ランダム生成された情報学論文が国際会議に受理される 86
ストーリー by Oliver
発表もランダム作成すべし 部門より
発表もランダム作成すべし 部門より
Anonymous Coward曰く、"本家のストーリより:MITの学生が「SCIgen - An Automatic CS Paper Generator」というプログラムを公開している。SCIgenとは、コンピュータサイエンスの研究論文をランダムに生成するプログラムとのこと。 Webサイト上で著者名を入力してボタンを押すだけで、数秒で生成される。試してみると、それっぽい概念図、それっぽいグラフを数点含むHTMLが生成された。興味深いことに、これによって生成したひとつの論文を「WMSCI 2005 (The 9th World Multi-Conference on Systemics, Cybernetics and Informatics)」という国際会議に投稿したところacceptされてしまったそうだ。次はこれに対抗して国際会議の名称を自動生成してはどうだろうか。"
会議の素性 (スコア:3, 興味深い)
私のところにも、(情報科学研究者でもないのに)この国際会議でセッションを組織しないか、というProf. Nagib Callaos なる人物からのメールがSPAMのように何度も来ました。金儲けが目的で組織される、学問的には権威のない学会ではないかと推測していたのですが、件の自動生成ページにも、あからさまにそう書いてありますね。その「化けの皮を剥がす」のが、このいたずらの大きな目的のようです。
主催者は金を儲ける、出席者は国際会議のセッションを組織した、ということで業績に箔をつけられる、ということで、共存共栄の仕組みになっているのかも知れません。
この組織委員に入っている日本人もずいぶんいるようですが、きちんとした方々なのでしょうか?
以下、プログラム委員の方のうち、Japan の方のリスト。
Abe, Akinori (Japan)
Akira, Tanaka (Japan)
Ebisuzaki, Toshikazu (Japan)
Fujita, Hamido (Japan)
Fukumi, Minoru (Japan)
Guo, Qinglian (Japan)
Hamid, Issam A. (Japan)
Hideo, Fujimoto (Japan)
Kamijo, Shunsuke (Japan)
Kawai, Shigeru (Japan)
Koide, Seiji (Japan)
Masaki, Murakami (Japan)
Murai, Tetsuya (Japan)
Nakashima, Hideyuki (Japan)
Ninomija, Satoki (Japan)
Nishio, Satoru (Japan)
Nobesawa, Shiho (Japan)
Ohsawa, Yukio (Japan)
Ohta, Toshizumi (Japan)
Ohyama, Yasuhiro (Japan)
Oka, Ryuichi (Japan)
Sakata, Toshio (Japan)
Shinonaga, Hideyuki (Japan)
Sommerer, Christa (Japan)
Suzuki, Naoki (Japan)
Tetsuya, Murai (Japan)
Ueda, Toshihisa (Japan)
Ueda, Mitsuyoshi (Japan)
Watanabe, Tomio (Japan)
Yamaguchi, Yoko (Japan)
Kato, Shuichi (Japan)
Venkataramanan (Japan)
以下は、招待セッションを組織されている方々。
Kato, Shuichi (Japan)
Venkataramanan (Japan)
Terasawa, Mituo (Japan)
Matsushima, Norio (Japan)
Horimoto, Katsuhisa (Japan)
Habib, Zulfiqar (Japan)
Kato, Takashi (Japan)
Matsushima, Norio (Japan)
Re:会議の素性 (スコア:2, 参考になる)
ラム委員に名前のある者ですが..(放置しておくといつまでも名前が残るようです。
多分私が死んでも、言わなきゃ名前は載り続けると思う。)
参加した当時は、大きな学会が適当に依頼をしてくるのは無い事ではないので、
