パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

「プロジェクトX」がテーマの展示展開催」記事へのコメント

  • 反面教師... (スコア:4, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2004年07月25日 22時45分 (#595861)
    「プロジェクトX」で取り上げられるプロジェクト(と呼べるのかがまず疑問だが...)が”結果オーライ”なもの、
    日本人が大好きな”みんなで頑張って死ぬ思いで成し遂げた。”的なものばかりで、
    本当に綿密に計画、遂行されたものは”ドラマがない”という理由で取り上げられていない様です。
    若い世代、そして子供達に本当の意味での’プロジェクト’という考え方を教えるのにはどうなんでしょうか?

    /* 高度成長を支えた爺様どもにむち打つつもりはないんですけど、結果的には... */
    • by Anonymous Coward on 2004年07月26日 1時33分 (#595919)
      実は、常にニヤケ顔の私の親父様が出演させて頂いたのですが、再現シーンで
      ニヤケ顔をしていると、もっと深刻そうな顔をするように指示があったそうです。

      というわけで、あれに取り上げられたからといって、実際のプロジェクトが
      「みんな頑張って~」だったとは限らない、のかも。

      # ヤラセ入ってるぶん教育効果はもっと悪いんじゃないかと思うが流石にAC
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        結果は・・・失敗だった・・・

        (・∀・)ニヤニヤ

        じゃ締まらないしね~。
    • by NOBAX (21937) on 2004年07月26日 7時41分 (#595973)
      私は、プロジェクト×(バツ、ペケ)と
      読むのだと思っていました。

      -----------------------------
      あんなものプロジェクトではありません。
      親コメント
      • by metta (20740) on 2004年07月27日 14時19分 (#596656) 日記
        その通り!あの番組って、若い頃大学闘争とかやって粋がってた、団塊の世代のオッサン達が権力握ったら、日本は超落ち目。結局、口先だけの無能な「X(バツ、ペケ)世代」だったって事を「無理やり美談」で誤魔化す為の番組だからね。毎回お涙頂戴。エンディングは「俺達頑張ったよな~。あー漏れたちの人生はこれからも続いてゆく~」ってノリ。早く死んで欲しいよ>団塊の世代。
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          プラスアルファで現状出てきている色々な社会の歪みの問題に対しての言い訳みたいな感じも。
          自分たちは高度社会成長を支えてきたんだぞと強調する事により多々作った問題の矮小化を願う人間には都合良いお話揃いで。
    • Re:反面教師... (スコア:2, 参考になる)

      by awajiya (2498) on 2004年07月26日 0時25分 (#595894) ホームページ
      まぁそれは年代によってずいぶん違うから一概には.

      ぼくの記憶だと,たとえばPARTによる工程監理が一般化した
      (組織の末端まで概念が浸透した)のは,へたすりゃ
      1970年代半ばか後半くらいだと思うし,つまりは,ごく最近までは,
      ねじり鉢巻で力勝負.って運用が常態だったと思いますよ.
      こういうものは,末端の外注まで意識が浸透してないと,
      ただの絵に描いた餅ですからね.

      プロジェクト管理ってのも,ひとつの高度なテクノロジーであって,
      それがなかった,あるいは概念としてあっても運用が困難だった
      時代にあてはめるのは,妥当でない気がします.

      もちろん,1930年代後半から,日本海軍や能率協会など,
      先進的な試みは行われていたわけで,「なかった」と言うつもりは
      ありませんし,もう今更ねじり鉢巻で力勝負なんて時代には
      戻れないし,戻ってもいけない.とも思いますがね.
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        元コメントも貴方も、例えば東京タワーの回を見てないのかな。
        綿密な計画をしたつもり、でも後で問題が出てきたという事業は
        珍しくも無いし、捻りハチマキの時代に限った話でもないでしょう。

        万一に備えた、バッファにゆとりがあるプロジェクトもあるでしょうが。
        そういう状況で作られてると思う、日本を代表するような製品が実は
        そんな事無かっ
        • 東京タワーの回は見てませんね.
          とはいえ,ぼくは坪井先生の曾々孫弟子くらいにあたりまして,
          実際の現場がどうだったかは,おおよそは想像がつきますが.

          語源からすれば,プロジェクトってのは,常に未知な領域への投機を伴います.
          「前へ投げる」って意味ですからね.
          プロジェクト「管理」ってのは,その未知な領域を既知に変えて行く
          ための技術で,まぁメタな技術なんですね.
          そういう,メタ技術が意識されていなかった時代の運用を,現代の
          進歩した監理意識で推し量るのは妥当でないのでは.と言っているのです.
          現代のプロジェクト管理では,当時と比べて遥かに未知の領域に対しての
          許容量が少ないですしね.

