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AMD

Valve、Steamが利用できる携帯ゲーム端末「Steam Deck」発表。Zen2とRDNA2採用 57

ストーリー by nagazou
デカい 部門より
ゲーム配信プラットフォーム「Steam」の運用会社であるValveは15日、Steamを外出先で利用できる携帯ゲーム端末「Steam Deck」を発表した。出荷予定時期は米国、カナダ、欧州連合および英国では2021年12月から行われる。それ以外の地域では2022年の出荷になる模様(Steam Deck公式サイト技術仕様IGN動画GameSparkSteam Deck日本語ファミ通.comAUTOMATONITmedia)。

本体サイズは298×117×49mmで重量は669g。画面サイズは7インチで解像度は1280×800ドット。LinuxベースのSteamOSを採用、CPUにはAMDのZen2系統のCPUが、GPUに関してはRDNA2アーキテクチャに準じた製品が使用され、メモリもLPDDR5が16GBと大容量となっている。低負荷なゲームであればバッテリーで2〜8時間のゲームプレイが可能とのこと。本体の外見はNintendo Switchに似ており、別売りのドックを利用することで外部ディスプレイを接続することも可能。据え置き機のような運用も可能だが、別途コントローラを用意する必要がある。

Steam Deckではストレージの容量などの仕様の違いにより3種類のモデルが用意されている。最も安価なモデルは399ドルで容量64GBのeMMC内部ストレージを採用。価格529ドルのモデルでは容量256GBのNVMeSSDを内部ストレージとして採用している。最上位モデルでは価格は649ドル、容量512GB NVMeSSDが付属する。また中上位モデルでは付属品の違いがある。全モデルで専用のキャリングケースが付属しているほか、ストレージを拡張するためのmicroSDスロットも用意されている。

あるAnonymous Coward 曰く、

osはArchLinuxベース
ドックモードの標準DEはPlasma
"
Processor
AMD APU
CPU: Zen 2 4c/8t, 2.4-3.5GHz (up to 448 GFlops FP32)
GPU: 8 RDNA 2 CUs, 1.0-1.6GHz (up to 1.6 TFlops FP32)
APU power: 4-15W
RAM
16 GB LPDDR5 RAM (5500 MT/s)
Storage
64 GB eMMC (PCIe Gen 2 x1)
256 GB NVMe SSD (PCIe Gen 3 x4)
512 GB high-speed NVMe SSD (PCIe Gen 3 x4)
All models include high-speed microSD card slot

Display
Resolution
1280 x 800px (16:10 aspect ratio)
Type
Optically bonded LCD for enhanced readability
Display size
7" diagonal
Brightness
400 nits typical
Refresh rate
60Hz
Touch enabled
Yes
Sensors
Ambient light sensor

Connectivity
Bluetooth
Bluetooth 5.0 (support for controllers, accessories and audio)
Wi-Fi
Dual-band Wi-Fi radio, 2.4GHz and 5GHz, 2 x 2 MIMO, IEEE 802.11a/b/g/n/ac

Software
Operating System
SteamOS 3.0 (Arch-based)
Desktop
KDE Plasma
"
https://www.steamdeck.com/en/
__________
wine(Proton)を使ってwindowsゲームも動くものもある(すべてではない、とくにanti-cheatの仕組みが複雑なものはまだ動かない)。protondbなどを見るとよい。

情報元へのリンク

15349707 story
マイクロソフト

Microsoft 独自の Linux ディストロ「CBL-Mariner」 35

ストーリー by nagazou
独自 部門より
headless 曰く、

Microsoft 独自の Linux ディストリビューション「CBL-Mariner」について、Azure チームの Juan Manuel Rey 氏が紹介している(Juanma's Blog の記事Phoronix の記事BetaNews の記事GitHub リポジトリ)。

CBL は Common Base Linux の頭字語で、Ubuntu や Fedora のような汎用 Linuxディストリビューションではなく、クラウドインフラストラクチャーやエッジコンピューティング製品・サービスを構築するために使われる Microsoft 内部用の Linux だという。CBL-Marinerはデフォルトで高セキュリティの原則に従って構築されており、強化カーネルや署名入りアップデート、ASLRなどがデフォルトで有効化されている。GitHubでビルド済みのISOやVHDXイメージなどは用意されていないが、ビルド手順が公開されているので、参考にするといいだろう。

