Googleが画像管理ソフト「Picasa」のLinux版をリリース 52
ストーリー by GetSet
週末のチャレンジ項目 部門より
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zeroing曰く、"Googleは無償の画像管理ソフト「Picasa」のLinux版をリリースした(NewsForgeの記事)。Picasaはディスク上の画像の自動検索などが特徴で、これまでWindows版のみが配布されていたが、今回のリリースではGoogleとCodeWeaversが共同で開発した改良型のWineを同梱することでLinux(x86)上での動作を可能とした。今回の開発成果はWineに対する225に及ぶパッチとしてGoogleのサイト内で公開されており、これらは既にWineHQのツリーにもコミットされているそうだ。なお、現時点ではUIが英語のみしか用意されていない、CDへの書き込みができない、SELinuxが有効なときにカメラの認識ができないなどの制限がある。
サムネイル表示でディレクトリ間をシームレスに移動できるUIが気に入ってWindows上ではPicasaを愛用しているタレコミ人としては今回のリリースは嬉しい。同様のWineを利用した移植としてはJustsystemの一太郎 for Linuxが思い起こされる。"
また、uxi曰く、"そこで当然気になるのは、じゃぁ Windows 版日本語対応バイナリは動かないか? って点ですが……とりあえず、当方の Debian/GNU Linux sarge (=stable) に Linux 版 Picasa を導入し、同梱の wine 上で Windows版の日本語対応 Picasa2 のインストーラを
のようにして実行してみたところ、サックリとインストール出来ちゃいました。現在のところ、問題もなく動いてるみたいです。"/opt/picasa/wine/bin/wine picasa2-current.exe
恥ずかしい画像の整理が出来た! (スコア:4, おもしろおかしい)
これを機会に恥ずかしい画像を消しました。(汗汗
このようなソフトはほんとに便利ですね。
左のペインには年別に分類されるので、いつぐらいにこの画像を作成したか、
興味があってダウンロードしたのかが分かりますね。
あの頃は若かったなぁ。(遠目
シンボリックリンクを丁寧に調べているようで、
同じフォルダが重複して表示されるようです。
Re:恥ずかしい画像の整理が出来た! (スコア:3, 興味深い)
エロ画像の整理とかにはあまり向かない気が・・・。
ラベル周りの機能が今ひとつですし。
たとえば、画像にラベルは貼れるけど
ラベルを整理することは並べ替えくらいしかできないんですよね~。
せめてラベルの階層化くらいはできて欲しい。
現状だと同人誌と小倉優子とスカトロ画像のラベルが同階層に
ぶちまけられることになってしまいます。
あと、Picasa上で画像を探さないとラベルが貼れないというのも
ちょっと面倒な点です。
「ディスクのフォルダ」に表示されるフォルダ名は、
最下層だけなんですけど、
フルパスで表示してくれないとわけわかんないことがあります。
エクスプローラーから画像をラベルフォルダにドラッグ
して一気にインポート&ラベル付けっていうのも、
いかにもありそうな機能なのに出来ないんですよね~。
デジカメで撮った画像を、がーっと時系列順にまわして
片っ端から整理していくのには、確かにすごい良いと思います。
他の人も言ってますけど、あくまで写真のネガを整理するという観点のものなんでしょうね。
Re:恥ずかしい画像の整理が出来た! (スコア:0)
kwsk
> 「ディスクのフォルダ」に表示されるフォルダ名は、最下層だけなんですけど、
微妙だけど、マウスをかざすと、ツールチップでフルパス(ただし、Wine風味)が表示されるよ。
> エクスプローラーから画像をラベルフォルダにドラッグして一気にインポート&ラベル付けっていうのも、
まだ試してないけど、複数選択で、ラベルづけって出来ない??
