Google、Chrome OSでSteamをサポートする計画
GoogleがChrome OSでSteamのゲームをサポートすべく、作業を進めているそうだ。Android PoliceのDavid Ruddock氏がCES会場でChrome OSのプロダクトマネージメント担当シニアディレクター、Kan Liu氏から聞いた話として伝えている(Android Policeの記事)。
基本的な話としては、Chrome OS上のLinuxでLinux版のSteamクライアントを動作させるというものだ。Liu氏は明言しなかったものの、Valveと直接協力して計画を進めていることを言外に認めたとのこと。
既にChrome OSではCrostiniを使用することでLinux版のSteamクライアントをインストールできるが、公式にサポートされているものではなく、パフォーマンスも非常に低いという。また、現在のところChromebookの3Dアクセラレーション機能は限定的であり、どのようなゲームが実際にプレイできるのかといった問題もある。
Liu氏はChrome OSが正式にSteamをサポートする時期や、パフォーマンスと互換性の問題をどのように解決するのかといった点は明言しなかったが、プロジェクトの実現に自信を持っているように見えたという。また、今後発売されるChromebookではGPU性能の向上が期待できるとも述べたとのこと。Ruddock氏はChrome OSに関するニュースの中で、おそらく最もエキサイティングなニュースだと述べている。