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Linux

GPLライセンスの法令遵守に取り組むSFC、ターゲットはハードメーカー 45

ストーリー by hylom
ただ乗りは許しません 部門より
taraiok 曰く、

オープンソースソフトウェアプロジェクトの推進と保護を行うThe Software Freedom Conservancy(SFC)が、フリーソフトウェアライセンスの法令遵守に対して組織的に取り組む新たなプロジェクトを立ち上げた(SFCリリースマイコミジャーナルSourceForge.JP Magazine本家/.)。

Infoworldの記事に新プロジェクトの意図が解説されている。これはハードウェアメーカーをターゲットとする取り組みだという。ハードウェアメーカーは数セントのコストを削減するために、ファームウェアなどのリソースをオープンソースに求める傾向があるが、それがGPL違反につながることが多い(Infoworld)。

オープンソースコミュニティは、改良されたコードを寄付によって成り立っているが、こうしたハードウェアメーカーはソースを公開せず、オープンソースコミュニティに貢献していない。こうした事態は以前から懸念されていたが、SFCはこの問題に十分な対処ができていなかった。

SFCは新たにSambaおよびLinuxカーネル開発者ともライセンス遵守に向けた支援を行うことにより、すべての開発者やユーザーなどのに対してライセンス違反を無くすための取り組みを強化するという。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2012年06月06日 10時08分 (#2167737)

    SFCは、企業が作成したソフトウェア中から「GPLソースを特定するモジュール」を開発し、それを導入した企業から月額5万円徴収するというのはどうだろうか?

  • by Anonymous Coward on 2012年06月06日 7時53分 (#2167655)

    SFCってどうしてもそっちが出てくるw

    • by Anonymous Coward

      あれ、俺いつのまに書き込んだんだ

      • by Anonymous Coward

        俺が二人も居る、何が起こった?

        • by Anonymous Coward

          だれだぁ~こんなところに鏡をおいたやつは!

    • by Anonymous Coward

      KOの湘南藤沢キャンパスもあるよ。

  • 以前から結構ありますねぇ。エレコムは金輪際リナックスを使わない [srad.jp]とかもありますし。
    一方、エプソンコーワ、GPL違反発覚も平素の対応に賛辞の声 [srad.jp]みたいなのも。

    --
    ◆IZUMI162i6 [mailto]
  • by Anonymous Coward on 2012年06月06日 7時11分 (#2167640)

    他人のものは俺のもの、俺のものは俺のもの。

    #自分の前を走っている車が無いってことが何を意味するのか考えてくれ。
    #自分の前を歩いている人がいないってことが何を意味するのか考えてくれ。

    • by Anonymous Coward

      他人のものは俺のもの、俺のものは俺のもの。

      オープンソースコミュニティのプログラムをライセンス違反状態で無断で使っている人たちも、
      GPLでソースの公開を求めてくるオープンソースコミュニティの人たちにも、どちらにも言えることですな。

      • by Anonymous Coward

        オープンソースコミュニティって、みんな一緒にすんなって。

        GPLの場合は、「道に落ちてた石ころを集めてコンクリに混ぜて
        家を建てたら、その石ころのうちの一部の所有権を主張するやつがいて、
        その主張がその家全部の所有権を主張している」ようなもの。

        こういう危険なライセンスでばらまかれているソースであることを
        認識して使っているところより、理解せずに使ってるところが
        少なくない。

        他のオープンソースのライセンスはそういうことはないけど。

    • by Anonymous Coward

      > 他人のものは俺のもの、俺のものは俺のもの。

      どちらの意味にも取れますね。

      GPLなソフトを書いた人は、自分の書いたソフト(「俺のもの」)に自由なライセンスを設定する権利がある。
      それを使おうとする他人は、そのライセンスに従う必要があり、それが嫌なら使わなければいい。
      それを、「GPLソフトをパクりたい、でもライセンスに従いたくない」(他人のものを俺のものにしたい)
      と考える人がいる。

