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1843 story

大学も従量制に移行? 83

ストーリー by wakatono
基本料金+(授業料×単位数)=年間授業料 部門より

soramine 曰く、 " asahi.comの記事によると、履修する単位ごとに授業料を徴収する制度を導入する大学が出始めているとのこと。まだ珍しい制度ではあるが、経済的負担を考えて講義を履修でき、学習に対する意識向上も狙いたいという狙いもあるようだ。
 限度額を設けて、その部分から定額制にして無制限に講義を履修でき、教養を深めることができるシステムもどうかなと思うが、さてどんなメリット・デメリットがあるだろうか?"

元記事曰く、コスト意識を持って勉学に望むことになり、より一層身が入るだろうという希望的観測もあるとか。ちなみに、単位を落としても履修分の費用はかかるので、単位を落とすと経済的にも痛い。

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  • さすが... (スコア:3, すばらしい洞察)

    by seldon (5637) on 2001年12月17日 20時10分 (#47301)
    広島県では、エリザベト音大に刺激される形で、単位授業料導入が広がる。社会人を対象としたコースに限ると、広島女学院大が今年度から、広島修道大が来年度から、それぞれ導入。
    この3校って所謂お坊ちゃま/お嬢様(資産家のの息子/娘率が高い)学校なので、こういう事できるんだろうなぁ...
    私の場合再履修しまくりだったので、こういう制度だと経済的に破綻→バイトしまくり→更に再履修という再履修スパイラルで卒業できなかったに違いない(^^;
  • 学生の反応は (スコア:3, すばらしい洞察)

    by brake-handle (5065) on 2001年12月17日 20時15分 (#47306)
    単位を落とすと金も落とすということは、現在以上に単位がとりやすい講義に学生が集中するぐらいの変化しか起こらないような気がしますです。というよりも、学生というのは単位を楽にとることをまず最初に考えるといった方が正しいか... むしろ、必要な単位を楽をしてとったことにより得られる余裕の中で何をするかがその学生に大きな影響を与えることが多いです。私はそれも講義で埋めてしまったクチですが(学部3年間で合計180単位ぐらいとったんだっけなぁ? 話を聞きながらノートの上でいろいろ計算をするのが好きだったというだけなんだけど)
  • by kiyotan (3912) on 2001年12月17日 21時38分 (#47334) 日記
    この方法がベストとは言いませんが、
    学生に授業はただじゃないとわからせるのは必要なことだと思います。
    もっとも自分で授業料を払わない限り従量制でも定額制でも
    変わらんとは思いますが。
    どうも金払って大学行ってるのに、
    隙を見てはサボろうとする輩が多い気がする。
    結局、就職するために大学に行ってる人が大半で、
    大学で学びたいと思ってる人が少ないことが
    そもそもの原因なんでしょうけど。
    (それと、教育者の資質はほとんど不問で、
    研究者の資質だけで先生を雇う大学側にも問題はあると思う。)

    #ついでに言えば最近は特に私大では、
    #とても大学生レベルとは言い難い連中を合格させちまってる気がする。
    --
    Kiyotan
      • by kiyotan (3912) on 2001年12月18日 0時44分 (#47416) 日記
        この手のことって是非多くの大学で導入してほしいんですが、
        すでに導入した大学がその後、就職がよくなった等の
        よい評判がたたない限り私大での導入は難しそうですよね。
        特にとりあえず大学にいければよいという基準で進学する人たちは、
        他の話で出ていた「よりとり易い単位」を修得(取得?)するのと
        同様に「より卒業しやすい大学」を選択するでしょうから。
        退学勧告を導入しても他の点で他の大学と差別化が図れないと
        結局ただの「厳しい大学」になってしまいます。
        納税者の観点から言うと、
        学生の学費ってのは本人が払ってる以外に税金からも支出があるわけですから、遊んでるやつはどんどん
        首にすればいいと思いますよ。
        (そして大学も減らせばいいんだが。)

        #すると学生が減る→大学の予算が減る→首にしない
        #という悪循環が生まれそうだが...
        --
        Kiyotan
        親コメント
    • 当該の学校ではそもそも奨学金で卒業していく学生が居ないのでしょうね(従量制って概念が出てくるあたりは、教育者云々以前に企業・営利団体がやるべき事でしょうが…^^;)。

      親の金を無駄に使ってダラダラと卒業までの逃げ道を模索するような学生が(多数)居るのなら有意義な方法かもしれませんが、そもそも大学とか大学院って「勉強・研究したいヤツはいくらでも施設を使わせるから来い!」ってトコではないの?

