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重い重いと言われていたEnlightenmentでさえ, 最近の重量級プログラム(FirefoxとかOOo, GIMP等)を快適に使える環境であれば誤差範囲みたいなものです. PentiumIII 500MHzにメモリ192MBなんて環境でさえ特に問題なく使えていましたから. そういう点では, 軽さ求めてtwmを選択するのは今日的には的外れだと思います. もちろん機能としてtwm以上の物を求めていないので, 余計な物が無いほうがいいというのはありだと思いますが.
ウィンドウマネージャを選択するポイントは次の3つでしょうか
最初の仮想デスクトップは現在ではほぼ標準的な機能ですが, twmみたいな古典的な物ではサポートしていないので, 必要と考えるのならもうちょっと最近の(大体fvwm以降のほとんど全てが当てはまりますが)ウィンドウマネージャを選ぶことになります.
次の項目は統合デスクトップを前提とするかどうかってことですね. 例えばBlackbox [sourceforge.net]なんかだとコマンド起動や各種設定なんかは統合デスクトップのユーザインターフェイスを前提としていて, ウィンドウマネージャとしてはウィンドウの操作そのものに特化しています. これはこれで一つの見識なんですが, 統合デスクトップなんて面倒くさいものは使ってられないなんて人には自然と候補から外れることになります.
最後の配置制御のカスタマイズなんですが, 通常のウィンドウ配置に加えて, アプリケーション毎のデフォルト位置設定, 優先度指定, 仮想デスクトップでのsticky設定あたりですね. 単独のウィンドウマネージャだとほとんど機能的な差異は無いんですけど, 統合デスクトップに付属のウィンドウマネージャだと(具体的に名前を出すとちょっと前のkwmとかだと), このあたりの機能が貧弱で使い勝手が悪かったりします.
個人的には, ウィンドウマネージャはもっと重くてもいいと思うんですけどね. 最近はエントリレベルやチップセット内蔵グラフィックでも10年前のハイエンドグラフィックボードを凌駕する処理性能を持っているんだから, 仮想デスクトップで他のデスクトップの動作状況をサブウィンドウでライブで見れるとか, よくある擬似透過画面とかじゃなく, 動作中のウィンドウ間で動的にα値を設定して下の画面の動作状況を透かしてみるとかができるウィンドウマネージャなら重くても価値があると思うんですけどね.
> 個人的には, ウィンドウマネージャはもっと重くてもいいと思うんですけどね.> 最近はエントリレベルやチップセット内蔵グラフィックでも10年前のハイエンド> グラフィックボードを凌駕する処理性能を持っているんだから,
それならCompizがある(重いかは知らないけど)。抓んだらぐにゃぐにゃ曲がるウィンドウや、半スケのタイトルバー、ぐるぐる回る仮想デスクトップ(その他色々)。
3Dというとそういう発想になるのが, 逆にウィンドウマネージャの発展を阻害していると私は考えます.
どれもいらねえ機能じゃん→3Dいらね
っていう論理ですね.
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
twmあたりが軽くていい。 (スコア:0)
Enlightenmentでさえ今では軽い (スコア:3, 参考になる)
重い重いと言われていたEnlightenmentでさえ, 最近の重量級プログラム(FirefoxとかOOo, GIMP等)を快適に使える環境であれば誤差範囲みたいなものです. PentiumIII 500MHzにメモリ192MBなんて環境でさえ特に問題なく使えていましたから. そういう点では, 軽さ求めてtwmを選択するのは今日的には的外れだと思います. もちろん機能としてtwm以上の物を求めていないので, 余計な物が無いほうがいいというのはありだと思いますが.
ウィンドウマネージャを選択するポイントは次の3つでしょうか
最初の仮想デスクトップは現在ではほぼ標準的な機能ですが, twmみたいな古典的な物ではサポートしていないので, 必要と考えるのならもうちょっと最近の(大体fvwm以降のほとんど全てが当てはまりますが)ウィンドウマネージャを選ぶことになります.
次の項目は統合デスクトップを前提とするかどうかってことですね. 例えばBlackbox [sourceforge.net]なんかだとコマンド起動や各種設定なんかは統合デスクトップのユーザインターフェイスを前提としていて, ウィンドウマネージャとしてはウィンドウの操作そのものに特化しています. これはこれで一つの見識なんですが, 統合デスクトップなんて面倒くさいものは使ってられないなんて人には自然と候補から外れることになります.
最後の配置制御のカスタマイズなんですが, 通常のウィンドウ配置に加えて, アプリケーション毎のデフォルト位置設定, 優先度指定, 仮想デスクトップでのsticky設定あたりですね. 単独のウィンドウマネージャだとほとんど機能的な差異は無いんですけど, 統合デスクトップに付属のウィンドウマネージャだと(具体的に名前を出すとちょっと前のkwmとかだと), このあたりの機能が貧弱で使い勝手が悪かったりします.
個人的には, ウィンドウマネージャはもっと重くてもいいと思うんですけどね. 最近はエントリレベルやチップセット内蔵グラフィックでも10年前のハイエンドグラフィックボードを凌駕する処理性能を持っているんだから, 仮想デスクトップで他のデスクトップの動作状況をサブウィンドウでライブで見れるとか, よくある擬似透過画面とかじゃなく, 動作中のウィンドウ間で動的にα値を設定して下の画面の動作状況を透かしてみるとかができるウィンドウマネージャなら重くても価値があると思うんですけどね.
Re: (スコア:0)
> 個人的には, ウィンドウマネージャはもっと重くてもいいと思うんですけどね.
> 最近はエントリレベルやチップセット内蔵グラフィックでも10年前のハイエンド
> グラフィックボードを凌駕する処理性能を持っているんだから,
それならCompizがある(重いかは知らないけど)。
抓んだらぐにゃぐにゃ曲がるウィンドウや、半スケのタイトルバー、ぐるぐる回る
仮想デスクトップ(その他色々)。
Re:Enlightenmentでさえ今では軽い (スコア:1)
3Dというとそういう発想になるのが, 逆にウィンドウマネージャの発展を阻害していると私は考えます.
どれもいらねえ機能じゃん→3Dいらね
っていう論理ですね.