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小学校算数に台形面積の公式などが「復活」へ 244

ストーリー by Acanthopanax
(上底+下底)×高さ÷2 部門より

saitoh 曰く、 "朝日新聞の記事によると、小学校の算数の教科書に、台形の面積を求める公式や4けた同士の足し算などが復活する見通しであるという。「発展的内容」などの本文以外の扱いでなら指導要領を越える内容を採録することを文科省が認める方針になったことに対応して各教科書会社が現在準備中というもの。ただし、全体の1割以下という条件付きだとのこと。
とはいえ、残念ながら、「算数の授業時間は削られたままなので、教科書に記述が復活してもそこまで教える時間的余裕はおそらく無い」とは、知人の小学校教師の弁である。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 理想論 (スコア:5, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2004年01月04日 22時49分 (#465332)
    教えるべきは公式ではなくて面積を導き出すための理屈なんだがな。
    • Re:理想論 (スコア:4, 参考になる)

      by gy0 (3393) on 2004年01月04日 23時04分 (#465346) 日記
      えーと、同感であります。確かに理想論に過ぎないのでしょうが……。

      "台形の面積の公式"を覚えるよりも、
      全ての多角形は三角形に分けて……云々を教えて欲しいと思います。

      ただ、その後の教科書検定で、台形を三角形に分けて面積を求めるという問題が
      検定で"範囲を逸脱している"とチェック入れられた、
      という話がマスコミ経由で流れてたので
      事情はそれほど簡単ではないのかもしれません。
      --
      gy0
      親コメント
      • Re:理想論 (スコア:2, 興味深い)

        by masakit13 (8707) on 2004年01月05日 0時11分 (#465428) 日記
        多角形の面積の基本って三角形なんでしたっけ?
        まずは方形が前提にあって、そこから平行四辺形にいって、
        三角形と台形は平行四辺形からの派生だったと記憶していたんですけど…。

        教わり方の違い?
        親コメント
        • by gy0 (3393) on 2004年01月05日 1時13分 (#465491) 日記
          おおっと。

          確かに長方形→平行四辺形を先にやんないと"÷2"の意味とか出てこないっすね。失敬。
          ま、ここでは"台形の面積の公式"を求める一歩手前の部分の事だけ喋ってるって事で。
          まあ文系の戯言ということでお許し有れ。
          --
          gy0
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    • by astro-m (10177) on 2004年01月04日 22時56分 (#465340) ホームページ 日記
      同意します。
      台形はふたつの三角形に分けることができる。ということにさえ気付けば、
      わざわざ「台形の面積の公式」なんて物を持ち出さなくてもよいわけですから。
      このあたりのことは昔の教科書にも書いてあったような気もしますが、
      公式ではなくそれに含まれる「意味」をしっかり伝えて欲しいと思います。
      --

      ----
      Save our starry skies; Jump into the Universe.
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    • by gonta (11642) on 2004年01月05日 0時19分 (#465443) 日記
      同感であります。

      ただ、この話に耳を傾けず「円周率が”およそ”3に
      なった」だの「台形の面積の出し方を教えなかくなっ
      た」だのの”上っ面”だけで学習力の話をしているマ
      スコミとそれに踊らされている連中が多く、それが大
      半を占めている限り、この話は通らないでしょうね。
      #意外に多いのが「円周を導く公式」「円の面積を出す
      #公式」を言える奴は多いが「円周率の定義」を言えな
      #い奴。導く過程ができていればわかる話なんだが。
      --
      -- gonta --
      "May Macintosh be with you"
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  • by greentea (17971) on 2004年01月04日 23時42分 (#465389) 日記
    私は現役高校1年です。中3の時に完全週5日制に変わりました。

    授業時間が減って、数字上は「ゆとり」なのかもしれませんが、
    実際、ちっとも「ゆとり」になっている気がしません。

    3年のはじめ、数学の教科書を配られたとき、先生が
    「ここはカットされました。バツ付けてください。ここもバツ。ここもカットされました。」
    って言っていたのがまだ印象に残っています。
    英語の教科書も今までは10章以上あったのが7章か8章までの薄っぺらいものになりました。

