子供に本読みを体験してもらおう 385
ストーリー by yoosee
名作はいつになっても名作 部門より
名作はいつになっても名作 部門より
brake-handle曰く、" 別件で出ていた夏の課題図書になりそうな本に触発されて。7月12日付NIKKEIプラス1(web版なし)に、「子供に読ませたい世界の名作」ランキングが掲載されていた。結果は以下の通り(5傑のみ、1位は同点)。
- 1. トム・ソーヤーの冒険
- 1. 十五少年漂流記 (二年間の休暇)
- 3. 赤毛のアン
- 4. あしながおじさん
- 5. ハイジ (アルプスの少女)
同時に、記事は子供が将来本に親しめるか否かは小学校低学年にあらかた決まることも述べている。また、本に少しでも親しんでもらうため、東京都教育委員会は始業前の読書を呼びかけ、昨年度は57%の小学校でこれを行ったそうだ。
夏休みに入れば、自宅にいる時間も授業期間中より長くなる。単に子供に本を与えるという手もあるが、読み方の手本を見せる意味でも、子供がいる親御さんは子供に本を読み語ってあげてはどうか。
"
6-10位 (スコア:2, 参考になる)
6. 星の王子さま
7. ドリトル先生アフリカ行き
8. エルマーの冒険
8. 宝島
10.アンデルセン童話集
Re:6-10位 (スコア:1)
子供のころ、親戚のお姉さん(おばさん?)からプレゼントとしてもらいました。
兄は「いやいやえん」でした。
# 緑色だったんで選んだ気がする。
児童書コーナーに行くと両書とも健在で、いい本をくれたんだなぁと感謝しています。
小さい頃読んだ本で印象にあるのは、「花さき山」かなぁ。
「八郎」「三コ」と繋がっていた気がしますが、記憶が定かではありません。
記憶を呼び起こすため、児童書コーナーに行くのですがまだめぐり合えていません。
amazon を見るかぎり、出版はされているようなのですが。
Re:6-10位 (スコア:1)
当時は、動物と話せるとかで面白かったのですが、あらためて読み返すと黒人問題などと深いです。
エルマーの冒険シリーズも好きでした。あと、いやいやえんシリーズ。
いちごのサンドウィッチは衝撃的で、いつか試してやろうとワクワクしていました。
#実際に食べると、本で読んで想像していたほどに美味しくなくてガッカリしたのは内緒 ;-)
タブレット中毒者。
両親(特に母?)に感謝。 (スコア:2, 興味深い)
本を買い与えてくれる親は数多くいると思いますが、ふりがなを一字一字ふってくれる親、ってそうそういないんじゃないかなぁ。
読む事の楽しさを知った私は、それ以降自分で本を買っては読み、借りては読み・・・。
本当に両親には感謝をしています。面と向かっていうと照れ臭いから絶対親の見ないサイトでID
Re:両親(特に母?)に感謝。 (スコア:2, 興味深い)
>買ってくれて、しかも、そのうちの一冊には私が読めるように
>ふりがなを振ってくれた事(大きなたまごという、小説でした。
>今でも好きな本の一つ)。
うちの親はびんぼで手抜きだったもんだから、市立図書館に小学校入学
と同時に連れていってくれました。そして貸し出しカードを作ってくれて、
「本が読みたくなったらここで借りて読め」というお達し。最初は児童ルーム
の本を読み漁って、しばらくすると「他にもあるやん」ということで普通の
書庫をあさっていた。明智小五郎関係かと思って「屋根裏の散歩者」や、
「3・1・2とノックせよ」(海外ミステリ、ルパンの813の関連と勘違い
していたらしい)を借りだそうとした時には親に連絡がいったそうだけどね。
でも「あれが読みたがっているなら貸し出せ」と明言してくれたらしい。
そういった信頼があったんだなぁ...と今振り返ると感謝のきわみ。
Re:両親(特に母?)に感謝。 (スコア:2, 興味深い)
私も、もし自分が親になったらそうしてあげたいです。
そういうわたしは・・・
小学校1年で「ノンちゃん雲に乗る」を渡されて
飛行機という漢字が読めずに聞きに行ったら
漢字字典を渡されて「自分で調べろ」と言われましたT_T
それでも本好きに育ってしまったのは、・・・サガ、かなあ・・・
Re:両親(特に母?)に感謝。 (スコア:1)
これからのデジタリアンな親は、子供のメールアドレス宛に
電子ブックを添付し、「これを読みなさい」と言う事になる
のかな・・。
そうなると何か冷たい気がする・・。
(まだ電子ブックがそれほど広まっているとは思えないけど)
本は指でページをめくると言う動作が必要で大切な事。
マウスでページがめくれる時代だと、それも減り何か嫌な
