PowerPointは教育に良くない 56
ストーリー by mhatta
プレゼン脳 部門より
プレゼン脳 部門より
pinbou 曰く、
本家/.の記事より。オーストラリア・ニューサウスウェールズ大の研究によると、PowerPointのようなプレゼンテーション・ソフトウェアを用いた教育やミーティングは学習効率が悪いことが判明した(シドニー・モーニング・ヘラルドの記事)。
この研究では、外部情報の記憶と処理における脳の特性に着目。人間の脳は、「聞く」か「読む」のどちらかに専念したほうが、両方から同時に情報を得るときよりも情報の処理が効率良く行われることを明らかにしたという。よって、プレゼンのみならず、素読・音読の類も厳密には黙読+聴取より学習効率が悪いということになる。
プレゼンって (スコア:5, すばらしい洞察)
道具の使い方が間違ってる。
Re:プレゼンって (スコア:0)
#入り口を一箇所にした方がいいのと出口を一箇所にするのは別でしょうに
書く (スコア:4, すばらしい洞察)
スライドやOHPの授業だと、ノートに書き留められる以上のスピードで進んでしまうからそれが無理になり、ノートも取れなかった。子供ながらに、そういう授業をする先生は怠慢だなあと思っていました。
Re:書く (スコア:2, すばらしい洞察)
スクリーンしか使わない会議は中身が残らないことが多い。
ちゃんと事前に資料を準備した上で、紙に出して配布するってのが
時代に逆行するとか言われても最も有用だと思う。
Re:書く (スコア:3, 興味深い)
タラタラとプレゼンの内容を読み上げるだけで、どこを強調しているのかぼんやり聞いていると分からないのも、やっぱり同様。
自分が音頭を取る時は、ホワイトボードがあれば議題の1/3以上は面倒でも自力で書きながら進めますね。
それこそ学校の授業の様に。やっぱり前で人間が動いていると、聞く気にもなってくれますから。
あとはプレゼンをホワイトボードに投影しつつ手書きとか。
こんな時、プレゼンが読みやすく映るホワイトボードがあればいいなと思います。
ツルツルの表面だとまぶしくて今一つ読み難いので。
ツールはありますからPC上で書き込んでも良いのですが、OHPに生でマジック書き込み程度の効果しか望めません。
まあこんなの大きなミーティングでは無理でしょうけど、そんなのを音頭取るほど偉くないので…。
そんな時は紙資料は使うでしょうね。
本当に紙削減できるのは、PCで直感的な方法でメモを取れる仕組みがもっと一般化してからだと思う。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:書く (スコア:5, 興味深い)
ホワイトボードでなく黒板に投影するというののも,授業で使う分にはそれなりに見やすくていいです(チョークが光って目立つ)。英語や古文の例文を表示してチョークで矢印ひっぱったり,回路図を表示して電気の流れをチョークでなぞったり,図形をチョークでなぞってからプロジェクタ消して数値を書き入れたり。
「文科省平成14年度デジタルコンテンツの活用高度化事業」を高校教育情報化研究協議会 [schoolnet.or.jp]でやったときには,生徒からは「途中で疲れてきた」「展開が早すぎて質問できない」「見るだけだと眠くなる」という意見があり,やっぱり授業では手書きとの併用が必要だと感じました(某所でこの件について発表 [meigaku.ac.jp])。教師の手書きが,生徒の手本になるので。
# 大輪教授が因数分解ネタをプレゼンでやってもおもしろくないだろうし。
Re:書く (スコア:2, 興味深い)
ガンガン進めてノートとか取れない時があります.
一応ICレコーダーとかと併用して,何とか授業の内容を取ろうとしてるんですが,
復習の時とかスライドが無いと凄くやり辛いですね.
まあ板書でも書いた傍から消してく酷い先生もいるんですが,
それでもまだ板書の方がマシな感はします...
#パワポよりは眠くならないし.
Re:書く (スコア:3, すばらしい洞察)
It's not who is right, it's who is left.
Re:書く (スコア:1)
そういう先生は少ないのですか?
