国立情報学研究所の「トップ」ソフトウェア開発者養成プログラム 78
ストーリー by Oliver
素質と根性に経験を加える 部門より
素質と根性に経験を加える 部門より
akiraani 曰く、 "MSN-Mainichi INTERACTIVEの記事によると、国内大手の電機・情報通信会社5社と連携し国立情報学研究所がソフトウエア開発のスーパーエリート養成講座を開設する。内容はというと、「大学や大学院でソフトウエア技術を学んだ優秀な20代の研究者、技術者を選抜し、最先端の研究者や技術者10人以上が半年間かけ、最新技術や製品への応用法をたたき込む」らしい。
カリキュラムは半年間だがFAQによれば「 社会人の方にも受けていただきやすいよう、
金曜日の夕方開始の授業がほとんど」で、文部科学省の支援を受けておりなんと受講料が無料。大学での成績に自信のある諸兄は受講してみてはいかがだろうか。"
デスマーチ (スコア:3, すばらしい洞察)
ひょっとして、講義もこの調子でスケジュールきつきつのデスマーチ体験プログラムだったりするんでしょうか?w
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:デスマーチというより出来レース (スコア:2, すばらしい洞察)
既にメンバーは内定しているのでしょう
今現在、声を掛けられていないそこのアナタが
応募しても必ず落選します。
Re:デスマーチというより出来レース (スコア:2, すばらしい洞察)
>既にメンバーは内定しているのでしょう
>今現在、声を掛けられていないそこのアナタが
>応募しても必ず落選します。
どうせ声かけて集められる人材じゃないよなーって
実績のある人間が来る事にちょっぴり期待しつつ、
公平性演出のための異議申し立て期間を置いたって感じも。
でも、出来レースではなく、主催者側があまりアテにしてない
会社説明会+α程度の内容だからじゃないかな?って思ったり。
ウェブサイトのでっちあげ感、準備不足感もさることながら、
要求分析、形式仕様記述、設計モデル検証、コンポーネントベース開発、アジャイル開発
ってシラバスに対して「最先端の研究者や技術者10人以上が半年間」ってのが、
スーパークリエイターを育成する土壌として弱いというか羊頭狗肉感が漂ってると思う。
紹介予定派遣だとか、実際のプロジェクトを経験してインターンとか
「現場を知りつつ会社を探す」ってコンセプトが上手くいかないから
「現場抜きに遊べるセミナーで会社説明」ってエサを作ってみただけ。
参加企業的思惑(東芝、富士通、NEC)から考えるとそんなところだろう。
タレコミ元の毎日新聞記事から考えると、「組織間の調整をしながら製品の着想
から設計までを担うソフトウエア技術者のリーダー的人材」が不足しているから
国際競争力が低下するとなるが…オフショア開発を視野に入れた英語力強化とか
そういうほうが実践的なんじゃねえの?ってような人材のように見える。
Re:デスマーチというより出来レース (スコア:1, 興味深い)
関係者には随分前から話が来てたみたいです。
#絶対AC
Re:デスマーチというより出来レース (スコア:1)
Re:デスマーチというより出来レース (スコア:1)
だそうです。別に「出来レース」呼ばわりされるほど裏でこっそりやっているわけでもなく、公表しているようです。
/.-j諸氏は、毎日新聞の記事が「超エリート」などというフレーズで過剰に煽っているのに乗せられすぎなんじゃないでしょうか。
日経BP [nikkeibp.co.jp]や@IT [atmarkit.co.jp]の記事とみると毎日新聞だけが過剰に煽っているように思いますけどね。
日本には以前から「ヤスリかけでミクロン単位の調整」をする『職人』が(町工場などに)いましたよね。それのソフトウェア版を意図しているのではないでしょうか。想像ですが。
Re:デスマーチ (スコア:1, 興味深い)
とりあえず募集しましたっていう口実作る為の工作ですかこれは?
