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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
人材の捉え方の問題 (スコア:1)
1.即戦力の育成
2.将来の経営層の育成
に分かれると思います(即戦力と経営層って、全く育成方法が違うようですね)。
「1.即戦力の育成」となると、大学4年卒業は、博士課程卒業に比べて仕事の経験が最低でも6年多い。
だから、同じ年齢なら、大卒の方が即戦力になる。
一方、本来博士課程には、「2.将来の経営層の育成(あるいは高度の専門化の育成)」であって、研究者としての専門性と、「考える力(考え抜く力)」の2つが望まれている。
同年齢の大卒に比べて明らかに戦力としては下なのだけど、将来性がある、と見るわけです。
しかし、残念ながら、最近の企業で求められているのは「即戦力」になる人材。
「将来の経営層の育成」は、ややおろそかなのでは。
大学は、むしろ「社会で役に立たないことをしている」とされて、博士はその最たるもの、などと考えられています。
(だから、産学連携やインターンで即戦力を育てよう、という考え方も徐々に広がっているように思います。)
博士卒には受難の時代ですね。
(研究者としての専門性と、「考える力(考え抜く力)」が足りない博士卒は、どちらにしても就職は難しい?)
by人のことを言えない博士課程中退者。
Re: (スコア:0)
>だから、同じ年齢なら、大卒の方が即戦力になる。
最初なに言っているのかわからなかったのですが(w)、それ「即戦力」でないですよね?
その比較は「6年雇っていた大学4年卒と博士課程卒を比べて」ですね。
前者には6年間分給料を(転職していないとして)その会社が払ってます。後者は生活費を奨学金その他で自腹でまかなってます。
教育は前者が会社もち、後者が自分もちです。
会社が投資した金とその人材がもつ効果を比較している際に、初期投資額を無視してますね?
大体、一般企業が高学歴者を嫌がるのは「雇用できる期間(定年までの期間)-教育した期間(どの学歴でも同じくらい)」
(“永遠に続く終身雇用ならば”これが企業が雇用者教育に投資した金額と回収できる金額の差になる)が
高学歴ほど短いっていうのが原因なのに。
Re: (スコア:0)
たぶんここが根本的な問題なのでしょうなあ。どの学歴でも同じだけ教育が必要なら、そりゃ博士なんて採ろうとは思わないでしょうからね。
博士修了者は一律中途採用(経験者)枠扱い、でいいと思います。学部卒で数年業務経験を積んだ転職者と比べて優位性を主張できないのなら、そんな博士号に何の意味がありますか。
Re: (スコア:0)
と言えば、それしか(院で名の有る先生に付いてしか)実地に学ぶ道
が無いからでは無いでしょうか?
それに対して、特にIT分野なんかだと院に居たらむしろフィールド
ワークが出来ないのではと想像します。(自分は工学系の学卒です
ので想像ですが。)
ですので、その顰みにならい、CS、IS、ITとか問わず教育的な見地
から言うなら、
・院生として身分が保障されながら、開発現場に最低ランクの人間
として参加し、フィールドワークをする。
とかをすれば、それぞれにBOKを体得でき、卒業後即戦力になるのでは
無いでしょうか?
#だめですか。。