15346337 story
グラフィック

Linux Foundation、Linux 30 周年記念 T シャツデザインコンテストを開始 30

ストーリー by nagazou
やっぱネタ系かな 部門より
headless 曰く、

Linux Foundation は7日、Linux 30 周年記念 T シャツデザインコンテストを開始した(応募要項The Register の記事)。

応募可能なデザインの形式は .SVG または .EPS で、色数はパントンカラーで最大 8 色。RGB または CMYK のデザインは受け付けられないとのこと。大きさは最大で幅 11 インチ × 高さ 13 インチで、優勝作品がプリントされるネイビーブルーの T シャツを想定した配色にする必要がある。

優勝賞品は Open Source Summit および Embedded Linux Conference (2021/North America 2022/Japan 2022/Europe 2022のいずれか一つ) の入場券および、旅費 (航空運賃と最長 4 泊分の宿泊費)上限 4,000ドル。米国との通商が禁じられていない国の成人なら基本的に誰でも応募できる。

デザインの提出期限は 8 月 6 日で、カンファレンスプログラム委員会と技術諮問委員会のメンバーによる審査ののち、ソーシャルメディアで最終候補 3 点の人気投票が行われる。優勝者の発表は 8 月 25 日。優勝作品は Open Source Summit + Embedded Linux Conference 公式 T シャツとなり、Linux Foundation Store で購入可能になるとのことだ。

15334192 story
ソフトウェア

Apple の M1 チップを初期サポートする Linux 5.13 リリース 10

ストーリー by nagazou
本家 部門より
headless 曰く、

Linus Torvalds 氏が6月27日、Linux 5.13 (コードネーム: Opossums on Parade) のリリースをアナウンスした(メーリングリストでのアナウンスPhoronix の記事9to5Mac の記事The Register の記事)。

5.13 で特筆すべき点としては、Apple M1 チップの初期サポートが挙げられる。ただし、サポートはごく初期の段階であり、M1 GPU などのサポートは含まれない。このほか、セキュリティモジュール Landlock のマージや、Intel Alder Lake S のグラフィック初期サポートAMD の FreeSync HDMI や Aldebaran GPU の初期サポートなどが追加されている。

15329906 story
レッドハット

CentOS代替となるRocky Linux 8.4、一般提供が開始される 47

ストーリー by nagazou
開始 部門より
Rocky Enterprise Software Foundation(RESF)は21日、「Rocky Linux 8.4」の一般提供(GA)を開始した。Rocky Linuxは過去記事でも触れているように、新規開発が告知されているCentOSの代替となるプロジェクトとして、CentOSの共同創設者であるGregory Kurtzer氏によって立ち上げられた。Rocky Linux8.4はRedHat Enterprise Linux(RHEL) 8.4とバイナリ互換となっており、RHEL専用に設計およびテストされたアプリを実行可能となっている(リリースRocky Linux日本語公式Ars TechnicaZDNetGIGAZINE)。
15325138 story
Ximian

神奈川県小田原市、同市に住むサル「H群」を全頭駆除へ。被害は4000件に 89

ストーリー by nagazou
簡単には駆除できなさそう 部門より
小田原市の南西部に住むニホンザルの群れ「H群」に対して、市が全頭捕獲による完全駆除を決定したそうだ。H群はサルの二大派閥の一つとなっており、最大で50匹の群れをなしていた時期もあったようだ。昨年の半年間ほどの期間に4000件もの被害があったことが確認されているという。車の上にサルが乗っていたり、小学生の通学路にも出没するなどしており、いずれ人間に危害を加えるようになると判断、駆除が決定した模様(カナロコ)。
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Linux

世界初の一般消費者向けLinuxタブレットをうたう「JingPad」、クラウドファンディング中 80

ストーリー by nagazou
ホントに出るんでしょうか 部門より
世界初の一般消費者向けをうたうLinuxタブレットのクラウドファンディングが行われているそうだ。このタブレット「JingPad A1」は、中国のスタートアップであるJinglingによるもので、同社の開発したLinuxベースのオープンソースOS「JingOS」を採用している。Linux向けデスクトップアプリが動作するほか、ほとんどのAndroidアプリも動作となる「Android Apps on JingOS(AAJ)」という仕組みも備えている(IndiegogoプロジェクトページPC WatchTechCrunch)。