      一方、GPLなソフトを使う(ソースコードを流用する)とき、別のソースコードとまぜてひとつのソフトを
      仕上げたいとき、GPLは、別のソースコード(GPLなソフトから見て「他人のもの」)にGPLの適用を
      要求する(俺のものにする)。

  • by Anonymous Coward on 2012年06月06日 7時14分 (#2167641)

    たいとるおんりー

    • by Anonymous Coward

      「C言語の著作権」という質問に意味がない。
      C言語の規格は International Organization for Standardization (ISO) が規定して、その規格に則ったC言語のコンパイラをそれぞれの会社や団体がリリースしている。
      例えば、Intelやマイクロソフトのコンパイラの著作権はその開発した会社が有する。GNU CコンパイラはFree Software Foundationが著作権を保有していて、GPLで使用を許諾している。

      • by Anonymous Coward

        別ACですが、
        いわれて逆にハッとしたのが情報処理言語の著作権て一般的にどうなっているのだろうと疑問がわきました。
        「規格」としては#2167654氏の仰る通りかもしれませんが、言語自体そのものの著作権という考えがいままで私には認識がなかったです。
        たくさん調べる気はないのでとりあえずRubyを調べてみたらRubyはMatz氏の著作物 [cozmixng.org]とのことでしたが、これは特殊な例??

        • ・規約それ自体は、規約を著した人による著作物である
          ・ある規約を元に実装された処理系(コンパイラ)等は実装した人が著作者である

          そこのリンク先の ruby は、matz 氏が実装した処理系のライセンスの話である。
          GPL 以外で1から ruby と同じ動作をするプログラムを実装すれば
          その人の著作物として好きなライセンスで配れますよ。

          --
          [Q][W][E][R][T][Y]
          親コメント
          • by Anonymous Coward

            ある規約を元に処理系を実装する際、規約の著作権保持者の許諾を得る必要はないのでしょうか。

            • by Anonymous Coward

              規約自体には著作権がありません。規約を著したものに著作権が発生しうるだけです。
              規約を著したものの入手に著作権保持者の許諾が必要な場合があるかもしれませんが、
              それを書き写したり機械的に変換したようなものを含めなければ許諾は必要ないでしょう。
              最近googleとoracle関連のツリーで何度か出てます。

              • by Anonymous Coward

                Microsoft Java は何が問題だったのですか?

              • by Anonymous Coward

                JavaはSunの登録商標で、Javaを名乗るにはSunの許諾が必要でした。
                Sunは許諾の条件として、一定の仕様を満足することを求めましたが、MicrosoftのVMはこの仕様から外れているとして問題になりました。
                googleはJavaを名乗っていませんので、この制限に当てはまりません。

          • by Anonymous Coward

            #2167676のACです。

            > そこのリンク先の ruby は、matz 氏が実装した処理系のライセンスの話である。
            なるほど。私が(規約に対するライセンスだと)勘違いしてました。

            #2167726AC氏の言う通り規約自体に著作権が発生しないということなのでしょうかね。

            # JavaのTMの話とかもあってなんだかこんがらがっちゃいますよね。。。
            # Brainf*ck系は(オリジナルの)規約と(派生した)仕様の区別が難しそうだなあ

        • by Anonymous Coward

          その文脈のRubyはMRI(Rubyの1実装)じゃないの?

    • 著作権法の第二条 [cric.or.jp]で用語の定義を行っていますが、第一項第一号では「著作物」を「想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。」と定義しています。私の感覚からすると、この定義を真面目にプログラムに当てはめた場合、感情を創作的に表現しているかどうかがまず疑わしいですし、文芸、学術、美術、音楽のいずれにも属さないんじゃないのかと思います。実際これを明確に説明出来る人がいるなら説明してもらいたいものですが、昭六〇法六二の改正では、そこを曖昧にしたまま、第十条の「著作物の例示」に1項九号3項を追加することで「プログラムの著作物」を著作物として著作権法の保護下に置くこ

      • by Anonymous Coward
        思想なり何なりを人工言語で表現してんだから、文芸に決まってるだろ。実行して絵や音が出るなら音楽や美術にもなるだろうしな。
        • by Anonymous Coward

          創作的であるのだろうか。
          創作的なものも多いだろうが、部分部分を切り貼りした創作的でないものもまた多そうな気がする。

          また、読むに堪えないようなものを文芸と言ってよいのだろうか。
          ほとんどのプログラムは読むに堪えないものではないだろうか。

  • by Anonymous Coward on 2012年06月06日 7時32分 (#2167644)

    数千ドルでは?