国立情報某「~について予算を・・・」
親方日の丸「結果は報告するように」
― 後 日 ―
親方日の丸「その後、例の件はどうなった?」
国立情報某「募集は行いましたが定員に満たなかった為中止しました」
親方日の丸「ふむ、ならばしょうがない」
国立情報某「今回の反省を踏まえ改善した後、来期にまた募集をしようと思います。そこでですが・・・」
最初に戻る。
そして永久ループ
普通の会社ならまずありえんが、親方日の丸が絡むとありえそうなのが怖い。
問題ないでしょう (スコア:0)
きっと、合格発表が終わった後になって突然裏の募集要項が公開されますよ。
運悪く強制的に応募されてしまうと、口頭試問が半年間に渡って実施され、最後に「この企画中止になったから帰っていいよ」と言われるんですけどね。
Re:デスマーチ (スコア:0, 余計なもの)
#あなたがいつもデスマーチな理由が少しわかりました(w
Re:デスマーチ (スコア:1)
毎年同じなら何を要求されるか事前にある程度予測は可能だろうけど、今年がはじめてな以上事前に準備しておくのはかなり無理がない?
#クライアントの要求仕様を先読みしてもの作る感覚で言ってるのかな?
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:デスマーチ (スコア:1, 興味深い)
募集要項の詳細を見るまで必要な書類が判明しないと言ってるんですが、そもそも提出書類はおろか参加資格すら募集要項を見ないとはっきりしない。
さらには講義内容の公開も募集要項の公開と同じ8/24だったりする。他の研修・講習会なんかは推薦が必要みたいだし、国立情報学研究所は以前からあるなんて理屈だとそもそも参加できないと判断するんじゃ?
今回の講義で一般公募対象の人間が募集要項とシラバスがない状態(つまり8/24以前)のあのWeb上の記述だけで、必要書類まで予測して準備を始めてるってのは予測を通り越して超能力じみてますね。
#あと、人を勝手にデスマーチ漬けにしないでください(笑) いったいどこからそんな話が……。
Re:デスマーチ (スコア:1)
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
類似のプロジェクト (スコア:2)
工学院大学CDPセンター [kogakuin.ac.jp]の「セキュアシステム設計技術者の育成」プログラムというのがあります。こちらは今年で2年目のプログラムなのですが未だに試行錯誤の様子です。
いやまぁ、コンピュータシステムの基礎ということでOSについての講義(≒コンピュータ史)とかがあるのはいいのですけど、PBLと呼ばれるグループ学習で延々とDNAと特許について調査させられるのはどうかと思いますが・・・
受講生だけどID
見たような聞いたような・・・
itinoe
FAQのリンク (スコア:1, 興味深い)
のリンクがアレ
Re:FAQのリンク (スコア:0)
まずテスト・デバッグは間違いなくできないよな
Re:FAQのリンク (スコア:0)
は対策済みですね。
OSはRHES4で固定みたい。
Re:FAQのリンクが間違ってるだけでなく、 (スコア:0)
--以下引用-
Warning: session_start(): The session id contains invalid characters, valid characters are only a-z, A-Z and 0-9 in /usr/local/wpdocs/wp/wp_session.wpinc on line 38
Warning: session_start(): Cannot send session cache limiter - headers already sent (output started at /usr/local/wpdocs/wp/wp_session.wpinc:38) in /usr/local/wpdocs/wp/wp_session.wpinc on line 38
Warning: Cannot modify header information - heade
Re:FAQのリンクが間違ってるだけでなく、 (スコア:1)
ソフトウエア開発のスーパーエリートを養成する前に (スコア:1, 興味深い)
