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14139251 story
Windows

WSL 2のLinuxカーネル、Windows Update経由での配布に変更へ 44

ストーリー by hylom
Windows-UpdateでアップデートされるLinux 部門より

Anonymous Coward曰く、

2020年前半にリリース予定のWindows 10の新バージョン(Windows 10 version 20H1、もしくは2004)では、Windows上でLinuxカーネルを動作させるWindows Subsystem for Linuxの新版(WSL2)が導入される予定だが、WSL2ではWindows UpdateでLinuxカーネルのアップデートも提供されることになるという。

現在、WSLではOSイメージの一部としてLinuxカーネルが提供されているが、Windows Update経由でLinuxカーネルを提供することで、Linuxカーネルのアップデートを迅速かつ頻繁にユーザーが行えるようになるという。

ただし、Windows Update経由でのLinuxカーネル配布開始はWindows 10 version 2004のリリースから数ヶ月後になるとのことで、初期リリースでは一時的に手動でLinuxカーネルをインストールする必要があるという(ZDNetマイナビニュースSlashdot)。

14125928 story
ゲーム

Unityデスクトップ環境がLomiriへ改名、ゲームエンジンとの混乱解消へ 23

ストーリー by hylom
ずっと大丈夫かと心配してました 部門より

Ubuntuで採用されていたデスクトップ環境「Unity」(Unity 8)が、「Lomiri」に改名する。ゲームエンジン「Unity」との混同を防ぐのが目的だという(PhoronixUbportsによる説明)。

実際、Unityの開発者らは、頻繁に「3Dモデルやメッシュをインポートするにはどうすれば良いのか」といった、ゲームエンジンのほうのUnityに関する質問を受けることがあったそうだ。また、Unityの依存パッケージには「ubuntu-ui-toolkit」のように「ubuntu」という名前が入ったパッケージが存在し、これがUbuntu以外のディストリビューションでUnityを提供する際に懸念となっていたという。そのため、「unity8」は「lomiri」に改名し、また「ubuntu-ui-toolkit」といった「ubuntu」が名前に入っているパッケージは「lomiri-ui-toolkit」のように「ubuntu」を「lomiri」に置き換えた名前に変更するとのこと。

14118573 story
医療

Microsoft、モバイル向けセキュリティソリューションを開発中 10

ストーリー by headless
開発 部門より
Microsoftは20日、企業向けエンドポイントセキュリティソリューションMicrosoft Defender Advanced Threat Protection(ATP)のLinux版パブリックプレビュー開始をアナウンスするとともに、Android/iOS向けのセキュリティソリューションも開発していることを明らかにした(Microsoft Securityのブログ記事Bleeping Computerの記事Neowinの記事On MSFTの記事)。

Microsoft Defender ATPは以前Windows Defender ATPと呼ばれていたが、昨年Mac向けにも提供開始したのに合わせて改称され、Ignite 2019ではLinuxサーバー向けの提供計画が明らかにされていた。今回のパブリックプレビューでは6つのLinuxサーバーディストリビューション(RHEL 7+ / CentOS Linux 7+ / Ubuntu 16 LTSおよび以降のLTS / SLES 12+ / Debian 9+/ Oracle EL 7)に対応するとMicrosoft Defender ATPブログでアナウンスされたようだが、該当記事は見当たらない。モバイル向けのソリューションについては、24日から米サンフランシスコで開催されるRSA Conference(RSAC) 2020にて何らかの披露を行う計画のようだ。

なお、RSAC 2020では新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響でIBMやAT&T Cybersecurity、Verizonがスポンサーとしての参加を取りやめるなど、米国7社・中国6社・カナダ1社の計14社が21日までにスポンサーまたは出展者としての参加取りやめを表明している。中国の6社はいずれも渡航制限により参加できなくなったという。一方、ロンドン・ブリード市長はサンフランシスコでのCOVID-19の感染リスクは低いと説明する書状をRSAC参加者あてに送っており、会場となるモスコーネセンターではコロナウイルスに効果のある消毒剤を清掃に使用するなどの対策も取られるとのことだ。
14115795 story
Windows

韓国政府、Windows 7マシンからLinuxへの移行を実施へ 87

ストーリー by hylom
選択肢を選べ 部門より

Anonymous Coward曰く、

韓国政府が政府機関で使われているWindows PCのLinuxへの移行を計画しているという(GIGAZINEFOSSBYTES)。

この話は以前にも紹介されているが、背景の1つには、Window 7のサポート終了があるという。稼働していたWindows 7マシンをWindows 10に切り替えるにはおよそ7800億ウォン(約6億5500万ドル)の費用が必要になると見積もられているそうで、そのコスト削減やシステムのWindows依存を減らすことがLinux移行の目的だという。