    しかし、その分授業に余裕ができたかというと、そうではありません。
    減った内容はどこへ行ったのかと聞きたくなるほどゆとりがありませんでした。

    そうかと思えば、HRや「総合的な学習の時間」は、やることが無くて暇な時間があったりしました。

    ちなみにカットされた内容ですが、教科書に載っていなくてもやっていました。
    例えば、2次方程式の解の公式は中学では教えてはいけないことになっているらしいのですが、(一応、解の公式なしでやる方法が教科書の発展のところであったけど、毎回解の公式を証明するようなやり方だった)
    私立の高校では受験に出るから、ということで授業でやりましたし、
    実際、今の高校(公立)で教えるときも、先生が中学で習った人はどれくらいか聞いたら、ほとんど全員が手を挙げていました。

    なんか、今の教育って、「ゆっくり自転車に乗る方法」を教えているような、
    実用性は無くなっているのに余計にしんどい教育だと思います。

    #だいぶ昔は中学でsin,cos,tanをやっていたらしいですが、
    #今、それを高校でやっています。
    --
    1を聞いて0を知れ!
    • 中高は自主カリキュラムだったし、小学生の頃は学校より塾にいる方が楽しかったので、一連の話は自分には縁遠いのですが、
      歴史の先生が、好きな分野はみっちりやって、範囲終わらないってのありませんでした?
      戦国時代やりすぎて、現代史の時間が足りないとか。
      やたらローマやるとか。
      それはそれで面白いので無問題ですけど。

      いまの大学生活はゆとりありすぎて学費返せと思うけど、自主ゆとりも何割かあるので文句は言えない。
      というか、暇があるならその分自分を磨けって事だけど。
      # 毎晩局所的に磨いているが
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      • by Anonymous Coward on 2004年01月05日 0時14分 (#465434)
        歴史の先生が、好きな分野はみっちりやって、範囲終わらないってのありませんでした?
        戦国時代やりすぎて、現代史の時間が足りないとか。

        意図的にやってんじゃないかな?現代史が足りないっての。現代史をほとんどやっていないって言う声はあまりにも多いし、私もそうだった気がする。
        第2次大戦あたりがどう教えても右とか左とか言われるんで逃げてるんじゃないのかと邪推しているのですが。
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    • by bikeman (14466) on 2004年01月05日 0時18分 (#465442)
      学校の原型がフランスの軍隊養成所にあることからもわかるように、もともと学校は個々人の幸福を目的に教育を行う場所ではなく、効率的に労働者となる国民を育成する機関です。手足を交互にふりながら歩いたり走ったりするのも、学校で教えられましたよね。学校は国民たる身体を養成する役割もあります。学校教育には「調教」という意味合いも深く含まれているのです。

      だから、そこまでわかったのなら、自分で考えてみてはいかがでしょう。学校という枠組を自覚するだけで、かなり楽になりますよ。
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      • >効率的に労働者となる国民を育成する機関です。
        その当初の目的が学力低下により、達成できなくなっている、と思うのですが。

        これからは国際競争力がどうのこうのいいながら、
        世界でトップレベルだった日本人はだんだんシンガポールなどに
        抜かされていって、競争力を失っているような気がしてなりません。

        #俺のようなやつが勉強せずに1日中コンピュータばっかりしてるのも学力低下の原因かもしれんが。
        --
        1を聞いて0を知れ!
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    • by Anonymous Coward on 2004年01月05日 2時58分 (#465561)
      > そうかと思えば、HRや「総合的な学習の時間」は、やることが無くて暇な時間があったりしました。

      それは先生の準備不足。

      でも逆に言えば先生は普段の教科学習と生徒指導くらいでいっぱい
      いっぱいってのも事実ですな。総合的な学習の時間は準備が大変。
      特に教科担任制の中高では教師間の連携がものすごく大変。

      # そんなことより部活が大事、って先生も大勢いる。

      >なんか、今の教育って、「ゆっくり自転車に乗る方法」を教えているような、
      >実用性は無くなっているのに余計にしんどい教育だと思います。

      言い得て妙だなぁ。
      ただ、あなたはきっと平均よりはできる人でしょう?
      いつの時代もできる人には学校の勉強なんか退屈だと思いますよ。
      そういう人は学校で教わらないことを勝手に自分で学ぶようにしなきゃ。

