GoogleがLinux上でのPhotoshop動作に資金提供 172
ストーリー by Acanthopanax
rich man's Gimp 部門より
rich man's Gimp 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
Googleが、PhotoshopをLinux上で動作させる取り組みを支援していることが報じられている(本家/.記事およびCNET Japanの記事)。この取り組みにあたってGoogleは、Wineをベースとしたソフトウェアの開発をしているCodeWeaversのプログラマに資金提供を行なっているそうだ。
CNETの記事には、「PhotoshopはデスクトップLinuxユーザーが常に要求しているアプリケーションの1つであり、現在ではPhotoshopが良好に動作するようになったとわれわれは喜んで報告することができる。(中略)われわれはこの分野でさらに改良を加えていきたいと考えている」というGoogleのソフトウェアエンジニアリングチームの一員でWine 1.0のリリースマネージャーでもあるDan Kegel氏の談が載っている。 また、本家記事は「この資金援助がLinux上のCreative Suiteのフル動作環境の開発をサポートすることになるかはまだ不明だが、現時点ではGoogleがLinuxでのPhotoshopに新たな力を注ぐことが明らかになったと言えるだろう」と結んでおり、今後の展開に注目したい。
1月末リリースのWine 0.9.54ではPhotoshop CS/CS2が動作対象に加わっている(マイコミジャーナル記事)。
あーあー (スコア:5, おもしろおかしい)
You、Adobe買っちゃいなYO!
と思う人は沢山いると思う。
SeamlessRDP (スコア:4, 興味深い)
Re:SeamlessRDP (スコア:1)
中の人が紹介しているのかな、とか思ったりします。
ありえないことじゃないから...
それはさておき、これだとWindows最大の資産、
肌色ゲームが動きませんよね。Re:SeamlessRDP (スコア:1)
Re:SeamlessRDP (スコア:3, 参考になる)
これもLinux側でSambaを動かすだけで可能です。Linux上で、docファイルへの関連付けを rdesktop -A -s "seamlessrdpshell.exe winword \\Linuxホスト\パス"みたいにすればほとんど透過的にWordが起動するようにできます。
Adobeじゃだめなの? (スコア:4, すばらしい洞察)
どうして、そうしないのだろう?
Re:Adobeじゃだめなの? (スコア:1)
Ver.3.0ならコードも社内にあるんだろうなあ。
-- yuno
Re:Adobeじゃだめなの? (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:Adobeじゃだめなの? (スコア:1)
Re:Adobeじゃだめなの? (スコア:2, 興味深い)
Re:Adobeじゃだめなの? (スコア:1)
>>Googleからの三行半
いやいや、いくらなんでもそりゃ言いすぎ。
Wine 版 Photoshop をフリーで配布というわけじゃないんだから。
オープンソースフォトレタッチソフトとしての Gimp の存在意義がなくなったわけではないでしょう。
ん? 俺、今何か言った?
邪道上等? (スコア:3, すばらしい洞察)
しかし、Linux上でPhotoshopを動かしてもAdobeはサポート外。Windows用だから。
Linuxでは見慣れないアイコンが出る。拡張子って何?
多くの情報とインストール場所が違う。My Documentsが無い。
もうこれは、一般にLinuxが嫌われる原因だよ。
別に、Wineは悪くないのに。
Windowsのアプリを使いたいならWindowsを使うべきと思うのは気のせいなのかな?
LinuxはLinuxの良さがある。
Re:邪道上等? (スコア:2, 参考になる)
個人的な印象としてはMacOS用のアプリなんですが。
Wine上で動かすよりは、MacOS用のを移植したほうが、良いのでは?
Re:サポート(おふとぴ) (スコア:2, おもしろおかしい)
中の人がお年寄りなんですよ。
# シルバー違い
Wineを想定したWin32プログラミング (スコア:3, 興味深い)
Wineで動くように注意したプログラミングは難しいのでしょうか?