面識のある内外の立派な研究グループに声をかけ、それなりのセッションを組織
できる論文を集めました。
10数人のセッションで、そのなかではまともな討論ができ、結果的にそのセッショ
ンでの発表は、自分のも含めて多くが後日査読付き欧文誌に採録されているちゃん
とした論文です。
実際に行ってみたところ、国際会議らしいレベルのセッションは少数らしく(騙さ
れた人のグループ以外は皆無?)、一般の投稿セッションでもせいぜい日本でいう
ところの修論の中間発表みたいな発表が並ぶ学会の(誰でも発表できる)全国大会
のような程度みたいに認識しまして、2回行ってやめました。
査読は形式的にはあります。一般のサブミッションは2ページのアブストラクトを
主催者があまり考えずに(それこそランダムに?)査読者に送りつけてるようです
ので、実質的には機能しません。回収率も低いと思う。無査読の大会と同等です。
招待セッションの場合は、どの程度の査読をするかはセッションを組織した人に
まかされます。主催者は何もしません。どんな電波な発表でも通そうと思えば通り
ますし、フルペーパの複数査読をして程度の高い論文だけ通そうと思えばそれも
可能です。
そんなレベルの高いセッションをここでやる意味がないので、やる人がいなくなっ
て、どんどん程度が落ちて、よけいspam勧誘がひどくなっているのでは。
それから、ちょっとオフトピですけど、国内の社団法人指定のある学会の
大会の場合は、電波な発表でも「落とせない」と言われています。
というか、社団法人の学会は査読をしないで会員なら誰でも発表できる
場を年に一回持つ義務があると聴いています。(少なくとも以前はそうだった)
大会の組織委員とかを引き受けると、たまにこれで悩まされることもありますし、
これで楽しめることもあります。
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Re:会議の素性 (スコア:1)
最初うけとったときは、本気で相手が勘違いしたと思って、「思いっきり分野違いですよ」メールを返したのに...
#ちゃんとそれに対するお返事メールもやってきました
その後送信者のアドレスを次々変えてやってきたメールが計3通(+最初の1通)。
全部差出人の名前はProf. Nagibでした。
こんなことなら、最初に返事なんて出すんじゃなかった...
Re:会議の素性 (スコア:1)
みんな同じところからかと思って読み返してみたら一応違った。
参加を呼びかけてるようなんだけど、一体どのセッションで話せと?
って感じ。(情報工学とかそーゆーのは関係ないんですが、
なぜかそんな感じの国際会議ばっかり。)
最近、多かったのは、
International Conference on Information Systems
Analysis and Synthesis
とかゆーやつです。
何かしら儲かる仕組みがあるんですかねぇ?
Kiyotan
Re:会議の素性 (スコア:1)
また、ホテルからのリベートもあるかも知れません。
SPAMにうまうまと乗せられて、"Invited Session" を主催すれば、さらに特別料金が必要かもしれません。
まあ、国際会議を運営する業者が存在するのだから、儲かるのは間違いないと思います。
Re:会議の素性 (スコア:1)
各招待セッションで査読し,審査結果と採択論文を会議のプログラム委員長に送るシステムなので,質の低いセッションと高いセッションがあるのが当然です.
これを皆さんはレベルが高いとか低いとかという基準でものを言いますが,私は,SCIのシステムは学術上の貢献が極めて高いと思います.その貢献のために,その玉石混交を敢えて狙って作られた会議だと理解しています.
いわゆる採択されにくい会議というのは従来の評価尺度に固定して点数の高い論文を通してきました.そのため,新しい発想の研究の発表がされにくくなるのは以前から問題になっていたことです.
そこで普通は,始動したばかりの研究はワークショップで採択を甘くして自由な発想の論文で発表してもらうようにしていたわけですが,あえてカンファレンスという形にし,査読も分散化させ各セッションに任せるようにした会議の一つがここで話題になっているSCIです.これによって,少なくとも下記のメリットは出ていると思います.
・各セッションが自由な査読基準で選んだ発表を受け入れることができるので,トピックによっては非常に建設的な議論になっている.
・ワークショップではなくフル日程で自由なセッションを続けられる上,ワークショップという名では渡航の難しい中国などからも参加できる.
