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2016年1月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2016年1月4日のLinuxタレコミ一覧(全10件)
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Debian

GUIのDebianパッケージ作成支援ツール「cme」

タレコミ by insiderman
insiderman 曰く、
Debian向けのパッケージ(.debファイル)作成を支援するGUIツール「cme」なるものが登場した模様(Phoronix)。Managing Debian packages with cmeなるドキュメントも公開されている。

Debianパッケージを作成するにはいくつかのやり方があり、柔軟にパッケージ作成を行えるいっぽう、柔軟すぎて学習のハードルは高かった。Debianパッケージに必要なcontrolファイルを編集したり、パッチの管理を行ったり、copyrightファイルを編集したりといった作業が行える。また、コマンドラインベースで同等の作業を行うこともできるという。
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EFF

Microsoftが2007年に取得したスライダーのデザイン特許、12月のバカバカしい特許に選ばれる

タレコミ by headless
headless 曰く、
EFFは毎月最もバカバカしい特許に贈る「Stupid Patent of the Month」の12月分として、Microsoftが2007年に取得していたデザイン特許を選定した(EFF — Deeplinks Blogの記事Ars Technicaの記事The Registerの記事WinBetaの記事)。

このデザイン特許「D554,140」はスライダーの両端に「-」ボタンと「+」ボタンを配したもので、Microsoft Officeなど多くのアプリでズームスライダーとして使われているUI要素だ。Microsoftは「User Interface for a Portion of a Display Screen」として2006年にデザイン特許を申請。2007年に承認されている。

Microsoftでは12月、WordPerfect X7やQuattoro Pro X7といったCorelのオフィスアプリケーションがリボンUIなどの関連特許を侵害しているとしてCorelを訴えているのだが、この訴状(PDF)にD554,140が含まれていたことから存在がクローズアップされたようだ。

デザイン特許は新規性があり、機能と無関係で、装飾的な部分に関してのみ認められるが、しばしばオリジナルとはいえないものや、装飾の結果ではないもの、バカバカしいものについても認められることがあるという。しかし、米国の現在の法律では、製品のごく一部でもデザイン特許の侵害が認められた場合、それにより付加価値や利益がどの程度増加したかにかかわらず、利益の全額を権利者に支払う必要がある。1つの製品で複数のデザイン特許を侵害していた場合、賠償額は利益の数倍になる可能性もあるとのこと。

EFFでは、MicrosoftがスライダーUIを独占する意図があったとは思えないのでバカバカしい特許であるとしたうえで、デザイン特許による損害の算定方法は正当な競争を妨げる強力なツールになる可能性があると述べている。
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政府

個人情報保護委員会が発足

タレコミ by yasuoka
yasuoka 曰く、
本日(1月4日)付けで、無事に個人情報保護委員会が発足した、との御連絡をいただいた。法律上は平成28年1月1日をもって、特定個人情報保護委員会が個人情報保護委員会に改組されたのだが、仕事始めの都合もあって、事実上の発足は本日となった。

個人情報保護委員会は、特定個人情報保護委員会が担ってきたマイナンバー(個人番号)の適正な取扱いの確保を図るための業務を全部引き継ぐとともに、新たに個人情報保護法を所管し、個人情報の有用性に配慮しつつ、その適正な取扱いの確保に関する業務を行います。
なお、個人情報保護法の改正法が施行されるまで、個人情報取扱事業者に対する指導監督の業務は従来どおり各省庁が担います。

ちなみに、個人情報保護委員会の法人番号は、特定個人情報保護委員会の4000012010025をそのまま継承している。

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著作権

「アンネの日記」の無料公開に対しアンネ・フランク財団が法的措置をちらつかせる

タレコミ by insiderman
insiderman 曰く、
昨年、『今年いっぱいで著作権保護期間が終了する「アンネの日記」で共著者を増やして保護期間を延長する動き』という話があった。アンネの日記の著者であるアンネ・フランクが亡くなってから今年で70年が経過したため、本来であればアンネの日記は著作権フリー、いわゆる「パブリックドメイン」となる。これを受けてフランスの大学講師Olivier Ertzscheid氏フランスの国会議員であるIsabelle Attard氏などがアンネの日記をオンラインで公開したのだが、これに対しアンネの日記の権利を管理しているアンネフランク財団が法的措置をちらつかせているという(GuardianGIGAZINE)。

背景については以前の記事で書いたとおりだが、財団側はアンネ・フランクの父であるオットー・フランク(没年1980年)はアンネの日記の共著者であり、著作権保護期間は2050年までだと主張している。
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著作権

古典落語の実演は上演後50年で保護期間が切れる?

タレコミ by insiderman
insiderman 曰く、
古典落語は著作権が切れているため、誰もが無償でそれを実演できる。そして、その実演物は著作権ではなく著作隣接権の対象物になるため、保護期間は上映後50年となる、という話が出ている。

確かに著作隣接権については、実演から50年が保護期間になるようだ。レコードについては発売から50年、放送については放送されたときから50年が保護期間となるため、たとえば50年前にラジオで放送された古典落語はパブリックドメインとなり、自由な再配布が行える可能性がある。

とはいえ、50年前の録音を見つけるのはそう簡単ではなさそうではある。
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クラウド

AWSとMS Azure専門誌「日経クラウドファースト」創刊

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
日経BPが「日経クラウドファースト」を創刊する。週刊メールマガジン+Webサイト+月刊のニュースレターという構成でクラウドに関する情報を提供するというものなのだが、なんと対象はAmazon Web Services(AWS)とMicrosoft Azureのみとのこと。シェアが大きいAWSは分かるのだが、GoogleのCloud Platformは対象外で、もちろんさくらやNiftyなどが提供する国内クラウドサービスは完全スルーの方針のようだ。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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