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博士課程修了者の25%が就職も進学もできずに浪人生活」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2008年07月28日 20時09分 (#1392211)

    このまさに3月、身近なところで3人のドクターが誕生しました。一人はポスドクとして業界に残り、一人は企業就職、一人は就職浪人の後、職を見つけました。

    博士課程の敷居が下がって「質」の分布に広がりが出たとかよく言われますが、この3人はどいつも優秀なやつらでした。世間から博士課程学生のステレオタイプとして持たれてそうな、頭かたいとか、コミュニケーション下手とか、ぜんぜんそんなことない連中です。

    しかし、3人のうち2人は企業就職と言う道を選びました。ポスドクになり、将来のアカポスの道を探したいと言えば、なんとか3人ともにポストを用意できたかもしれないし、研究室を舵とりする側としては是非そうして研究室を盛り上げて欲しかったです。

    彼らに希望とか夢のある将来のビジョンを提供できない側でいることに、ショックを隠せずにいます。

    • by Anonymous Coward on 2008年07月29日 4時34分 (#1392475)
      日本で博士取得後、米国の企業に就職しました。アカポスは全く考えていなかったです。自分のやった研究と習得したスキルを現場に応用したかったので。就職は経験者待遇 (シニア待遇) で、すぐに部下がついて新プロジェクトの立案と遂行を任されましたが、博士課程だって自分で研究計画を立て、場合によっては後輩を指導しながら遂行してゆくわけで、似たようなものです。博士を出たことは自分にとっても企業にとってもプラスだったと思います。

      #1392211さんは「研究室を舵とりする側として」とおっしゃっているので立場上アカデミックに来てほしいという思いがあるのでしょうが、博士が企業就職することがそんなにショックなのでしょうか。むしろ優秀な人材を育ててインダストリへと送り出せたということは誇るべきであると思いますが…

      (#1392211さんがそうだというのではないけれど、なんとなくドクターを出たら研究職に行くのが正統で企業の非研究職は一段低く見るって風潮をたまーにアカデミックな人から感じることがあります。)
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