私としては,皆さんがこの会議のレベルを低いと言っているという事実が,この会議の成功を意味しているように思います.要は「思考はもっと自由だから,既成の物差しで弾かれた人もここに集まれ!」という趣旨だと思っていますので.
少しは調べてから投稿したら? (スコア:1)
国内の研究者がすべて日本人だとでも?
挙げられている三件は、すべて国内の研究者と合致する名前のようですよ。(検索したらすぐ出てきた)
わしの面識のある研究者の名前もあります。どういう経緯で名前が出ているのかは知りませんが。
Re:少しは調べてから投稿したら? (スコア:1)
その方は、査読つき欧文学術誌に研究論文を発表していらっしゃる方でしょうか?
その会議に関わる理由はなぜなのでしょうね。
ふつうはどういう理由で関わるものですか? (スコア:1)
はい、たとえばNatureでも発表しておられます。
どうして関わっておられるのかは知りません。
というか、わしは学術の世界にいないのでよく知らないのですが、
ふつうはどういう経緯で名前を連ねるものなんですか?
Re:ふつうはどういう理由で関わるものですか? (スコア:1)
Re:少しは調べてから投稿したら? (スコア:1)
だけど、賞を乱発するということは、やはり、業績をでっち上げたい二流研究者がお得意様ということですかね。
Re:参加者!!! (スコア:1, 参考になる)
- そもそも、この会議を選んで最初に参加した理由は?
SARSが発生して他の会議がキャンセルになった。時期が適当な会議なので選んだ。悪気は無かった。今では反省している。
- 発表する人しか来ない、というのは本当でしょうか?
おそらく。
- 各セッション何人ずつぐらい参加しているのでしょう?
5~7人位だったかな?
- "Invited Session"を自分で組織するときは、余計に費用がかかりますか?
知らない。
- 各セッションに、オーガナイザー近辺の内輪の人以外も参加しているのでしょうか?(たとえば、日本人が組織したセッションに、外国の一流研究者が参加しているか)
それは当然。
- 発表の水準は高いのでしょうか?
まだ学生だからそういった評価はできない。けど低そう。
- 賞は、納得のいく方法で選出されているのでしょうか?
たぶんセッションオーガナイザが個人的に選んでる。
- 中心人物の Nagib Callos教授ってどんな人?
しらない。
- 会議そのものは、プロフェッショナルに運営されているのですか?
わからない。
- それで、査読は引き受けたのですか?(自動生成された論文だったので、結果を返さなかったとか)
無理なんで断りました。
全自動ソーカルマシン? (スコア:2, 参考になる)
社会学の雑誌に投稿し、数週間後にそれを自らデタラメだと暴露するといういたずらをしたことがありました。
「お前らはなんか難しい文章をありがたがってけどさ、
結局中身の無いものを崇めてるだけの俗物じゃん?」
ということを言うための大掛かりないたずらでした。
ソーカル事件 [tohoku.ac.jp]として記憶されているソレが今度は全自動で行えるようになったんですね。実にすばらしい。
学者と学者もどきを判別するには最適の方法であると思います。
Re:全自動ソーカルマシン? (スコア:3, 参考になる)
そもそも学会の申し込みとかって書式程度しか見ないことも多いですし.
もちろん,非常に権威があり申込者が多すぎてかなりの選別をするような
ものもありますが,例えば単一分野で100-300人程度しか集まらないような
小規模な学会(ってもこういうのが多いわけですが)だと,申し込めばほとんど
そのまま発表できますよね.
国内学会なんかでもそうですね.発表の可否は内容では基本的に判断しない,と.
#まったく違う発想による斬新な結果を排除しないという意味もありますが,
#単純にそこまで手が回らないというのもあります.
ですので,自動生成の内容で学会の申し込みが通ったからって別にねぇ.
まっとうな論文誌に通っちゃったらびっくりですが.
#そのため通常の学会発表は研究者間ではほとんど業績とみなされず,学会は
#新しいネタをチェックしたり,知人と今後の展開を相談したり,旧友に合える
#同窓会だったりといった感じになります.
