openSUSE 11.1 リリース 11
ストーリー by GetSet
あるAnonymous Coward 曰く、
12月18日に「openSUSE 11.1」がリリースされました(openSUSE News)。新機能リストによると、230の新機能を搭載しているとのこと。といっても、11.0からのマイナーアップデートということで、そんなに目を見張るような新機能はありません。
日本語の紹介記事によると、KDEが4.1になったこと、システム管理機能YaSTの改良、Novell版OpenOffice.org 3.0の収録などが目玉のようです。もちろん、カーネルや各種ライブラリ、収録アプリがアップデートされています。
インストールまわりの改善には注目ですよ (スコア:2, 参考になる)
MJD?
もともと最大の特徴であるYaST(システムレベルのGUIコントロールパネル)の完成度が高いので、Desktop Linuxとしてはハイレベルです。それゆえCLIもお手の物なGEEKにはあまり注目されず、結局個々の収録ソフトに目が行ってしまうんだと思います...
残念ながら主要収録ソフトのメジャーアップデートがopenSUSEリリース直後に来るせいで、新規感が少ないがっかりになっているけれど。
# というわけで、これよりそっこーKDE4.2(プレリリース)に入れ替えます
# 11.0はFirefox3がRCの時にフライングで入れてだしましたねぇ
11.1にきてついにOSインストールまわりが改善されまして、自動化する人も簡単インストールがいい人もしっかりカスタマイズする人も満足できるものになりましたよ。この部分はWindowsと遜色ないどころかこっちのほうが楽に感じます。
あとXEN3.3は待望の機能ではないでしょうか?
Re:インストールまわりの改善には注目ですよ (スコア:1)
今は改善されているのでしょうか?
Re: (スコア:0)
とくにパッケージ管理はかなり速くなりました
# CLIの軽さに慣れた人はXで動くものにいままでもこれからも満足できるとは思えませんが
端末内で使うncurses版などはお眼鏡にかなうものかと。
使ってみたが (スコア:1)
日本は意識されていないのかな。
Localization Second Phase (-1, 電源火災) (スコア:2, 興味深い)
日本語は国際化の中では歴史も古く翻訳率でも上位に位置していますが、歴史故のプラットフォームごとの訳の違いに苦しんでいたり、目の肥えたユーザーからの要求レベルが高く品質向上に苦戦していますよ。
(Mozillaがそうらしいですが、翻訳品質向上としてOSに用語を合わせる方針らしく、ja-JP-macを別に作っています。winとlinuxも分離しなきゃとか言ってます。)
ユニセフの広告(ex:ワクチンで救える命が...)ほどではありませんが、途上国を想像してみてくださいよ。
表音文字ではない表意文字な地域ではたった一種類のフォントの文字からして足りていませんなんてところさえ。日本は恵まれています。もちろんそれが故に「なんとかしなきゃ」と言う情熱は枯れ果てているでしょう。
それにしても、本体の日本語化は完璧で、さらに日本語サポート情報が充実してないと使わない使えないとか思ってる人たちは、いくらなんでも怠けすぎじゃないですか?
ルーマニア語だろうとウクライナ語だろうとそこに必要な情報がある限り読んでみせらぁって意識は持ちたいもんですな。
Any Solution?
Re: (スコア:0)
いろいろ選択している段階でインストーラが異常終了したりしてましたからねぇ・・・
Re:使ってみたが (スコア:3, 興味深い)
contributeしてる一人です。SuSE Linux時代には日本語版が存在するほど日本語環境が充実していたのですが、openSUSE化してコミュニティでの開発に移ると日本からの貢献者があまりいなくなってしまい、CJKまわりについては確認やら何やらの手が追いついていないのが実情です。
とりあえず中では悪戦苦闘してますので、長い目(伊東四朗風)で見守ってやってくださいな。
コメントなしかいな (スコア:0)
cron (スコア:0)
Re: (スコア:0)
設定さえ間違ってなければ、遥か以前から。