アプリでTwitter、LINなどを監視し、見えないいじめ防止を行う監視アプリの実証実験

あるAnonymous Coward 曰く、

千葉県柏市で、いじめ防止アプリを提供、中学生におけるLINEやTwitterのやりとりを監視する実証実験がスタートするそうだ。2016年4月7日より7月20日まで、同市内の公立中学4校、私立中学1校の計5校の中学校で実施する。専用いじめ防止アプリ「Filli（フィリー）」といいビッグデータ分析などを手掛けるベンチャーが開発したもの。対応するSNSは、LINE、Twitter、Facebook、カカオトーク。実験終了後は有料化されるとのこと（ITmedia、CNET）。

子どもがSNSに投稿した内容から「いじめ」「薬物」「出会い系」といった単語を検知すると、保護者にアラートを送信する。プライバシーを考慮し、会話の原文は伝えずに「注目単語」として列挙する。Filliには、子どもがSNSで誰と交流しているのかが分かる「つながり分析」、使用時間帯を把握できる「アクティビティ分析」機能などもあるという。子供はこういうことには頭が回るので、危険ワード対策が行われて機能しなくなるような気がするのだがいかがなものだろうか。