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Sony

ソニーの中規模新型LEDディスプレイ「CLEDIS」

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/758142.html
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1005649.html

SONYがLEDディスプレーの開発をしている事は、夙(つと)に知られている。
LEDバックライト液晶ディルプレーでなく、三菱電機オーロラビジョンに代表される巨大ディスプレーと同じく、LED素子で各3原色1点を表示する方式で、強いて謂えば「無機ELディスプレイ」である。
2012年に55型サイズフルHD解像度(1920×1080ドット)で発表した「Crystal LED Display」の発展系だそうだが、流石に現在のLCD全盛時代には売り物にならないと判断したのか、もう少し巨大化させて市販化する。

SONYは、微細なLED素子を光源とする独自開発の高画質ディスプレイ技術「CLEDIS(クレディス)」を用いた新方式ディスプレイシステムを2017年1~3月に発売する(発表は2016年5月)。既に2017年1~3月ごろの導入に向け、複数の商談が進んでいるとの事。
ディスプレイユニット「ZRD-1」とコントローラ「ZRCT-100」から構成され、価格はオープンプライス。価格は設置事例によって異なる。
光源サイズが0.003mm2の320×360ドットの画素を持つディスプレイユニット「ZRD-1」を、表示したいコンテンツなどに応じて組み合わせることで、サイズや解像度が決まる。
1ユニットのZRD-1の外形寸法は403×453mm、輝度は最大1,000cd/m2、視野角はほぼ180度、コントラストは100万:1以上、表示可能色域はsRGB比約140%、フレームレートは最大120fps以上。
4K/2Kを実現するためには72枚のZRD-1を組み合わせて、その際のインチサイズは220型で、横幅が4.8m、縦が2.7m。8K/2Kの場合は、ユニット144個で400インチを実現。横9.7m、縦2.7mとなる。フルHDでは18枚利用し、横2.4m、縦1.35m。
丁度ミニシアターと巨大LCDディスプレーの間程度か。
高精度な組み立て・補正技術を適用することで、あたかも単一パネルのような目地のない大画面を実現できるという。
コントローラ「ZRCT-100」は72台までのZRD-1を制御できる。8K/2Kの場合、2台のZRCT-100を利用する。ZRCT-100の入力端子はDisplay Port×2、DVI-D(Single Link)×4。外形寸法は440×349×65mm。
消費電力は1枚のZDR-1で約100W(平均)のため、フルHDで約1,800W、4Kで約7,200W!となる。

流石に(超金持ち以外の)普通の人が、自宅のAVルームに入れるには大仰過ぎますし、ファン音も結構あるでしょうから、半業務用でしょう。(必要電源・空調が半端ではないし、ユニットコスト(オープンプライス)も凄まじいでしょう)

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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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