すでにいくつかの部門ではUbuntuベースの「Harmonica OS」の導入が進められているほか、ほかのディストリビューションを採用している部門もあるという。また、Windowsを完全に廃止する訳ではない模様。

14104386 story
IBM

IBMはレッドハットに飲み込まれる。Robert X. Cringely氏の予測 12

ストーリー by hylom
どこへ向かうのか 部門より

Anonymous Coward曰く、

技術評論家Robert X. Cringely氏が20年以上に渡り続けてきた、技術予想の発表が今年も行われた。今年の予想はすべてIBMに関わるものになっている。

予想の1つは、IBMのGlobal Technology Services(GTS)部門が夏までに売却されるというもの。GTSはIBMのインフラストラクチャーサポートとハードウェアコンサルティングを扱うビジネスコンサルティング部門で、数万人規模の大量の従業員を抱えているとされている。Cringely氏によれば、売却先はプライベート・エクイティか、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ (HPE)、もしくはOracleになるとしている。それはサクセスストーリーとは言えないが、近く辞任する現CEO、Ginni Rometty氏には選択余地は無いとしている。

また、IBMの新しいCEOはArvind Krishna氏になることが発表されている。同氏はクラウド・コグニティブソフトウエア部門の責任者を務め、レッドハット買収の立役者となった人物。もっとも同部門は、クラウド以外の収益源によって支えられている部門とされている。IBMの次期会長はレッドハットCEOのJim Whitehurst氏になると予想している。同氏によれば、Jim Whitehurst氏は、IBMからの離脱を考えているが、Ginni Rometty氏は彼を退職させないため、望む報酬を与えることになるだろう。

仮にJim Whitehurst氏が会長になった場合、彼は現在のIBMの仕事を制限することになるだろう。彼はノースカロライナ州にIBM本社を移動させ、IBM自体をレッドハットにしてしまうことを考えているという。そしてIBMの主力部門の一つであるGlobal Business Services(GBS)についても、ほとんどの従業員が1年でリストラされることになる。その結果IBMは、今後1〜2年で利益を失っていき、それはAmazon Web Service(AWS)の利になるだろうとしている(I, CringelySlashdot)。

14104379 story
Linux

Linuxカーネル5.6、32ビット版で2038年問題への対応が行われる 54

ストーリー by hylom
ついに 部門より

headless曰く、

Linuxカーネル5.6(Linuxカーネル5.4/5.5にバックポートされる可能性も高い)の32ビット版で2038年問題(Y2038)への対応が初めて行われたという(Arnd Bergmann氏のメーリングリスト投稿PhoronixThe Register)。

Y2038はUNIX時間が2038年1月19日3時14分7秒(UTC)以降、符号付き32ビット整数で表現できる範囲を超えてしまうという問題だ。OpenBSDは2014年にY2038対応しているが、Linuxの場合64ビットシステムでは64ビット整数が標準のため影響は少ないものの、カーネルとユーザー空間が分かれていることから32ビットシステムでの対応は簡単に進められる問題ではなかったという。なお、2038年に32ビットPCが使われていない可能性は高いが、32ビットの埋め込みシステムが多数残っている可能性もある。

Arnd Bergmann氏らは何年にもわたってY2038対応に取り組んでおり、32ビットシステムでも64ビットのtime_tが使われるようにするなどの修正を進めていた。Bergmann氏によればLinuxカーネル5.6が2038年以降も32ビットシステムで実行可能な初のリリースとなるが、いくつか注意すべき点が残されているという。たとえば、ユーザー空間は64ビットtime_tを使用するようコンパイルする必要がある。また、タイムスタンプに符号付き32ビット整数を使用するファイルシステムの問題など、64ビットシステムに影響する問題は32ビットシステムにも適用されるとのことだ。

14093177 story
ビジネス

ターボリナックス社、営業終了 73

ストーリー by hylom
紆余曲折 部門より

Anonymous Coward曰く、

昨年末になるが、国産デスクトップLinux「Turbolinux」のブランドを所有していたターボリナックス社が営業を終了したそうだ。

Turbolinuxの商標や関連事業は、同社のパートナー企業であるターボシステムズ株式会社に譲渡されたようだ。

国産商用デスクトップLinuxとして、雑誌添付の無料版も含め、利用していた方もいるだろう。個人的には、商用日本語フォントやATOK等、比較的簡単に優れた日本語デスクトップLinuxが使える唯一の選択肢であり、細々とでも営業を続けて欲しかったので、残念でならない。