  • by Anonymous Coward on 2012年06月06日 8時48分 (#2167679)

    GPLライセンス = GNU General Public License ライセンス

    • by Anonymous Coward

      頭痛で頭が痛い
      白い馬の白馬
      危険で危ない
      幼い幼女
      短い刀の短刀
      腹かき切って切腹
      達成感を感じる時
      血が出て出血
      回る回転寿司
      吹雪きが風に舞う
      広大な広さ
      焼き飯付き炒飯
      前へ前進
      女の婦人

    • >オープンソースコミュニティは、改良されたコードを寄付によって成り立っている

      意味が分からない。

      >ユーザーなどのに対してライセンス違反を無くす
      「の」が余計

      1回読めばしっくりしない違和感を感じるんですがね。

  • by Anonymous Coward on 2012年06月06日 9時16分 (#2167694)

    GPLは守れないので使えない。
    つきましてはBSDライセンスもOKにしてくれと作者にいうメソッドを使用。

    http://chasen.org/~taku/blog/archives/2010/04/mecabiphoneosx.html [chasen.org]

    そりゃGPLを違反はしてないが、そういう脱法的なやりかたされると
    フリーライド精神満々に見えてしまう。

    Hall of Shameに入れるのはやりすぎかもしれないけど、なんとかならんのか?

    • by Anonymous Coward on 2012年06月06日 9時37分 (#2167713)

      別にAppleの求めに応じる義理もないだろ。
      Appleなんて無視すりゃいいよ。

      そんな奴隷根性だとGoogleやMSからも搾取されるだろう。
      もう少し自分に自信を持つべき。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2012年06月06日 10時44分 (#2167772)

    ただでさえ露出狂のオープンソースerにダンピングまがいの圧力かけられてるのに
    コピられたくなければ公開するな!使わなきゃコスト的に負けるという状況がなければ
    だれもオープンソースなんぞ必要としないで職業プログラマが安定して生きられるようになるんだ!

    • by Anonymous Coward

      あらゆる著作物について言えることだと思うんだけど。

      公開するけど、著作権は俺が持ってるから、俺の言う条件に従って使え。いやなら使うな。

      その「条件」が、他の一般的な著作物(書籍、音楽、絵画、映画、プロプラなソフト、etc)なら
      「勝手にコピーするな」とかのことが多いんだけど、GPLの場合にはちょっと変わっていた、
      というだけで。

      コピられたくなければ公開するな、というなら、他の一般的な著作物もみんな、公開するな、
      ということになってしまう。

      • by Anonymous Coward

        バイナリで提供すればいいじゃん。

        • by Anonymous Coward

          GPLの許諾条件に「ソースは公開すること。ただしバイナリ配布の物は適用外」とあればそれでOK

          しかし、GPLではそうなっていないんだから”GPLを使わない”あるいは”ソースを公開する”っていうのが唯2つの答え。

    • by Anonymous Coward

      > 使わなきゃコスト的に負けるという状況がなければ

      それは、競合他社がGPLなソースを(違法に)使ってコストを抑制するから、
      それに対抗するには同じ事をしないといけない、ということでしょう。
      それは、GPLの違法な利用だけに限らず、あらゆる違法なダンピングについて言えること。

      競合他社が合法的にコストを抑制してきたら、それに負けるのは自分が悪い。

      > コピられたくなければ公開するな!

      小説家だって音楽家だって、すでに公開されていて著作権が切れていない
      他の作品をしらずしらずのうちにコピーしてしまうかもしれないリスクを
      きちんと管理しながら自分の作品を作っています。

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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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