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高3の秋口にAO入試や推薦入試で合格が決まってしまうと、高校の2学期3学期の勉強に身が入らない、っていう苦情が高校の先生から大学に寄せられています。 大学の学部でも、3年の前期までは「優が何個」とか言ってますが、内定をもらったら頑張って優を取る動機が亡くなって、とりあえず単位を落として留年し無けりゃいいや、という態度になったり。 修士の学生も、結局これらと一緒では。 特に、修士号を取るための研究テーマと就職先の業務とは関係ないことが多いので、研究をさぼってもその先の人生に関係ないように思う学生も多いでしょう。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
就職活動の時期の問題より… (スコア:1)
在学中の限られた時間、若くて物覚えも良くパワーもある時期に自分を磨けば、結局は就職後も有利になるように思えます。
その一方で、能力のある人はその分苦労も多いように思います。そういう人はコキ使われるだけで、
頭の固い年寄り(しかも人数が多い)に抑えつけられて疲弊してしまう。そんな夢のない世の中になっているのかも知れない。
私は反射的にそんな危惧を抱きましたが、皆様は如何でしょうか。
# 数が多いので斜め読みですが、近いのはこの意見 [srad.jp]ぐらいしか見つけられませんでした。
# 見落としてたり、そんなこと言わずもがな、だったらすみません。
Re:就職活動の時期の問題より… (スコア:1)
高3の秋口にAO入試や推薦入試で合格が決まってしまうと、高校の2学期3学期の勉強に身が入らない、っていう苦情が高校の先生から大学に寄せられています。 大学の学部でも、3年の前期までは「優が何個」とか言ってますが、内定をもらったら頑張って優を取る動機が亡くなって、とりあえず単位を落として留年し無けりゃいいや、という態度になったり。
修士の学生も、結局これらと一緒では。 特に、修士号を取るための研究テーマと就職先の業務とは関係ないことが多いので、研究をさぼってもその先の人生に関係ないように思う学生も多いでしょう。
Re:就職活動の時期の問題より… (スコア:2, 興味深い)
ご意見にものすごく心当たりがあるので同意(苦笑)した上で、年寄りくさいことを書きます。
大学院のうちに何かものすごい成果を挙げれば、もちろんそれは凄いことです。
でも大学院で必ず成し遂げるべきことは、将来にわたって自分の武器になる「何か」を手に入れることだと思います。
研究上のアイデアや成果、勉強法、研究手法、知識、人脈や信用(!)、どれもあとでボディーブローのように効いてきます。
そういうものを獲得する時期として、在学中の時期はとても貴重です。
遊び呆けている人たちは、これらを十分に獲得できている自信があるでしょうか。
大学の環境が劣悪でやる気が出ない、なんて場合もあるかも知れません。でも、自己研鑽のチャンスは世の中にたくさんあります。
縁のある企業や研究所(や他大学の研究室?)に押しかけたり、論文誌を読み漁るだけでもずいぶん違います。大きな学会に自腹で一回余計に出かけるだけでも、すごい量の勉強ができるでしょう。
でもそんな小言は多かれ少なかれ、大学の先生方が既に言われているだろうとも思います。
そこまで言われても、やる気が出ないような人が多すぎるのだとしたら、どうでしょう。
これはもっと根が深い、教育や雇用のシステム全体の問題なのかも知れない、と私は思うのです。すぐに変わるもんじゃないのは百も承知です。でもそれを忘れて形式論に陥っては、せっかくの議論も無駄になりかねないと思うのですよ。
# 我ながら説教臭いったら。