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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
もしもし (スコア:0)
Re: (スコア:0)
陪審員は罪にならないのでしょうか?
ましてや死刑にまで追い込んで冤罪であった場合、私には陪審員達こそが法の名のもとに
無実の人間を死に追いやった殺人者に思えて仕方がありません。
この辺の裁断は、当のアメリカではどう扱われているのでしょう…。
形式だけマネをして、より素人が参加する傾向に見える日本の裁判員制度も、
この辺のことが語られていないようなので、尚更恐ろしく感じます。
Re:もしもし (スコア:0)
どうもなっていません.
前にドキュメンタリー番組で見た話では「過去ウン年で死刑執行されたケースのうち数割が誤審だった」という説もあるようです.死刑反対派などの主張なので,その説が信頼できるのかどうかは知りませんが.
>> より素人が参加する傾向に見える
素人という意味では別に日本も米国も変わらないと思いますが.
ただし,例えば選挙とかに対する態度もそうなのですが,米国では「自由と平等というのは国民の権利でもあり,それを維持することへの義務でもある」という考えが根幹にあるため,日本人ほど「選挙にいってもロクな奴が立候補していない(=誰か良い人が立候補してくれないからいけないんだ)」とか,「オレは裁判の判断なんてしたくない.そういうミスが許されない怖い仕事は誰かがやってくれればいいのに」みたいな考えではないというか,もしそう思っていたとしても,そういう発言をすることが許されない空気があるようですね.もちろん誰でも誤審は怖いですが,米国では,国民全員がその責任を負う義務があると認識されているわけです.
このあたりは国民性だと思いますけど,日本人ってブーブー文句言いながらも「政府とか役所とかに全部丸投げしておいて,自分では何の責任も負わない」っていうスタイルが大好きなんですよね.だから裁判にしても「判決がおかしい」とか文句は言うくせに,いざ自分がそういう立場にちょっとでも関わりそうになると「いや,そういうのは専門家に任せようよ」みたいなことになるわけです.
ちなみに日本の裁判員制度は(少なくとも現時点では)「無罪か有罪か」を判断する役を担うわけではないので,米国よりはまだヌルい立場だと思いますよ.