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小学生の90%が「Linuxは簡単」」記事へのコメント

  • 無料であることの意義が大きいと思うので、そちらの評価もして欲しい。

    >Firefoxによる調べものやOpenOffice.orgを用いた新聞作成、
    >GIMPによる図工作成などの授業

    この程度の内容であれば、高価なソフトウェアを使うのは猫に小判だし、
    税金の有効利用には結構な話。
    • Re:OSSというより (スコア:3, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2006年05月12日 11時35分 (#937539)
      過去の議論では必ず,

      単にソフトが無料ってレベルの話じゃなく,真面目にTCOの話になる→「OSSのメリットは無料っていう点じゃないんだよねー.ソースがオープンだから世界中の開発者の協力で,技術的に優れてるのがメリットなんだけど,わかんないのかなー」→Linuxに含まれる大量のバグ+ドキュメントの誤りについての言及や,プロプラなOSとの比較で先進的な機能の欠如を指摘される→「でもLinuxは無料だから,いくらでもバージョン上げられるじゃん.自分でパッチ当てても良いんだしさー」→振り出しに戻る

      と,どっちつかずの言い訳をし続けてる(or人によって言うことが180度違う)ので,

      「OSSというより無料であることの意義が大きいと思うので」

      と言われても,ホントにその意義が大きいと思ってるの?と突っ込みたくなる.いやホントの話,スラドの中だけでもコンセンサスとって欲しいよ.好きで使ってるヤツは別として,OSSであるLinuxのメリットって何よ?

      ちなみに俺はFreeBSDユーザだけど,昔のWindowsの安定性がヘボヘボだった時期はPC-UNIXの方が良いと思ってたし,実際,生活環境もFreeBSDだった.けど,Windowsが今くらいに安定してきたら,「別にWindowsで良いじゃん」って思うんだけど.今は基本的にWindowsで,稀にUNIXの方がベターな処理が発生するとUNIX,って感じで使ってるな.
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      • by mishima (737) on 2006年05月12日 13時14分 (#937679) ホームページ 日記
        > いやホントの話,スラドの中だけでもコンセンサスとって欲しいよ.
        > 好きで使ってるヤツは別として,OSSであるLinuxのメリットって何よ?

        利用形態を限定しないで、メリットのコンセンサスを
        とるなんて無理じゃない?

        OSS とかプロプラとかとは無関係に、メジャーな製品は
        おしなべて、利用者に特定の利用形態を強いる圧力を生む。
        (つまり、フーコーの考えるような権力を生み出す)

        でも、OSS はこうした圧力を軽減できる(どの瞬間でも、
        メジャーな製品をフォークしてマイナーな製品を作ることができる)。

        だから、特定の利用形態を強いられることがたいして
        苦痛ではない個人用では OSS はそれほど普及せず、
        逆に業務的な理由からソフトウェアにあわせて利用形態を
        変化させることのできない業務用の分野では、
        マイナー製品との相互運用性を重視したものが
        主流を握っているんじゃないかなぁ。

        個人でも、こだわりたい人は特定の利用形態を
        強いられるのがイヤで、マイナー製品を選ばざるを
        得ない状況になってる気がする。

        (これはソフトウェアに限った話じゃない。
        例えば、オーディオマニアは「音楽なんてこんなもんでしょ」
        という一般的なオーディオ機器が暗黙的に主張する利用形態に
        耐えられないから、わざわざ高いものを買うわけで。)
        --
        # mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
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      • by Anonymous Coward on 2006年05月12日 11時48分 (#937557)
        こういう意見が絶対出ると思った。

        「無料であることの意義 大きい」
        と書いておけば荒れる心配もないのに。

        無料ってのはソフト単体の費用に過ぎないというお約束の意見に対し、
        少なくとも小学生に対しては難易度と機能のハードルをクリアできているらしいというのが
        今回の報告から読み取れたわけだ。
        と同時に教師に対するコストをどうにかしなきゃいけないらしいということも。

        #同様に5年遅れのハードウェアが学習効果に及ぼす影響も調査してみる価値があるだろう。
        #来年にはそういうハードの更新も Win のコストに加わる可能性大なのだから。
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        • Re: Freeの意味かな…… (スコア:1, すばらしい洞察)

          by kmp (20777) on 2006年05月12日 12時07分 (#937580) 日記
          オープンソースの何が素晴らしいかといったら、
          「自由」があるところではなかったのでしょうか?
          無料で利用できることはその自由のひとつ、という捉え方です。

          Linuxのほうが簡単だから児童全員にLinuxを強制します、となってしまうのならば、それは違うと思います。

          # 「自由」って何よ?とかいわれたら困るけどね。
          # ちなみに私はWindowsバンザイ!!な人です。
          親コメント
          • Re: Freeの意味かな…… (スコア:1, すばらしい洞察)

            by Anonymous Coward on 2006年05月12日 12時24分 (#937607)
            > 無料で利用できることはその自由のひとつ、という捉え方です。

            そんな自由はありません。
            無料で配る自由はありますのでたまたまそういう人がいれば無料でもらえることもあるというだけです。
            親コメント
          • Re: Freeの意味かな…… (スコア:1, すばらしい洞察)

            by Anonymous Coward on 2006年05月12日 12時37分 (#937628)
            > Linuxのほうが簡単だから児童全員にLinuxを強制します、となってしまうのならば、それは違うと思います。

            言っている意味がわからないのですが・・・。

            学校を限定して考えると、Linuxに限らずOSを強制されるのはあたりまえじゃないですか?
            授業で使用する端末のOSがWindowsであれば、それはWindowsが強制されていませんか?

