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NATROM氏 [kyushu-u.ac.jp]の「ダーウィンの進化論は学会で公式に否定された?」 [kyushu-u.ac.jp]を読むべし。
されてません。
現在の生物学は進化論なしには成り立ちません。原子論無しに化学が成立しないように、進化論は生物学の基本的な土台になっています。
もうちょっと追加。
進化がどのように起こったかという各論については今でも 活発な議論が行われていますが、進化が実際にあったか どうかという議論は、とうの昔に完了しています。 そんな感じ。
進化論と密接な関係があるだろう分類学でも、DNAなどによる血統?は必ずしも進化論の枠内でしか語り得ないものでもないんじゃないかなぁ。
分類学は、極論すれば基準の取り方でどうとでもなりますが、系統学 [biglobe.ne.jp]という、まさに進化の系譜を推定する学問があることも知っておいて損はないでしょう。
が、進化論は、生物学すべての根幹とは言えません。動植物の器官のはたらきを調べるのに
(習っても習わなくても同じということだな、これは)
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてませんでし (スコア:1)
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:2, 参考になる)
NATROM氏 [kyushu-u.ac.jp]の「ダーウィンの進化論は学会で公式に否定された?」 [kyushu-u.ac.jp]を読むべし。
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:1, すばらしい洞察)
ような事実も見つかってはいない訳で、進化論をあたかも確定した事実で
あるかのように教えるのはいけないと思うけれど、じゃあ、進化論は駄目
だから何も教えないというのはもっといけないんじゃないかなぁ。
何が判っていて、何が判っていないのかをきちんと教えるべきだと思うな。
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:0)
中学レベルの細かさでは、進化論を昔のように普通に教えれば十分と思う。
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:1)
分子進化の中立説 [amazon.co.jp]を読むことを強く推奨。
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:1)
現在では、ダーウィンの進化論(自然淘汰説)だけで
生物の進化を説明することには無理があって、
遺伝子の突然変異説なども含めた
いいとこ取りのような進化論が主流となってませんでしたっけ?
main(){printf("Hello World\n");}
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:2, 参考になる)
進化論全般の分かりやすい入門書であると同じに、中立説も判りやすく説明された良書です。中立説はプログラマ、特にビット誤りなどを扱ったことのある人間には非常に馴染みやすいロジックです。中立説は、進化論を検証可能な精密科学にします。
……木村資生の名はもっと知られていて然るべきだ、と思っているのは私だけでしょうか?
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:1)
古典的ダーウィニズムの時代には、遺伝を司るDNAも
発見されておらず、進化を動かす具体的なメカニズムは解って
いませんでした。
総合説(ネオダーウィニズム)はダーウィニズムに分子生物学
など現代の知見を取り込んで修正・強化した物と言えます。
とりあえず、「進化論に証拠がない」と思っている人には
リチャード・ドーキンスの「ブラインド・ウオッチメイカー」と
S.J.グールドの一連のエッセイをお勧めします。
http://www.ne.jp/asahi/monkey/academy/book/dawkins004.htm
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%2C%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4/250-3072169-7860236
はみだしてます (スコア:0)
以後気を付けてもらえると助かります。
アンカーにしたほうがたどる方も楽ですし。
進化論も進化する (スコア:1)
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:0)
実はこの世は巨大コンピュータ上のしみゅr(ry
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:0)
されてません。
現在の生物学は進化論なしには成り立ちません。原子論無しに化学が成立しないように、進化論は生物学の基本的な土台になっています。
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:0)
もうちょっと追加。
進化がどのように起こったかという各論については今でも 活発な議論が行われていますが、進化が実際にあったか どうかという議論は、とうの昔に完了しています。 そんな感じ。
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:0)
思うけれど、進化論が生物学の基本的な土台であるかというと、以外とそ
うでもないんじゃないかと思う。
殆どの生物学は共時的な世界で成立していて、進化論のよ
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:1)
分類学は、極論すれば基準の取り方でどうとでもなりますが、系統学 [biglobe.ne.jp]という、まさに進化の系譜を推定する学問があることも知っておいて損はないでしょう。
分類学いろいろ (スコア:1)
私も分類学(taxonomy)と系統学(systematics)の違いは良く分からないのですが、リチャードドーキンスの「ブラインド・ウォッチメイカー(THE BLIND WATCHMAKER)」 [amazon.co.jp]を読んだり、その他の資料に目を通した限りでは広い意味での分類学には、分類の仕方によっていくつかの種類があるそうです。
分類方法によって分類学は 3 つに分類されるそうです。
生態分類、発生分類、系統分類。これには疑問が残りません。
次に流派による分類。流派は大きく 4 つあるそうです。
分岐分類学/分岐学(cladistic taxonomy / cladism)
... 進化学上の共通祖先のみを用いる。表現上の特徴は無視。
進化分類学(evolutionary taxonomy)
... 表現上の特徴と進化学上の共通祖先の両方を用いる。
数量分類学(numerical phenetic taxonomy)
... 表現上の類似性のみを使い、進化学上の関係は無視。表型分類学ともいうらしい。
変形分岐学(transformed cladism)
... いまいち要点が掴めない学派。進化学的手法は拒否する。数量分類学から派生したらしい。
あと、分子系統学(molecular phylogeny) というのもあります。
分子、系統、分類、分岐、進化という言葉を適当に組み合わせて最後に学を付けたら新しい学問ができそう。分類進化学とか。
コンタミは発見の母
進化論を知らない生物学卒の人 (スコア:1)
> ような概念は必要としていないと思うし、進化論と密接な関係があるだろ
> う分類学でも、DNAなどによる血統?は必ずしも進化論の枠内でしか語り
> 得ないものでもないんじゃないかなぁ。
ですな。
大学で生物学をやっている人でも、進化論にノンタッチな人は多いでしょう。
私の友人の一人は生物学部卒なのですが、進化論に関しては私よりも知りません。
それでも問題なくやってこれたそうです。
# 彼曰く、「進化論は日陰なイメージ」だそうな
コンタミは発見の母
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:0)
が、進化論は、生物学すべての根幹とは言えません。動植物の器官のはたらきを調べるのに
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてません (スコア:0)
としか言えん。
どれも進化論を考慮しないと話にならないよ。
器官の働き、種間の類似相違、由来など調べるときには
進化論を考慮しないととんでもないことになりますが。
分子生物学なんて進化論が無かったら何もできないでしょうに。
これらがどういう学問だかわかってます?