感じ・・。
少なくとも自分の子供には、「電子ブック」では無く「本」
を与えたいです。(勝手な感想)
マガーク (スコア:2, 興味深い)
通ってた小学校にだけあったんだろうか?(^-^;
あとはファーブル昆虫記、シートン動物記、各偉人伝記ものとズッコケ3人組シリーズとか読んでました。
小説や物語はそっから想像力を働かせられるように仕向けたいですよね。
「こういう顔してるんじゃないか」とか「こんな声」だけじゃなくて、
「自分だったらこのシーンはこうする」みたいなところまで。
想像力豊かになってくれれば、ヘンな事件起こす子供も減るんじゃないかと。・・・・難しいか。
図鑑とかも楽しかったけど、
昆虫図鑑でデカデカとゴキブリの写真があった時はダッシュで逃げっちまいました(滅)。
「なんとかインチキできんのか?」
昔、読んだ本 (スコア:1)
そういうのを小さい頃、読んだので。
Re:昔、読んだ本 (スコア:1)
- 中学校の理科実験の副読本、
- なぜなに大事典
- 百科辞典
など、、
なぜ、本といえば「文学作品」を指すのだ?
とくに、アレゲな人の多いはずの /.-J で。
# 「N88 Basic によるアルゴリズム入門」とか読んでた人いない?
Re:昔、読んだ本 (スコア:1)
高学年になると、物理・化学の副読本や宗教・哲学書。
結局、「文学作品」は少しかじった程度。
今でもページの角にかじり跡が…(ぉぃ)
Re:昔、読んだ本 (スコア:1)
Re:アレゲ者の原点 (スコア:2, 参考になる)
"Quidquid latine dictum sit, altum videtur."
Re:アレゲ者の原点 (スコア:2, 参考になる)
ちなみにこの「くるったロボット」ですが, 今でもon-demand出版 [bitway.ne.jp]で入手可能みたいです. 挿絵はなんと和田誠さん. 当時は誰が描いているかなんて気にもしなかったのですが, この影響でいまだに "I Robot" でリアルなイメージを出されても違和感があるんですよね.
ミヒャエル・エンデの (スコア:1)
すごく大きくなってから読んだのを後悔してたりする・・・
いなんず[いつでも前向きでイタい]
Re:ミヒャエル・エンデの (スコア:1)
「はてしない物語」ですね。
小学生の頃、それらの本をプレゼントしてくれる人がいた幸運に感謝しています。そろそろ逆にプレゼントしなきゃいけない立場だな。
Re:ミヒャエル・エンデの (スコア:1)
いまだにこれを超えるものが見つからないので残念ですけど。
~映画なんてヨーロッパで酷評だった割に日本でなぜか人気です。パールハーバーも~
k2luna−来栖 香
Re:ミヒャエル・エンデの (スコア:1)
あれは本読む前に見て本当に良かった・・・(苦笑
いなんず[いつでも前向きでイタい]
七つの習慣(=七癖) (スコア:1)
揃っていて、これらを読みまくってました。月が落ちてくるものとか
重力を遮断して宇宙に行くのとか。隣の席の先輩は初めて読んだSFが
これと同じようなシリーズに入っていたゴセシケだったという、素敵
な出会いを体験しています。
あとはズッコケシリーズとかを、小学校の読書の時間に1冊づつ読んで
いました(30分くらい?)。この時間のお陰で、とにかく読むスピードは
鍛えられました。
#あと、給食の時間に、残りおかず争奪戦や校庭での土地争いで有利に
#闘うために、早喰いの習慣が身についた。今もって治らない。
でも、本を読む習慣ってのは小学校1・2年の頃に、叔父さんが揃えて
いた漫画本のせいだったような気もする。親に隠れて望月三起也とか
鴨川つばめとかを読みまくってましたね。(「なぜなに理科」みたいな
本も読んだけどさ)
ほんと、小学生の頃と行動原理が変わってない。
#懐古話ばかりですいません
Re:七つの習慣(=七癖) (スコア:1)
私も小学校の図書室でSF物を漁っていたのと、当時親戚の家にあった「宝島」等の名作シリーズを読んだのが本好きになったキッカケだろうと思っています。
本を好きになったせいで代わりに妄想癖がついてしまいましたが :-)
# ついでに、早喰いなのもかぶってます
Re:七つの習慣(=七癖) (スコア:1)
子供向けSFも、ああいうもののおかげで理系の知識をそこそこ覚えられたのかなという気がします(文系に進みましたけど)。
子供にはSFやファンタジーをもっと読んでもらいたいですね。空想力を鍛えるにはかっこうの材料だと思います。
ハウスえらい (スコア:1, 興味深い)
これって親が、「名作劇場」を見て育った世代、って意味ですよね?