#もちろん,事前審査も厳しい学会もありますが,たぶん少数派.
Re:全自動ソーカルマシン? (スコア:3, 参考になる)
ソーカルの件は、その分野できちんとした学術誌(それも名門のデューク大出版会が出してる)に投稿して、査読者によるきちんとした査読を通ってみごとに受理、発表された。
今回のは二流未満の学会で、しかも採択理由は「査読者から査読結果が期限内に送られてこなかったから、未査読論文として受理する」というもの。
同じような試みにしても質がまるで違うんだよ。ソーカルのはきちんと計画された実験だったし、ソーカルだって自身で科学論は意義のある学問だって言明してる。
今回のは大学院生によるソーカルの実験のモノマネに過ぎない。受理されたのは査読を受けなかったから。実際、同じ大学院生が出したもう一つの投稿はきちんと拒絶されている。結局内容が判明して採択された分もキャンセルされたのに、さらに悪のりしてランダムなプレゼンテーションをしたいから、誰でもいいからトークのスロットを売ってくれ、とまで言い出す始末。こうなると単なる嫌がらせだ。
もともとこの学会を選んだ動機がスパムまがいのCFPのしつこさだったらしいけど、だからと言って悪のりや嫌がらせが正当化される訳でもない。
Re:全自動ソーカルマシン? (スコア:2, 参考になる)
>査読者によるきちんとした査読を通ってみごとに受理、発表された。
については、Wikipediaのpeer reviewの項目 [wikipedia.org]より抜粋すると、
また、Sokal Affairの項目 [wikipedia.org]にも
とあり、Sokal論文は編集者のチェックは通過したがSocial Text誌でのPeer Reviewは行われていなかったのではないでしょうか。
Re:全自動ソーカルマシン? (スコア:1)
そしてモデレートも文章のキーワードから自動...(以下略)
Re:全自動ソーカルマシン? (スコア:1)
#どの辺が形式的におかしいんでしょ?
Re:全自動ソーカルマシン? (スコア:1, 興味深い)
学会に行ったことある人なら分かるけど、デンパな発表なんて普通にありますよ。空き人数に余裕がないから落とすならともかく、「あんたの内容はおかしいからダメだ」と主催者が落とすことなんてないし。査読の無い学会のアブストなんて、そんなもんですよ。
参考資料:本物の色物物理学者たち [asahi-net.or.jp]
ってか、「学会」という、たいそうな言葉に惑わされてませんか? 学会に出すのには何も資格なんて要らないんだからさ。
そうして出したアブストを、自分のペーパーで引用しまくるのが定石。
まぁ、こうした事情を知っているかいないかで、このストーリーのレスが二極化しているのが微妙にオモシロかったりする
Re:全自動ソーカルマシン? (スコア:2, 参考になる)
チューリングテスト?
Re:全自動ソーカルマシン? (スコア:1)
人とAIの思考を、質問の組み合わせで区別するのがチューリングテストだから
(だよね、間違ってたらごめん)
人とAIの思考から区別されちゃった人というのも悲しいものがあるな
--- By Hydrogen % 迷廊館のチャナ単行本化希望
Re:全自動ソーカルマシン? (スコア:2, 興味深い)
その意味でも、今回のはソーカルのと似ています。試しに生成してみたら、IPv7 という語が入っていました。わかりやすい。
Re:全自動ソーカルマシン? (スコア:2, 興味深い)
ソーカルのは、ニューエージなキーワードをうまく使うことで、笑いのツボを押さえると同時にインチキであることのわかりやすいヒントにしています。こっちも、的を微妙に外したキーワードをおそらく意図的に入れているようなんだけど、全体の構成にうまくおさまっている感じがありません。ただ、トンチンカンなキーワードが並んでいるだけに見えてしまいます。
まだ、改良の余地があるんじゃないかな。
追伸 以上は、あくまでもパロディ作品としての評価です。これを使って何をしたかについて、ソーカルとこの学生が全然違うということについては、全面的に賛同します。
ハナモゲラ(Re:全自動ソーカルマシン?) (スコア:2, 興味深い)
あの頃のマイコンは処理能力が小さかったからせいぜい出来てもハナモゲラなのがバレバレな作文程度でしたけど、最近のコンピュータは処理能力が余っていますから、このようなもっともらしい論文の体裁が取れるようになっただけのような気がするのですが(;´Д`)
Re:全自動ソーカルマシン? (スコア:1, 興味深い)
「それらしく見せる」のって結構大変そうですよね。
少なくとも今の私にはできそうにありません。
ヴォイニッチ手稿 [google.com]なんかも、「でたらめにしてはできすぎている」とか言うようですし。って、これは不適切な例かもしれませんが。
#それにしても、タレこみにある「国際会議の名称を自動生成」って
#対抗に値するような難易度のものなんだろうか。
Re:全自動ソーカルマシン? (スコア:1)
こっちは全自動逆ソーカルマシン?