ハードウェアに関しては、2,368×1,768ドット11型AMOLEDディスプレイを搭載。プロセッサにはArm系の電力効率重視のチップUnisoc「Tiger T7510」を採用している。本体サイズは幅243.5×奥行178×高さ6.7mmで重さは490g。オプションでキーボードも用意されているほか、ペン入力にも対応するとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

各国の電波法認証に関する言及がなく、どの国で合法的に使用できるのかは不明

15315934 story
Linux

リーナス・トーバルズ氏がmRNAワクチンを解説、LinuxカーネルMLで陰謀論はするな 168

ストーリー by nagazou
禁止 部門より
Linus Torvalds氏が反ワクチンの陰謀論者にお怒りのようだ(LKMLGIGAZINE)。反ワクチン論者がLinuxカーネルメーリングリストに「ワクチンは新しい人類を作るための人体実験だ」的なYouTubeコメントなどで見かけるイプの陰謀論を投稿したユーザーに対してLinus氏は、

あなたの非常識で技術的に間違った反ワクチンの考えは、自分の心の中だけに留めておくべきだろう。あなたは自分が何を言っているかすら理解していないし、mRNAについての理解も足りていない。(略)どこで間違った情報を得たのかは知らないが、Linuxカーネルのディスカッションリストで、あなたの馬鹿げた戯言を私が見過ごすわけにはいかない。ワクチンは文字通り何千万人もの人々の命を救ってきたのだから。(略)mRNAはあなたの遺伝子配列を決して変えることはない。

とし、さらにmRNAの仕組みを解説する親切すぎる返答を返している。
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セキュリティ

Linuxでプロセスの権限を設定するpolkit、7年以上前から存在した特権昇格の脆弱性が見つかる 38

ストーリー by headless
時間差 部門より
多くのLinuxディストリビューションに標準でインストールされるシステムサービス「polkit」に7年以上前から存在していた特権昇格の脆弱性が修正された(The GitHub Blogの記事The Registerの記事Computingの記事CVE-2021-3560)。

polkitは非特権プロセスが特権プロセスと通信するためのポリシーを定義し、認証処理を行うツールキットだ。systemdがpolkitを使用するため、systemdを使用するLinuxディストリビューションはpolkitも使用することになる。今回発見された脆弱性は、polkitが認証処理を行っている最中にリクエスト元のプロセスを終了させることで、rootプロセスからのリクエストとして認証してしまうというものだ。

この脆弱性が導入されたのは2013年11月のコミット(バージョン0.113)だが、メジャーなLinuxディストリビューションの多くに脆弱性のあるpolkitが含まれるようになったのはずっと最近のことのようだ。

Fadoraの場合は2014年12月リリースFedora 21に脆弱性のあるpolkitが含まれているが、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)が脆弱性を含むFedora 28ベースになったのは2019年5月リリースRHEL 8となる。Debianはpolkitのフォークを使用しているが、脆弱性のあるバージョンを含む安定版はリリースされておらず、現在テスト中の次期リリースDebian 11 「Bullseye」にのみ脆弱性のあるバージョンが含まれる。一方、DebianベースのUbuntuは昨年4月リリースのUbuntu 20.04以降に脆弱性が含まれるとのこと。いずれの場合も、脆弱性は最新版で修正されている。
15307120 story
OS

x86版Linuxカーネル、無条件にRAMの先頭1MBを予約することに 86

ストーリー by nagazou
予約 部門より
headless 曰く、

x86版(AMD64含む)のLinuxで、無条件にRAMの先頭1MBを予約することになったようだ(Phoronixの記事LKLMアーカイブ)。

既にx86版のLinuxではSandy Brdigeの統合グラフィックスのバグ対策として該当環境では先頭1MBを予約する仕組みになっているが、最近Ryzen環境でLinux 5.13 RCが起動しないという報告があり、予約サイズの違いによるものだと判明している。そのため、細かく対応するよりも無条件に先頭1MB全体を予約する方がシンプルだ。