# 「十五少年~」は違ったかな?
Re:ハウスえらい (スコア:1, 参考になる)
名作劇場の枠ではありませんが、一連の作品を製作した
日本アニメーション [nippon-animation.co.jp]の製作で、
'87 年に 90 分のスペシャル [nippon-animation.co.jp]は放送されたらしい。
見たような見なかったような記憶ですが、道理でキャラが浮かばないわけだ。
Re:ハウスえらい (スコア:1, 参考になる)
目撃して心が揺れたす。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575475564/
Re:ハウスえらい (スコア:1)
じゃないか?
俺が読んだのはトムソーヤだけだ。(笑)
Re:ハウスえらい (スコア:1, 参考になる)
だけど読むなら断然『ハックルベリ・フィンの冒険』でしょ。
トム・ソーヤーの百倍面白い。
カルピスも偉い (スコア:1)
カルピスが提供だったはず(最後は花王と共同だったかな)。ハウス提供
以後印象に残っているのは、小公女セーラくらいだな。
#「宇宙の戦士」で感想文書いたけどID
Re:カルピスも偉い (スコア:1)
憶えてない僕が駄目なだけか?
スポンサーにとってはうれしくない視聴者だろうな(^^;;
Re:ハウスえらい (スコア:1, 興味深い)
やっぱ”ホビットの冒険(逝きて還りし物語り)”は外せないでショ!
時間帯が違うけどアニメ化されたこともある”冒険者たち”(アニメのタイトルは”ガンバの冒険”だったかな?とにかく単数形になったのが当時気になった。)は無いんだ!
スポンサーの力関係か?
五位以下の方がまだましだけど、本当にこんな当たり障りのないもの読ませたいのか?
本当に読書の楽しみを知ってるのか?
なんか”読書体験ってあんまりないけど知ってる本の名前出してごまかしました”って感じじゃないのか?
親から再教育しないと駄目なんじゃなかろうか?
子供には本を読むより外へ飛び出してほしい (スコア:1, オフトピック)
でも、私個人としては、子供のうちは本なんか読むより外に飛び出して行って遊んだ方が良いのではないかと思う。そして、泥だらけになるなり汗まみれになるなり傷だらけになるなりして、日がくれるまで遊んだ方が良いのではないか、と思う。そんなことを通して学ぶことは、自分としては非常に多かったなと思う。そんなことが減ってきたから、長崎で起きた、あの事件のようなことが起こるんじゃないかなー、と思ったりするのです。
活字離れが叫ばれている昨今ですが、私としては子供がお外で元気に遊ぶことが少なくなってきてるのではないか、と問いたかったり。本を読むより、ファミコンなんかするより、お外に出て暗くなるまで思いっきり遊んできて欲しい。
スレッドがいっぱい付きそう。スレッド上等!!!!! ACなんかしねーぞ!!!!!