      教授が損しない程度に単位を金で売って、社会的に人間を評価する機関が出来上がるのかと思うとチョット恐ろしいですなぁ(邪推しすぎか…^^;)。
      親コメント
  • 「勉強」というか「学習」というか「学校」には2つ種類がある。

    1.自動車学校型
      勉強することによって、資格とかお金とかがついてくる、「実利」に関係するもの。
    2.劇場型
      勉強の結果はどうでも、感情に残るものがあればよい、というような形で成果を得るもの。学習の成果を基本的に計りきれないもの。

    単位制も悪くはないし、従量制もいいけど、人間の学習とかその成果って、上記の2種類のどちらの学習を自分をしているのか、という自覚が大切だよね。当たり前のお話なんだけどね。

    そもそも、文学なんかで「単位」があって、学生は「つつがなく卒業」することだけが目標、なんて、それは学習されるほうの「文学」とか、まともな研究者を冒涜している。なぜ実質的なまともな研究や学習が日本でバカにされるのか、といえば、この100年、日本は制度とか器だけ西洋のマネをしてきていたから。

    文系でさえ世の中の流れというものがあるのに、10年以上も同じノートで講義しているセンセイ方がまだいる。権威や名前によりかかって、なにも実質のない「センセイ」はまだまだ日本じゃ多いのですな。

    だから、同じ「従量制」を言うのであれば、学生にだけじゃなく、大学の先生にも「従量制」を適用すべきだね。マスコミにでずっぱりで講義をほったらかすタレント先生とか、学生の集まらない授業を延々と続けるセンセイ。「XX大学教授」とか言う名前だけで、中身のなにもない「権威ショウバイ」をしているような連中は、減俸すべきだね。

    もともと、大学は「学びたくて来る」ところ。学生が学びに来るんじゃなくて、学びたくて来る人を「学生」と言う。だから、お金を払って学びに来るわけでしょ。学ぶ側がセンセイを選ぶ、センセイの給料も決める。それが正しい姿でしょう。

    「最近の学生は勉強しない」なんて嘆くセンセイ。あんただよ。日本の大学教育のガンは。ちったぁ自覚しろ。とりあえずインテリといわれてるんだろーが。
  • 履修手続きが厳密に (スコア:2, すばらしい洞察)

    by ozuma (5119) on 2001年12月17日 20時10分 (#47303) ホームページ 日記
    よく他学科の授業を取ったりしているのですが、そういうことがお手軽に出来なくなりそうで不安です。 ってか、履修手続をせずに聴講するという事もよくやるのですが、ひょっとしてこの制度が導入されると、それって犯罪行為?
    • by kubota (64) on 2001年12月17日 20時41分 (#47314) ホームページ 日記

      モグリができなくなる、というのは寂しいですね。受験生は、いちど志望校の講義をモグリで受けてみるべきだ、と、つねづね思っていたのですが。(犯罪を教唆したことになる?)

      親コメント
      • by G7 (3009) on 2001年12月18日 0時24分 (#47407)
        そですね。
        フリーソフトのように、とまで言うと乱暴ですが、
        そういう感じである程度融通がきくようであってほしいです。
        ただじゃ教えられないなぁーなんてのは
        できるならば餓鬼用のしょーもないゲームだけであってほしいと思うんです。

        逆にというか、いくつかの講義の内容をフリーでwwwで公開しちゃってる大学
        ってのが、最近ぼちぼちありますよね。
        そっちのほうがカッコイイなぁとは、思います。
        質の高い講義ほどむしろ気前が良いのじゃないか?という憶測を
        なんとなく持っています。
        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2001年12月18日 0時20分 (#47403)
      きちんと手続きをした聴講と,履修とは,別のものかと.試験や課題の採点など教える側の負担が全く違いますから.
      親コメント
      •  余談ですけれど、兄は大学で、他の学部の講義を登録せずに聴講していたら、教授に名前を覚えられてしまって、後で成績表を見たら登録していなかったのに単位に加算されていたらしいですの。