ときおり学外から見えるところに置いてくれる先生がいますが、
そういう人の講義資料はなかなかいいものがあったりします。
まさにお宝なわけで、「太っ腹」とか思いますが、
さすがに本当にいいものは数年後には本になってたりしますね。
Re:書く (スコア:2, 興味深い)
web上での公開の条件が異なるので難しいんですよね…
さらに講義資料をwebで公開すると講義に出席する学生数が激減 orz
Re:書く (スコア:1)
私の経験を言うと、書き漏らした数行のために毎授業後に先生のサイトにアクセスして…
ってのは面倒なので、テスト前日に先生のサイトにアクセスして
一気に抜けを書き写すことにしたんですけど、それまでパワポなんて
扱ったこと無かったのでちょっとてこずったり、授業毎の少しの抜けも半年分だと
膨大で書き写すのが面倒だったり、印刷するにしてもパワポのファイルは
紙一枚あたりの文字量が少ない(高橋メソッド?)ので
刷ったら膨大な枚数になって刷るわけにもいかないし…と、そんなこんなで
まだ若干不完全なノートを持ってテストに臨む羽目になったことがありました。
そしてテストする教室で、ちゃんと授業に出てたのに不完全なノートで最後の一夜漬けを
している私の隣に座っていた、今まで明らかに授業にほとんど出てなかった
ような奴がパワポのファイルをそのまま刷った膨大な紙束をもっているのを見て
非常に理不尽な気持ちになりました。
今も、パワポを使う先生がますます増えているのでしょうが、
全て授業内で完結できるような授業にしてほしいです。
Re:書く (スコア:1)
板書の時代だと先生が授業中に書ききれない分量だった時は来週に
回すとかするけど、パワポの場合はガンガン進めてしまえるので
学生はノートが取れずに置いてきぼりって話ですから。
Re:書く (スコア:0)
パワポ使う場合,大抵の先生がスライドを印刷したものを配布してくれるので,その辺は問題なかったり?
もしくは,先生のWebサイトに置いてあったり(置くことを要求したり(^^;))します.
それもダメだと,スライドにしろ黒板にしろデジカメでぱしぱし撮ってる人がいますが.
> #パワポよりは眠くならないし.
パワポ使うために照明を落とすと一斉に寝ますねー.暗いのはよくない.高輝度プロジェクタがあればいいのかも.
Re:書く (スコア:0)
そのセンセイは「プレゼンテーション」の勉強をやり直した方がいいでしょう。
スライドと資料をいっしょくたにしてどうするのかと。
Re:書く (スコア:0)
>スライドと資料をいっしょくたにしてどうするのかと。
資料代りにしてるというよりは、スライド追えなかった人用じゃないですかね?
まあ、ちゃんとした配布資料があれば要らないですけど。
Re:書く (スコア:0)
その「ちゃんとした」というのがミソというか。最近の学生は、手元の配布資料とプレゼン画面が一致してないと文句を言ってきたりしますんで。
過去に、そういうプレゼンをしてる人の講義ばっかり受けてきたからなんだろうけど。で、結局はスライドをベースにした形式で配布資料を作らないといけなくなるはめになってたりする。
#ACで。
Re:書く (スコア:0)
でまた都合のいい(悪い)ことに、簡単に印刷できたりする。
悪循環が続くわけですね。
Re:書く (スコア:2, 参考になる)
私の経験では、パワーポイントを利用される 先生の講義の方が圧倒的に速度も理解もよかったですね。
板書を書き留めることで理解するというのは 発話→受容→理解という受け身の姿勢の典型だと思いますが、 パワーポイントを利用される講義を聞くときには もっと積極的に頭を働かせて、わずかに先読みしてポイントをチェックし ハンドアウトの余白に落書きして積極的に自分の思考をまとめていくべきです。
重要でないことまで自分の手で書かずにすむし 必然的に前向きの姿勢が強くなるし、板書の書き写しなんてものを 考慮しなくてすむので時間効率もいいしで、私は好きでした。 疲れるのが難点といえば難点ですけど。
Re:書く (スコア:2, すばらしい洞察)
・板書=単なる書写
・パワポ=取捨選択及び書留内容のアレンジを行うべし
というのは、板書の時に「頭を使おうとしていない」だけの気がします。
板書時にも板書内容の取捨選択、自分なりのアレンジをすれば良いのですから。
板書時・パワポ時を問わず聞き手は、
内容理解及び後から見直した時に思い出しやすいノート取りをする事が基本中の基本ですし。
ただし、その基本ができない人や生徒が多数いるため「ノート取り」なるものを指導しないといけないのですが・・・