Re:子供には本を読むより外へ飛び出してほしい (スコア:1)
ですね。
個人的に見聞は自らの足で、という意見と
本の中に閉じこもることをやめようとする面では賛成できます。
しかし現実問題としてその受け皿がないのでなんともいえないのではないでしょうか。
たった一人で泥だらけになってもむなしいだけですしそれから得られるものは少ないでしょう。
かといって社会が要求する大人になるためにはそんなことをしている余裕さえないわけです。
結局全ての子供は親を映す鏡で社会のもっとも危険な窓口です。
せめて本で学んでもらえればと思います。
~子供が栄養剤片手に夜道を歩く時代が来た。試されているのは大人たちだ~
k2luna−来栖 香
小さいときから本で育てる (スコア:1, すばらしい洞察)
本好きで活字に抵抗もなく、何度か本に救われた事もあります。本読んでて良かったな~と。
本を読んで育てられ、小学校でも良い読書環境と出会いがあったのが本好きになったきっかけだったと思います。
原体験は幼稚園前まで遡ります。
その頃の記憶はほとんど無いのですが「おさじさん」と「のんたん」を読んで貰った事だけは覚えている。聞いてみると色々と本を読み聞かせまくっていたそうで。
で、気が付いた頃から本読みまくってました。小学校低学年で学級文庫と図書館の棚の一角は制覇していた気がします。ランドセル背負って本読みながら帰ってました。
江戸川乱歩とか好きだったかなぁ…
Re:小さいときから本で育てる (スコア:1)
たしかに、活字に対する抵抗って深刻な場合がありますよね。 そういう人に限って、 大人になってから本に書いてあることや新聞に書いてあることを盲目的に信じてしまったり、 そこまでいかなくても何かしら権威的なものとして、 活字をとらえてしまうのではないかと思ったりします。
(ぼくも多かれ少なかれ、 「本に書いてあるから」といって根拠の薄いことを信じてしまうことがあります。)
多くの本を読むことで、 同時にメディアや教育に対する批判的な精神も身につけることが出来ればラッキーですよね。
use Test::More 'no_plan';
ルドルフとイッパイアッテナ (スコア:1)
「ルドルフともだちひとりだち」 [amazon.co.jp],「ルドルフといくねこくるねこ」 [amazon.co.jp]とあわせ現在はシリーズが3冊です。
飼い猫だったルドルフがひょんなことから東京に出て、さまざまな経験を重ねながら「一人前」になっていくお話です。
個人的には2巻「ともだちひとりだち」のラストに大泣き。でも、1巻から読まないとその「意味」がわからないのでご注意を。
本を読む意義って何? (スコア:1)
特に,子供が本を読む意義って良く分からんのですよ. でも,自分の子供には読んで欲しいなぁって思う自分がいる. どうして,本を読まなきゃだめなの? って子供に聞かれたとき どう答えますか?
ちなみに,僕はドストエフスキーとかを読むようになってから, 読書が面白いと思うようになった.でも,明らかに 子供向けではない :-)
# 中学時代に神林長平に出会ってから,読書量が急増した
Koichi
銀河鉄道の夜 (スコア:1)
青空文庫より [aozora.gr.jp]
# 大人にこそ読んで欲しい本が、たくさんあるような気が
どれも (スコア:1)
よく考えてみたらちゃんと読んだのが一冊もない…。
#でもストーリーはなんとなく知ってる
子供向けに (スコア:1)
ワシ、読書の原体験は小学生の時に読んだ何かの全集に入っていた「家なき子」なんだけど、後で学校の図書館にあった別の「家なき子」があまりにもつまらなかったのにビックリした。
子供の頃 (スコア:1)
岩波少年文庫を毎週読んでいました。
特にどれと制限せずに文庫の本を順番に読んでいくというのは
かなりプラスになるのではないかと。
#京都の今はなき某進学教室・・・先生元気かなあ。
コロボックル (スコア:1)
佐藤さとるさんのコロボックルシリーズですね。
「誰も知らない小さな国」とか。
#コメントに挙がってないのが悲しい。
村上勉さんの絵も好きです。
早く画集 [imageclip.co.jp]出ないかな。
Re:コロボックル (スコア:1)
特に一作目の、せいたかさん視点のお話がお気に入りですね。
(と言うか、子供のころに読んだのはこれだけ。あとは成人してから本屋めぐりして探した記憶があります)
読後、視界の端で何かが動くと、「コロボックルかも?」と思ったり…。
# 先日、視界の端で動いたのは「黒い悪魔」でした(笑)
Re:また取次のクソキャンペーンかよ! (スコア:2, 参考になる)
本を買ってあげなくても
本の感動を語ってあげればいいんじゃ?
いなんず[いつでも前向きでイタい]
Re:また取次のクソキャンペーンかよ! (スコア:1)
気持ちはわかるが賛成しかねます。
子供の想像力欠如を避ける意味でも、読書は有効な手段の一つですから。
また、選挙で「政策や公約」ではなく「ムード」で選ぶ人の多くは、読書をしません。
朝日新聞を「ジャーナリスト」ではないという声をWeb上でよく見ますが、私の地元ではそれさえも「レベルの高い新聞」だそうです。
やはり、彼らには読書の習慣はほとんどありません。
金に関して言えば、「マンガ」を販売促進した方が速効性があると思うのですが、どうなんでしょ?