仮に、PhotoShopレベルのソフトがWineで完全動作するようにする工程で
Wineで動作させるための注意点が整理されて
Wineで動くことを想定したWin32プログラミングの入門書ができると
LinuxとかFreeBSDとかApple社にとってハッピーなのでは無いかと…
#いや、MS製開発環境に漬かっていると、そういう注意できない気はする。
Re:Wineを想定したWin32プログラミング (スコア:1, 参考になる)
デバッグオプションを有効にしたwineで実際に動かせばたいていのことは分かる。
実行できない理由は、まだ実装されてないもしくは手抜き実装されている機能をつついてしまうせいが多い。
考えてほしいのは、そういうAPIを避けてアプリをつくるよりはAPIを実装していく方が建設的なのではということ。
APIをひとつ実装するといくつものアプリが動くようになるかもしれないし。今のwineはまだそんなレベル。
Linux側の変化に追従できずに壊れたままとか、Windows特有のデータ必須な部分とかもまだまだ多い。
その手のノウハウは有用かもしれない。
でも3ヶ月ももたずに陳腐化してしまうと予測がつく。
#MS製開発環境というとwineではVS6が動かない。今のwineはまだそんなレベル。
Re:Wineを想定したWin32プログラミング (スコア:1)
マイクロソフトが、Windows の仕様を一般に公開することにしたそうです。
それが実現したらWindows互換OSが世に出るだろうって言ってました。
#たれ込もうと思って朝からPCを立ち上げたのですが、ネット上で情報を見つけられなかった…
そんなに手間隙かしら? (スコア:2, 興味深い)
GUIとIO周りのコードって何割をしめているのかわかりませんが、主要な画像処理は機種やOSに依存していないのだから、Linux版だって、あんがいサクっと作れるんじゃないですかね。
SGI版はサクっと売られなくなってしまいましたが。(それはOSのせい)
Linuxでカラーマネジメントちゃんと動くのだろうか (スコア:3, すばらしい洞察)
つまり、自分の作業している画面・プリンターで出力される色と、他者(印刷会社)で出力される色とをあわせてくれる(ないよりマシのレベルですが、ないのとは大違い)。
あと、他のコメントにもあったようにCMYKモードとか(確かオーバーブラックもできましたよね?)最終出力として商用印刷を目的とした機能群がPhotoshopの強みであり、プロがみんな使ってる理由のひとつです。
このあたりのカラーマネジメントが動いてくれないと、Linuxで動いてもあまりうれしくないような気がします。
iPodはLinuxで使えるの? (スコア:2, 興味深い)
Re:iPodはLinuxで使えるの? (スコア:1)
Songbirdnest
http://www.songbirdnest.com/ [songbirdnest.com]
私は使ったことありませんが、iTunesと近い操作性だと思います。
It's not who is right, it's who is left.
Re:iPodはLinuxで使えるの? (スコア:1)
Re:iPodはLinuxで使えるの? (スコア:1)
LAN内でのライブラリ共有が簡単に出来る(server&client機能が実装されてて、簡単に動かせる)とかね。
あと、各種条件でスマートプレイリストを複数作って、相互に参照してiTunesに転送する曲を決めるとか。
#「簡単に」ってあたりがキモ。
素直に褒めてあげよう (スコア:2, すばらしい洞察)
--------以下賞賛文---------
あーら、リューセキだね、サスガだね、ナガレイシだねぇ!
------賞賛文ここまで-------
そこまでして (スコア:1)
LinuxにはGIMP等の強力なソフトウェアが多数ありますがそれでは不足ですか
一番の疑問はそのフォトショップの入手元(もごもご)
オープンソースを象徴するGIMP (スコア:5, 興味深い)
なぜなら、考えられる機能をいろいろ詰め込み多機能化を果たしていますが、使い勝手などの目立たない所がなかなか改善されないからです。
GIMPについては0.54系の頃から使ってみていますが、未だに使いにくいソフトです。
(最新のGIMPを使うならPhotoshop3.0を使っていた方がストレスがたまりません。)
多機能化することには向いているが、使いやすいツールがなかなか現れにくいというオープンソースの現状を如実に現れていて面白いです。
(特にGUI関係は派手なエフェクト等は次々実装されるのに使い勝手はなかなか改善されない)
Re:オープンソースを象徴するGIMP (スコア:3, 参考になる)
活動の記録はこの辺 [mmiworks.net]…数ヶ月に一回しか更新されてません。
オープンソース業界は相変わらずユーザビリティ関連の人手が足りないようです。
Re:オープンソースを象徴するGIMP (スコア:2, 興味深い)
確かに。(プロの)業界では大多数を占めるフォトショッパーの意見が生きていないような気がします。おそらく開発する中で、機能を実装することが最優先(プログラマはここで安心してしまう)でデザイナの思想が取り込まれていないのではないでしょうか。
Gimp の開発の中の人には、フォトショッパーが作業のなかでどのようにキーボードとマウスをオペレーションしているのかを研究し欲しい…
# といっても最近の Gimp は触ったことないんだけど(汗
ん? 俺、今何か言った?