      # スラドなんか読んでる場合じゃない
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  • by Anonymous Coward on 2004年01月04日 23時08分 (#465349)
    >「算数の授業時間は削られたままなので、教科書に記述が復活して
    >もそこまで教える時間的余裕はおそらく無い」

    オレなんてちゃんと台形の計算を学んだ世代だけど、そのころってもうちょっと
    授業にゆとりがあったような気がするけどな。なんでこんなに忙しくなっちゃったんだろう?
    なんか別のイベントでも増えたの??

    #30代なのでAC
    • 台形の面積の公式を習った当時はすでに土曜休みが月2回あった世代ですけど、
      土曜休みに関しては、土日で家族旅行に行けたり、メリットは確かにありました。
      今の全土曜日休みってのはやりすぎなような気もします。

      >なんか別のイベントでも増えたの??

      中学校では総合学習とかいうのがありました。
      自分とこの学校では選択制になっていて、球技だの楽器演奏だのでしたね。
      ゆとり教育とかいってますが、こういう授業ってどのくらい/どのような効果があるのか疑問ですね。
      モデル校を立ててちゃんとテストしたのでしょうか?
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      • > モデル校を立ててちゃんとテストしたのでしょうか?

        モデル校はあったと思う。ただし、結構お金を掛けているので「やっぱりやめたほうがいいです」とはいえないのでは? または、頭のいい学校でじっくりと時間をかけて(偉い人が授業を見に来るたった1時間のためだけに)授業の研究を何時間もする。あまりにも条件がそろいすぎているのでダメになるはずがない。でも全部の学校がそういうわけにはいかない、てなところが現実なのではないでしょうか。(あんまりつっこまないでね)
        --
        ------------------------- DKjldajrweoifL+KDjaw -------------------------
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        • by moonbear (4602) on 2004年01月05日 2時15分 (#465532)
          このモデル校でのテストというのが少々くせ者みたいです。

          妹が某政令指定都市の公立中学教員をしているのですが、その市では来年度から2学期制を採用するそうです。しかし妹によると2学期制のメリットなど全くないとのこと。ではなぜそうなるか。実はこれもモデル校があって、そこの教員達はさんざん苦労したそうです。で、市教委はどうしたかというと、「モデル校の先生方が苦労されたのだから他もそうしなさい」といって全市立中学校に2学期制を拡げたわけです。

          なんか頭がくらくらしそうな論理です。公立学校の教育をこんな委員会がコントロールしていると思うと暗い気持ちになります。
          親コメント
    • >授業にゆとりがあったような気がするけどな。

      もうちょっと上の世代だけど、実際、個人的にはゆとりは結構あったな。
      唯一なかったのは歴史関係かな?全時代を追いきれなくて、現代近代史
      がおろそかになっていたりするわけですが...

      >なんでこんなに忙しくなっちゃったんだろう?

      忙しくなったのは生徒学生ではなくて、先生なのでは?
      教授法や授業の進め方がボロボロになっているみたいだよ>昨今の小中学校

      自由課題とか、考えさせるなんてことを、課題のネタや考えるネタ
      を与えずないでやらせようとするのが、間違いの元だと思うのだけどね。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2004年01月05日 2時24分 (#465535)
      我々の世代は正解を導いたり正しい知識を記憶する能力には長けて
      いるが、考える力が弱いと言われていました。(国際比較でね。)
      簡単に言うと、その頃から続いているカリキュラムの変更が
      ようやく実を結びつつあるのです。

      で、実体験や各教科で学んだ力を総合的に動員して問題解決に
      当たる学習が重視されてる、と。

      今の教科書から公式が減っているのは我々の世代(30代とか40代)
      の責任とも言えます。(いいか悪いかを判断するのは実はとても
      難しいですがね。)
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    • あえて少数意見を。私('71年生まれ)は小学校高学年あたりから、授業の進み方にあまり余裕を感じなかったんですけど。先生は子供相手に「時間が足りない」と愚痴こぼすし、算数とかの教科書の巻末にある「1年のまとめ」なんておざなりにしかやらなかったし。

