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教科書の構成については、携帯性の問題を除けばこういう構成の方が素敵だと思います。日本の典型的な教科書は、進みの早い子供には退屈だと思います。
単位系の問題についても、確かにお金の計
単位系の問題についても、確かにお金の計算とかは多少ややこしくなるかも知れないけど、数学や科学の原理は基本的に単位系非依存なんだから、それほど重要とは思えない。
昔(10年ぐらい前)高校の化学と物理では気体
世の中のかなりの人が重量と質量の区別がついてないように思えるのは私の妄想でしょうか?
なるほど, それでスピードの出しすぎでガードレールに突っ込む自動車が後を絶たないわけですね.
えっと, 重量という言葉の定義が若干曖昧なのですが, 対比として質量を挙げた場合, 地球上においては質量に地表面での重力加速度をかけた値の下向きの力を示す場合が多いと思いますし, ここでもそのつもりで書いています. 一方, 質量の方は単なる質量ですから, そもそも単位の次元が異なります. 力について考えた場合は, 質量が一定だとしても加速度が異なれば, その加速度を得るために必要な力は異なってきます. すなわち重量は質量が同じなら変わることは有りませんが, 質量を加速する場合には加速度によって力はいかようにでも変わるわけです.
さて, ここで先の自動車の話に戻してみると, コーナリングにおける向心加速度はRが一定だとすれば接線速度が大きくなるほど増大します. そのため, 重量・質量が一定であるにも関わらず, 必要な向心力は増加し, タイアの限界を超えたところでクラッシュとあいなる次第です.
こんな具合に日常的に重量と質量の違いが潜んでいる部分は多いはずなのですが, このあたりはやっぱり実験(例えばバネ秤で車を引っ張ってみるとか)しないと初等教育レベルでは感覚的には掴めないのかもしれません. ですから質量なんか知ったこっちゃ無いというのは実に納得できる意見なのです.
なもんで, 私は教育で使うなら混乱しやすいkg重より, システマチックに整理されたSI単位のNを使え派です. 確かにkg重の日常感覚も捨てがたいという主張は分かるのですが, 力と質量の区分もつかない輩がkg重を主張するのを見ると, すっこんでいろと言いたくなります.
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
「アメリカの理数科教育」のページ (スコア:1)
教科書の構成については、携帯性の問題を除けばこういう構成の方が素敵だと思います。日本の典型的な教科書は、進みの早い子供には退屈だと思います。
単位系の問題についても、確かにお金の計
Re:「アメリカの理数科教育」のページ (スコア:0)
昔(10年ぐらい前)高校の化学と物理では気体
単位の混乱を言ったら (スコア:1)
世の中のかなりの人が重量と質量の区別がついてないように思えるのは私の妄想でしょうか?
Re:単位の混乱を言ったら (スコア:0)
「質量」が問題になる場面に遭遇することはないのでは?
(「質・量ともに...」と言う場合を除く)
Re:単位の混乱を言ったら (スコア:2, おもしろおかしい)
なるほど, それでスピードの出しすぎでガードレールに突っ込む自動車が後を絶たないわけですね.
Re:単位の混乱を言ったら (スコア:0)
すんまそん、なんでそうなるのか全然理解できないんだけど・・
「重量」と「質量」の違いは理解してるつもりだけど・・
(「重量=重力の大きさ」「質量=慣性の大きさ」でOKだよね?)
解説きぼんぬ。
#理解できないのでAC。
Re:単位の混乱を言ったら (スコア:1)
えっと, 重量という言葉の定義が若干曖昧なのですが, 対比として質量を挙げた場合, 地球上においては質量に地表面での重力加速度をかけた値の下向きの力を示す場合が多いと思いますし, ここでもそのつもりで書いています. 一方, 質量の方は単なる質量ですから, そもそも単位の次元が異なります. 力について考えた場合は, 質量が一定だとしても加速度が異なれば, その加速度を得るために必要な力は異なってきます. すなわち重量は質量が同じなら変わることは有りませんが, 質量を加速する場合には加速度によって力はいかようにでも変わるわけです.
さて, ここで先の自動車の話に戻してみると, コーナリングにおける向心加速度はRが一定だとすれば接線速度が大きくなるほど増大します. そのため, 重量・質量が一定であるにも関わらず, 必要な向心力は増加し, タイアの限界を超えたところでクラッシュとあいなる次第です.
こんな具合に日常的に重量と質量の違いが潜んでいる部分は多いはずなのですが, このあたりはやっぱり実験(例えばバネ秤で車を引っ張ってみるとか)しないと初等教育レベルでは感覚的には掴めないのかもしれません. ですから質量なんか知ったこっちゃ無いというのは実に納得できる意見なのです.
なもんで, 私は教育で使うなら混乱しやすいkg重より, システマチックに整理されたSI単位のNを使え派です. 確かにkg重の日常感覚も捨てがたいという主張は分かるのですが, 力と質量の区分もつかない輩がkg重を主張するのを見ると, すっこんでいろと言いたくなります.
Re:単位の混乱を言ったら (スコア:0)
「重量=質量*加速度(地球では1G)」であって、重量と重力は等しくないです。重力は力の事だし。
で、少なくとも古典物理では「力=質量*加速度」だから、厳密には遠心力やブレーキ時の減速力に重量は影響しないって事では。更に厳密に言うと、
Re:単位の混乱を言ったら (スコア:0)
× 重量と重力は等しくないです
○ 重量と質量は等しくないです
Re:単位の混乱を言ったら (スコア:2, 参考になる)
貿易の時、困るよ。
赤道付近と高緯度では馬鹿にできない誤差になります。
穀物なんかを重量で量った日にゃ、船1隻で何トン違うか?
そういう訳で、秤は、基準質量で較正しています。
(力学的な力で較正するんじゃなく、『モノ』の質量を基準にしている)
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:単位の混乱を言ったら (スコア:1)