フリーソフトウェア財団、Ubuntuのセキュアブート対応策を批判
タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
MicrosoftがARMシステムでUEFIセキュアブートの設定変更を禁止したことから、オープンソースOS群がハードウェアをブートするためにキーコードが必要となった。Ubuntuを支援しているCanonical社は対応方法として、ブートローダーにGRUB2ではなく、ライセンス条件が緩やかなefilinuxを使用、キーコードをUbuntuプリインストールPCの販売など3つの異なるチャネルを通じて配布するという選択をしている(Muktware、本家/.)。
これに対し、フリーソフトウェア財団(FSF)はホワイトペーパーを出してCanonical社を批判した。彼らが問題にしているのは、Ubuntuプランの問題点は自由度の高いGPLv3ライセンスをやめ、Secure Bootシステムを採用したPCでは、ライセンスをGRUB2を下げるという点だ。ブートローダーのライセンスに合わせるために、OS全体のライセンスをGRUB2に巻き戻すのは問題があるとしている。
Canonical社は、ライセンスを変えてその場しのぎの対応をするのではなく、Red HatがFedoraで行ったように、必要に応じてMicrosoftからキーコードを購入するという形でのサポートを望むとしている。
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