14091286 story
Windows

Windows 7のサポート終了でユーザー増を期待するLinuxディストロメーカー 103

ストーリー by headless
期待 部門より
1月14日のWindows 7延長サポート終了に伴い、Linuxディストロメーカーの間でユーザー増加への期待が広がっているそうだ(Softpediaの記事[1][2][3])。

Softpediaによると、Canonicalが14日にWindows 7からUbuntuへのアップグレードを呼びかけたのをはじめ、韓国のLinuxディストロメーカーも同様のキャンペーンを実施しているという。CanonicalではUbuntuが無料で使用できることのほか、Windowsで使い慣れたアプリ(Google Chrome/Spotify/WordPress/Blemder/Skype)が使えることやWebアプリならWindows上と変わりなく使えること、高いセキュリティが得られることなどを挙げている。

ただし、UbuntuなどのLinuxディストロはWindowsから移行しても違和感なく使用できるようデザインされているものの、Windowsからのアップグレードでデータや設定が移行できるわけではない。Ubuntu Desktop Editionのシステム要件は、Windows 10のシステム要件(これで十分かどうかは別として)よりむしろ高い。Softpediaによれば、今までWindows 7を使い続けていたユーザーのうち、サポートが終了したからといってLinuxへ移行するユーザーがそれほどの数になるとは考えられないとのこと。

一方、IDCの調査報告書によると、米企業のIT部門では現行のWindows 7 PCの13%をMacに置き換える計画だという(Computerworldの記事9to5Macの記事)。実際に既存PCのOSをLinuxに移行するよりも、買い替えでMacを導入する方がありそうな感じだ。スラドの皆さんのご意見はいかがだろうか。
14082034 story
統計

Windows 7、4分の1以上のシェアを維持したまま2019年を終える 66

ストーリー by headless
維持 部門より
延長サポート終了まで10日間を切ったWindows 7だが、Net ApplicationsのデスクトップOSバージョン別シェアデータ2019年12月分によると、4分の1以上のシェアを維持したまま2019年を終えたようだ。

1位のWindows 10は前月から1.56ポイント増加して54.89%となっているが、2位のWindows 7は0.60ポイント減の26.26%にとどまる。3位と4位はmacOSの世代交代で順位が入れ替わり、Mac OS X 10.15が4.32%(0.39ポイント増)、Mac OS X 10.14が3.70%(0.45ポイント減)となっている。5位のWindows 8.1は変動なしの3.32%。このほかのOSバージョンの変動は小さく、Windows XP(0.45ポイント減、1.40%)の変動幅が最も大きい。Windows XPは7位に後退し、Mac OS 10.13(0.08ポイント減で1.65%)が6位に上昇した。OS種類別ではWindowsのみ増加しており、0.57ポイント増の86.63%。Mac OSは0.19ポイント減の11.41%、Linuxは0.27ポイント減の1.38%などとなっている。

2019年12月のデータを2019年1月分と比較すると、Windows 10は13.99ポイント増加、Windows 7は10.93ポイント減少した。なお、12月分はWebページ上の表示とCSV/JSON形式でダウンロード可能なデータに含まれる数字が一部異なっているが、ここではダウンロード可能なデータを元にしている。
14059613 story
ゲーム

Valve、Steam Controller終了へ 18

ストーリー by headless
終了 部門より
Valveがゲームコントローラー「Steam Controller」の生産を終了するそうだ(The Vergeの記事BetaNewsの記事VentureBeatの記事)。

2013年に発表されたSteam Controllerはデュアルトラックパッドを搭載するSteam専用のゲームコントローラーだ。スラドで当時話題になったプロトタイプはタッチスクリーンを搭載していたが、製品版は非搭載となっている。Steam Controllerとともに発表された専用ハードウェア「Steam Machines」は既になく、専用OS「SteamOS」がSteamのOSランキングに入ったことはない

現在、米国のSteamストアではSteam Controllerが90%引きの5ドルで販売されており、The Vergeの記事によると送料の方が高いそうだ。キャリングケースやスキンといったアクセサリーも90%引きで販売されている。
14044824 story
マイクロソフト

Microsoft、マルウェア対策ソフト「Defender」を2020年にLinuxでも利用可能にする方針 32

ストーリー by hylom
どういう形で提供されるのだろう 部門より

taraiok曰く、

MicrosoftがWindows向けに提供しているセキュリティ機能「Defender」のLinux版が今後提供される予定だという(ZDNetFOSSBYTESSlashdot)。

MicrosoftのコーポレートバイスプレジデントであるRob Lefferts氏が述べたもの。すでにMac向けに「Microsoft Defender ATP for Mac」がアナウンスされているが(過去記事、Linux版については2020年に利用可能になるという。

なおTechSpotの10月の記事によると、DefenderはAV-Comparativeによって行ったテストで、オンライン保護率99.96%を達成。トップ10入りに成功したとしている。具体的には8位でAviraと同率だった

