Linus Torvalds曰く、それでもLinuxでデスクトップを制したい
タレコミ by headless
headless 曰く、
Embedded Linux Conferenceで登壇したLinus Torvalds氏が、デスクトップOSとしてLinuxを普及させることは容易ではないが、それでもあきらめず普及に努めるとの考えを示したそうだ(CIOの記事、 BetaNewsの記事、 Neowinの記事)。
現在では組み込みデバイスからコンシューマー向けのスマートフォンやスマートTVまで、Linuxは至る所で使われているが、デスクトップの領域では普及が進んでいない。デスクトップのLinuxは失敗したのだろうか。これについての考えを聞かれたTorvalds氏が答えたもの。
Torvalds氏は自身が使用しているLinuxのデスクトップについて、自分でも想像できなかったほどよくできていると称賛。デスクトップUIの開発者に失礼な態度をとることで知られるTorvalds氏だが、Linuxのデスクトップには非常に満足しているそうだ。LinuxプロジェクトはTorvalds氏自身の必要を満たすため開始したものであり、その必要は非常によく満たされているとのこと。そのため、Torvalds氏にとってLinuxデスクトップの現状は失敗ではないという。
1991年に開発の始まったLinuxは8月で25周年を迎える。Torvalds氏は今後の25年間もこれまでの25年間と同様に続けていくと述べ、容易なことではないが、いつかLinuxで世界を制するとしている。
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