         他の方のコメントにもありますけれど「自主的に学びに行くところが大学」という意識が大事だと思うです。ただ、たとえば従量制になったとして、貧乏な方があまり講義を聴講できないという傾向になってほしくないとは思うです。そのための奨学金もあるですが、現状は厳しいという話も聞くですの。

         兄が昔に聞いたという西澤潤一先生の講演を、うろ覚えながら教えてくれたですけれど、昔はそういう時代もあったのだと思ったです。今は、どんな教育が求められているか、いつも気になるですが……。

        「大学というのは本当にいいところでね。普通、何か教えてくださいという時には、『じゃあいくら出せ』と言われるんですね。ところが、大学では、教えてもらいたいことがあるときはその分野の研究室に遊びに行く。すると、『おお、よく来たな』などと言ってくれて、確かに学費はかかっているけれども、タダ同然で教えてもらえるんです。時にはお茶まで出してくれたりもする。こんないいところは他にはないでしょう。本当、大学時代はいろいろな先生のところにお世話になりました」

         真に学びたい人が学べるところが学校でありたいものだと思うですの。就職予備校という位置付けでは、少しばかり悲しい気もするです。従量制をはじめとする様々な取り組みが、少しずつ社会構造を変えていくように願っているですけれど、今の日本では絶望的なのかなあ……。
        --
        -------- SORAMINE Yukino
        親コメント
  • by dai75 (557) on 2001年12月17日 23時02分 (#47370) 日記
    質の高く値段も高い授業と、安くて簡単に単位とれる授業に二分されそうな予感。
    --
    -- wanna be the biggest dreamer
    • by tkng (3503) on 2001年12月17日 23時19分 (#47376) 日記
      高くて単位の取りやすい講義と、安くて単位の取りにくい講義に二分される、かも…。
      親コメント
      • by dai75 (557) on 2001年12月18日 13時04分 (#47538) 日記
        単位取り易い講義はたくさん集まるから、価格が下がるんではないかと。
        経済学部で実験に使ってみると面白いかも(笑)
        --
        -- wanna be the biggest dreamer
        親コメント
      • by daiten (7074) on 2001年12月18日 0時58分 (#47419)
        最近では講義する側も内容の評価をされている例はあるのですが、それが今のところは公開されたり所得の増減に結びついたりはしていないようです。国立大学もせっかく授業評価を導入したのだから、評価の高い講義・低い講義を公開するくらいはして欲しいものです。鷲田小彌太「大学教授になる方法」を引き合いに出すまでもなく、多くの人間が大学教官の教育能力(もちろん研究能力も同様)に疑問を持っている。
        親コメント
  • by oku (4610) on 2001年12月17日 23時57分 (#47396) 日記
    一定額の基本料金を払ったら一生涯に渡って利用できる大学ってないかな... (incl. 図書館、研究設備、聴講 etc.)
  • 職業欄学生 (スコア:2, 興味深い)

    by satsuki (5219) on 2001年12月18日 1時22分 (#47425) ホームページ 日記
    な人達が中心の話になってるようですけど
    元記事にもありますが、時間的に4年で卒業できないし、
    しなくてもいい社会人とか主婦の人が大学に行きやすくなるってことの方に
    意味があると思うのですが
    # 入学する時に、定額か従量か決めれてもいいと思う。勿論ダブらなけりゃ
    # 定額の方がオトク

    コスト意識云々っていうのは、卒業証書の安売りを止めればいいだけだと思います
  • オークション (スコア:2, おもしろおかしい)

    定員30名。
    年間1万円からスタート。
    20万円でハンマープライス。
    --
    [udon]
  • by tiga (4391) on 2001年12月18日 13時35分 (#47545) 日記
    私見を以下に述べます。
    1.必須科目のプライスを高くなる。
    工学系の実験実習って、ほとんど必須科目ですよね。実験設備には、設備投資が必要ですから、発生するコストも高い。これは、問題では?
    2.幅のない選択科目のプライスを高くする。
    第二外国語を選択科目にした場合など、選択の範囲は狭いでしょう。これは、利益誘導型でしょうか。
    3.受けたい自由科目にコストが発生する。
    向学心の高い生徒の足枷になる?少数の学生でしょうが・・・

