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子供に本読みを体験してもらおう」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2003年07月14日 8時04分 (#358353)
    なんで現実世界に引戻す作業を強要するのだろうか?
    大人なんか嫌いだ!

    # 大人なおねーさんにハァハァする歳になって説得力無いのでAC
    • by Anonymous Coward on 2003年07月14日 9時21分 (#358378)
      そういう大人にならないためです。
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    • 子供に読書感想文を書かせるのは有害だ、と主張している人もいますよ。例えば、「清水義範の作文教室 [amazon.co.jp]」など。

      まあ、どんな本を読んだ、ぐらいは記録しておいてもいいだろうけど、感想文を書くとなると本を楽しく読めなくなってしまいますよね。「この本はつまらなかったです」という感想文が許されるならいいでしょうが、たいていは却下されるし。
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      • 丸谷才一の国語改革批判にもありますな。
        --
        "Quidquid latine dictum sit, altum videtur."
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      • by Stahl (7211) on 2003年07月14日 15時56分 (#358683)
        自分の読みとった内容を巧く要約した上で適切な、つまり読む側の望む内容の感想らしきモノをもっともらしく付け加えて提出するという作業は文章をかみ砕く能力、読みとった内容客観視する能力が反映される結構高等な知的活動です。
        しかも面白くない作業なわけで要領よくこなす、つまり適度に手を抜くという重要な能力も必要とされます。

        読書感想文を書かされるので本が嫌いになる、というのはそれまでにあまり本を読む習慣のなかった子供の話じゃないですかね。
        もとより本が好きな場合、読書感想文なんてモノは夏休みに出される面倒な一イベントにすぎないわけで、年に何十(何百?)と本を読む上でその作業が強制される事態は数えるほど、つまり本を読むことと感想文を書かされることは直結しない、しにくい。
        てなわけでこれがきっかけになって本好きだったのが嫌いになる、ということは(ワタシ一人の経験からすると)ないような気がします。

        とはいえあまり読まない子供にとっては「本を読む=感想文提出」と繋がりやすい可能性もありますから「感想文を書け」というのはマイナスの効果も考えられますね…
        うーん、書いてるうちにどっちの立場に立脚すべきかわからなくなってきました(笑
        ま、物心つく頃から本が身近にある環境を作って自然な形に親しませて感想文という悪魔が襲来するころまでにその程度ではびくともしない活字中毒に育て上げておくのが大切、ということですか(汗
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        • 読書は好きだったが読書感想文はテケトーに提出していたな。たいてい夏休みの最後の日にあわてて仕上げていた。

          教師と呼ばれる公務員の間で優良とされる読書感想文のパターンは例えば「はだしのゲン」なんかを読んで「戦争はいけません」とか「平和はすばらしい」等とことさら強調してそれでいながら、子供らしさを演出する。もっといえば左翼イデオロギーに従順さを隠さないような、左翼的教育者を満足させる洗脳的なイベントが読書感想文だったわけですな。
          --
          他力本願。
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          • 教育者は、子供たちの書く読書感想文を見て、どう感じているのだろう、というのは、結構興味のあるところだったりします。

            実際、ほとんどの (いたって本を読みなれていない) 子供は、感想文とは名ばかりの、あらすじを要約したっぽい雰囲気の文章らしきものを書いてくるわけで (おいらもそうでした。。。)、そういうのは多分、読んでてもおもしろくなくて、書き間違いとかを赤で添削しておしまいなのだと思うのですが、それでも時々、いろんな意味で、おや? と思うような感想文もあったりして、実は読書感想文のチェックってのは、結構おもしろい作業なんじゃないかなぁなんて。。。是非とも現場の方の声をお伺いしたいところです (^^)

            ちなみに、小学校の前半ぐらいまでは、夏休みの宿題は、普通に推薦図書とかを買ってきて、それのあらすじ要約らしきものをずらずら書いた的なありきたり読書感想文を出していたのですが、小学校 4 年のときに、同じことをやろうとして、どうしても原稿用紙 2 枚じゃ収まらなくて、仕方が無いんでその本を使うのは諦めて、芥川龍之介 (字、あってる? ^_^;) の短編集を兄の部屋から勝手に持ち出して、その中の「羅生門」という、すんごく短い短編を読んで読書感想文出したら、先生にめちゃめちゃ誉められた (何で誉められたのかすらもう覚えてないんだけど) ことがあって、そんなもんなのか? と子供ながらにあっけに取られたことがあるんですが。。。