      結局、要領よく教えないと不足が生じるってのは、普遍的な話のような気がします。それを先生のウデでやるか、お上がなんとかすべきなのか、は難しいところだとは思いますが。

      親コメント
  • 教科書の範疇に入っている、ということで、有名市立中学校
    の入試問題には入るようになるか、と。

    当然それを教えるためには塾じゃないと無理なので、進学塾
    への依存度がどんどん高くなる、と。
    • タレコミ中の asahi.com の記事の下にある
      塾業界に、ゆとり教育が「神風」
      ・・・って記事が凄い皮肉になってますな。
      この御時勢にデフレ関係無しですかそうですか。
      親コメント
    • 今のカリキュラムでも、入試には必須のようです。

      塾に行かせるのは本意ではないのですが、あまりにも
      教えてくれる内容が少なすぎて、やむなく通わせてい
      ます。
      親がすべてフォロー出来ればよいのでしょうが…。
      親コメント
    • オフトピ気味ですが、、

      > 当然それを教えるためには塾じゃないと無理なので、進学塾
      > への依存度がどんどん高くなる、と。

      塾があまり良くない印象でかかれているのですが
      私なんかは中学校より、塾に行ってる方が楽しかったです。
      卒業から結構たっても、未だに交流があったりします。
      年齢が近いのもあって親しみやすかったのかもしれません。
      # 学校の先生は「先生」で有ろうとするために壁があるのかもしれません
      # 学校の先生が下ネタを振ってくるとか、生徒を(話で)弄るなんて考えられない風潮ですし。

      それに、教え方も(大半は学生のバイトにもかかわらず)塾の教師の方がうまかったですし。
      これには、多くの塾が能力別編成なのも影響しているのかもしれません。
      得意な人と苦手な人を一斉に同じ速さで教えようとしたら、破綻するのが道理だと思うのです。

      私は、学校を学問的な側面と社会勉強的な側面で分割してみた場合に
      学問的な側面に特化したのが塾だと考えています。(私の場合は後者でもお世話になりましたが)
      今の学校では出来ない部分をカバーしていると思います。

      塾の存在は、単純に入試対策ばかりではないのでは無いでしょうか?
      親コメント
  • by tmi (13268) on 2004年01月04日 22時56分 (#465339) 日記
    そういう楽しい内容を一割以下にとどめなければいけないのは,スタージョンの法則を守るためでしょうか?
  • by partial (18305) on 2004年01月04日 23時15分 (#465360)
    公式は増やさなくていいんですが。
    • by partial (18305) on 2004年01月05日 0時14分 (#465435)
      あ、でも、10歳までは知識記憶の力が高いからしょうがないのか。
      経験記憶は高校からだし。

      10歳から高校までは、どちらもいまいちで、不安定な時期だな。
      親コメント
  • by yamashow (14193) on 2004年01月05日 2時06分 (#465528)
    ある世代にぽっかりと「台形の面積」ができない人たちをたくさんつくったということですか。
    • 台形の面積なんていつ求めるのかと。台形の形したケーキ食べても面積は出さないわけで。

      まぁ、それはさておき、公式を教えないくらいで台形の面積が出せない児童・生徒を続々と生み出しているならまだしも、ちょっと考えれば解るわけで。
      公式ってのは唯一の方法論ではなくて単なるショートカット と。

      人に教えられなかったからといって出来ないとは限らない。
      親コメント
  • 朝日のリンクその他を読むと、「教育内容が易しくなる→学力低下」という論調が依然として主流ですが、そういう単純な正の相関が成立するなら話は簡単ですよね? スパルタ教育すればいいんですから。

    もちろん、プロの教育者の皆さんは、年代相応な教育とは何か、を絶えず研究されていることと思いますが、我々のような素人にはどうしても伝わりにくいので、結果「円周率=3と書かれた教科書を使わせる」とかいうアホ話が氾濫するのが残念です。

    まさか、現場で「我らの子供時代より簡単なのがいけない。同程度に戻すべきだ」なんてな安直な議論はされてないですよね? ね?

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