FBI、大学襲撃を計画したテロ容疑者のSkypeログとパスワードを要求

taraiok 曰く、

iPhoneの次はSkypeが問題化するかもしれない。FBIは銃や爆破物によるボストン州立大学襲撃を計画したとして昨年7月に「Alexander Ciccolo」容疑者を拘束した。Alexander Ciccoloはボストン警察署長の息子であったことから米国国内では話題になった。FBIエージェントJeffrey J. Lawrence氏は宣誓供述書の中で、彼がISIL関係者とテロ計画を議論していた可能性があるとしてSkypeのログを提供するよう求めているという。Boston Globe紙によれば、捜索令状にはメッセージログだけでなく、Alexander CiccoloのSkypeパスワードも要求されているとしている（Boston Globe、CBSBoston、Techdirt、INQUISITR、slashdot）。

Ciccolo容疑者はAR-15とSigArms製ライフルが各1、グロックハンドガンを2丁所持。さらに火炎瓶を用意していたほか、ボストンマラソン爆弾テロ事件に使用されたものと同じタイプの爆弾を製造するために圧力鍋を購入していたとしている。ただし、iPhoneの件とは異なり、Microsoftは過去にユーザーデータをロシア警察に引き渡したことがある。当時はプライバシー保護派に強く非難された。しかし、今回もMicrosoftがログを提供する可能性は十分にあると見られている。