っていうか、Winでの利用の批評かい
Re:恥ずかしい画像の整理が出来た! (スコア:0)
やっぱり (スコア:3, 参考になる)
Desktop Search もそうだけど、情報集めと広告を商売にしてる会社のソフトで自分のファイルを管理するのは気持ち悪いです。
みんなが漠然と持っている、Googleへの根拠のない信頼が彼らの最大の資産だと思う。
早速インストールしてみました (スコア:2, 興味深い)
ただ、起動後ディスク内全部の画像ファイル検索を行ったのですが、途中でフリーズしてしまいました・・・
検索中に色々操作していたのがまずかったのかなぁ。
あと、日本語のディレクトリ名が文字化けしてます。
それ以外は良好ですね。
画像管理ソフトの選択肢 (スコア:2, 参考になる)
・Picasa
・Photoshop Album
・Digital Image Album
・Corel Photo Album
Linux
・Picasa
・F-Spot
Mac OS X
・iPhoto
ひところはiPhotoが使えることがMacの利点でしたが、
iPhoto以外には選択肢がないのが欠点になりつつあります。
Windowsの選択肢の多さは当然といえますが、Linuxで選択肢ができたのは大いに歓迎できますね。MacでもPicasaが使えるようになるとユーザーの選択の幅が広がって良いと思います。
Re:画像管理ソフトの選択肢 (スコア:3, 参考になる)
まず代表的なものとしてGraphicConverter [lemkesoft.de]。
国産じゃ、TrifViewer [trifeet.jp]やPhotoFinder [mac.com]など。
VersionTackerで探せば、海外のものがいくつも見つかりますよ。
Aperture, Photoshop ElementsやAdobe Bridgeなどにも画像管理機能があります。
Picasaがwineに頼らずMac OS XネイティヴのUniversalソフトになれば良いですが、
そうでないならいらないかな。
Re:画像管理ソフトの選択肢 (スコア:1, 参考になる)
私の場合、専用ソフトは使わず Finder と Spotlight とスマートフォルダを利用しています。これらはソフトではなくOSに統合された機能ですが選択肢のひとつとしても良いのではないでしょうか。
おどろいた (スコア:1, 参考になる)
かなりありがたい。早速Download中。
Picasaのありがたいところは個人的に
「フォルダを意識しない画像整理」よりも
サムネイルウインドウで画像の順序がD&Dで変更できることでして
これと同等なことをLinuxでやりたくて
1)001-100までの名のディレクトリ作成
2)そのディレクトリひとつひとつをnautilusで開いて画面にみっしり並べる
3)並んでるnautilusにD&D
4)画像ファイル名をディレクトリ名(jpg|png)にするスクリプトを走らせる
なんて面倒なことしてたのはたぶん俺だけだろうw
これやる必要なくなった(笑)
Re:おどろいた (スコア:1, 参考になる)
そんなことはないでしょう。
Linuxでrawデータの扱いができるようになったのは福音ですね。gimpではできなかったと思う。
Re:おどろいた (スコア:0)
Re:おどろいた (スコア:1, 参考になる)
PicasaのLinux版と言うより (スコア:1, 興味深い)
この改良によって他に動作可能になるソフトも多いのではないでしょうか。
Re:PicasaのLinux版と言うより (スコア:0)
他のソフトが動作不能になるということはないのでしょうか。
Re:PicasaのLinux版と言うより (スコア:1)
Macは.... (スコア:1)
現在自前のWin機をつかって確認できない(長期出張中)ので聞いて
しまいますが、例えばMacにはiPhotoというソフトがありますが、
PicasaはiPhotoにくらべてこんなとこがすごい、とかありますでしょ
うか。
もちろん気になるのは、WINEがMac(Darwin)で動くかどうかですが....