これに対しLinus Torvalds氏はしぶしぶプルリクエストを受け付けた。Torvalds氏は1MBが使えなくなってもGB単位でRAMを搭載する現在のPCに影響はなく、自身も気にしないとしつつ、小規模な構成をしたい人はx86をあきらめるしかないのか、レガシーDMAリソースを消費することになるなどと述べ、「but ..」を繰り返している。WindowsではどうなっているかというTorvalds氏の疑問に対しては、Windows 7でBIOSのバグを回避するため先頭1MBをすべて予約しているとの回答が出ている。

15302613 story
Linux

Linux Mint 20.2、コードネームは「Uma」 26

ストーリー by nagazou
馬、旨、ユーマ、味覚糖 部門より
headless 曰く、

Linux Mintプロジェクトは5月31日、次期リリースLinux Mint 20.2のコードネームが「Uma」になったことを発表した(The Linux Mint Blogの記事Neowinの記事BetaNewsの記事)。

Linux Mintのメジャーバージョンではアルファベット順に女性の名前がコードネームとして使われており、マイナーバージョンにはメジャーバージョンと同じアルファベットから始まる女性名が割り当てられる。この規則から言えばバージョン20は「T」から始まる女性名となるが、バージョン17.xで「Q」から始まる女性名を4リリース分用意するのが困難だとして17.1 "Rebecca"以降を「R」に進めたため、1つ繰り上がってバージョン20が「U」になっている。

Umaでは一括リネーム機能「Bulky」やNemoにおけるファイルコンテンツ検索、NVIDIA PrimeアプレットでのAMD/NVIDIAハイブリッド環境(AMDの統合GPU+NVIDIAのディスクリートGPU)サポート、Warpinatorでファイルの共有に使用するネットワークインターフェイスの選択機能や圧縮オプション追加などが行われる。6月中旬までのベータ版リリースを目指しているとのことだ。

15298397 story
Ubuntu

BitTorrentでUbuntuのISOをダウンロードしたユーザーに送られたDMCA通知、著作権保護サービス企業はなりすましによるものだと主張 55

ストーリー by headless
偽者 部門より
UbuntuのISOイメージをBitTorrentでダウンロードしたらISPから著作権侵害に関するDMCA通知が届いたとRedditで報告されていたのだが、報告者とされる著作権保護サービス企業OpSec Securityはなりすましによるものだと主張しているそうだ(TorrentFreakの記事[1][2]Ars Technicaの記事)。

CanonicalはUbuntuのISOイメージをBitTorrentでも提供しており、ダウンロードしても著作権侵害にはならない。しかし、ISPのXfinityを運営するComcastから届いたDMCA通知には、ユーザーのIPアドレスが著作権侵害のソースになっており、著作権者が著作物を確認したことや、サービスを著作権侵害に用いることはComcastのDMCAポリシーに違反し、サービスを停止まはた終了する可能性があることが記載されており、ユーザーのネットワークに接続しているデバイスをすべて検索して該当のファイル(ubuntu-20.04.2.0-desktop-amd64.iso)を削除するよう求めている。

これについてOpSec Securityは5月26日に何者かが複数のストリーミングプラットフォームにわたって同社のDMCA通知プログラムになりすましていたと説明し、DMCA通知を同社が送ったものではないことを示す確実な証拠を持っていると主張する。第三者が時折、OpSecになりすまして同社の評価を下げようとするが、このような試みは容易に特定可能かつ反証可能だと述べ、本件について適切な当局に通報するとも述べているとのこと。

しかし、ストリーミングプラットフォームでなりすましが行われたと説明する一方で、なりすましのターゲットになったファイルはすべてUbuntuのISOファイルとみられると説明しており、確実な証拠も具体的に示していないなど、謎の多い説明になっている。なお、ユーザーが受け取った通知自体はなりすまし者が直接送ったのではなく、Comcastを通じて送られたものとみられることをArs Technicaが確認している。

本件に関しては、Ubuntuの法務チームも調査を進めているとのことだ。
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Windows