Webサイト見るのにストレスが溜まったのは久々でした。
全部表示されるまでが重すぎだよ。
Re:ソフトウエア開発のスーパーエリートを養成する前 (スコア:1, 興味深い)
まじめな話、先端的なソフトウェアを設計・製作できる人間には(どうでもよくはないにしても)末端の技巧よりも、ソフトウェアでどのような問題をどう解決してゆくのか、というアッパーレベルから考える人間が必要。コーディングとか設計とかの具象的な所だけでなく、もっと上の抽象的に見えるところから見てもらわないといけない。都市の設計をするのに必要なのが国宝級の和大工ではなく、優れた建築家・実業家・政治家であるのと同様。
優れた(これまでになく大規模であるとか、革新的であるとかいう意味で)ソフトウェアを生み出せる人材を育成するにはどんなものが必要だろう?という問いに対する取り組みだと思われます。これで作れるようになるわけではないけれど、単に経験の範囲内でしか能力を開発しない開発者にはどうしても欠ける(過去の研究・事例含む)知見・技法・知識を最低限、補ってくれるのではないかと。情報学研究所がやるのなら、ソフトウェア工学的なレベルにとどまらず、もっとアッパーレベルの知識についても期待できる。
・・・これが単なる設計技法のレベルにとどまる講座なら逆にがっかり。
トップ★エスイー (スコア:1, おもしろおかしい)
教官がブロンド美人でらぶらぶになったり、
訓練中に相棒を死なせちゃったり、
とかするんでしょうか。
Re:トップ★エスイー (スコア:1, おもしろおかしい)
相棒が失踪するのはよくある話です。
そしてなにより、テーマ曲は DANGER ZONE です。
Re:トップ★エスイー (スコア:1)
>教官がブロンド美人でらぶらぶになったり、
>訓練中に相棒を死なせちゃったり、
>とかするんでしょうか。
読んだ瞬間「それなんてエロゲ?」と思ってしまったorz
「トップ★エスイー」って書き方が妙にエロゲのタイトルくさくて、真っ先に脳内エロゲデータベースをサーチしてしまい、「あ、あれか!」って気付くまでにかなりの時間が・・・。
#「とっぷ♥えすぃー」だとペンネームっぽくなるね。
Re:トップ★エスイー (スコア:0)
なんて話は結構あるかも
Re:トップ★エスイー (スコア:1)
地球への帰還が約1万2千年後になってしまい
「オカエリナサイ」の文字が...
そうは言うけど (スコア:0)
# できないからこんなことしてるんだろうけどさ。
最新技術よりも (スコア:0)
最新技術なんて半年後には時代遅れになってますよ。
Re:最新技術よりも (スコア:1)
今回のターゲットの場合。
Re:最新技術よりも (スコア:1, 興味深い)
基礎をわかっていればそれを応用して対応できる
という話じゃないんだよね。
新しい言語やプロトコルやサービスが出てきたら、それまでのことを
知っていても大して役に立たない。
だって、たいていそれらは今までの旧技術ではできなかったことをするために、
旧技術の殻を破るような新しい概念のもとに作られているものだからね。
だから本当に必要なのは、
歳をとっても、新しいものが出てきたら、
くさらずにそれにはじめから取り組める、いつまでも燃え尽きない精力さ、
いくつ物事を覚えてもそれにしばられず、あたらしい見方を
さらに覚えることができる柔軟さ、
なのです。
それは教わって身につけられるものじゃなく、
幾分かの素質と、
そして自分がどこまで変化に付き合うつもりかという心構えなんだよね。
Re:最新技術よりも (スコア:0)
既存の基礎技術の応用では対応できない、新しい言語やプロトコルやサービスって、例えばどんなものがあります?
後半、「本当に必要なのは~」以降は基本的に同意しますが。
Re:最新技術よりも (スコア:1)
初めて、LotusNotesで開発するRDBの経験者とか、そんなものじゃないの?
#混乱する同僚を何度か目撃してるもので.......
Re:最新技術よりも (スコア:0)
自分は、8bit FM-7 の時代に、「BIOS」(マニュアルがあった)や、 「コンパイラ」(Kコンパイラ)を体得し、今もその延長線上で仕事してる。
MS-DOS を触った時に戸惑ったのは「ファイルシステム」かな。
Re:最新技術よりも (スコア:0)
え、CPMとさほど違いはありませんでしたが?