コンタミは発見の母
気分はソーカル (スコア:1)
アランの気分はソーカル(爽快)ヽ(´ー`)ノ
//ちと苦しいが、ここは勇気を振り絞ってACにしない
2ch の哲学板住人待望の (スコア:0)
...と思ったらレフリーなしか。
なぁ~んだ (スコア:2, 参考になる)
「non-reviewed paper」でacceptされた
って書いてあるじゃん。
査読無しってことでしょ。
#かく言う私は(これに投稿したわけじゃないけど)18ヶ月acceptされずorz
すごいのか、だめなのかを先ずはっきりさせよう (スコア:1, 興味深い)
それとも選考の法がだめだったのでしょうか?
ちなみに、内容がトンデモでも採用については問題ないよね。
選考としては体裁が整っているとか、文章としてまとまっているように見えるかが問題なので。
Re:すごいのか、だめなのかを先ずはっきりさせよう (スコア:2, 参考になる)
内容がどんなものでも通っていたのでは?
まぁ、いたずらっぽいのは落とされると信じたいけれど、
見た目が論文ぽかったら O.K. だったんだろうなと思う。
でも、確かに見た目には論文ぽい感じは出てると思うので、
論文を作ったシステムがすごいに一票。
# 内容は読んでない。
って言うか、
って、査読者いないんなら、会議の趣旨と合わないとか言って
reject すれば良いのに。
Re:すごいのか、だめなのかを先ずはっきりさせよう (スコア:1, 参考になる)
今年は投稿数に対して査読者の数が足りないこともあって過去に参加した人に査読を依頼するメールが送られてきてる。
俺は無理だから無視したけど・・・。
一応後援にIEEEが付いてるから、ここまでひどい会議だとは思っても無かったよ。
参加された方へ (スコア:1)
コメント(#725285) の質問 [srad.jp]にお答えいただけるとうれしいです。
参加者がそんなに多いのですか。SPAMの効果が実証されたわけですね。
Re:すごいのか、だめなのかを先ずはっきりさせよう (スコア:0)
まるっきりのナンセンスだよ。
Re:すごいのか、だめなのかを先ずはっきりさせよう (スコア:1)
会議の議題として採用されたというのであればそこそこの内容は見ているでしょうが、国際会議や学会の発表などでもトンデモな発表は往々にしてありますので「すっげえ変な論文だが、新機軸の解釈である可能性は否定できない」と思われたのかもしれません。
#大学の単位取得程度の論文なら自動生成でもOKかも。教授にもよりますがほとんどチェックしてない人もいますし。「卒論はさすがに読んでるけど、ふだんは重さで見ている」と明かしてた教授もいたなあ…。
Re:すごいのか、だめなのかを先ずはっきりさせよう (スコア:1)
Ryo.Fの場合は、「卒論は十枚、修論は二十枚以上書くな」と言われました。
理論系の先生だったからなぁ。
もっとも、修士論文は二十枚を超してしまって、「ま、英文だから許す」と言うことになりましたとさ。
Re:すごいのか、だめなのかを先ずはっきりさせよう (スコア:1)
>これは論文を作ったシステムがすごかったのでしょうか?