            # もちろんそれ以来、調子に乗って読書感想文は毎回短編で済ませちゃっていました (^_^;

            --
            むらちより/あい/をこめて。
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            • 書いてしまってから気になって、Web 上のソースとか漁ってみたのですが、羅生門ではなくて、「杜子春」だったような気がしてきました。。。短編集は確か、「鼻・杜子春」ってやつです。小学校高学年向けとか書いてあった気がする。。。

              子供の頃の話なんで、記憶があいまいになっているのはご容赦くだちゃい (;_;)/

              ゴミ自己レス失礼しました。。

              --
              むらちより/あい/をこめて。
              親コメント
          • #358353 ですー

            >教師と呼ばれる公務員の間で優良とされる読書感想文のパターンは
            >例えば「はだしのゲン」なんかを読んで「戦争はいけません」とか
            >「平和はすばらしい」等とことさら強調してそれでいながら、
            >子供らしさを演出する。

            四巻迄ではなくって、ちゃんと全巻読んだら、そ
        • >自分の読みとった内容を巧く要約した上で適切な、つまり読む側の望む内容の感想らしきモノをもっともらしく付け加えて提出するという作業は文章をかみ砕く能力、読みとった内容客観視する能力が反映される結構高等な知的活動です。

          ココ同意です。
          読書感想文を書くというのはとても難しいものです。
          最近、自サイトで本のレビューを書いた時に思い知らされました。
          自分の読んだ本のどこが面白いのかを探し出して、
          その面白さをどう伝えたら良いのか非常に苦心します。
          なので、小学生がいきなりやるには難し過ぎるかな?と思います。

          いや、もしかしたら
          小学生の時は読書感想文に何を書いたら良いのか分かりませんでしたが、
          当時「面白さを伝えるために書け」って言われてたら、
          読書の仕方も作文の仕方も変わってたのかもしれません。
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          • >読書感想文を書くというのはとても難しいものです。
            >最近、自サイトで本のレビューを書いた時に思い知らされました。
            >自分の読んだ本のどこが面白いのかを探し出して、
            >その面白さをどう伝えたら良いのか非常に苦心します。

            ここで、

            「わたしは読書感想文を書くのが苦手だということがわ
            • 難しいと認識すること、苦手だと認識すること。
              これが同じことだと思いこんでるあなたの日本語能力はいったいどこ
              から手をつけていい物か見当もつかないほどにお粗末ですね。

              「難しい作業だが俺の得意分野だ」
              「困難であることは確かだが苦手意識はないな」
              という表現はあなたにとっては恐怖の対象というわけだ。

              ていうかちょっとでも難しいと思うと即
              • じゃなくて、"自分が"難しいと感じたことを、一般論として難しい
                ということにしてしまっているのが、恐怖の対象なのでは?
                ledsun氏はあくまで自分の経験からそれを実感した、としか書いて
                ませんから。

                単純な煽りを入れる前に、もうちょっと他人の文章を多方面から眺
                める能力を身につけるようお勧めします。
                答えは一つではありません:-p
          • >読書感想文を書くというのはとても難しいものです。
            >最近、自サイトで本のレビューを書いた時に思い知らされました。

            あなたには難しいだけでは?

            >自分の読んだ本のどこが面白いのかを探し出して、
            >その面白さをどう伝えたら良いのか非常に苦心します。

            それは変です。個人的な障害である可能性が高いと思います。
        • そういう目的だったら、要約を書かせる方が、よっぽど役に立つ……とまあ、色々な人が色々なところで書いていますが。
          • by Stahl (7211) on 2003年07月14日 16時23分 (#358711)
            要約だけでは効果が薄いんですよ。
            もっともらしく要約すること(読みとってかみ砕く力)とともに他人の目を意識した感想を書く、という点がかなり大きいのです。
            元コメントにもありましたが「面白くなかった」という感想が心の底からの真実であったとしても「それっぽい感想」をでっち上げる能力。
            これは自分が読んだ本から読み取った内容を再度整理し、俯瞰した上で自分だけでなく「他人はどう見るか」ということも併せて形にしていくというとても高度な、そして将来必須となる「頭の体操」なわけですな。
            同時に「相手に伝えたい内容を伝える」というこれまた重要な能力を磨くことになります。
            単なる要約文ではなかなかここまで要求されることはないでしょう。

