原作の後編 (ロスト・ワールド - ジュラシック・パーク2) では、サイト B のコンピューターシステムにログインを試みる場面がありますが、これは「UNIX なら使えるぞ」と言っていい場面でしょう。
最後のクライマックスでは 3D インターフェースも出てきます。InGen の「Site B Network Service」のアイコン一覧画面をいじっていると、それが3D 化して立方体になり、くるくる周りだして収拾がつかなくなってしまうという場面があります。 このとき、ラプトルが建物の扉を壊そうとしていて万事休すという状況ですが、この事態を切り抜ける方法はすばらしいものでした。
ジュラシックパークは (スコア:1)
Re:ジュラシックパークは (スコア:1)
バージョンは〈ジュラシック・パーク〉共通ユーザー・インターフェース Version 1.1b24 だったような。
原作は、そのまま映像化できるような描写になっていたのに、なぜ UNIX にしてしまったんでしょうね??
Re:ジュラシックパークは (スコア:0)
Re:ジュラシックパークは (スコア:1)
いえいえ、映画の UNIX システムもかなり変てこでしたよ。
ストーリーの終盤、制御室の扉をロックさせて恐竜の侵入を防ぐという場面で出てきたものは、ファイル構造を辿る画面が 3D で、/ の奥に /usr, /home とか見えるというものです。先進的なようで使いにくそうな、そんなファイルブラウザどこにあるねん!! とツッコミどころ満載なものでした。
実際にあるソフトかもしれませんが、映像として見せるにはお粗末に思えました。恐竜を CG 化するのに予算を使いすぎてコントロールシステムを作る手間をケチった??
前半で、すでにしかけてあってバックドアを起動させる場面は、Mac の System 7 画面だったので比較的「それっぽさ」がありました。端末も、まさに Macintosh Quadra 700 でしたし。
Re:ジュラシックパークは (スコア:2, 参考になる)
> 先進的なようで使いにくそうな、そんなファイルブラウザどこにあるねん
あれは SGI の IRIX に標準で付いてるものですよ。
実用というよりは3D技術のデモで、面白いけど実用性はありません。
IRIX も UNIX ですから「UNIX なら使えるわ」は間違いじゃないかもしれないけど、
あれでは「UNIX だから使えてる」という描写じゃないですね。
とはいえ、「IRIX なら使えるわ」ならOKかもしれんが、実際にIRIX をあーやって使ってる人は居ないのも確実。
Re:ジュラシックパークは (スコア:1)
おお、そうだったんですか。となると、まさに親コメントの「その辺にごろごろ落ちてるマシンをそのまま使って撮影した方がはやいでしょ。」を実践している可能性が大ですね:-)
原作の後編 (ロスト・ワールド - ジュラシック・パーク2) では、サイト B のコンピューターシステムにログインを試みる場面がありますが、これは「UNIX なら使えるぞ」と言っていい場面でしょう。
最後のクライマックスでは 3D インターフェースも出てきます。InGen の「Site B Network Service」のアイコン一覧画面をいじっていると、それが3D 化して立方体になり、くるくる周りだして収拾がつかなくなってしまうという場面があります。
このとき、ラプトルが建物の扉を壊そうとしていて万事休すという状況ですが、この事態を切り抜ける方法はすばらしいものでした。
ロスト・ワールドの原作はコンピューターシステムについて突込んだ描写がされているので /. 読者ならけっこう楽しめるかも。