# って、そうゆう話ではないですね。
Re:最新技術よりも (スコア:0)
そのためには最新技術の動向に詳しいこと
Re:最新技術よりも (スコア:2, すばらしい洞察)
なぜならソフトウェアでは(ごく一部を除き)企業は常に技術を追っかける側だからです。
普通の企業は"実績のある"最新技術を使いたがります。
"実績がある"時点で最新ではないので、本当の最先端には乗っかっていません。
本当の最先端は、個人の趣味的なプログラムであったり、企業の研究所や大学やベンチャーであったりして
今回のような実用的な場所ではありません。
ここで言うソフトウェア開発のエリートというのは、お客様の要望を早く、低コストに形にするという
企業側の要求を満たす人間のことであり、本当に最高の能力を持つ人間ではないのでしょう。
そのような人間は学業そっちのけでソフトウェアを作ってしまいます。
放っておいても勝手に師を見つけ、方法を選ばず学び、楽な方法を捜し求めるうちに最先端に乗っかってしまいます。
こういう人間は「エリート」ではなく根本的に「雑種」です。
プログラマにとって怠惰が美徳である限り、エリートは常に雑種の後を追う。私にはそんな気がしてなりません。
# 私にはせっせと大学の勉強をするハッカーというのが想像がつきません
# ちゃっかり有名大学に入るまでは十分想像つくのですが…
教える側の人材 (スコア:0)
普通に考えると普通の大学の教授陣では謳い文句のような指導はできないように思えるのだが・・・
Re:教える側の人材 (スコア:2, すばらしい洞察)
研究者を作りたいのか、企業の戦力を作りたいのか?、よく分からないまま教えたところでどうしようもないかと?
#院生用の就職講座にしか見えないのは私だけ?
Re:教える側の人材 (スコア:0)
現場の技術陣とかその辺の人達が。
でもそれだと普通の企業セミナーとかと変わらないような・・・
それはそうと、この企画ってどうも穿った見方しちゃうんですよね。
これまで、国からの受
ソフトウェアに限らず、特別な才能には英才教育を (スコア:0)
特別な才能を持つ人は子供のころから特別な教育を
用意すべきだと思うけどなぁ。
だからシンクロはロシアに勝てないんだよね。
Re:ソフトウェアに限らず、特別な才能には英才教育を (スコア:0)
「凡人」になれるのか?
# 親(だけ)が「ひょっとすると、この子は天才か?」と驚愕するケースは珍しくない。
Re:ソフトウェアに限らず、特別な才能には英才教育を (スコア:1)
たとえ限りがあっても才能に磨きをかけ、人様の役に立てることができれば、それは立派なことだと思います。
世の中困ってる人がたくさんいるのに、才能の出し惜しみはケチというものですよ。
それにダメだと思ったら早めに見切りをつけられる分、早期英才教育は方向転換には適していると思います。
Re:ソフトウェアに限らず、特別な才能には英才教育を (スコア:0)
えーっと、圧倒的な才能ってのに触れたことがないんですね。
Re:ソフトウェアに限らず、特別な才能には英才教育を (スコア:1, 参考になる)
いやいや、元コメントの人はそんなことを言ってるんじゃなくて。
「圧倒的な才能だ!」と思ったのがその親御さんだけで、
実は平々凡々な子供でありました。
しかして養成場に入れたけれども、
「より圧倒的な才能」を持つ大多数の子供たちに破れて
その養成場では頭角を示すことも出来ず
課程を終わってみれば成績は下から数えた方が早い。
その道のエリートとして歩むのは限られた人数で
けれどもその子はその人数分しか乗れない船には乗れなかった。
仕方ないのでほかの職業をと探すわけだが
英才教育により他分野の事など何も出来ないその子は
あからさまに不幸な職業選択しか出来ませんでしたとさ
ということを述べてるんでしょ。
Re:ソフトウェアに限らず、特別な才能には英才教育を (スコア:0)
そのとおり、才能の早期発見、育成のリスクについて述べたかったわけです。
Re:ソフトウェアに限らず、特別な才能には英才教育を (スコア:0)
>特別な才能を持つ人は子供のころから特別な教育を
>用意すべきだと思うけどなぁ。
運動の場合かなり早めに引退してしまうので、引退後の事を考えれば、
記事に語弊あり! (スコア:0)
Re:記事に語弊あり! (スコア:0)
読みにくい文章であるのは確かだけど。
Re:記事に語弊あり! (スコア:0)
ちょっとひどいぞ出願資格 (スコア:0)
そんな人はエリートじゃないと言われりゃその通りですが。
Re:ちょっとひどいぞ出願資格 (スコア:0)
それともいわゆる大学用語での「講座」10 個分の授業・・・?
10 単位くらいなら優はありそうだけど、「極めて優秀な成績」ということなら、
主席クラスの成績じゃないとダメなんだろうな・・・orz