Microsoft、eBPFをWindows上で利用可能にする計画 29

ストーリー by nagazou
計画 部門より
headless 曰く、

Microsoftは10日、eBPFをWindows上で実行できるようにする計画を発表した(Microsoft Open Source Blogの記事Phoronixの記事The Registerの記事BetaNewsの記事)。

eBPFはカーネルソースコードを変更したり、カーネルモジュールを読み込んだりすることなしにLinuxカーネル上でサンドボックス化されたプログラムを実行する仕組み。プログラム可能性や拡張性、敏捷性を提供する革新的な技術として知られており、DoS保護などのユースケースに適用されてきた。eBPFサポートは元々Linuxカーネル上に実装されたものだが、他のOSで利用可能にすることや、カーネルだけでなくユーザーモードのサービスやデーモンにも拡大することへの関心が高まっているという。

Microsoftのebpf-for-windowsプロジェクトはWindows 10/Server 2016以降でeBPFを動作させるもので、開発者が使い慣れたeBPFツールチェーンやAPIを利用可能にすることを目指す。プロジェクトはeBPFのフォークではなく、IO VisorのuBPFvbpfのPREVAIL eBPF verifierを含む既存の複数のeBPFオープンソースプロジェクトがWindows上で実行できるよう、Windows特有のホスト環境を追加する。プロジェクトは一般に適用可能(Linux固有ではない)なフックやヘルパーをeBPFプログラムでサポートすることを意図しており、eBPFプログラムとやりとりするアプリケーションにソースコードの互換性を提供するLibbpf APIをWindows上で公開するとのことだ。

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Windows

Windows 10 Insider Preview ビルド21376、WSLのLinux GUIアプリサポートで発生していた問題を解決 24

ストーリー by headless
解決 部門より
Microsoftは6日、Windows 10 Insider Preview ビルド21376をDevチャネルで提供開始した(Windows Insider Blogの記事WSLのGitHub Issue #6839)。

前回のビルド21364ではWindows Subsystem for Linux(WSL)のLinux GUIアプリサポート機能(WSLg)が導入されたが、一部の環境では無効化しないとWSL上のLinuxディストリビューションが動作しなくなる問題が発生していた。本ビルドでは問題が解消しており、前ビルドでWSLgがサポートされなかったSandy Bridge世代CPU搭載機でもLinux GUIアプリの実行が可能になっている。

なお、本ビルドではフォント「Segoe UI」の改良版となる「Segoe UI Variable」が追加されている。Segoe UIは名前の通りUIフォントで、英語版などのWindowsではデフォルトのUIフォントになっている。従来、フォントは小さい文字を印刷する用途と大きい文字を画面に表示する用途とで異なるデザインが行われてきた。Segoe UIは9ptでの使用を想定してデザインされており、この文字サイズでは非常に優れたフォントだが、より大きなサイズでの表現は制約され、より小さなサイズでは読みやすさに欠ける問題があったという。

Segoe UI Variableではサイズに応じて文字間隔やカーブの強さ、小文字の高さの基準となるxの高さなどを動的に変化させることで問題を解決したそうだ。実際のUIへの適用は時間をかけて順次行われていくとのことだ。
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Linux

Vine Linuxの現状は?(追記: リリース版終了が宣言される) 125

ストーリー by headless
終了 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Vine LinuxはWebサイトもメーリングリストも残ってるけど、正式な解散宣言もなくフェードアウトしていった模様(vine-usersメーリングリスト投稿)。

太古のRedHat/Slackware日本語化プロジェクト(JE)→その後継(PJE)が終了後、RedHatやってた人がVine、SlackwareがPlamoになった記憶。

Vineは昔、ちょっと世話になりましたっけ。当時としては簡単にインストールでき、GUIもサウンドもネットワークもすっとできた。ifconfig の出力結果も一部日本語化してたり、北の果てにある大学で導入されてたり。

ちなみに隣のPlamo Linuxは地味に元気だったりする。

2019年5月20日にはプロジェクト代表の鈴木氏がサーバー移転をアナウンスしたが3週間近く復旧しなかったようで、メインテナーの井上氏が復旧予定を質問しているが回答なし。さらに2か月後に井上氏がプロジェクト活動停止ではないかとコメントしたが、反応はなかった。2020年には井上氏荒氏がメインテナー離脱を宣言しているが、現在も開発メンバーのリストには掲載されたままになっており、リストも更新されていないようだ。

追記 5月4日23時50分: 鈴木氏がVine Linuxリリース版の終了を宣言した。VineSeedについては参加者が非常に少ないものの開発は継続しており、主体的に開発に参加している人がいる限り閉じることはないとのこと。

typodupeerror

コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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