          とはいえ,ぼく個人は,ねじり鉢巻残業240時間.とかに,つい
          個人的な郷愁を覚えてしまうことは,正直な感情ではあります(笑)
          親コメント
          • by Anonymous Coward
            > タ技術が意識されていなかった時代の運用を,現代の > 進歩した監理意識で推し量るのは妥当でない 妥当ですよ。だって現代に生きている人間が見るんですから。
    • by Anonymous Coward on 2004年07月26日 11時40分 (#596066)
      それ以前に、出ているプロジェクトについて詳しく知っている人ほど、あの番組に憤りを覚えているってのが……。

      どうも出演者の証言を全く裏を取らずにそのまま垂れ流しているみたいです。嘘や誇張、事実と違う内容がかなり混じっているみたいですね。上司が部下の手柄を横取りしたり、関連会社に苦労を押し付けてるくせに自分が一番苦労したような顔押したり、既にあったアイディアをいかにも自分のもののようにアピールしたり……。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        だから、駄目になった親父連中の慰撫ドラマなんだって。
        そんな事実だなんて思って見ている奴はいないだろ?
        • by Anonymous Coward
          >そんな事実だなんて思って見ている奴はいないだろ?

          この一文、「そんな」が何にかかるかとか読点をうつ位置とかで
          ずいぶん意味が変わると思うけど、

          「あの番組で語っていることが事実だと思って見ている奴はいない」
          ということなら、子供に見せたいと思う親の存在を無視
          • by Anonymous Coward
            親コメントを見れば

            > 「あの番組で語っていることが事実だと思って見ている奴はいない」

            だということくらいわかるだろうに。

            でも、事実だと思ってみている人はたくさん存在すると思うけどね。
            • by Anonymous Coward
              >でも、事実だと思ってみている人はたくさん存在すると思うけどね。

              同感。というより、
              事実だと思って見てる奴の方が、事実だと思わないで見ている奴より多いと思う。
              #例外はここ(/.jp)とかくらいじゃないの?

              なので、
              「そんな事実だなんて思って見ている奴はいないだろ? 」
              が何を言いたいのか結局わからなかった。
    • by saitoh (10803) on 2004年07月25日 23時52分 (#595881)
      そうですね。プロジェクト管理がしっかりしていれば( 目標設定、予算、人材割り振りを含めての)、 プロジェクトX状態には陥らずに、目的を達成しているはず。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        要は、管理がぬるぬるなんでしょ。

        現場をきちんと見てりゃ、現場のメンバーにこうは負荷はかからないだろうし。そうでもなければ、成長なんて先送りでよかったはず。

        どうせ、期待もしてないでしょ?何が出るかもわからないってのに。上がちゃんとわかってからで良いんだよ、そんなのは。
    • by ksh2ksk4 (11188) on 2004年07月26日 0時59分 (#595910)
      > 日本人が大好きな”みんなで頑張って死ぬ思いで成し遂げた。”的なものばかりで、

      それは外野から見てるだけだからなのでは?
      将来,大人になると「死ぬ思いで」仕事しなくちゃいけないんだってなると,子供もゲンナリしてしまいそう.
      「死ぬ思い」になるような経験は時には必要ですが,「死ぬ思い」と「一生懸命」は違いますからねぇ~.

      # 只今,デスマーチ真最中.「死ぬ思い」じゃなく「死にそう」.
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      >本当に綿密に計画、遂行されたものは
      綿密に計画できるってのは、事態が予測できる範囲で起こるものですから、
      「ドラマが無い」のは当然の事、殆ど「新しさが無い」んじゃないですか。
      大事なのは、「成し遂げた事」が死ぬ思いだったかではなく、「革新的だった」ですね。
      「革新的な物の裏には死ぬ思いもあった」というのが視聴者の興味であって、
      死ぬ思いありきじゃ無くて、今では良く知られる「成果物ありき」って事。

      ところで、「本当の意味で
      • > 「結果オーライ」ってのは、塞翁が馬って事で必ずしも成功例の事を

        コメントに質問も野暮な話ですが、
        人間万事塞翁が馬って話は、「禍福は予測できないものである」
        って話だったと思うのですが、何故に「結果オーライ」?

        # 確かに、息子が戦争に行かなくて良かったねで終りますけど。
        # 目先の禍福に一喜一憂してもね ... って話しでしょ?
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      というか、綿密な計画ができるような 革新的でなく、またどこにでもころがっているような仕事しかさせてもらえてないんだね。今みたいな保守的な世の中に、そういう革新は不要、なんていうう考え方の人たちも増えてきたし、なによりも革新的なことにつきものである無駄が許容できないような、こんな

皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

処理中...