    と整理してみましたがいかがでしょうか?
  • 少子化、学部学科の乱立を背景に、大学当局も生き残りをかけて、
    入学者の確保に躍起になっている。定員割れの私大は3割以上ある
    という話なので、いよいよ「うちは他大学よりこんなに基本料金が
    安いよ」という作戦しか残された道はないのだろう。学生は従量部分の
    心配も勿論あるけど、その大学の経営が困難になって在学中に廃業
    することになったら大変だ。いつかの日経によると、私大の破綻
    対応マニュアルも作成されているらしい。大学の経営は一括して
    納付される百万単位の授業料で成り立っている現実は無視できない。
    • by Akizu (5804) on 2001年12月18日 1時10分 (#47422) ホームページ
      国立大学に限らず私立大学にも学生一人あたり結構な額の助成金が出ているそうで・・・私立でも一人あたり年間60万くらいだったかな?(不確か) 大学側の本音としては、一人が長く在籍すればそれだけ長い間助成金がはいってウハウハ・・ってことだったりして。 そうすると単位を取るのに今までみたいな泣き落としは聞かなくなるかもしれませんね           泣き落として卒業させてもらったバカ学生より
      親コメント
  • 通信制大学(放送大学あたり?)に似てるような気がします。
    楽な分野だけ勉強しはしないだろうかと危惧もしてしまいますが、
    弊害(バイトとの悪循環)はさておき、
    「勉強するぞ」という意識は生まれるのではないでしょうか。

    単位を落としても金は取られる、という時点で^^;

    でも全部の大学がこうなったらちょっと辛いかもしれません。
    あくまでも「個性」としてならよいのかもしれませんが。
    • by shikine (296) on 2001年12月18日 5時20分 (#47444) ホームページ 日記
      一部・二部・通信科をごたまぜにして、貧乏学生に快適な学習環境を与える大学〔院〕もあってよろしいかと思いますね。

      所詮、偏差値に一喜一憂している今時の大学にそれを期待するのもとうてい無駄だけど。

      --
      他力本願。
      親コメント
      • Re:通信科 (スコア:2, 参考になる)

        by nadepaseri (4665) <volubilisNO@SPAMgmail.com> on 2001年12月18日 6時44分 (#47447) 日記
        >一部・二部・通信科をごたまぜにして、
        >貧乏学生に快適な学習環境を与える大学〔院〕もあってよろしいかと思いますね。

        大学に行かなくて(リタイヤして?)仕事するようになって
        再び大学に行きたいという時に、
        わざわざ仕事をやめる必要もないと思うんですね。
        #前の大学を5年でやめて仕事して現在放送大学の学生だったり^^;

        結局「大学に行く=すねかじりor貯金を崩す」だったり、
        「大学に行く=バイトしながらだから授業がやばい」だったり^^;
        しかもたいがいの学生は留年したら仕送りもらえなくなるとか、
        授業料免除受けてたのが受けられなくなるとかありますから、
        悪循環が続いて、しまいにゃ放校なんて洒落なりません^^;

        その気になれば仕事しながら全日制も行けると思うんですが、
        限られた最大履修年数の期間の中で、
        仕事をしながらどれだけ勉強できるのかは想像に難くないかと。

        前の大学の研究室で、現役教諭の方が大学院にいたんですが、
        時間の関係で夕方からしか研究できないわ、
        大学院の授業出るには仕事の授業を休まなきゃいけないわで、
        見ていてかなり辛いものがあったものですから…。
        ※その方は3年かかって大学院を卒業したそうです。

        そういう事を考えても、
        聴講生制度みたいなものを実際の大学の授業で生かすという点では、
        今の日本式高等教育に風穴をあけるという点では、
        画期的なアイデアではないかと思いますよ。

        ただ、ご指摘の通り…偏差値偏重主義の今の大学に期待するのは
        ちょっとやぼかもしれませんね。
        教育制度そのものを根本的に変えるというのも難しそうだし。
        #アメリカ式にとか、ね。

        結局全日制大学って何をするためのものなんでしょうか…。
        今の日本の高等教育を見ていると、
        どうも「就職予備校」主義としか思えない…。(苦笑)
        親コメント
        • Re:通信科 (スコア:1, 参考になる)

          by Anonymous Coward on 2001年12月18日 8時52分 (#47456)
          結局全日制大学って何をするためのものなんでしょうか…。
          今の日本の高等教育を見ていると、
          どうも「就職予備校」主義としか思えない…。(苦笑)
          この点は逆で,むしろアメリカの大学の方が「就職予備校」としての意味あいが強いと思います.プロフェッショナルスクールならもろに「予備校」です,そうでなくても,アメリカだと各自,卒業後のキャリアパスを考えて受ける講義を組み合わせて行きますよね.実際自然科学系だと講義内容が就職してからの技術に直結するようになっているし.