(教育現場に触れてみると実感がわくと思いますが、
高校段階までの板書とはノート取りの模範演技的な意味合いもあります)
意味の薄い実体験論になりますが、パワポ利用者は情報を詰めすぎるor記号化しすぎて情報量が少なすぎる傾向があるように思います。
#板書だろうがパワポだろうが、「文字を見る時間、解説を聞く時間を明確に区別する」という鉄則が成されてない人大杉
Re:書く (スコア:1)
しかし、学校教育でノートを後で見直す必要なんてあるんだろうか。
手元には専門家が十分な時間を掛けて注意深く作った教科書や配布資料があるんだし、ネット上にも丁寧に作られた資料がある。そっち見た方がいいと思う。
#検索に使うキーワードぐらいはメモしておく必要があると思うけど。
もちろん、最先端の研究とか、ビジネスの話とか、既存の資料が無いものは別。
Re:書く (スコア:0)
Re:書く (スコア:2, すばらしい洞察)
>積極的に自分の思考をまとめていくべきです。
ここらへんの内容とその下の所を少し混同していました。
元ACさんの意図から外れたまとめ方だったかもしれません。
ただ私の言いたかった事は板書時にも頭を働かせれば良い、ということです。
板書を全てそのまま書く必要性はないということで・・・
#結局は聞き手のやる気次第とも
Re:書く (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:書く (スコア:1)
こういうのって人によって違うのかな?自分はノートに書き写していると、それに気を取られて内容を
理解できなくなるので、中学の頃からノートを取るのはやめました。(大事なことは教科書に書き込む)
パワーポイントの資料は、後からネット経由でもらえることが多かったので、手書きの授業よりよほど
楽でしたよ。
Re:書く (スコア:3, 興味深い)
で、授業のノートはそれに書き込むのが前提、という運用をしていました。
全部精読するとシャレにならない情報量ですが、「授業レベル」まででよければ授業をきちんと聞いてきちんと空白が埋まれば十分な知識が手に入るという感じで、大学院に上がった今でも過去に受講した授業・講義の中でトップクラスに良かった授業だと思ってます。
その他いろいろな経験もあり、PowerPointはやはり「プレゼン用の道具」にすぎない、というのがトータルの感想です。
私自身はポスターセッションでもPowerPointなプレゼンを印刷して張り出すのが主流の文化圏にいますが、スクリーンで見せるためのプレゼンと印刷するプレゼンは違いますし、画面サイズによっても「良いプレゼン」の性質は違うでしょう。たまに「印刷用のプレゼン」をそのままスクリーンに使う人がいて、追いかけていくのがものすごく大変だった記憶があります。
#「スクリーン用プレゼン」を印刷するのはまだアリなのですが、別コメントにもあるようにページ数が冗談じゃない増え方をするのが難点。
Re:書く (スコア:1, 興味深い)
大学教員です。数百人の学生を相手にした講義課目では、ところどころ空白にした講義ノートを配布しています。そして、プロジェクタで空白の単語を投影したり、講義ノートの図表を投影して補足説明したりしています(この辺で学生に手を動かしてもらいます)。私が黒板を使わないのは、下記の理由です。
こんなところです。
Re:書く (スコア:1)
あー! 同じだー。
「アンチ・ながら族」なので、きっと「音読」もダメかも。
パワーポイントは伝える道具にすぎないので、じっくり読む資料がないと学習にならんだろうね。
(じっくり読むべき資料をそのままパワーポイントにする間違った人も多いが)
the.ACount
そりゃー (スコア:4, すばらしい洞察)
全然、違うことだよな。
偉い人には幸いなことにそれがわからんのです (スコア:5, おもしろおかしい)
自分が本来の業務に戻れるようにするために使うものです。
偉い人に「ホントはよくわからん」と気づかれたら負けなのです。
屍体メモ [windy.cx]
Re:偉い人には幸いなことにそれがわからんのです (スコア:1, 興味深い)
毎日胡散臭い役人のプレゼンを見せられている皇室の方々の日常を垣間見た気が。
Re:偉い人には幸いなことにそれがわからんのです (スコア:1)
重箱の隅ですが:
>毎日胡散臭い役人のプレゼンを見せられている
皇室は政治に口出ししないことになってるわけだし,少なくとも「毎日」はないんじゃないですか?
