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insiderman 曰く、
全米レコード協会(RIAA)は50万枚を売り上げたCDを「ゴールドディスク」、100万枚売り上げたアルバムを「プラチナディスク」と認定しているが、音楽配信サービスの普及を受けて「、オンデマンド再生やストリーミング再生1500回」をアルバム1枚分の売り上げと見なす方式を導入した(Forbes)。
これにより、たとえばマイケル・ジャクソンの「Thriller」は「マルチプラチナ」に認定されるという。
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あるAnonymous Coward 曰く、
3DCGのレンダリングでは、「画像に基づく照明」(IBL)のために、360度撮影したHDR画像(HDRI)が使われているが、今回、フルレンジHDRI素材サイトである「HDRI Haven」が登場した (公式サイト、CG Channelの記事)。無料のフルレンジHDRI素材も提供されており、16Kのもの5枚と1Kのもの28枚がCC-BYライセンスで公開されている。
「HDRI Haven」では、NDフィルタを使って24EVまで撮影を行い、フルレンジの光の記録して合成している。最大の環境光である太陽光は140db (23.3EV)なのだが、「HDRI Haven」によれば、一般的なHDRI素材サイトのHDRIでは12EV~16EVまでしか含まれていないことが良くあるらしい。そのため、「HDRI Haven」のHDRIを使うことで「信じられないほど綺麗なライティングができる」としている。
なお、作者によれば、インドアのHDRIでは、12EVでも飽和しなくて十分なことがあるとのこと。
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headless 曰く、
現在UbuntuをOSに採用したスマートフォンを発売しているのはBQとMeizuのみだが、Caononicalによれば多くのAndroid端末メーカーがUbuntuを採用する可能性があるそうだ(The Registerの記事、
Neowinの記事)。
Canonical CEOのJane Silber氏はThe Registerに対し、同社はAndroidのOEMパートナーと定期的に話し合っており、多くがUbuntu搭載スマートフォンを出荷することになるとの見方を示している。Silber氏によれば、Googleのパートナー企業はGoogleによるAndroid OSの支配や、Googleの発売するデバイスが競争相手になることを警戒しているという。ただし、Canonicalがどの企業と話し合いを進めているのかといった点については明らかにしていない。
Canonicalは初のUbuntuタブレットとなるBQ製のAquaris M10 Ubuntu Editionを2月4日に発表している。同機はUbuntuデバイスで初めてコンバージェンス機能を搭載しており、外部ディスプレイとマウス、キーボードを接続することでデスクトップPCとして利用できる。Ubuntu SDKを使用して作成されたアプリケーションはデスクトップ・モバイルの違いを識別して、適切なユーザーインターフェイスを表示するという。Windows 10で注目されているContinuumと同様の機能だが、今後のUbuntu搭載スマートフォンでもコンバージェンス機能が成功の鍵になるとのこと。
少し前までは「第3のモバイルOS」としてさまざまなモバイルOSが注目を集めていたが、MozillaはFirefox OSのスマートフォン向け開発終了を発表しており、Microsoftが2015年第4四半期に出荷したLumiaデバイスは前年同四半期の半分以下となる450万台にとどまる。Nokiaの元エンジニアが設立したJollaはSailfish OSを搭載したJolla Tabletの資金をIndiegogoで集めたが、出資者全員に出荷できず返金することを発表している。Tizen搭載スマートフォンもSamsungが一部の市場で発売しているだけという状況だ。CanonicalによればデスクトップでのUbuntuユーザーは3,000万人程度とのことだが、Ubuntu搭載モバイルデバイスは成功するだろうか。
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headless 曰く、
Wikimedia Foundationは10日、米デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に違反することから、Wikisourceに掲載していた「アンネの日記」のオランダ語版テキストを削除したことを発表した(Wikimedia Blogの記事、
TorrentFreakの記事)。
「アンネの日記」の著作権保護期間については議論があるものの、著者アンネ・フランクは1945年に亡くなっているため、死後70年を保護期間とするオランダでは今年1月1日にパブリックドメインになっている。
しかし米国では著作権法改正が繰り返された結果、1977年までに公表された著作物に関しては公表から95年が著作権保護期間となっている。オランダ語版の「アンネの日記」が出版されたのは1947年であり、米国では2042年までが保護期間となる。