            #
            読書感想文はイヤな作業をそれらしくでっち上げる作業の練習だ!という半ばネタをひたすらくどく続けるヒト(汗
            親コメント
            • 今更このスレに追随しても仕方ないとは思いますが(^^;
              まさにその「他人がどう見るか」を考えなければいけないのが、
              読書感想文の最大の罠の一つですよね。
              #Stahl氏のポジションが非常に分かりにくいのですが、皮肉なんですよね?
              #読書感想文に本来的な意味はなく、社会勉強の一環だと言う……

              結局、文章というのは受け手を仮定して書くものだと思います。
              読書感想文を書く子供は、それを誰が読むのかということを必ずどこかで意識しているはずです。

              で、本来、文章ってのは、それを読んで欲しいと著者が思う人のために書きたいものであるはずなんですが、
              読書感想文って、別に読んで欲しいとも何とも思わない「先生」と、
              そのバックにいる職員室的存在のために書くわけです。

              #ていうか、そもそも読みたくもない課題図書を読まされる時点でアレなんですが。

              そりゃあ、内容に嘘も混じるし、皮相的なテクニックばかりが誇張される結果にもなります。
              点さえ付けばいいんだもの。こちらの意図を伝えることより、きれいな文章で騙すことを優先させるもの。

              いくら高等技術を要するからと言って、こういう本質的でない作業をさせてはいかんと思います。
              文章技術を学びたいなら小論文か小説を書けばよろしいのです。

              #小説を書く授業は、小学校時代、一度ありました。
              親コメント
              • 誰だったかな?「感想文」ではなく「紹介文」を書かせるほうがいい、って言ったのは。

                その本のどんなところが面白かったのかを説明するような、
                「紹介文」を読んだ人もその本を読みたくなるような、
                そんな紹介文を書かせたほうが、本も良く読むし文章の練習にもなる、って言ったのは。

                # 記憶がかなりあやふやなのでAC
            • >要約だけでは効果が薄いんですよ。

              本当ですか? それはどうやって調査しましたか?
              • >>要約だけでは効果が薄いんですよ。
                >本当ですか? それはどうやって調査しましたか?
                単に要約だけよりは、それを演出・表現する方が、そりゃ頭を使うステップが多いだけ効果があると考えるのは、それほど変では無いと思う
            • だからさ、そうやって「ウソ感想」を書いたり、「先生にウケがいいような文」を書かなきゃいけないってのがイヤなわけで。
              そんなイヤな事を強制されるから、読書感想文が嫌いになるわけで。

              # 本は読みっぱなし。感想文提出はごまかしてたのでAC
              • > 読書感想文が嫌いになるわけで。

                感想文は嫌いでいいじゃん。
                本を読むのは娯楽であって評価されるためじゃない。
                何度と無く「課題図書と課題図書の選考委員」をボロクソに貶す感想文を出したものさ。
                欠点を論う文章なんて下書き無しの数十分で書けるからね。
                浮いた時間で好きな本を好きなだけ...。
              • 思ったことを素直に。これが読書感想文の真髄。
                特にイヤイヤ読まされてイヤイヤ書かされるような場合は
                話に入り込むことすらできないわけで、(狭義での)感想なんか
                あるわきゃない。
                ここで変に気を使ったり無理矢理ネタをひねり出そうとしても
                ネタ欠乏で文章に起こせなくてハマる。で、不提出で顰蹙と。

                そんなときに有効なんです。ツマンネーとかナッテネーとか
                ボロクソに貶すもよし。それを読ませたセンセを小一時間
                問い詰めるもよし。乱戦に持ち込んででもスペースは埋める。
                少なくとも提出点はとれるし、苦痛な物書きも楽しくなる。
                …と、それを初めてやらかしたのが中学3年。
                できれば、小坊の頃に気付きたかった。
                --


