
Fedora 23、リリース 24
ストーリー by hylom
最近はいちいちアップデートする気力がない 部門より
最近はいちいちアップデートする気力がない 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
11月3日、Fedora 23がリリースされた(OSDN Magazine、リリースノート)。
先月はUbuntuも15.10がリリースされて人柱系のlinux使いにとっては春・秋はupgradeの季節。ところで dnf upgradeでうまくアップデートできた読者の方はいますか?
最近のFedoraで気になった点 (スコア:2, 参考になる)
(1)ibus-kkc
Ubuntuのfcitx-mozcに対し、RedHat関係者が開発しているibus-kkcを採用している点は興味深いです。
確かにmozcは「オープンソース」ですが、RedHatの方が「真のオープンソース」ではない的な批判をされていて、批判を実践に移した点は評価できると思います。(貢献を受け入れないと批判しながら、誰も使わないVala言語を選択するのはどうかと思いますが……)
(2) bundling解禁
Chromiumのように各種ライブラリをソースコードに含めて(bundlingして)リリースされるソフトウェアに対し、FedoraやDebian等はシステムにインストールされているライブラリを使うポリシーを持っていたため、延々とビルドスクリプトにパッチを当ててパッケージを作るなんて作業を延々と行ってきました。しかし、Fedoraはついにポリシーを緩和したようです。 https://lwn.net/Articles/660429/ [lwn.net]
(背景説明として、上記ページのChanging Roleって節を訳してみます
結局、このポリシーの変更はディストリビューターの立場が中心から離れていっているという変化を受け入れて反映したものと言えます。ディストリビューション以外のパッケージの存在感が増大しており、例えば、ほとんどのプログラミング言語のコミュニティもパッケージの仕組みを持っています。Upstreamのプロジェクトはソフトウェアを中間的な物を通さずに直接ユーザーに届けることに興味を持ち始めています。そして、この傾向の真打ちはコンテナの登場だと間違いなく言えるでしょう。コンテナは本質的にbundleされたソフトウェアの集合だからです。
ディストリビューターはフリーソフトウェアのエコシステムにおいて重要な役割を担っていました。ディストリビューターはユーザーの必要とする物を理解し、統合され、サポートされ、簡単に使えるシステムを提供してきました。彼等の役割の価値の低下は抵抗が発生するでしょう。しかし、もしディストリビューターがソフトウェア配布の環境変化に適応できるなら、彼等は将来においても有用な価値を提供できるはずです。彼等のポリシーの変更は上記のような変化への適応と言えるでしょう。この変更が上手くいくかはわかりませんが、この変化は以前には無かったものだとは言えるでしょう。)
Re: (スコア:0)
そうだっけ?
DebianのFirefox (Iceweasel)とか、付属のjpegやpngライブライをそのまま使ってるけど、これポリシー違反だったの?
Re:最近のFedoraで気になった点 (スコア:1)
Debian向けのアプリケーションがRedHatのポリシーに準拠する理由があるの?
Re: (スコア:0)
>FedoraやDebian等はシステムにインストールされているライブラリを使うポリシーを持っていたため
Debianもポリシーでエコシステムを使うよう縛っているという主張に対して
>DebianのFirefox (Iceweasel)とか、付属のjpegやpngライブライをそのまま使ってるけど
でもDebianのFirefoxはエコシステム使ってないよ、と言ってるだけだろ
どこをどう読むとそんな意味不明な主張をしている風に読めるのか不思議だわ
Re: (スコア:0)
いつから貢献を受け入れることがオープンソースの条件になったの? 不自由なソースを公開しただけのものをオープンソースと称するのと逆ベクトルでおかしい。いやなら自分でフォークして貢献を受け入れて第三者の貢献ウェルカムなプロジェクトの維持がどれだけ大変か思い知ればいいだろ。それもいやだから叩くわけでこれもある意味フリーライダーだ。
油断してました (スコア:1)
ここ何回かはかなり平和だったので、何も調べすにsystem-upgradeしてGnomeが何故かうこかなくて再インストールする羽目になりました。
復活しましたが、未だ問題点2つ
・Nvidiaのプロプラドライバーが動かない
XorgのABIが変更になったが、Nvidiaが対応してくれないので。
ABIの違いを無視して無理やり動かすことは可能だが、当然のようにすぐに落ちる。
・Waylandでは中央ボタンのクリックによるペーストが出来ない
設定のせいではなかった
せっかくnouveauドライバなのに、Waylandが使えません
あと、dnf のsystem-upgradeが今はLANGがマルチバイトな言語の設定だと、動きません。
LANG=Cにして無理やりupgradeかけると動きますが、再起動時のLANGが切り替わってないので再起動を繰り返します。
grubの引数のLANGをen_us.utf8にしてもダメで、system-config-languageで変えてなんとかアップグレードは終わりましたが、その後Gnome立ち上がらず。
人柱になりたい人も、もう1ヶ月は様子見た方がいいです。
最近のGnomeは改善されましたかね? (スコア:0)
新機能にある、GNOMEにGoogle Driveが統合されたというのは便利そうですね。
2.xのGNOMEは好きだったのですが、3.xで好きになれずMATEに逃げてそのままなのですが、最近のGNOMEはどんな感じなのでしょう?