Re:オープンソースを象徴するGIMP (スコア:2, すばらしい洞察)
まともなフィードバックがあるかないかだけじゃないの?
Re:オープンソースを象徴するGIMP (スコア:3, すばらしい洞察)
そうでもないと思います。
Rubyの場合、まつもとさんという誰もが認める「独裁者」がいますが、Gimpの場合共和制のように見えます。
機能を採用する、という決断は共和制でも適切に行うことができますが、
重複する機能や無駄な機能を削除する、という決断は有能な独裁者がいないと難しいと思います。
削られる機能の作者と、プロジェクトリーダーの力関係といってもいいでしょうか。
誰かが悪者になって、(短期的な視点からだと)誰かの成果を捨てる、という決断をしなければならないのだと思います。
Re:オープンソースを象徴するGIMP (スコア:2, 参考になる)
設定ファイル編集したりするのをどうにかしたほうがいいと思いますね。
GUIなんて往時のwindowmakerで十分です。
ちなみに絵を描くと言う点から考えると、Photoshopも大概使い勝手の悪いソフトですが、
それでもPhotoshopがよく使われてるのは、やはり機能の差だと思います。
設定や動作がややこしくても、機能さえ有ればいいというのは正しいです。
まあGIMPは機能も低いんですが。
とは言え、GIMPはあとレイヤーのグループ化とクリッピングレイヤーさえ
SAI並みに付けてくれれば、なんとかお絵かきに使えるレベルになるでしょう。
大量のレイヤーの処理さえ可能ならエロゲ絵は描けるです。
上の話題にあるCMYKに関しては、oCにもSAIにもないし、いらないです。
# 一度日本の特殊な市場がGIMPに向かえば、googleもフォトショの事なんか
# 忘れてGIMPのクオリティがどんどん高くなる…とかないか
Re:オープンソースを象徴するGIMP (スコア:1)
Re:オープンソースを象徴するGIMP (スコア:1)
Re:そこまでして (スコア:2, 参考になる)
GIMPはCMYKモードがないので…
HIRATA Yasuyuki
Re:そこまでして (スコア:1)
そのあたりがLinux+Wineではまともに動くことを期待。
# Mac Pro買え
Re:そこまでして (スコア:3, 参考になる)
> あるじゃん?
入出力がCMYKなだけで内部ですぐRGBに変換してしまうのでCMYKの色域をちゃんと再現できず、使い物になりません。内部シフトJISで入出力時のみUnicodeに変換しているエディタをUnicode対応と言っているようなもの。
Re:そこまでして (スコア:1, 興味深い)
Gimp は正直、、、
別の人も書いてますが、CMYKもないですし。あのひどい操作性は殺人級でしょ。
操作性を言うと (スコア:4, 興味深い)
元々 Mac で使ってた UI そのまま Windows に持って来たもんだから
ひどさで言えば他の追従を許してなかったはず、、、
一体いつから、ひどくないって事になったんだか、、、
uxi
Re:操作性を言うと (スコア:1)
その辺りは慣れなんですよ慣れ。というか、この操作の時は Control を押せばこのモードに切り替わるから~というのが、よく使う関連の高い機能で切り替わってくれるので、覚えるととても便利になってくれます。
あと、基本的には Mac の Command/Option → Win の Control/Alt (だったかな? Mac 版触ったのが昔なので……) に差し替わるだけで、ショートカットは一緒ですよ。
Win 版と Mac 版を併用すると、混乱しまくる事この上ないですが。
Re:そこまでして (スコア:1)
正直、GimpとInkscapeがあればいいやと思ってます。
操作性は慣れなんじゃないですかね?
