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きっちり手順を踏んで作ることも重要だけど、まずは動くものを作る。どっちも重要だと思います。
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
アメリカのカリキュラムと日本のカリキュラムは違う事を失念しているコメントが多いと思う (スコア:3, 興味深い)
日本の技術工作って、まず設計図描いて、その通りに加工して…という「一人 R&D」的な事を教えます。本棚を作ったり、トランジスタラジオを作ったりしますが、基本的に「工学」としてのステップを1つづつ踏んで行く。
が、アメリカの技術工作はぜんぜん違います。
「作りたいものはこれです」
「材料はこれです」
「大雑把に作る手順はこうです」
「さー、みんなでやってみよー」
で、授業3-5回ぐらいで実物を作ってしまいます。設計図なし。寸法計測、あってなきが如し(全長5inchのものを2inchで作ってもオッケ
fjの教祖様
Re:アメリカのカリキュラムと日本のカリキュラムは違う事を失念しているコメントが多いと思う (スコア:2)
だからInstructables [instructables.com]とかを見ていると結構豪快なのが多かったり、
古くは冒険野郎マクガイバー、比較的最近だとジャンクヤードウォーズのようなTV番組をやっていたりするのでしょうか?
きっちり手順を踏んで作ることも重要だけど、まずは動くものを作る。どっちも重要だと思います。
でも、小学校の図画工作レベルなら「まず動くものを作る」でいいんじゃないかなぁ?
そうすることで、うまく動く仕組み(というより、うまく動かない理由)を考えられる。
失敗は成功の元ですからね。教える側の先生は大変でしょうけど。
歴史的必然 (スコア:3, 興味深い)
つまりほとんどの場所で、何かあっても修理してくれる人なんか半径100km以内にいるわけが無い…という人がほとんどを占めていた国です。なので、どんなものであっても自分で直さなくてはいけません。
というわけで「まずは動くものを作る」の優先度が著しく高い教育方針になっている。効率とか、そんなのは100の次ぐらい。よく壊れるならスペアを用意すればいいし、100日たつと壊れるなら50日ごとに切り替えて使えばいい。
この辺の方向性は教育だけでなく、コンピュータシステムの運営方針にも一杯現れています。また、MITなどで展示している実験機器などを見ても、日本人から見ると
「こ…これって小学生の工作??」
と言いたくなる様な「ガムテープの王様」で魚の動きを真似たロボットの実験が行われていたり…。Google エンジンのファーストバージョンも似たような感じですよね?
.
というわけで。この辺が「グダグダ過ぎ」なアメリカでは、早い目にアルゴリズムとかを教えてもうちょっと「きっちりと」して欲しいものだと…
逆に日本ではもう少し子供が「グダグダ」な工作ができるようにするべきです。ここでいう「子供」は高校生までを含む。
fjの教祖様
Re:アメリカのカリキュラムと日本のカリキュラムは違う事を失念しているコメントが多いと思う (スコア:1)
江戸時代以前とかは、小学生くらいの年齢から論語の素読だったわけだし。
Re:アメリカのカリキュラムと日本のカリキュラムは違う事を失念しているコメントが多いと思う (スコア:1)
蓄積された既存知識を学ぶならその方が早いですから。
既存知識を学ぶだけなら発見的に取り組むのは高コスト。
対象について既存知識がまだ存在しないか、アクセスコストが高くないと
自分で独自に問題解決する必要に迫られないわけで、自分で独自に問題解決しないなら
発見的に学ぶコストは受け入れがたいんだと思います。
その点、アメリカは欧州から遠かったから…。