってことは
    あるのでしょうが、しかし、理科教育の現状への危機意識があるのなら、
    そうした「理想の」教科書の内容はウェブのような
    より多くの人間が無償でアクセスできる形にすることが
    考えられていいのではないでしょうか。

    検定外でありながら「理想の教科書」を標榜するなら、
    その配布形態についても「理想」を目指していいんじゃないか
    というわけです。

    それとも理科教育の現状は
    そこまでするほど酷くはないって認識なのかな。

    ;; 世界人類が平和ボケでありますように。
  • by dash0225 (21674) on 2004年06月15日 16時23分 (#570101)
    指導要領のなかに 「...などの中から2つの月の形を扱うこと」 という一文があるそうですが、 この要領の揚げ足を取ると、この文を決めた人たちは 月の形は連続的に変化するのではなく、 形容詞を付加していって言語的に分岐していくものという 感覚があるように思えるんですけどどうでしょう?
    こんな感覚で指導要領全体ができていたとしたら 子供がかわいそうです。 言語世界の中に捕らわれて現実界を知ることができなくなって しまいそうです。
    • by Namany (19002) on 2004年06月15日 17時09分 (#570128) 日記
      満月・半月・三日月・新月などという言葉がある以上仕方がないことなのかもしれません。
      普通は月が沈んでから昇るまでの間は見えないわけで、連続的に観測するのが難しいため、離散的なものだという感覚を持つのではないかと。
      そう考えると、模型を使った実験が月の満ち欠けが連続的なものであることを認識させるのに如何に有効かということがわかりますね。

      #ついでに呼称を「~度の月」とか変えてみるとか
      親コメント
    • >理系離れ
      というフレーズだけに反応しますが、理系離れが文系の学問の進歩を促したかというと、そうでもないでしょう。
      要するに「理系離れ」「文系離れ」というより「学問離れ」ではないかという気がします。

      >こんな感覚で指導要領全体ができていたとしたら子供がかわいそうです。
      子供らは指導要領だけから学ぶわけではありませんよ。
      昔の自分がそうだったのですが、書店や図書館に連れて行けば、放っていても自分の興味のある書籍を読みふけりますし、最近だとネットにもいろいろな有益な情報が転がっていますよね。
      親コメント
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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