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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
ゲーム脳も? (スコア:2, 興味深い)
ゲーム脳も似非科学と言えないかな?
屍体メモ [windy.cx]
Re:ゲーム脳も? (スコア:3, すばらしい洞察)
#ゲームが脳にどのような影響を及ぼすかという着眼点はいいんですけれど、最初から「悪」と決め付けているようにしか見えませんし。
Foot to the Home
変なもの部 [slashdot.jp]
Re:ゲーム脳も? (スコア:1, 興味深い)
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そんなのやらされる人がかわいそうな気もする AC
Re:ゲーム脳も?(オフトピック) (スコア:2, 参考になる)
ところで、研究自体は無意味ではないと思いますよ。ゲーム規制に熱心な東京都知事や神奈川県知事の期待に沿う結論がでるかどうかはわかりませんし、何より森氏の研究よりはずっとましな研究になると思いますので。
Foot to the Home
変なもの部 [slashdot.jp]
Re:ゲーム脳も?(オフトピック) (スコア:-1, 余計なもの)
因果関係が厳密に証明されるまで放ったらかしにすべきである、
というのは愚策中の愚策です。
Re:ゲーム脳も?(オフトピック) (スコア:4, すばらしい洞察)
水俣病を例に出されていますが、水俣病は当初は伝染病ではないかと疑われました。次にマンガンやタリウムなどへ疑惑の対象が移って行き、最後に水銀へと到達したわけです
その課程では「科学的」に説得しうる為の努力が行われたと思います。
しかし、研究者がいい加減な調査、デタラメな論証で「水銀」説を唱えたとしたら、それを評価できますか?私はできません。むしろ、まじめに研究している人にとっては有害ですらあります。
私は、ゲームが子供の性格・人格に与える影響が皆無であるとは思っていません。過度に残虐なゲームや映画などは、年齢による規制を加えるなどの対策を取る必要が「全くない」とも思っていません
しかし、それはしっかりとした研究の対象とすべきであって、エセ科学で有害論を主張することは、百害あって一利なしだと思っています。
Foot to the Home
変なもの部 [slashdot.jp]
水俣病に関して言うと(<さらにオフトピック)(Re:ゲーム脳も?(オフトピック) (スコア:2, 興味深い)
>結論が正しければ、どのような証明であっても良いということにはなりません
そうですね。ただし
「疫学的に正しく、正当な根拠もあって導き出された結論」
と
「政治的に『正しい』結論」
の、少なくとも二つの「正しさ」があることを忘れては、この種の問題は全く分からないと思います。
> 水俣病を例に出されていますが、水俣病は当初は伝染病ではないかと疑われました。
1950年代の話ですね。で、発病した人や、家族が発病した人は、たとえば八百屋で大根を買うにしても、カネを受け取ってもらえず、良くてせいぜい
「カネは店先に置いておかせてもらい、とりあえず大根はゲットする。カネはあとで、お店の人が金ばさみで取り上げて消毒(正体が分かっていないのに、何で消毒して、安心したつもりになっていたんでしょうね?)」
というような状況でした。
チッソ内部・熊本大学医学部では、かなり早い時期から「犯人はチッソの廃液中の有機水銀」と知られていましたが、まあ皆さん、
「ローンの残っている家に帰れば、専業主婦の妻と小さな子どもがいて……」
などという現実的な理由により、そんな本当のこと、怖くて言えませんわな。
>次にマンガンやタリウムなどへ疑惑の対象が移って行き、最後に水銀へと到達したわけです
これが「定説」です。「定説」の範囲でも、これだけご存知であるということについて、私は素直に敬意を表しますけれども。
この「どうどうめぐり」の実態は
「チッソが安全な範囲での犯人探し」
であり、「到達」したというより、熊本大学医学部にいた原田正純さんという方が、自分の人生をほぼ棒にふることを覚悟の上で告発し、世に「犯人は有機水銀」という事実が知られるようになった、です。
このあたりの話は、原田さんご自身の著書(大量ですが)・石牟礼道子「苦海浄土」・土本典昭さんのドキュメンタリー作品(多数)・木村栄文さんのTVドキュメンタリー作品(少数ですが、製作のための資料が結構残っているんじゃないかな)あたりに詳しいです。
ゲーム脳の嘘っぱちに関しては、まったく同感です。
> 私は、ゲームが子供の性格・人格に与える影響が皆無であるとは思っていません。過度に残虐なゲームや映画などは、年齢による規制を加えるなどの対策を取る必要が「全くない」とも思っていません
> しかし、それはしっかりとした研究の対象とすべきであって、エセ科学で有害論を主張することは、百害あって一利なしだと思っています。
「フツーの脳波が測れないはずの場所に電極をつけている」いるあたりからが、いろんな「政治」の問題でありそうですね。「ゲーム脳」は
「子ども世代の思考や感情が理解できない、ゲームのせいだ、ウチの子どもはゲーム脳になっちゃったんだ」
という親世代のニーズにはまった、だけだと私は思っていますが、これだって「政治」でしょう。家庭内の構成員一員のレベルにはじまる「政治」。
Re:水俣病に関して言うと(<さらにオフトピック) (スコア:1)
それほど人々が恐怖心にかられているのに、原因が分かっていない
フリをしていた科学者達こそ責められるべきでしょう。
現代で言えば、ゲーム業界全体を敵に回すような知見を発表することは
相当な不利益を覚悟しなければならないし、それに加えて、
あまりにも未熟で不合理なネット世論をも敵に回すという
余禄もありましょう。(両者のクロストークもあるでしょうし。)
Re:水俣病に関して言うと(<さらにオフトピック) (スコア:0)
科学は常に未熟で不合理な世論と戦ってきた
といえなくもない。
マスコミでさえ科学的素養が無い。
センセーショナルなことしか記事にしない。
そのためお金、研究費を得る似非科学と似非消費者NGOがはびこる。
そのために、主に科学の側からリスクコミュニケーションの必要性が叫ばれてるのであって、決して消費者の側からではない。
ちなみにゲーム脳のあれは知見でも科学でもなんでもないよ。
誰もまともにとりあってないし。
Re:水俣病に関して言うと(<さらにオフトピック) (スコア:0)
科学者はコミュニケーションしたがっているが
マスコミと大衆がアホ。
だから似非科学と不安を煽る人やNGOがはびこって
そこから利益を得る人がでてくる。
未熟で不合理な世論とどう向き合っていくか、
それがリスクコミュニケーションの課題です。