                # ACなのでAC
                親コメント
            • 要約だけでは効果が薄いんですよ。

              もっともらしく理由を述べようとしてるけど、元々のコメントには「読む側の望む内容の感想らしきモノをもっともらしく付け加えて」とか「読みとった内容客観視する能力が反映される」なんて書いてあったのに

              • by Stahl (7211) on 2003年07月14日 17時19分 (#358773)
                あのー、「読む側の望む内容を付け加える」というのが「他人の目を意識する」のとどう矛盾するのか理解できないんですが。
                「読みとった内容を客観視」どうやって「他人の目を意識した」文章が書けるのかはもはや理解の地平線の遙か向こう。
                直接全く同じ文章を書かないと同じ内容であることを理解できない人、つまり文章を読みとる力がアレな人をちょくちょく見かけますがこれはやはり読書感想文軽視の影響!?(違

                そもそも純粋にネタを展開してるのであって煙に巻くつもりは毛頭ないんですが…
                煙に巻こう、説得しようという意図が透けてみてるのだとすれば書いたワタシとしても驚きです、ひょっとしたら気づかないだけでそういう願望があって書いたのかもと不安になります(死

                #
                煙に巻くつもりのない文章を読んでその意図が感じられると言うことはつまり実際に煙に巻かれかけた、ということなのかな(汗
                親コメント
              • 別のACですが、

                #358742は「(提出した感想文を)読む側の望む内容」を「(課題図書を)読む側の望む内容」と誤読して、窒息寸前なのではないかと。

                私は、

                真実の自分の感想はいったん留保して、学年なりに要求されているであろう読解力や表現力の「出題者
              • >「読む側の望む内容を付け加える」というのが「他人の目を意識する」のとどう矛盾するのか理解できないんですが。

                それじゃ理解できないのも無理ないな。
              • by Stahl (7211) on 2003年07月14日 18時45分 (#358849)
                >#358742は「(提出した感想文を)読む側の望む内容」を「(課題図書を)読む側の望む内容」と誤読して、窒息寸前なのではないかと。
                なるほど!
                それでかみ合わないわけがわかった…

                確かにこれはワタシの書き方が悪いですね。
                文脈からして「感想文の読み手」を指していることの理解を期待する、というのは人に読ませる文章の最初の基本「独りよがりにならない」の特大エラーですね(汗
                親コメント
              • こういう人間が出来てしまうのなら、読書の害について
                もっと研究されてしかるべきですね。
              • ではなくて、いくら本を読んでも、ダメなやつはダメってことでしょう。
              • by Carol (2812) on 2003年07月14日 23時00分 (#358995)
                >真実の自分の感想はいったん留保して、学年なりに要求されているであろう読解力や表現力の「出題者の想定範囲」を汲んで、それに沿って書くのが、いわゆる「読書感想文」なのでは
                小学校低学年の時に選ばれかけて感想文を書き直さされたけどそれって感想文じゃないよなぁ。自分の思ったことを書かないと。
                というか出題者の意図を汲むことを要求されるから読書感想文ってつまらない内容しか書けなかったんだよなぁ。
                入選するような感想文読んでもなんか表現がわざとらしいし。

                国語の問題って作者の意図じゃなくて出題者の意図を読まないといけないってのが間違ってるよなぁ。ある程度は問題だけ読めば答えられたりするし。
                親コメント
        • 読書感想文は脳を破壊するので
          こんな文しかかけなくなってしまう
          という実例のつもりでは?
      • 最近、朝日新聞に、本と子供に関するシンポ(のようなもの)の記事が二つあったのだが、片方では井上ひさしが、もう片方では河合隼雄が、読書感想文なんか子供を読書嫌いにするだけだ、というようなことを言ってました。
        • 一方は7/8 (火) の「どくしょ応援団」ですね。見開き2ページ使っていて、井上ひさしさんと秋田喜代美さんの対談です。井上さんは「感想文なんて刑罰だ」とまで言ってますね。秋田さんも「感想文が読書嫌いの一因」と。
          そして、「授業前10分を読書の時間にあてる『朝の読書』をしよう」「感想は心の中にしまっておこう」などと提案されています。

          asahi.comには該当コラムは掲載されていないようです…。
          親コメント

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