WINEがMac(Darwin)で動くか (スコア:3, 参考になる)
Darwine [opendarwin.org]
として移植されてるようです。
Re:Macは.... (スコア:2, 参考になる)
・インターフェイスが滑らか(Winでもかなり独特なUI)
・PC内の画像データを全部漁る
・Bloggerとの連携
こんなところかな。iPhotoってのは、あくまでカメラで取った画像を対象にして管理するけど、Picasaは、ディスク内のデータを全部対象にする。ただ、PicasaをそのままMacに持っていっても、かなり違和感があると思うけどね。
それ以外にできることは、ほとんど変わらないかな。
Re:Macは.... (スコア:5, 興味深い)
非常に気になるんですが。
Re:Macは.... (スコア:3, 参考になる)
しますので、奥さんと共用するのは非常に危険です。
使うならアカウントを分けましょう。
Re:Macは.... (スコア:3, 参考になる)
Re:Macは.... (スコア:4, 参考になる)
>対象にして管理するけど、Picasaは、ディスク内のデータを
>全部対象にする。
その点が大きな違いでしょうね。
また、iPhotoはディレクトリを意識させませんが、Picasaは既存のディレクトリ別管理を
延長し、シームレスに管理している点も大きな違いでしょう。
#iPhotoから移動してきたんですが、最初その点で躓きました。
さらに、Picasaは時系列ごと表示するタイムライン表示というものがあり、
そののGUIもなかなか使いやすいです。
Re:Macは.... (スコア:1)
CPUが違うのが最大の問題だったようですから、
これから急成長する可能性があるかと。
----- 傷の治療は傷より痛い -----
Re:Macは.... (スコア:1, 参考になる)
デジタル写真を紙焼きのように扱える画像管理ソフト「Picasa」 [mycom.co.jp]にでてる
というのも特徴じゃないかと。Mac の話じゃなくなるけど (スコア:0)
1年半も前のレポートだけれど、この点は改善されているのでしょうか?
#何が10万件以上あるのかは秘密
Re:Mac の話じゃなくなるけど (スコア:1)
(Athlon64 3800+ メモリ:2GB HDD:SATA 7200rpm)
フォルダの除外設定はできるものの、基本的にディスク内の画像すべてを一つのサムネイルファイルにまとめるらしく、
起動時にそれを読み込むのに時間がかかるようです。
(初回などのサムネイルを作る前なら、起動は1・2秒で済みます)
Picasaの利点は、他のコメントでも触れられていますが、
手動で変更した写真の順番が保存されたりといった、「フォルダ構造に依存しない、卓上で写真を整理する感覚」です。
そのような意味では、日付や時間単位で保存されたデジカメ画像を、人間の手で取捨選択するような整理方法に向いていると思います。
わたしの場合は、既に膨大な画像がフォルダ単位に仕分けられていたので、
その時点でPicasaを導入すると、一度Picasaが(フォルダを無視して)画像をすべて年月単位くらいで仕分けてしまうため、
その後再び「手動で」仕分けをしなくてはならなくなってしまい、ちょっとそれは時間的にできない話でしたので、
使用をあきらめてしまいました。
一方で、これから新しくアルバムを構築したりする場合や、画像数を限定するような使い方をすれなどすれば、
上で挙げたような問題は特に気にならないでしょうし、その独特な使用感もあって、なかなか面白い画像管理ソフトだと思います。
この手のソフトは、その人の使い方(スタイル)や、ちょっとしたソフトの挙動・レスポンスによって、
大きく印象が変わってくると思いますので、一度触ってみることをお奨めします。
Re:Mac の話じゃなくなるけど (スコア:0)
Re:Mac の話じゃなくなるけど (スコア:0)
そーゆーことじゃないかな。
wine_gecko (スコア:1, 参考になる)
Win版のFirefoxとディレクトリ内部が似ている。
誰か、ふたつのディレクトリをtreeの結果で比較する一行スクリプトを教えて。
Re:wine_gecko (スコア:1, 参考になる)
gdiff -r directory1 directory2 | grep "Only in"