14039292 story
BSD

Linux Professional Institute、BSDスペシャリスト認定プログラムを開始 30

ストーリー by hylom
BSDをまとめてしまうのか 部門より

Anonymous Coward曰く、

Linux関連の認定資格プログラムLPICを提供しているLPI(Linux Professional Institute)が、BSDスペシャリスト認定を始めるそうだ。

求められる能力として以下のものが挙げられている。

  • BSDオペレーティングシステムの実用的な知識がある:FreeBSD、NetBSD、およびOpenBSD
  • BSDオペレーティングシステムをインストール、管理、および構成できる
  • ハードウェアの構成、カーネルパラメーターの設定、システムセキュリティの管理ができる
  • BSDシステム管理、ジョブスケジューリング、およびシステム自動化に関する基本的な知識がある
  • ネットワーク管理の基本的な知識がある

なお現時点では英語版のみで費用は200ドル、日本語対応は来年予定となっている。

14032320 story
GNU is Not Unix

自然史博物館収蔵の鳥類・哺乳類標本、自然界の性比よりもオスが多いとの調査結果 31

ストーリー by headless
標本 部門より
英国・ロンドン自然史博物館の研究チームが英国および米国、フランスの自然史博物館に収蔵されている鳥類と哺乳類の標本を調査したところ、自然界における性比よりも大きな偏りがみられたとして収蔵品選定時に留意するよう呼び掛けている(論文Daily Mail Onlineの記事Manchester Evening Newsの記事The Guardianの記事)。

調査には地球規模生物多様性情報機構(GBIF)の記録を用い、ロンドン自然史博物館のほか、米国のアメリカ自然史博物館、フィールド自然史博物館、国立自然史博物館(スミソニアン)および、フランス国立博物館が1751年から2018年に入手した標本のデータを目別・種別に集計した。集計からは若い個体の標本や亜種名などを除き、標本が100点以上ある種(歴史的変動の調査では50点以上)のみを対象にしている。また、性別未判定の標本については分析の対象にしていない。

結果としては、鳥類標本1,395,748点のうちメスが20%、オス31%、性別未判定49%となり、哺乳類標本では1,100,580点のうちメス41%、オス44%で性別未判定は15%と鳥類よりも大幅に少なかったという。これは哺乳類の性別が鳥類よりも判別しやすいためとみられる。性別未判定の標本を除外すると鳥類標本の40%、哺乳類標本の48%がメスとなる。鳥類の場合は自然界でもオスがメスよりもやや多い(187種の中央値でメスが44.8%)ものの、標本の方が偏りが大きい。一方、哺乳類の多くは自然界での性比も1:1程度と考えられるため、標本のメス48%は大きな差ではないとみている。ただし、偏りは基準標本で特に大きく、メスは鳥類の27%、哺乳類の39%に過ぎないとのこと。
14019234 story
インターネット

MicrosoftのEdgeブラウザ、Linux版がリリースされる可能性 50

ストーリー by hylom
選択肢 部門より

MicrosoftがLinuxで動作するEdgeブラウザの提供を検討しているという(ZDNet Japan)。

MicrosoftでEdge開発に携わっている開発者によるTweet によると、MicrosoftはLinux版Edgeの提供に向けて要件を詰めている状況だという。

EdgeブラウザについてはChromiumベースのものが開発中で、macOS向けのβ版もリリースされている。

14009250 story
ソフトウェア

Linuxディストロ別のsnapトップ5、spotifyが人気 26

ストーリー by headless
人気 部門より

6つのLinuxディストロについて、snapの人気トップ5をCanonicalが公開している(Snapcraftのブログ記事BetaNewsの記事)。

最も人気が高いのはspotifyで、すべてのディストロでトップ5入りしており、4ディストロで1位となっている。昨年最も人気のあったsnapもspotifyだった。続いてcode/skype/slackが3ディストロ、vlc/lxd/discordが2ディストロでトップ5入りしている。Arch LinuxとManjeroは順位が一部異なるものの、トップ5がすべて共通していた。逆にCentOSとDebianで他と共通するsnapはspotifyとlxdの2本のみとなっている。ブログ記事ではDebianでfirefoxが3位、Ubuntuでchromiumが4位に入っていることが興味深い点として指摘されている。

各ディストロのトップ5は以下の通り。

  Arch Linux CentOS Debian Fedora Manjaro Ubuntu
1 spotify wekan spotify spotify spotify vlc
2 code lxd lxd vlc code spotify
3 skype microk8s firefox code slack skype
4 discord spotify nextcloud postman discord chromium
5 slack helm pycharm-community slack skype canonical-livepatch
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

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