            親コメント
            • 学校を限定して考えると、Linuxに限らずOSを強制されるのはあたりまえじゃないですか?
               「学校で使わせるOS」である以上(Alternativeを許容しないのだから),本来の意味でのFreeは意味をなさない。
               結果,価格に関するFreeだけが意味を持つってことでしょう。
            • multibootにでもしておいて、
              『どちらを使っても良いから、より良い学級新聞を作ってみましょう!』
              じゃだめ?

              大切なのは道具じゃないでしょう。
              • 話の蒸し返しになってしまいますが、アレゲ小学生orアレゲ家庭の自由が担保されるくらいの効果はでますでしょうか。
                以前のニュース [srad.jp] でデュアルブートにしてもほとんどの生徒がWindowsを使うって室蘭市 情報教育センターの中の人が 言って [microsoft.com]ましたね。
                デュアルブート化で自由が担保できるとすれば、後はシステム二重化にかかる管理コストとアレゲ友達のコロニーができて他の子供とちょっと乖離がでるリスクをどう勘案するかでしょうか。
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      • by uxi (5376) on 2006年05月12日 14時56分 (#937747)
        利用者による自治や自活の道があるって事。
        プロプラのクローズドソースだと、権利者がさじ投げると、ユーザーは生きて行く術がない。
        OSS の場合、
        平時にフリーライダー決め込んだとしてもそれなりの苦労を強いられるものの、
        有事に自力または徒党を組んで乗り切る道が残されているのは大きい。
        RMS が GNU はじめたのも、この点が一番の理由だろう。

        つまるところはリスクマネージメントの問題だと思われ。
        # 杞憂であってほしい、、、(- -;;;)
        --
        uxi
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          ならapt-getでもバイナリのみ取ってくるんじゃなくて、
          いざという時のためにソースを取ってきて構築を心がけるべきってことですね!

          #aptをP2Pなシステム(分散共有)には出来ないものだろうか、とか妄想したのでAC
          #debianが増えれば増えるほどダウンロードが早く……
      • by typer (9666) on 2006年05月12日 23時17分 (#938103) 日記
        個人ユース、非Linuxユーザで、そしてOSには当てはまらない事なんですけど。

        私の場合は無料ってのが大きいかも知れない。
        でもTCOとかは関係なくて、とりあえず使ってみるって事の敷居が低いって所です。
        ダウンロードしてツカエネーとか思ってもそれですむんですが、買ってきてツカエネーって事にはなりたくないですからね。
        改変・再配布がOKなのもaptだとかportsだとかの枠組に入れやすかったり、LiveCDになって配布されてたりと、バリエーションがある事で、とっかかりの敷居の低さを感じます。

        そういった所では、クローズドな無料ソフトとか、シェアウェアでもOKなんです。
        ただ、ソース読める人だとソースが公開されてるのはデバッグする敷居が低くなってちょっとうれしい、というのはある。
        #ま、人のコードをデバッグするなんてほとんどないんですけど。

        品質や方向性に話がいくと、それはコミュニティで全然違うので話が迷走しちゃうんですよね。
        あとは思想やブランドの嗜好的な事で、それと「とっかかりの敷居」とは、企業・団体になると関係なくなるんで、「OSSの」メリットってのは分からないですね。
        #あるとすれば基本的に自社開発してる所くらいかと
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        何がメリットかなんてのは使う人によって違うに決まってます。
      • by Anonymous Coward
        >ソースがオープンだから世界中の開発者の協力で,技術的に優れてるのがメリットなんだけど
        >無料だから,いくらでもバージョン上げられるじゃん.自分でパッチ当てても良いんだしさー
        >と,どっちつかずの言い訳をし続けてる(or人によって言うことが180度違う)

        上に挙げられた二つの主張を統一すべく、

        第一段階
         「世界中の開発者の協力で技術的に優れている」あるいは
         「無料で使える」という謳い文句で利用者を引きずり込む。
        第二段階
         不満を抱いた利用者を「無料だから仕方ない」「自分で
         修正すればいい」などと言いくるめて開発者に変える。
        第三段階
         「世界中の開発者」の基盤が拡大し、技術的優位性が
         少しだけ強化された気がするので第一段階に戻る。

        という理論を提唱してみる。オープンソース魔の循環構造。

あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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