          むしろ日本の大学の方が,旧態依然とした純アカデミックな講義を続けているのではないかと思えるのですが,とても「予備校」とは言えないような.だから企業側は「即戦力が欲しいのに」と,文句を言うわけでしょう?
          親コメント
  • by calappa (4940) on 2001年12月17日 23時52分 (#47393)
    今日の AERA の吊広告にリストラ退学という見出しがあった。記事は読んでないのだが、親がリストラにあって子供の学費を出せなくなり、退学を余儀なくされるケースがあるというような主旨にとれた。この話はここに繋がっているのか?
    • by argon (3541) on 2001年12月18日 2時58分 (#47431) 日記
      昭和時代、物価の安い地方の国立大学は奨学金とバイト少々でなんとかなったけれど、昨今、東京などに住んでの私立大学の学費と生活費はとんでもないのでしょうか。
      休学して学費を貯めるとかも無理なのかな?
      親コメント
      • by shikine (296) on 2001年12月18日 5時07分 (#47442) ホームページ 日記
        東京でも八王子キャンパスあたりの安い私大なら問題ない。ただ、都心から外れると人気は無いようだし、遊ぶところが少ない。人気が無く、偏差値が下がると、もちろん就職にも響く。

        いまさらながら後悔まじりに思うんだけど、「高い学費と生活費で早稲田・慶応に行く」ということは大学生活だけじゃなくて安定したサラリーマン生活も買っているという意味があるんじゃなかろうか。なにせ社畜の世界はすなわち学歴とコネが大きな力みたいっすから。

        ホント、学歴差別がひどい社会だから仕方ないね。

        --
        他力本願。
        親コメント
        • by dai75 (557) on 2001年12月18日 18時53分 (#47699) 日記
          学歴社会ってそれなりに良いものだったと思います。
          勉強さえできれば成功の道があるし、そこそこ頑張ればそこそこの成功も得られた。

          で、もう学歴社会はほとんど終わってると思う。

          今、学歴が評価対象になるのは、上層と下層のみ。
          ほとんどを占める層では大学名や最終学歴よりも、むしろ僅かな能力差、教育による能力差が効いてくる。

          つまりかけた金や育った環境がダイレクトに響くわけで。
          親の社会的地位が子に継がれる、これを階級社会といふ。

          # 学歴反対論者は階級賛成なんだろうか…?
          --
          -- wanna be the biggest dreamer
          親コメント
      • 東京だと学費とか生活費が大変そうなイメージを受けて仕方ありませんが、
        私は幸い?にも地方の国立大に4年行ってた身ですから…。

        >休学して学費を貯めるとかも無理なのかな?

        私自身が留年決定したとたん、
        「学費をためるために実家に戻って休学」を決めました。

        国立大だったんで、授業料が年間50万弱(実習費含む)、
        そして親元を離れるので生活費で月7万+α×12ヶ月分。
        #7万というのは留年前に仕送りで貰っていた分です。
        #そのくらい学生バイトで何とかなるという方もいると思いますが、
          理系講座だったので卒業研究に時間がさかれて
          4年次はバイトどころじゃなかったのを知ってたから+α。

        しかし実家に戻って休学という生活というのは、
        「留年」という事実があるからして精神的にかなり辛かったです。

        実家に住んで10ヶ月程でそのくらいの金は貯まったのですが、
        結局大学に戻らないで他の土地で仕事する事を決めました。
        大学に戻れば必須科目1つと第二外国語と卒論だけで
        卒業だったのですが…(苦笑)

        あの頃の自分はヘタレだったなぁと思うのですが、
        同級の人間でやはり私と同じ理由で
        2年休学して復学した人間もいるので、
        地方の国立大学なぞであればそういう選択肢もありかなと。

        仕事をして、本当に勉強したいと思って通信制大学に通って思うに、
        勉強したい時に勉強できるって、難しい事なのかしら。
        親コメント
    • はげしくオフトピなのは承知の上なのですが, 米百俵をスローガンにするのなら, この現状を何とかして欲しいといわずにはおれない記事です.

