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結果として本好きの子が少ないのは事実で、大学生も本を読んでいないわけだから本好きなんだけどたまたま読む本がない、といういいわけは通らない。小学校ではかなりの冊数の本を読ませているわけだから、子供の頃から本を読んでいないわけではない。そのうちのある程度の冊数は学校の課題図書でしょ。
それに、読書の時間、ってのも意義が感じられない。一冊の本を読むのに要する時間を仮に二時間としましょうか (速いと思うけど)。小学校では一月に 15 時間、中学校でも一月に5時間程度は読書に時間さいているわけです。仮に読書の時間が週に一時間としましょうか。そうすると、一月5時間です。15 → 20 時間、5 → 10時間、で、一月 2.5 冊です。誰がどう見ても質的な変化の生じるような変化とはいえないでしょう。それに、普通の子はもっと読むのが遅いから、読む本の数も読書の時間の効果もこれより少なくなる。
また、読みたい本が見つからない、ですけど、これまで別に推薦図書の紹介をさぼってきたわけではないでしょう。単に、教育界がこれまで推薦してきた本を子供が面白いと思っていないわけです。おまけに、付録であげられている本は、そういう線から外れたものではない、と言い切れますし。
今から昔を思うに、多少乱暴だけど、小中学生にはある程度の基本的な表現力を付けることに絞る、高校では技術を (例えば「理科系の作文技術」でも本多氏あたりの実践的なジャーナリズム向けの技法でもいいですけど) 教えて欲しかったような気もする。日本語の伝達がぼろぼろ、ってのは私も常日頃分かってはいるし、そこ何とかして欲しい (というのは贅沢なのは分かっているんだけど)。
他の国語授業をつぶして「読書の時間」を設けるということなのですから
当然そういうことでしょう。国語のコマが増えるとでも思っていたんですか。呆れる。
くだらないことを言う前に自分で確かめたらどうです?そうしたら嘘をつかなくても済むようになりますよ。審議会で出た意見では「朝の読書の時間」の充実や「読書の科目」の新
国語審議会が望むと一日が 25 時間にも 26 時間にもなったりする
誰もそんな話はしてませんが、何か。さらにこのトピックは審議会じゃなくて、国語分科会ですが。何か根本的に理解できてませんね。実におきのどくです。 ゆとり教育で授業の時間は減らされてきています。必要であれば再び増やす余地は十分にあります。さらに他の科目との優先度の問題で、「読書の時間」がそれほど重要ならば、国語の時間を割かずに他の時間からやりくりすることも可能でしょう。要は従来の枠を越えてでも読書の時間を確保した方が良い、と分科会が言っているのです。
我々の住むリアルな世界では、何かに授業の
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
とりあえず審議経過、付録とも出ていますが (スコア:1)
Re:とりあえず審議経過、付録とも出ていますが (スコア:1)
…という結論は飛躍しすぎでは?
私に言わせれば、学校現場における国語教育が子供の生育に与える影響など、さほど大きくはない、と思います。むしろ周辺環境に寄るところが大きいかと。
さて、某公立高校国語教員のワタクシが以前生徒200名弱に行った調査(うちはいわゆる「底辺校」)で、読書傾向の低い生徒の生育歴を辿ってみると、むしろ本との関わりはせいぜい小学校低学年ぐらいまでの言語体験に関わる方が大きいような気がしますよ。あくまでごく少数のデータの上に立つ推測の部分が大きい
No foolery,No life.