Re: (スコア:0)
XFce4の方がおすすめですと言うしかないくらい微妙なUIなので(^^;
MATEで問題無しですね~
(この)メイン表示のタブレットUIがオプションになればマシかもしれない。
安定はしているが、端末を探すのに te と入れてお気に入りに追加する動作が
面倒だし実行しても、Xfce terminal ほどのカスタムができるわけでもないので :P
(タブ化が逆になってたり、誰得感満載なので)
自分としては、fedora上のVMで確かめては捨てている感じです。
# VM上の ubuntu がやっと動くようになった(inst中~後のfontキャッシュの不具合が出なくなってる)ので、
そっち方面に逃げるという手もできる様になった。
人柱 (スコア:0)
ローリングリリースのGentooは毎日が人柱だ!
#いや、Stableのリリースは信用してますよ。一応。
Re: (スコア:0)
GentooのパッケージのバージョンってFedoraよりも大分古いから人柱というより後追いでは。
他のディストリビューションが軒並み採用し終えたSystemdへの移行もしてないですし。
Re: (スコア:0)
> Systemdへの移行もしてない
これは、「してない」じゃなくて選択制になってる。
使いたい奴は、使えば良い
> GentooのパッケージのバージョンってFedoraよりも大分古い
これは、一部同意するけど、 overlay (別の パッケージソース) の仕組みができてから、
新しめのパッケージは、そっちで見つかるようになった。
じゃあ、gentoo じゃないじゃんと言いたいかもしれないけど、
overlay の一部は、gentoo の人たちがやっている。
Re: (スコア:0)
非公式のパッケージで新しいのが使えるというのならUbuntuのPPAと大差ない。
何も特別な設定をしなくても公式で最新のバージョンが使えるからこその「人柱」。
Re: (スコア:0)
Linux From Scratch もStableの他にDevelopありますよ。
Webの方は更新にタイムラグがあったり、リロードしたらバージョンが上がってたりするので、svnで手元にドキュメントを取ってからやることになります。
ArchLinux (スコア:0)
いやいや人柱とは私たちのことをいうんですよ(ドヤ顔
Re: (スコア:0)
Manjaro Linux 使いとしては感謝しかできませんね
fedup失敗 (スコア:0)
問いかけに反する例ですが失敗した奴がここに
家のクライアントにfedupを仕込んで出勤
休み次官に外からセキュアゲート経由で覗くとなにやら失敗していそう
帰ってきてみたならばブートして途中まで読み込むが再起動を延々ループ中
仕方無く新規インストールして細かい環境の再構築に4時間かかった次第
Re: (スコア:0)
うちも全く同じ状況
Re: (スコア:0)
休み次官が?
Re: (スコア:0)
実務の要である次官が休んでたら、そりゃうまくいかないわ。
Ubuntu 15.10 (スコア:0)
オフトピ失礼
2台アップグレードして1台クリーンインストールしたんだけど、
アップグレードした1台がdisk read/writeのエラーが出て、
どうもSSDの寿命が来てしまったようなんだ。
単に寿命だったのかもしれんけどアップグレードした直後ってのが気になっちゃってね。
他の2台はHDDだけど15.04より安定している気がする。
SSDに負担かけるような書き込みアルゴリズム使ってるって事はないよねぇ?
うむ~ (スコア:0)
今回は、公式どおり、fedupをつかわずやったみた。
1. AMD機 (22→23) : ok (^^/
2. Intel機 (22→23) : なんたら、.py がエラーでどうの
3. main : 当然保留!
(ああ、VMでのupgrade 試してなかった^^; )
2号機は、当然f23のクリーンインストール以外に手はありませんw
# libreoffice 5の再描画がやけに無駄なのがな。
Re: (スコア:0)
AMDとIntelのx86系プロセッサ間で、
ソフトウェア的に互換性がない部分があるのでしょうか?
Fedoraはいつもクリーンインストール (スコア:0)
Fedoraの性質的にいつもクリーンインストールして設定を加えながら挙動を観察してゆく感じですね。
アップグレード機構そのものに興味が出てこない限り dnf upgrade はしないでしょう。
xrdp経由のデスクトップ (スコア:0)
Fedora22はまあ安定してましたが23は使い物にならない。調整で収まってくれれば良いのだが今のところ見通しも無く。
chconしないと起動すらしないのは相変わらず。