>それとも選考の法がだめだったのでしょうか?
両方じゃないのかと脊髄反射したくなるのだが
サイト解説の訳 (スコア:1, 参考になる)
SCIgen はグラフ、図表、引用を含むランダムな計算機科学分野の論文を生成するプログラムです。論文は人間によって生成された自由構文の組み合わせより生成されます。内容の整合性よりも、生成内容の面白さに重きを置いています。
このようなプログラムの活用法として、利益確保だけが目的の、品質基準がない学術会議「もどき」への投稿用論文の生成が考えられます。SPAM を受け取ったことがある人は憶えているかもしれませんが、SCI/IIIS やその関連カンファレンスがよい例です(意味不明な WMSCI 2005 のウェブサイトなどを見てみるとよいでしょう)。こういったカンファレンス向けの論文を SCIgen で作ってやるというのはとても楽しいものです。しかも、実は、論文の1つは SCI 2005 に採択されてしまいました!詳細については Examples の項をどうぞ。
---- 以下、原文 ----
It uses a hand-written context-free grammar to form all elements of the papers. Our aim here is to maximize amusement, rather than coherence.
One useful purpose for such a program is to auto-generate submissions to "fake" conferences; that is, conferences with no quality standards, which exist only to make money. A prime example, which you may recognize from spam in your inbox, is SCI/IIIS and its dozens of co-located conferences (for example, check out the gibberish on the WMSCI 2005 website). Using SCIgen to generate submissions for conferences like this gives us pleasure to no end. In fact, one of our papers was accepted to SCI 2005! See Examples for more details.
学会といってもピンキリで・・・ (スコア:1)
Authorの欄にChairの先生の名前があったりすると、顔パス
ならぬ名前パスで通ったりするとか。さらに、できたばっかり
の学会とかで実績を作りたい場合は、ほとんど審査無いんじゃ
ないかな?
逆に、先日IBM/TOSHIBA/SONY連合がCellアーキテクチャの
プロセッサ発表した学会なんかは、非常に審査が厳しく、通っ
ただけでも非常に価値があるらしいです(半導体やっている人
間の発言)。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
言い回し生成器 (スコア:1)
うまく使えば、ワンパターンに陥りがちな英語表現にバリエーションを持たせる参考例文を出せるようにならないもんなんでしょうか?
# 未だに英語論文は苦手なので ID
Re:言い回し生成器 (スコア:2, 興味深い)
むしろ、母語で書く際にこそ、意識して言い回しを固定するよう努めるのが良いかと。つい単調になるのを避けたくなって言い回しを変えたりしますが、科学論文や技術文書は単調で良いのです。
Re:言い回し生成器 (スコア:1)
名詞だの形容詞だのの部分を適当に入れ替えているだけですので,
そんなたいした物は出来てません.
文法的にも明らかにおかしいだろうというような物も出てきますし,
完成度は低いですね.
受理もランダム (スコア:0)
Re:受理もランダム (スコア:1, おもしろおかしい)
を採用しております。皆様ご安心ください。
/.のモデレートもランダム (スコア:0)
#以下続く
Re:/.のモデレートもランダム (スコア:1)
# 古いのでVIPPERっぽくないのが残念ですが…
1を聞いて0を知れ!
Re:ちぇ~ (スコア:1)
今後の課題としては, 総理大臣をランダムに生成する機構を実装します.
Re:ちぇ~ (スコア:1)
画像はテキトーに Google してちょ。
Re:ちぇ~ (スコア:1)
いや、それはきっとコスプレ姿が頭に残ってるからですよ!
まぁ小泉君には、塾長ほどの実行力はありませんしね。
Re:自動論文を自動翻訳してアレゲを発信するテスト (スコア:1, おもしろおかしい)
デムパ・・・