      実は, 経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約(A規約) [mofa.go.jp] 13条 2項に,『高等教育は、すべての適当な方法により、特に、 無償教育の漸進的な導入により、 能力に応じ、すべての者に対して均等に機会が与えられるものとすること』 というものがあります.しかし, http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kiyaku/2b1_012.html#2-13-2 [mofa.go.jp] によれば,日本はこの条項を留保しています. (締結した 145 カ国中締結していないのは日本とマダガスカルだけ). 要するに,世界的にはリストラ退学などということがおきない ように政策を組むことを約束しているのですが, 日本は約束することすら拒否しておるのです.それどころか 育英会の廃止 [yomiuri.co.jp] などという状況です.

      いいかげん,日本は資源小国なのだから,教育の受益者には 国も含まれるのだという意識を持って欲しいものです.

      --
      Koichi
      親コメント
  • 値段と内容 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2001年12月18日 0時43分 (#47415)
    適正な値段をつけるのも結構だけれど,それに見合う内容も提供してもらいたい.Gourman Reportなどを見ると,日本にはまともな大学が無いかのよう.
  • 今、留学中 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2001年12月18日 3時31分 (#47434)
    今アメリカのコミュニティーカレッジにいます。 地域の誰でもが入れるというレベルの大学なので、そんなにレベルは高くないとは思うし、金持ちのぼんぼんを相手にしてる学校とは思えないですけど、授業料の払い方は、授業ごとの従量課金ですよ。 他の大学は知らないですけど・・・ いいことではあると思うんですよね。質の良い勉強をしようとしてる人には・・・日本の学生がどうかは知らないですけど。 質の良い授業をするために、その授業にお金を払うわけだから、教授に対する評価も厳しくなるだろうし、その評価を反映するバックグラウンドもしっかりしてるからなんでしょうけど。
    • by Anonymous Coward on 2001年12月18日 5時15分 (#47443)
      私もアメリカの大学生です。日本の大学も体験しました。「お金を払ってるんだから、きちんと教えなさい」と、学生ながら思います。(こちらでは、そう思わせてくれた先生はいませんが。)そして、教授の方は期待に応えるよう、ちゃんとした授業を行ってくれます。適当な授業を行う教授なんて見たことありません。もしそのような教授がいたら、すぐクビにされます。学期ごと、クラスごとに、毎回教授を匿名で評価する紙が生徒一人一人に配られ、及第点に満たない教授はクビになる制度のようです。お金を貰っているから、頑張らないとクビになるからというのが現実的な直接的な要因と思いますが、必死になって教えてくれます。学生は学生で勉強に意欲のある人が学校に通っている。卒業して、良い仕事を見つけ就職する、あるいは会社を起こす。みんな目標を持って勉強しています。やる気のない人というのを、『日本人留学生以外で』見たことがありません。従量課金にしても、親が支払っている間は「学生のやる気」の面においては、変わらないでしょうね。
      親コメント
      • by dai75 (557) on 2001年12月18日 19時03分 (#47705) 日記
        これ読んで、日本の予備校を思い出しました。
        小学から大学までを振り返って思うに、予備校の授業が一番優れてたな^^;
        --
        -- wanna be the biggest dreamer
        親コメント
  • by Squal (2398) on 2001年12月18日 9時22分 (#47468) 日記

    実際にこの制度が実施されたとして、学生がすることは「どうしたら試験やレポートで得点がとれるか」というような勉強をするだけで、結果としてなにも身につかないと思います。いまの大学入試による高校生に対する締め付け、弊害が、大学に入ったあとも続くだけで、利点など何一つ浮かびません。試験の勉強をして得られるのは単位であって、他のものを得ようとするのは間違いだと思います。

    もっとも、大学生になっても「親の金だから」などと平気でいう人間もいるのであまり変わらないかもしれない可能性もないわけではないですが。

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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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