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あるAnonymous Coward 曰く、
カーネルMLにて
「gcc-11はavx512をサポートしないが大丈夫か?」
というコメントに対し、Linusは
「AVX512の苦痛にまみれた死を望む("I hope AVX512 dies a painful death")」
と返したことが評判になっている(メーリングリストのLinus Torvalds氏のメール、OSDN Magazine)。
AVX512のせいで周波数が上がらないことや、コア数が増えないことへの不満が述べられ、曰く、もっとマシなことにトランジスタを使うべきだ、とのこと。AMDみたいに、シングルスレッド性能が良好でAVX512のようなゴミのついてこないコアをもっとくれ。などと散々な言われようである。
他にもintel CPUのFP性能への不満や、ベンチマーク重視への嘆きなども語られている。
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headless 曰く、
Microsoftは20日、Windows Subsystem for Linux 2 (WSL 2)をWindows 10 バージョン1903/1909にバックポートしたことを発表した(Windows Command Lineの記事、 Phoronixの記事、 Neowinの記事、 Windows Centralの記事)。
WSL 2はWindows Subsystem for Linux (WSL)の改良版で、Windows 10 バージョン2004で導入された。軽量なユーティリティー仮想マシンで完全なLinuxカーネルを実行することでパフォーマンスが向上し、完全なシステムコール互換性が得られるといった特徴を持つ。WSL 2を使用したユーザーからは高評価のフィードバックが数多く寄せられており、より多くのユーザーが利用できるようバージョン1903/1909にバックポートしたそうだ。なお、現在のところバックポートはx64システムでのみ利用可能とのこと。
MicrosoftではWindows 10 バージョン1903(ビルド18362)/1909(ビルド18363)でWSL 2を利用できるようにする更新プログラムのKB番号を示していない。ただし、マイナービルド1049以降で利用できるとのことで、20日にオプションの更新プログラムとして提供が始まったKB4566116(ビルド18362.1049/18363.1049)にWSL 2サポートが含まれていた。そのため、9月の月例更新にはWSL 2サポートが含まれるとみられる。
更新プログラムのインストール後、まだ有効にしていない場合は「Linux 用 Windows サブシステム」と「仮想マシン プラットフォーム」を有効にする。インストール ガイドでは触れられていないが、WSL 2 Linuxカーネルの更新も必要だった。あとはWSL 2を既定のWSLバージョンに設定し、Microsoft StoreでLinuxディストリビューションをインストールすればいい。なお、既定のWSLバージョンを設定する「wsl --set-default-version」コマンドが使用できない場合、WSL 2のサポートが導入されていないことになる。
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あるAnonymous Coward 曰く、
パスワードマネージャー「1Password」のLinux版Developer Previewが公開されたそうだ(BetaNews、1Passwordフォーラム、Snapcraft、マイナビ)。
これまでLinux向けに関しては、Webブラウザ用のプラグインしかなかった。今回公開されたDeveloper Previewは、開発元であるAgilebits謹製の初のLinux版ネイティブアプリ。ただし、AgilbitsのDave Teare氏によると、この最初のリリースはテストと検証の目的で作られたものであり、まだ多くの機能が未完成であるとしている。今後数か月間で多くの更新と変更が予想されるため、ビジネスクリティカルな環境には適していないとしている。