Wikisourceのサーバーは米国にあり、米国の著作権法の適用を受ける。Wikimediaは電子メールで著作権保護期間であることを指摘されただけで、DMCAに基づく削除要請を受けたわけではない。DMCAではセーフハーバー条項により、著作権侵害になることを知らない場合にはプロバイダーの責任が免除される。しかし、著作権侵害になることがわかった以上、削除が義務付けられている。
現在、該当のWikisource記事には、カナダにサーバーを持つWikilivresに掲載された「アンネの日記」オランダ語版テキストへのリンクが張られている。
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あるAnonymous Coward 曰く、
堀江貴文氏がライブドアCEO時代に、宇宙旅行に向けた投資を行っていたことを覚えている方もいらっしゃると思うが、週刊文春などの報道によると、これが詐欺だったということで投資金などの返還を求める訴訟が行われているようである(週刊文春の記事, 英語記事のGoogleキャッシュ)。
記事によれば、堀江氏はExcalibur Almaz社のArt Dula氏らを相手取り「民間の宇宙船マーケットで起きた詐欺」として訴訟を起こした模様。訴えでは、ロシア製の宇宙船「Almaz」を利用した宇宙プログラムに投資していたが、後に宇宙船が展示以外に使えないものであることが判明したため、投資金など56億円の返還を求めているとのこと。一方、Dula氏側は「何ら不正行為は行っていない」と全面否認している。同社サイトの更新は2012年で止まっているようであり、いずれにせよ現在活動は停止状態にあるようだ。
堀江氏がこの投資をした時期はライブドア事件前の2005年頃と推測されるが、当時は宇宙ベンチャーの黎明期で、一山当てようともくろむ怪しい連中が闊歩していた時期のように思われる。SpaceXやBlue Originなど後に真面目に大成した企業もあれば、ひっそりと消えていった企業も多い。中にはやはりこうした詐欺のような事例も多かったのだろうか?
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12686788
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あるAnonymous Coward 曰く、
やや古い話題であるが、オンラインフォトアルバムの先駆けで2000年から運営されていた「PhotoHighway Japan」が今年10月13日をもってサービス停止となるそうだ。プロバイダーのホームページが10MBの容量制限の時代に無料で50MBまでの写真を公開できるとサービスとして当時は画期的であった。(FlickrやFotologが登場するよりも前でYahoo!ブリーフケースよりも多くの写真を保存できた)。タレコミ子は10年以上前に使った記憶があるが、少し寂しさを感じている。
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あるAnonymous Coward 曰く、
ブラウザの中でWindows95を起動させたり、Windows3.1のゲームができたりと話題になっているが、Chromeブラウザの中でWindowsXPを起動して3D Pinballをすることができるサイトもある。ただしWindows XPのインストールCDが必要で、インストールには多少、時間がかかる。
前述のエミュレータはDOSBoxベースだが、これはQEMUをブラウザの中で動かしているのでNT系のWindowsやLinuxでもOKです。
ブラウザの中でRaspberry Piのエミュレータもあります。なかにはIchigoJamのエミュレータを動かした人もいるようです。
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headless 曰く、
Googleは12日、今後数か月のうちにPicasaのサービスを終了すると発表した(Picasa Blogの記事、
VentureBeatの記事、
The Vergeの記事、
Neowinの記事)。
現在、Picasaウェブアルバムに保存した写真や動画はそのままGoogleフォトからアクセスできるが、タグやキャプション、コメントなどは表示できない。そのためGoogleは今後、Picasaウェブアルバムのデータにアクセス可能な場所を用意する。新しい場所ではPicasaウェブアルバムの閲覧や、ダウンロード、削除などが可能となるが、アルバムの作成や管理、編集といった作業をするにはGoogleフォトを使用する必要があるという。これらの変更は5月1日以降に開始する予定とのこと。
Picasaのデスクトップアプリケーションについては、3月15日でサポートが終了する。3月15日までにダウンロードすれば使い続けることは可能だが、アプリケーションの開発は終了し、更新が提供されることはなくなる。Googleフォトに切り替えれば、デスクトップ用のアップローダーを使用して引き続きアップロードできるとの記述があるため、アップロード機能は使用できなくなるようだが、その他の機能で使えなくなるものがあるのかどうかについては説明されていない。
このほか開発者向け情報としては、Picasa Web Album Data APIの一部が5月1日以降サポートされなくなる。APIの変更点を反映したドキュメントについては、3月に公開予定とのことだ。
Picasaは写真の整理・編集・共有ツールだが、Googleフォトのサービスが開始されたため、重複するサービスとなっていた。スラドの皆さんはPicasaを使っている/使っていただろうか。