Re:だけど進化論ってたしか学会で疑問視されてませ (スコア:0)
日記 [infoseek.co.jp]で行われています。このあたりを読むと
疑問に思われている部分について説明されているかもしれません。
過渡的な個体が見つからなくても不思議じゃない (スコア:0)
大量に存在した、すなわち繁栄していた=進化における勝利者しか化石として発掘され得ません。
Aという種からBという別の種が生じたとします。しかしA→Bと直線的な進化をしたとは考えていません。
Aからいろんな方向に少しずつ異なる変種が少数生じ(A’やA”…)、それらの中でたまたま環境に適応し(または他の理由で)繁栄し
Re:過渡的な個体が見つからなくても不思議じゃない (スコア:0)
A→A’と進化した個体とA→A''と進化した個体がいて
A’とA''の子孫をBとすると、それだけで
A→Bの進化の過渡的な個体はどれ?ってなってきますしね。
#実際はもっと複雑でしょうけど
Re:過渡的な個体が見つからなくても不思議じゃない (スコア:0)
べつに突然変異(だとか創造だとか)があったからといって、つまり
進化論で説明できない部分があるからといって、実際に現在起こって
いる進化全てを否定することはできない。
Re:過渡的な個体が見つからなくても不思議じゃない (スコア:0)
人類の歴史が短すぎるから (スコア:1)
「進化」が起こるタイムスケールは普通 100万年ぐらいを
単位として考えますから、5,000年程度の人類史はあまりに
短すぎるのです。
それで、種分化のような大きな変化は目撃できずにいます。
でも、小さな変化であれば 100年オーダーでも観察できますよ。
ここ [kahaku.go.jp]を見ると、ずいぶん「進化」しているみたいですよ。
コンタミは発見の母
Re:過渡的な個体が見つからなくても不思議じゃない (スコア:1)
そういうのが進化の一例だと聞いたことがありますが、
本当なんですかね。
googleってみても見つからない。
小指の爪が無い人がいるのは本当ですが。
Re:過渡的な個体が見つからなくても不思議じゃない (スコア:0)
まだ進化できるだけのカルマをGetしていないからです。
それって断定できます? (スコア:0)
少なくとも、俺は爺様や親父より進化してますが。(笑)
「有史以来」の範囲が狭過ぎるとも思うし、
その範囲においても「していない」とは言い切れないでしょう。
Re:過渡的な個体が見つからなくても不思議じゃない (スコア:0)
進化論への疑問の第2点目が確かこのポイントじゃなかったかな。
進化した個体が発生したとしても、少数とはいえある程度の数が一度に
大量に進化しないと、それが新種として後に続かないじゃん。
数百匹という単位ですら絶滅が危ぶまれている種があるのに。
跳躍説への論難では? (スコア:2, 興味深い)
> 進化した個体が発生したとしても、少数とはいえある程度の数が一度に
> 大量に進化しないと、それが新種として後に続かないじゃん。
> 数百匹という単位ですら絶滅が危ぶまれている種があるのに。
上の論難は跳躍的進化説に対するものでしょう。
跳躍説というのは、種分化が伴うような大きな変化が1代で起こる(大進化)のが
生物進化のメカニズムのメインだと問える人たちの説です。
でもこれは非主流派で、主流派の総合説からは反論されていますよね。
高校でも跳躍説は(歴史的な説として教える場合を除いては)教えない
のではないでしょうか?
主流は漸近的進化がベースですね。
各世代のすこしずつの進化が積み重なって大きく変化していくという説です。
漸近的進化説の場合 種の分化は、元は同じ種類の群れが異なる地域に
住むうちに、互いに交配不能なところまで変化することによって起きる(生殖
隔離)というのがメインの説だと思われます。
漸近説に対しては、断続平衡説を唱える故グールド氏などの反論がある
わけですが、それはまた別の話。
コンタミは発見の母
Re:過渡的な個体が見つからなくても不思議じゃない (スコア:0)
Re:過渡的な個体が見つからなくても不思議じゃない (スコア:0)
飛び飛びの全部の点を埋めるには、歴代の生物総出演で化石になってもらわないとな。
まあ、それでもモーフィングのように滑らかには変化してないんだろうけど。
#いっそ「変化論」って言ってみよう。
「進化論」について投稿した方々って (スコア:0)
(一部を除き)ぜんぜんそうは見えないんだが……(苦笑)
(習っても習わなくても同じということだな、これは)
きっと、 (スコア:0)
紀元前から、遺伝的に「進化」していないんですね。
…と言われると怒る人々とみた。
たしかに紀元前からは進化できないなぁ (スコア:0)
>紀元前から、遺伝的に「進化」していないんですね。
たしかに紀元(普通に西暦って考えたよ、アトランティス暦とかじゃないよね?)からじゃ、進化しようが