千代田区にタイムトンネル出現
タレコミ by NOBAX
NOBAX 曰く、
4月1日、工事中の東京大学工学部4号館建設予定地の地盤が崩落し、直径20mの穴が出現した。
そこから、自称、加賀藩江戸屋敷留守役今枝内記、江戸南町奉行所与力の青山修理佑、
供の者弥助の3名が現れた。
東京工業大学時空間工学科のジョーダン教授によれば、この穴は江戸と現在をつなぐ
タイムトンネルとみられるとのことである。
ジョーダン教授は「アインシュタインの相対性理論によって、時空は可逆性を有しており、
空間の歪みによって過去と現在をつなぐタイムトンネルが形成されるというのは、
理論的に予測されている。学会では古典物理信奉者の一部に否定的意見の学者もいるが、
こうした現象は世界各地で確認されている」としている。
3名は警視庁に身柄を移し事情を聞いているが、警視庁には江戸言葉を理解できる署員がいないため
江戸言葉に詳しい東京都江戸ことば研究センターの依田操主任センター員に通訳を依頼している。
今枝留守役によれば、先日、加賀藩邸の中庭の池のかいぼり工事中に巨大な穴が発見されたため、
南町奉行所と協議のうえ、調査に訪れたところ、東京大学にたどり着いたとのことである。
今枝、青山両氏は日本刀を所持しているため銃砲刀剣類所持等取締法違反の疑いもあるが
両氏は日本国籍を有していないため、同法が適用できるか慎重に検討を進めている。
またパスポートも所持していないが、タイムトンネルから出てきたことが不法入国に当たるかも
合わせて調査している。
政府は午後、緊急閣議を開き、ここで見聞きしたことに関しては口外しないことを前提に、
3名にはタイムトンネルを通って帰っていただき、穴は埋め戻し封印することで対応する方針を固めた。
各報道機関には、4月1日に起きた事案であることを強調して、記事にするよう要請した。
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