高城"Dunna"戎太郎
Re:とりあえず審議経過、付録とも出ていますが (スコア:2, すばらしい洞察)
結果として本好きの子が少ないのは事実で、大学生も本を読んでいないわけだから本好きなんだけどたまたま読む本がない、といういいわけは通らない。小学校ではかなりの冊数の本を読ませているわけだから、子供の頃から本を読んでいないわけではない。そのうちのある程度の冊数は学校の課題図書でしょ。
それに、読書の時間、ってのも意義が感じられない。一冊の本を読むのに要する時間を仮に二時間としましょうか (速いと思うけど)。小学校では一月に 15 時間、中学校でも一月に5時間程度は読書に時間さいているわけです。仮に読書の時間が週に一時間としましょうか。そうすると、一月5時間です。15 → 20 時間、5 → 10時間、で、一月 2.5 冊です。誰がどう見ても質的な変化の生じるような変化とはいえないでしょう。それに、普通の子はもっと読むのが遅いから、読む本の数も読書の時間の効果もこれより少なくなる。
また、読みたい本が見つからない、ですけど、これまで別に推薦図書の紹介をさぼってきたわけではないでしょう。単に、教育界がこれまで推薦してきた本を子供が面白いと思っていないわけです。おまけに、付録であげられている本は、そういう線から外れたものではない、と言い切れますし。
どうもなんだか、あなたは教養がありすぎるようで (スコア:1)
本が「好き」とか「嫌い」とかじゃなくて、「本?カンケーネーヨ」(心の底から)という感じの層が増えてるんですよ、実際。
本来「読書」とは、自ら読むべきものを選択して読む行為だと思います。そのレベルには到底達してない生徒が増えているのが現状です。あなたが言っているようなことが実際に出来た(<課題図書を読む、推薦図書の紹介に耳を傾ける、小学校でかなりの冊数の本を読む、等を本当に実行した)生徒は心配ないんですよ。
とにかく、やってねえんだよ!小中学校の先生はやらせようとしたが、やらずにきたの。そんな生徒でも定員割れなら入学させなきゃならないの!(ハアハア)
あなたが「意義が感じられない」と言っているのは、「九九は小学校でやったから、高校で教える必要はない」「ひらがなは小学校に上がるぐらいで覚えたはずだから大丈夫」と同じような思いこみでしかない。
現実は…どちらもやってますが?あなた自身にはバカバカしく思えるでしょう。それはある種正しいんです。
それから、私は推薦図書に上がっている本の善し悪しについてはまったく論じていませんので念のため。
No foolery,No life.
高城"Dunna"戎太郎
Re:どうもなんだか、あなたは教養がありすぎるようで (スコア:1)
今から昔を思うに、多少乱暴だけど、小中学生にはある程度の基本的な表現力を付けることに絞る、高校では技術を (例えば「理科系の作文技術」でも本多氏あたりの実践的なジャーナリズム向けの技法でもいいですけど) 教えて欲しかったような気もする。日本語の伝達がぼろぼろ、ってのは私も常日頃分かってはいるし、そこ何とかして欲しい (というのは贅沢なのは分かっているんだけど)。
Re:どうもなんだか、あなたは教養がありすぎるようで (スコア:0)
Re:どうもなんだか、あなたは教養がありすぎるようで (スコア:1)
Re:どうもなんだか、あなたは教養がありすぎるようで (スコア:0)
Re:どうもなんだか、あなたは教養がありすぎるようで (スコア:0)
くだらないことを言う前に自分で確かめたらどうです?そうしたら嘘をつかなくても済むようになりますよ。審議会で出た意見では「朝の読書の時間」の充実や「読書の科目」の新
Re:どうもなんだか、あなたは教養がありすぎるようで (スコア:0)
Re:どうもなんだか、あなたは教養がありすぎるようで (スコア:1)
Re:どうもなんだか、あなたは教養がありすぎるようで (スコア:0)
誰もそんな話はしてませんが、何か。さらにこのトピックは審議会じゃなくて、国語分科会ですが。何か根本的に理解できてませんね。実におきのどくです。
ゆとり教育で授業の時間は減らされてきています。必要であれば再び増やす余地は十分にあります。さらに他の科目との優先度の問題で、「読書の時間」がそれほど重要ならば、国語の時間を割かずに他の時間からやりくりすることも可能でしょう。要は従来の枠を越えてでも読書の時間を確保した方が良い、と分科会が言っているのです。