Re:wine_gecko (スコア:1)
GNU diff 前提ですね。 では、私は GNU bash 前提で。
入れてみたけど… (スコア:1, 参考になる)
一万ほどの画像。三百程度のディレクトリなんだが
縦にサムネイルウインドウをスクロールさせてって
画像を選択した時物凄く待たされる。
左ぺインでディレクトリ選択した際も同様。
同じマシンでVMWareでWin2000起動して
その上で動かすPicasaでもこうはならない。
VMWareからはSamba経由。
LinuxからはNFS経由という面倒な環境ではあるが。
Re:入れてみたけど… (スコア:4, 参考になる)
Samba経由は大丈夫なんですね。
NFS対応してくれるのを待ちましょう。
Re:入れてみたけど… (スコア:2, 参考になる)
一生、今と変わらないと思います。
ただのクライアントアプリケーションが
NFSというファイルシステムをどうこうできる物でもないし
このソフトにかぎらず、
NFSのファイルアクセス速度はSambaに比べ遅いです
”NFS対応”でなく"NFS経由でのアクセス速度改善"
とかの方がいいのではと思っていたのですが
もしNFS自身がファイル転送速度改善するのを
待とうということを言いたいのであれば
納得できますね。
#それでも"NFSがアクセス速度改善"とかの方がいいと思いますが
Gentooな人は (スコア:1)
ここでebuildを取得できます。
---- 末は社長か懲戒免職 なかむらまさよし
Re:Gentooな人は (スコア:1)
---- 末は社長か懲戒免職 なかむらまさよし
Helloには非対応? (スコア:1)
Wineはすごいね (スコア:0)
Re:Googleはすごいね (スコア:5, 興味深い)
WineがLGPLだからこういう柔軟な運用ができるのかな。
#Wineはかなり以前Notepadが動く程度のときもっさり感で使うの止めた口だけど
#今はさっくり動くのかな。Googleのスクリーンショットみて
#GUIがLinux系ネイティブのGUIにはない洗練さを感じた
##チラシの裏なのでAC
Re:Googleはすごいね (スコア:4, 参考になる)
ただ、UIのフォントがWineのものなので、その分だけ変な印象を受けますが...。
Re:Googleはすごいね (スコア:0, フレームのもと)
Re:Googleはすごいね (スコア:1)
という自分のコメントがフレームの元モデされているんで、
Google信者のモデレーターにとっては痛いところを
ついてしまったかなと思ってしまいましたね。
GoogleがPicasaを買収した(と発表した)のは、
今から2年近く前の2004年7月13日のこと [internet.com]。
仮に買収発表の前から何らかの作業が行われていたとしても、
それは2年以上前を大きくさかのぼるものではないとは思う。
それにしてもまぁおよそ2年かかっているわけだ。
例えばMozillaがソース公開後それなりの成果物を出すのには
割と手間どっていたと思うけど、Googleの今回のLinux版発表が
それと比較してそれほど「あっという間」だっとは思えない。
もちろん、Wineに225もパッチを出したとかいうことを
考えれば、これらの成果は確かに偉大ではある。
まぁどれくらいすごいかは、開発にかけた人月で判断、てとこですかね。
Re:Googleはすごいね (スコア:5, 参考になる)
Re:Googleはすごいね (スコア:2, 参考になる)
あと、Google版は買収前のものと比べ、いくつかの画像編集機能の追加、ローカライズ、blogやGmailなどのWebサービスとの連携、各種バグフィックスなどが行なわれています。
Re:Googleはすごいね (スコア:0)
今回の例で行くと
新しい機能を使ってみたらすばらしかった
Googleが大量にパッチを投入した
これは事実として
すごい
これは推測。本当にすごいかどうかはわからない。
これに対して、「それって本当か」などといちいち検証を求めるような馬鹿が多すぎるって話ですよ。
状況から推し量るしかないものにいちいち「ソースを示せ」などと言い出せばきりが無いというのに。
時々でいいから (スコア:0)
Re:時々でいいから (スコア:0)