キーボードショートカット覚えてるだけで、随分作業効率が変わるので。
Re:そこまでして (スコア:1, 興味深い)
Windowsを使いたくないというのは同義では無いんですよね。
Linux(ほとんどのLinuxディストリビューション)上で使える便利なアプリケーションに加えてWindowsのアプリも動く、というのが重要なんです。
現状では、(大抵は)オープンソースであるLinux向けアプリをWindowsに移植する事を考えた方が良いんでしょうけど。
一方Windowsでは商用ソフトはもちろん、フリーウェアでもクローズドソースであることが多いのでLinux上で使うためにWineの互換性を上げるという方式になるだけかと。
# 徐々に海外製フリーウェア(国産でも見た記憶がありますが、記憶が曖昧です)で、動作プラットフォームにWindows2000/XPなどと並んでWineが挙げられているものを見かけるようになりました。
Re:逆転 (スコア:2, すばらしい洞察)
まずはCUI環境でしょうか? Windowsはターミナルからしてしょぼすぎて使う気にならないです。
次にパッケージ管理機能ですね。aptやyum、portageに慣れるとフリーソフトを探してきてダウンロードするのが面倒です。
あとはカスタマイズの自由度が高いこと。WindowsだとハックじみたことしないとできないことでもLinuxでは普通にできる。
他にもサーバ関係や開発関係、ネットワーク関係のツールはLinuxの方が充実してますね。リモート操作環境もCUIがらみでLinuxの方が良いかな。
あと、オープンソース系のツールもWindowsで動くものも多いですが、Linuxの方が動かし易いものも少なくないですね。
>それに、もとにあるものより加えたいものの方がはるかに多いね
ぶっちゃけゲームくらいですね。
と、私の例はこんな感じ。これが一般的なLinuxユーザの例とまでは言いませんが「Windowsってゲーム以外動かす物あるの?」とまで思ってる人が居ることも認識してください。
Re:逆転 (スコア:1)
方向音痴歴ン十年の私の行動そのものじゃないか。
Re:逆転 (スコア:1)
そして、遠回りしながらも答えにたどり着いて新たな発見があるとか。
// そもそも、自分が道を間違えた事に気づかないだけかも・・・。 「LinuxのCDを拾って〜」って話じゃないけれど。
でも、PhotoshopがLinuxに対応してくれるとMacでもWindowsでもLinuxでもほぼ同じ感覚で画像編集できるから便利と言えば便利かも。
// 個人的にはReactOSにも期待。
Li-ion DC 1.2V(定格:3.7V) 500mA 乾電池はリサイクルへ
Re:逆転 (スコア:1)
Re:逆転 (スコア:1)
UNIXのCUIに決まってるじゃないですか。
それにアプリがXを巻き添えにしても、telnetでなんとかできるところとかも。
何かとアレゲな研究・開発プログラムは、最近はまずLinux対応でもあるし。
堅牢でいてCUIのみでも操作に問題無し。
これにWindowsのハード認識と豊富なアプリが動けば最強というわけですよ。
違うのでは? (スコア:1, すばらしい洞察)
斜め読み (スコア:1, すばらしい洞察)
単にPhotoShopを選択したのは、アプリケーション的に複雑そうだし、
それを技術を駆使していかに動作させられたかを見たいだけのような気がするのは俺だけかな・・・
そうすることで、今後良質なアプリケーション開発ができる「かも」しれないし
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さしよりACで投稿
Appleの方から来ました (スコア:1)
見た目を似せられないMac OS Xもどきに意味は見出せない。
Re:Photoshopってそんなにいいの? (スコア:2, 参考になる)
ハイエンドの映像製作ツールでLinuxをプラットホームにしたものが結構あるので、そこにPhotoshopがネイティブ(に近い形で)動くとうれしいと思う人は結構いるはず。
映像ワークステーションとしてWindowsNTがSGIを駆逐していったように、業務用途のお堅い部分から普及することもあるかもしれない。90年代はマイクロソフトもNTのためにこの分野に注力してた。