「子供に読ませたいマンガ」のランキングとか…
「取次」が廃止されれば、このネタOKとも読めますが、少なくともそれを待つ時間的余裕はないのでは…
…って、もしかして、釣り?
Re:訳本ばっかりなので (スコア:1)
Re:かたより (スコア:1)
偉大な番組だった。
Re:かたより (スコア:1)
和物で挙げられているリストと同じような年齢を対象にしている本って思い当たらないです。
桃太郎やら一寸法師じゃ絵本の世界だし、馬琴やら一九はもう少し上だし。
読んで欲しい で上げられる本となるとやはり有名作となるわけで
和物には小学生低学年に読める本が少ない事が原因のような気がします。
# あ、東洋で考えるなら西遊記とかでもいいのか
Re:読書感想文なんか嫌いだ! (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:アレゲならば (スコア:2, おもしろおかしい)
『オペレーティングシステム―設計と理論およびMINIXによる実装』
も読ませちゃいたいところですな。
ところで、ロビンソンクルーソーのコンピュータ版って誰か書いてくれないかな。
船が難破して無人島に流れ着いてしまい、手に入るのは、
シリコンチップとか、ワイヤーとか、テスターとか、
ディスクドライブとか、ディスプレイとか、
タンネンバウムの本とかばかりで(笑)、
その状況から自力で、コンピュータ作って、OS作って、
快適な情報空間作って生き延びてゆくみたいなストーリ。
子供が読んで、わくわくどきどきしながら、
日常の生活で、普通に手に入る物や道具を
成り立たせている過程や原点への関心を持たされ、
探究(ハック)心を養われるような"教養小説"。
#関係無いけど、ロビンソン・クルーソーは、sirnameがカッコイイね。
Re:ファーブル (スコア:2, おもしろおかしい)
ファーブル昆虫記を読んでいて、詳細な挿絵を直視できない自分に気付いてしまったとき、僕は自分がファーブルの器ではないと知ってしまったのです。 今でもあのときの涙は忘れません。人生最初の挫折を味わった、小三の夏のことです。
本から学べることは、そこに書かれていることだけとは限らない。そんな一例。
#それでも僕はファーブルが好きだった。
Re:「本読み」=「読書」? (スコア:2, すばらしい洞察)
だと思えます。
>(前略)読み方の手本を見せる意味でも、子供がいる親御さんは
>を子供に本読み語ってあげてはどうか。
と〆てあるので、『本読み』の主体者は『親御さん』だと読み
ました。本を読む面白さを子供に伝え、自発的に読書へと向かう
契機を作るためにも、『本(の)読み(方)』の見本を見せてやって
下さいな、と。その解釈でよければ、『音読』『朗読』『語り』
のいずれかがより相応しいかと思います。
多くの家庭では乳幼児の段階での絵本の『読み聞かせ』はやっ
てると思います。しかし、小学校低学年の児童に対して本を読ん
でやっている家庭は少ないだろうと。それを前提条件としてのス
トーリーですから、うちをはじめ毎日、活字の本を黒柳徹子バリ
に『朗読』し、稲川淳二もかくやとばかりに『語っている』と自
任する親御さんたちから見れば、「やっとるわい」で済んでしま
います。逆に、今そうしていない親御さんに、この手のアドバイ
スが届くとも思えません。
となると、既に展開しているように、「アンケートに答えた層
がアニメ名作劇場世代で、所詮はアニメから入って」という親世
代のプロファイリングと、当時の思い出話、少し離れて自分の読
書体験の披瀝に終始するのは自明の理でしょう。NIKKEIプラス1
(web版なし)のみをソースとした、このストーリー宿命でしょう。
対象学齢の児童を抱える親としては、もうちょっとこうなんと
いうか、『音読』『朗読』『語り』の方法論や、効用自体につい
て意見交換できるよう持っていってくれたら、そういうソースを
選んでくれたら良かったのにと思いました。例えば…
国語分科会国語教育等小委員会(第2回)議事要旨 [mext.go.jp]
上でも事例報告や意見交換のあった、学校教育での『音読』の
可否そのものや、プログラムの組み方にも話題が向かうような、
ストーリー構成上でのヒネリが欲しかったところです。
#「日本語であそぼ」辺りにも振って欲しいと書こうとしたら、
#NHKオンライン [nhk.or.jp]に一片の情報もなくて驚きました。
#これも別ストーリーにあった『近隣諸国への配慮』でしょうか?
-- mikitoto / みの人