皇族方というと研究者のイメージがあるので,そっち方面でPowerPointに触れられる機会が多いのではないかと思います.
落語 (スコア:4, 興味深い)
落語だと思っています。
#わたしはスライド一枚で5分引っ張るのが限度…
直接関係ないけれども (スコア:3, すばらしい洞察)
同じことは、PowerPointの天下になっても繰り返されている。
高橋メソッドとか見ると、やっぱりシンプルな方が頭に入りやすいな。
OHPやスライドの時代から変わっていない真理だと思う。
ジョブズ・メソッド ? (スコア:5, 参考になる)
Steve Jobs はなぜ説得力があるのか [weblogs.jp]
> Jobs はプレゼンテーションの映像をことばを多用することで混乱させたりはしない。
> 彼が頭上のスライドで用いたことばは、これまで他のスライドで使ったものと似たようなものだ。
> スライドの文言は、「2.0B」(これまでの iTunes の販売曲数)とか「Ads」(コマーシャル)
> といったハッキリしたものだ。読むことに注意を向けなくても済むので、聴衆は Jobs のことばに耳を傾け、
> Jobs が語ることばがよりインパクトを持つ。
おまけ。プレゼン名人 Jobs vs. Gates [weblogs.jp]
#ナントカ・フィールドの発生方法までは知りません。
#何故かウチの部署はプレゼンフォイルにドキュメントの機能を期待される…。細かい説明まで書けと。
#仕方がないので、プレゼンのときはアニメーション機能でそれら説明文は隠してる。
Re:直接関係ないけれども (スコア:3, すばらしい洞察)
#高橋+もんたメソッドでプレゼンやって会場が爆笑の嵐になるのでAC
Re:直接関係ないけれども (スコア:2)
高橋メソッドではほぼ全て同じフォントと色だからでしょうね。
Re:直接関係ないけれども (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:直接関係ないけれども (スコア:0, 余計なもの)
Re:直接関係ないけれども (スコア:1)
結局、使い方次第では? (スコア:3, 興味深い)
確かに、「同時」だと効果は落ちるような気がします。
表示した画面を「書写」させ、書き終わってから話し出せば、同時にはならず効果は落ちません。
さらに、「もんたメソッド」を組合せ、ところどころ隠しておくと一層効果的です。
スライドショーの設定におけるマルチモニター表示を使えば、パワーポイントは、
手元画面とスクリーン表示画面を別表示できるので、もんたメソッドには最適です。
#文字を入力すると、リアルタイムで表示できるし。
結局、使い方次第では?
2001年の記事 (スコア:3, 興味深い)
http://www.physics.ohio-state.edu/~wilkins/group/powerpt.html [ohio-state.edu]
日本語
http://www.blog.net/powerpt-j.htm [blog.net]
最も驚いたのは、PowerPointの(アイディアの種の)考案者がDiffie-HellmanのDiffie だということですが。
教科書は教育に良くない (スコア:2, おもしろおかしい)
「板書の書き写しが、もっとも効果的」だってさ。
Re:教科書は教育に良くない (スコア:1)
よくよく考えたら「見て」「読まされて」「たまには聞いて」「アレゲなものを書いてた」ってことか。
# 「見る」とか、かなりファクター占めるし。ちゃんと全パターン網羅した研究調査を求める。
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投稿処理前プレビュー確認後書込処理検証処理前反映可否確認処理後……
受け側によりだろ (スコア:1, すばらしい洞察)
教科書や参考書で授業よりかなり先に進んで学んでました
遅れて教えてくれる授業なんてのは「だよね」と復習する為のものだと思ってました
だからノートも取りませんでしたし、TVでも見る気分で授業受けてました
このような状況だとPowerPointは逆に有難いですよ
逆に嫌な授業だとPowerPointだろーが、黒板使おうが意味なしです(笑
magicpointは? (スコア:1, おもしろおかしい)
なぁるほど (スコア:0)
Re:なぁるほど (スコア:0)
Re:なぁるほど (スコア:0)
#自戒
Re:なぁるほど (スコア:0)
Re:なぁるほど (スコア:0)